【売り切れ】旅をあきらめない『のんびる』2014年9月号

のんびる2014年9月号表紙

『のんびる』2014年9月号 
売り切れました。ご注文ありがとうございました.


のんびる2014年9月号表紙
旅先で経験する、いつもと違う時間の流れ、土地の人との会話。
環境が変わると、眠っていたさまざまな感情も目覚めていきます。
歴史学者のホイジンガは、人は「遊ぶ(動く)動物」であると言っています。
始まりがあって、終わりがあるゲーム感覚の遊び、それが旅。
人が旅に出たくなるのは、本性の自然な発露です。なにしろ楽しい。
でも、そんな旅がなかなか困難な方もいます。
旅にはバリア(障がい)も多いからです。
自分自身の障がいや病気、高齢による体力低下、
あるいは、介護が必要な家族がいるなどの理由で、
旅を諦めてしまっている方も多いようです。
そんな方々にも旅をなんとかエンジョイしてもらいたい。旅を諦めないでほしい。
そんな願いを込めて、これなら「私にもできる」というスペシャルな「旅」を探しました。
「車いすで〇〇を観光」など、日本各地でいろんなバリアフリーの旅が楽しめます。
思ってもみない人の優しさに出会えるのも、旅の恵みです。

【特集】旅をあきらめない
●「なっちゃんとの旅」写真家・河田真智子さん
島旅作家の河田真智子さんの娘、“なっちゃん”こと夏帆さんは、重たい障がいをもって生まれ、
移動には車いすが必要です。「娘と手をつないで旅をする、海を渉る」のが夢だった河田さんは、
夢をあきらめず、なっちゃんとの旅を重ねてきました。
●バリアフリーのお宿「まついだ森の家」
自身や家族に障がいがあったり、高齢だったりして“旅をあきあめる”理由になりがちなのが“お宿”
です。浅間山軽井沢に近い群馬県松井田町んみは全国でも珍しいバリアフリーペンション「まつい
だ森の家」があります。梅雨のある日、お邪魔してみると、そこには花と緑と笑い声にあふれて・・・。
●トイレがなければ、旅も始まらない
世界初の、高齢者・障がい者向け多機能トイレ情報「チェック ア トイレット」

●しいたけのある里山に遊びに行ったよ
『のんびる』と縁の深い「新宿区障害者福祉協会」と、茨城県の原木しいたけ生産者「森のめ

ぐみ」に声をかけ、障がいのある皆さんが、しいたけ産地を訪問。旅に出る側と、それを受け
入れる側。どんな喜びや気づきがあったのでしょうか。
●オーダーでバリアフリーの旅を楽しむ!
障がい者の方が希望する自分だけの旅を楽しめる。それが「日本バリアフリー観光推進機

構」が各地に設けたバリアフリーセンターの役割です。センターの1つ「東京バリアフリーツア
ーセンター」の活動をご紹介します。

【はじめる!情報】
あなたの参加できるボランティア、イベント情報をお届け。。
今回は、「旅をあきらめない」&毎日を輝かせるお出かけ・地域貢献情報です。
そんなあなたを後押しする情報がいっぱいです。
・介護にかかわる人が情報交換したりリラックスできる場「ケアラーズカフェ」ご紹介♪

・トラベルヘルパー養成講座受講生募集(東京都)
・稲刈り体験と、“水のチカラ”発見の旅!(パルシステム「産地へ行こう。」ツアー)
・ぶどう畑とワイン蔵の風景を訪ねる「大人旅」(山梨県)
・大人の女性視点でみる!ささかみの魅力(新潟県)
・青空メーケットinあさお 遊びにきてね&sy出店者募集(セカンドリーグ神奈川)
ほか

 【のんびる読者のひろば】
・自然食コミュニティレストラン「ユア・ビッグ・ファミリー」(5月号掲載)を訪ねて
・アイメイトの赤ちゃん犬見学会のお知らせ
・コミカフェを運営する仲間を探しています!(Cafeいと/東京都)
・「畑のキッチン」メニューを一緒に食べておしゃべりしよう♪(Y’sファーム/埼玉県)
・第4回「のんびるマルシェ」出店者募集!(セカンドリーグ埼玉)
ほか、読者が投稿する身近で素敵な情報が満載!

新企画【柳下久実の畑のスイーツ】
好評連載中♪農家の旬なレシピつきエッセイが、スイーツ版で登場。
暑さの残る日々のお楽しみ「ミントジュレのマチュドニア」

 
色平哲郎に医療エッセイ】
地域と医療からみる未来のかたち(第29回)

地方に残る「最期のご作法」

内山節 里山から考える】
お墓に見る「親子断絶」の形
(「老いについて」[11])

 【“はじめの一歩”通信】
野菜や果物のテーマショップで新しい「八百屋さん」をめざす!
(築地安穏朝市で青果などを出店。「ベジフルタウン」代表小池さん

【のんびるインタビュー】
「里山資本主義」という暮らしから見えてくること

地域エコノミスト/藻谷浩介さん

【知る!行動する!“支え合う”まちづくり】第3回
〝見えない格差〟がますます拡大し、職も住まいも不安定化するなか、「住まいの貧困」は

「自己責任」や「努力」では片付けられない問題に。誰もが温かく受け入れられ、暮らせる社
会にむけて、根本的な問題解決には何が必要なのでしょうか。
NPO法人自立サポートセンター・もやい稲葉さんのインタビュー、
1回目・2回目の取材に参加してくれた『のんびる』読者のお二人の対談から考えます。

【「里山ハーブ」を知って、味わう】
くらしと自然のつながり。身近な野草「里やまハーブ」をおいしく食べて実感!
今回はマツヨイグザの花をつかったゼリーをご紹介♪


『のんびる』の表紙では毎号、障がいのあるアーティストの作品をご紹介しています。

表紙「向日葵の里」  作:MASA
アートを通じて、障がい者支援を続ける「アトリエからふる」(埼玉県川口市)。
そこに集うMASAさんは、『のんびる』の表紙であなじみの作家さんで、7月号
の「障がい者アート“誌上”大展覧会」でご紹介しました。
本号をお届けするのは、まだ暑い盛り。蝉の鳴き声がききこえてきそうな作品で
小学校の夏休み、家族と三重の田舎を旅したことを思い出しました(編集部H)。

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