環境活動家/セヴァン・カリス=スズキさん
■「“私にできること”を続ける。それだけで、世界は変わります」
伝説のスピーチから15年、解決策は、見えていない
「オゾン層にあいた穴をどうやってふさぐのか、死んだ川にどうやってサケを呼び戻すのか、絶滅した動物をどうやって生きかえらせるのか、あなたは知らないでしょう。どうやって直すのかわからないものを、こわしつづけるのはもうやめてください」。'92年にブラジルで開催された地球サミットで、世界各国の首脳陣を前に臆することなく訴えたセヴァンさんのスピーチの一部だ。このスピーチをきっかけに、当時12歳だったセヴァンさんは、世界中から環境活動家の若者代表として招待されるようになった。
その伝説のスピーチから15年、彼女は当時と変わらない力強い声で訴え続けている。ただし、語りかける対象は、世界のリーダーたちから、市民へと変わった。