地域での活動にはさまざまな“失敗”がつきもの。
でも、ガッカリしないで!その経験が、きっと次に活かされます。
●【しまった!】NPOの仲間同士で分裂! もう活動は失敗?
Fさんは、福祉系のNPO法人を運営するメンバーのひとり。「シニア層が地域で心豊かに暮らせる支援サービスを充実させよう」を理念に、5年前に5名の仲間と立ち上げました。要介護高齢者向けホームサービスのきめ細かさが評判となり、規模を拡大してきたのですが……。 先日のミーティングで「もともと私たちが求めていたのは“元気シニア”の社会参加を促し、長寿社会を実現させることが目的だったはず。ホームサービス事業の拡大は矛盾しない?」との発言があがると、3名が賛同したのです。Fさんともうひとりは、「要介護状態に直面されている方のケアも欠かせない」という立場。結局、方向性の相違から分裂してしまいました。
●【次は大丈夫!】「後退」ではなく「発展」。 ときには発想の転換も
活動は拡大してくると、同時に仲間割れや分裂も起こり得るものです。「高齢者支援」ひとつとっても、要介護者の支援なのか、家族を応援することなのか、地域社会の再生に力点を置くのか……思いが強いだけに、活動が具体的になるとメンバー間のズレはどうしても発生します。NPOでは「事業や組織の共有化」が重要視されるので、一般企業のようにリーダーシップで議論をまとめることが難しい側面もあります。 ここは「後退」ではなく「発展」と考えてみましょう。多様な意見を新しいエネルギーの形成と見て独立させ、新しく巣立つ仲間たちを尊重しながら、「分離して協力する」「生産的な競合をする」という選択もあると思います。
※このコーナーでは、あなたの起業に関する「こんな失敗!」「こんな想定外!」を募集しています。
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