「できなかったこと」にも意味がある、そう思える時がきます。(「はじめの一歩通信」より)

起業塾生インタビュー
「できなかったこと」にも、意味がある

後からそう思える時がきます

実家を改装して食と健康をテーマにした、

コミュニティカフェを開きたい。
そんな思いから実践起業塾を受講した三浦さん。
しかし実現直前の段階で、事情があり計画は棚上げに─。
それでも、サッと次の夢に踏み出した三浦さんに、
どんなときも前向きに進むヒントをうかがいました。

三浦さん
みんなの健康づくりの舞台の
「黒子」になりたい
「日本舞踊のフィットネス」NOSSのインストラクターを始めた
「実践起業塾」第9期修了生 三浦妙子さん

中国で学んだ「食と健康」は人生のテーマに

結婚後、合計10年ほど夫の赴任先の中国・天津、北京で生活していたのですが、
日本を離れたことではじめて、健康的な和食のすばらしさに気づき
ました。
一方で中国の「医食同源」の考え方も現地の先生から学ぶことができ、

それ以来「食と健康」は私にとって大切なテーマになりました。
帰国後は家族
だけでなく、もっと多くの人に伝えたいと思って、パルシステム神奈川ゆめコープの
組合員活動「食育ぱっくん隊」に参加。レシピ開発や食育講座の開催を
していました。

挫折したカフェ開店の夢 支えてくれた起業仲間

その頃、母がひとり暮らしをする実家を改築することになったのですが、
これを機に「一角をコミュニティカフェにしたい」と思うようになりました。
健康的な和食を提供して、地域の学びの場になるようにしたかったのです。
そこで開店に向けて実践起業塾を受講したのですが、最後の最後で計画を取り止めることに。
母の体調が悪くなったことで、母が50年過ごした家の
環境は変えないほうが良い、
という決断をしたんです。

必死に取り組んできて、資金繰りから運営まで綿密な「事業計画書」を作った夢でしたから
喪失感は大きかったです。
そのときにはひとりで抱え込まず、あえて人と話すことで刺激を受けるようにしていました。
実践起業塾の仲間たちと
会えば、「また私もがんばろう」と、気持ちを新たにすることができる。
何かうまく
いかないと感じるときは、自分の内と外のバランスを取るのが、
次の一歩を踏み
出すための私なりの方法かもしれませんね。

一生懸命取り組んだことなら 決してむだにはならない

そんなときに出会ったのが日本舞踊のフィットネス「NOSS」でした。
私は日本舞踊の師範でもあるのですが、それまで日舞は完全に「文化」「芸術」だと思っていました。
ところが、日舞の振りは健康づくりに役立つ、と聞いた
のですから驚きです。
幼少から取り組んできた日舞と健康がつながり、「私にできる
ことで、
多くの人の健康に役立つことができるのでは」と思うと本当にうれしく
なったのです。
こんなふうに振り返ると、いろいろ取り組んできたことが活かされ、
まっすぐ
今につながっているように聞こえるかもしれませんが、
果たせなかった夢はいろいろ
あります。
中国にいたときは1日8時間勉強するほど中国語に夢中になりましたし、

「通訳になって日中の架け橋になりたい」と真剣に考えていたんです。
当時は出産で
夢はかないませんでしたが、
今ならその経験を活かしてNOSSを中国語で紹介したい
ですね。
一度あきらめた夢であっても、一生懸命取り組んだことなら後からきっと
意味が出てくる、
そう信じています。

(『のんびる』2014年6月号“はじめの一歩通信”掲載

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