こどもの頃は、こんなに豊かに遊べたなあ、と今週の山崎礼子さんの「
こどものあそび」を読むとしみじみ思い出します。
みんな自然と集まって、おねえちゃんもちっちゃな妹もみんな揃って、大きな声で歌いながら、「かごめかごめ」とか「はないちもんめ」といった歌声が、確かにあちこちで響き渡っていたような気がします。
たまに遊びに来てくれるおばあちゃん。おかあさんよりずっと器用に2つ3つ4つとなにやら楽しげに歌いながら、お手玉を片手で軽々と操っていたっけ。
「こういう遊び歌が地方によって少しづつ違うのは、口伝えによるからでしょうね」。そうなんですね。だからこそ、同じような幼少の記憶がある人間には、なんだか懐かしく、優しい気持ちになるのかもしれません。
こんな遊びを通じて、情緒豊かな、のびのびとした人格が形成されるのでしょう。子どもの世代にも孫の世代にも、「西郷さん」の歌がずっと歌い継がれてほしいもの。
ということは、まずはこんなこども時代を過ごした大人たちが、今のこどもたちに歌い聞かせてあげなくてはいけませんね。