のんびるリポーター山本豊美さんのリポート
「天蚕に魅せられて・山梨」を読むまで、「天蚕」というものの存在すら知りませんでした。実際そんな方は多いのではないでしょうか。
山本さんは、農業や地場産業の課題を、セカンドステージ世代の参加や活用で解決できるのでは?と、県内の様々な活動を紹介されています。「ふるさとの伝統を消してはならない」と、山梨県で生産を続けている小林貞夫さんを取材した今回のリポートは、ぐっと胸に迫るものがあります。
山の中で生育する蛾の繭から作る天蚕は、自然条件に左右され、一定した量産がほぼ不可能とのこと。また、糸が強いがために、天蚕は手織りを余儀なくされるそうです。写真をみると、自然の美をつくづく思い知らされます。
効率優先で一見発展したようにみえる現代ですが、長い時間をかけ、地域で大切に育んできたものが、今、数多く存続の危機に見舞われています。これらに気づかなければ、再生すらできなくなるかもしれません。山本さんの記事がそういった気づきへの第一歩となればと願います。続編も期待しましょう。
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