頼れるアニキ、つとむさんの畑でいっしょに汗を(特集「農が教えてくれた大切なこと」)

頼れるアニキ、つとむさんの畑でいっしょに汗を
JAつくば市谷田部産直部会 沼尻務さん
JAつくば谷田部 沼尻さんのネギ畑で作業中の2人
JAつくば市谷田部産直部会で、
若手生産者を束ねるリーダー的存在の沼尻さん。

沼尻さんの畑では6年ほど前から、野菜作りの担い手として、
障がいのある人たちが働いています。
見た目は少し厳つく(失礼!)、

でも、やさしいハートの頼れるアニキ、沼尻さんの想いとは・・・・・。
反対されても実家を継いで就農したこと、
障がいのある人たちに畑を任せようと思ったこと、
そしてご家族のこと。
畑でお話しをうかがいました。

畑に立つ沼尻さん
「障がい者から学ぶこと?特にないなぁ。自然な付き合いですよ。
誰がどんな障がいで、どんな病気か、そんなことは気にしない。
もう6年、うちの畑で同じことを続けている。それでいいんじゃないかな。
オレも、みんなも、いっしょに成長している気がするし」(沼尻さん)

軍手をした手の上にやさしくのせた畑の土
JAつくば市谷田部産直部会
パルシステムではおなじみの野菜の産直産地。
約70名の生産者が、化学合成農薬や化学肥料を減らした環境保全型農業を実施。
野菜の全生産者が県の「エコファーマー」認証を取得するなど、
積極的な取り組みが評価され、「全国環境保全型農業推進コンクール」で優秀賞を受賞。
次世代を担う若手生産者も数多く活躍しています。
沼尻さんをはじめ、同部会の皆さんは、
2013年6月号「農家レストランを遊ぼう」の特集にも登場!
谷田部の野菜をつかった、1日だけの谷田部レストランが開店しました。

NPO法人つくばアグリチャレンジ「ごきげんファーム」
 無農薬野菜・お米の栽培、体験農園、竹林整備のほか、
沼尻さんのような地域農家のお手伝いなどを行っている、就労継続支援B型とA型の事業所。
2011年4月、1.6ヘクタールの畑を借りて、8名の障がいのあるスタッフと事業開始。
現在は、地域の耕作放棄地などを使い、年間100品種以上の野菜を栽培。
さまざまな障がいのある80名以上のスタッフが働いています。
 取材中、草取りに精を出すみんなのかたわらで、物思いにふける1人のスタッフが。
「彼は、種を撒いたり、苗を定植したり、収穫作業のときはすごくいい仕事をするんです。
絵を描くのがとても上手で、何事にもていねいに向き合うタイプ。

鎌でざっくり草を刈るようなことが、得意じゃないんです。
以前は、『あいつなんで仕事しないんだ』みたいな周りの声もありました。
それがチームワークもできてきて、
『他の作業でがんばるから、いいか』みたいに、互いを認め合う関係ができてきましたね」
(ごきげんファーム農業指導員・涼子さん)。


この記事は2017年11月号でご紹介しています。

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