NPO法人 田んぼ 理事長/岩渕成紀さん
■「農業は“生命産業”。『田んぼの生きもの』の話が 自然に、豊かに伝えられたとき、日本の農業は変わります」
農家自身も、田んぼの土の中を 見るようになった
冬の田んぼは、乾燥した休耕地になっているところがほとんど。ところが最近、あえて冬にも田に水を張る生産者が増えつつある。その名も「ふゆみずたんぼ」(冬期湛水水田)。岩渕さんは、多様な生きものを生み育むこの「ふゆみずたんぼ」に、大きな手ごたえを感じている。2004年から参加している「田んぼの生きもの調査プロジェクト」を通じて知り合った全国の多くの農家が、並々ならぬ関心と熱意をもってこの取り組みをはじめ、その輪がどんどん広がっているからだ。