地域での活動にはさまざまな“失敗”がつきもの。
でも、ガッカリしないで!その経験が、きっと次に活かされます。
●【しまった!】“非営利団体”のNPOはお金儲けしちゃいけないの?!
Aさんは子育て支援のNPOで常勤スタッフとして働いています。共働き家庭などの幼稚園、小学校の子どもたちの学童保育が主な活動内容ですが、きめ細かな対応と良心的な価格が好評で、事業収入も前年度と比較してかなり伸びています。
ある日、友人にそんな話をしているとこんな質問が。
「NPOって非営利なんでしょ? そんなに事業収入増やしてもいいの?」
これまで収入の使い道について深く考えたことのなかったAさん。
「事業収入が増えれば、自分に払われる報酬も上がるのかしら? “非営利団体”は、一般企業と何が違うのかしら?」
●【次は大丈夫!】NPO法人の利益は「個人」にでなく「社会」に還元されます
営利団体と非営利団体の決定的な違いは「利益を分配できるかどうか?」で「儲けてよいかどうか?」ではありません。営利団体(株式会社など)は、売上げから働く人の給与を含めた経費を差し引いた利益が増えれば、出資者や従業員にそれを分配できますが、非営利団体は利益に応じて会員や従業員に分配することはできません。
ただし「利益を出してはいけない」のではなく、その利益は「社会に還元する」ために次の活動に活用されます。例えばAさんの所属する団体なら、利用者増加分の利益で、新たに設備投資したり、利用料金を下げたり、働く人の環境を整えたり、次年度の会計に繰り越したりと、活動の継続や質の向上に使われます。
※このコーナーでは、あなたの起業に関する「こんな失敗!」「こんな想定外!」を募集しています。
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