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山中湖村でエコツーリズム
先週はフェアトレードとしての「農業」の話題でした。今度は山梨県の農業・地場産業をテーマとする山本さんによる「ツーリズム」の話題ですね!「エコツーリズム」とは、屋久島や白神山地を訪ねるツアーといった具体的な旅行(エコツアーといいます)を含んだ概念のようなものです。エコツーリズム憲章によれば、「自然(歴史文化)体験・学習型観光の総称」というわけです。
山中湖は、富士山北麓に位置する自然に恵まれたリゾートという印象があります。その地の自然環境調査を徹底的に行い、昨年7月にオープンした交流プラザ「きらら」も、山中湖らしい自然を大切にした取組みであることがわかります。また、自然のメッセージを人に伝える役割である、インタープリター(=通訳)が重要な存在です。NPO法人富士山自然学校の皆さんは、まさしくインタープリターなのでしょう。
農業を管轄する省庁の正式名称は農林水産業。そして観光業も立派な地場産業になりえます。そういう意味で「エコツーリズム」を、山本さんがブログで記事にされた思いを感じました。
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農作業は心の栄養〜なないろばたけ農場

農業は犯罪を減らす?−農業の精神的効果
アメリカでは刑務所に入っている人のためにコミュニティ・ガーデンを作り、囚人に農作業に参加してもらうという取り組みがなされているようです。植物を育てるというプロセスを体験して、生命について学び、自然から心の栄養ももらうという、農業を収入の手段としてだけではなく、農業によって与えられる精神的豊かさ−他の人と一緒に働く中で、自分の居場所が与えられている。心に安らぎを得られるという点が注目されているとのこと。この取り組みを始めてから、それまで、刑務所のリピーターだった人の約半数が刑務所の戻らなくなったとのこと。刑務所を出てから、このガーデンに戻る人も出てきたとのこと。ホームレスのためのガーデンの取り組みもはじまっているそうです。(カリフォルニア州で農業政策を学んでおられた方のお話しから)
このように、じかに土に触れ、植物の生命に触れることが人間に与えてくれる影響はとても大きなものがあるのですね。
「のんびる」の取材で訪れた、会員制農場「なないろばたけ農場」でも、ボランティアをされている方々が口々に農業が与えてくれる精神的な恩恵について同じことをおっしゃいました。
2007-04-05 14:15:53 この記事のURL 「身近な国際協力に参加しよう」
山梨でキューバの都市農業を学ぶ

道の駅南清里に近い住宅地にある輿水邸。豪壮な農家です。
この催しは北杜市で環境にやさしい農的ライフスタイルを追求しているボランティア団体「緑のネットワーク21」が毎年行っているもの。
今年は「ほくと未来ネットワーク」との共催で行われました。「キューバ有機農業の現場から」と題して第1部に映画「Salud!ハバナ」上映。第2部にお話と意見交換の時間ということで、知見邦彦さんの講演と参加者の意見交換が行われました。
映画「Salud!ハバナ」はキューバ都市農業レポートで、井坂泰成さんの監督・撮影・編集によるものです。

参加者25名ほど。風通しの良い古民家の座敷は寒いのですが、皆じっと座って熱心に学んでいます。
映画は、小林卓也さん、原田寛子さんという日本人の若者がキューバに出かけ、ハバナとその近郊の農業の様子を見聞し、農業を体験している様子を現地の人のインタビューも交えながら記録したものです。
日本にはあまり社会主義国キューバのことは知られていません。でも、10年ほど前から日本で農業に携わっている人々の中に「有機農業大国キューバ」に熱い視線を注ぐ人たちが増えてきました。
不肖私、リポーター山本も10年前、1999年に生協の仕事でキューバに出かけ、首都ハバナを中心に国内あちこち見聞し、特にコーヒー農園を訪問し農業者たちと交流してきました。
そのツァーの途上、首都ハバナの町の一角で、たまたま日本の農業者たちのグループとばったり出会ったことがありました。彼らは、私たちの生協で取引させていただいている、日本でも有数のパワーのある農業者たちだったので、私たちは異国の土地で、見知った顔に出会った喜びもあり、彼らにしばし合流し、日本人同士で盛り上がった時間を過ごしたのでした。
話が横道にそれましたが、そんなことで、日本の農業者がなぜキューバに熱い視線を注ぎ、何を学ぼうとしているのか、10年前のおぼろげな自分の記憶をつなぎ合わせながら、その問いの答えを今回の映画の中に、また続く講演のお話の中に見出そうと思いました。
なぜ日本人が(農業者だけでない)キューバに熱い視線を送るのか?
答え=いくつかありますが、まず、キューバは世界で1、2位を争う食料自給国であるということがあげられます。
亜熱帯で土地が痩せている。砂糖きびやタバコ栽培が主な産業で、長いことスペインやアメリカの植民地で、自国の農業で自国の人が食いつなぐなどの歴史が無かったのに、いまや世界に冠たる食料自給国になったことはスゴイ!と思われるのです。
また、50年近く大国アメリカの経済封鎖などの制裁に耐え続け、世界で独自の路線を貫いている国の強さに感動をおぼえる人もいます。
日本の農業者はキューバ農業の何を学びたいのか?
答え=いくつかあるようですが、まず、キューバでは農業者が他の職業と比較して、豊かな収入が得られるからです。
社会主義国キューバですから、どの職業についても、それほど収入に隔たりはないようですが・・・。
日本ではまず「専業農家で食っていくのは大変」というのが常識ですから。日本の農業者から見れば安定した暮らしの保証されるキューバ農業、キューバの国策に関心が行くのは当然ですね。
それと、キューバは自然農薬の研究開発の先進国であること。自然農法に関心のある人には逃せませんね。
10年前にキューバを訪問したときに現地で出会った日本のりんご生産者の方も「“ニーム”という防虫自然農薬に関心が沸いた」と言っていました。有機堆肥もキューバではミミズの糞を主に、いろいろ開発されているようです。

熱い国キューバの学習会なのに、私の寒い体は、横の部屋に燃えている囲炉裏の火を恋しがっていました。
知見邦彦さん(農林業環境問題研究会理事)のお話は、前段に上映された映画の補足説明にとどまらず「キューバとネパールで持続的農業を考える」という地球的規模のテーマでのお話でした。
お話の中で何回も出てきた言葉は「オルガノポ二コ」。
キューバの都市農業では、土が雨などで流れてしまわないように、板やスレートなどで囲った畑を作ります。日本でも自宅ベランダや庭に魚屋さんからもらってきた発泡スチロールの四角い箱を置いてそこに土を入れて野菜や花を栽培している光景を良く見かけますね。それをもっと大きな規模にしたものと考えればいいでしょう。
「オルガノポニコ」はこれから、日本でも定年後、趣味で農業をしたいとお考えの方に参考になるキーワードかもしれません。

輿水邸の土間から上がりはなにある浴室。レトロな外装に私はうっとり。「何でこんな上がりはなに浴室を作ったのか不思議でねえ・・・」とは、現当主輿水順彦(こしみず よしひこ)さんの話。
参加者の意見交換の時間には、高根町で農業を営んでいる生産者何人かが発言しました。
日本の「有機認証制度」の問題点・・・日本農業の実態との乖離・・・など、厳しい現場からの声が聞こえてきます。
自分と同じ時期に、農業への志をもってはじめた農業者仲間が、「農では食べていけない」と次々離農していく姿を見てきたという農業者の発言もありました。
でも、最後に司会の角野さん(高根町の農業者)が〆た言葉が印象的でした。「農業で食っていくのはギリギリだ。だけど、自分の体、家族の体を守るために、『日本の土に変なもの(化学農薬など)は入れられない!』という思いで作っている」「日本の土で作る事に意味があるんだ!」という言葉!
素晴らしい農業者です!熱い感動に満たされて高根町をあとにしました。(山本豊美)
2007-04-03 20:46:26 この記事のURL 「農業・地場産業の助っ人になろう!From山梨」
CSA農業〜フェアなトレード
農産物は元来、気候や土壌などに大きく生産量が左右されるものです。現在の日本の消費者優位なシステムの中で、生産者−消費者間の”フェア”な(=公正な)”トレード”(取引)がいかに困難なことかおわかりになるでしょうか。昨今印象に残った出来事としては大根、白菜の生産過剰による廃棄問題などをあげることができます。
鈴木さんは「フェアトレード」をテーマにブログを展開していますが、その1つとして、CSA農業の可能性についてシリーズで伝えてくださっています。CSAとは、Community Supported Agriculture (=地域コミュニティが支える農業)の略です。また、CSAについては、平成11年版環境白書中で紹介されている他、日本の「産直運動」がモデルともいわれています。
真に安全・安心な食物を得るには、私たちがその現場を体験できることが近道のようです。CSAについての知識を深め、実践へのノウハウを学んでみてはいかがでしょうか。
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CSA農業〜フェアなトレード

〜安全な食物は金持ちの口だけに入る?〜
質の良いものが、お金のある人にしか手に入らないのは、農産物に限ったことではないのですが、農産物の場合は人の健康に関わることですから、食物の安全にお金を使えるかどうかではなく、誰でも安全な食物を取り入れたいですよね。
特に農産物の場合、農家の方にとっても、質の良い農産物を作っても、価格の面で競争に勝てないため、一般的には、労力とは割に合わない、アンフェアなトレードで我慢を余儀なくされています。
農作業に参加しながら質の良い野菜を手にいれるというフェアなトレードをめざすリアルCSAシステムにおいても、実際に農作業に参加できるのは、働かなくてもよい方、経済的に余裕のある方だけ。フルタイムで働いている方には無理、ということになりかねません。それは、「安全な食物は金持ちの口にだけはいるの?」と言われることと矛盾しなくなってしまいます。でもそれは、ちょっと違います。
アメリカ、カリフォルニア州のCSAの場合、この問題に関しては、会員の方が何かの都合で引き取れない野菜があると、教会(たぶんキリスト教)を通して、ホームレスの人々に回わされたり、経済的に貧しい地域の人々へ配られるといったシステムになっているとのことです。(1月の国際地産地消会議でのアメリカCSA協会会長のお話から)
また、CSA会議では、有機が金持ちのだけのものという意識を変えるために、CSAを広めようという考え方があり、収入の低い人には安く売り、お金のない人には作業をしてもらって対価として農産物を与えるという方法を広めているとのことです。(カリフォルニア州でCSAを学んで来られた人のお話から)
2007-03-27 12:26:59 この記事のURL 「身近な国際協力に参加しよう」
フェアトレード〜スローフード〜CSAシステム
ただでさえ、農業が3Kと(汚い、きつい、危険)と敬遠され、そのうえ、外国産の安い産物と競争していかなければならないのであれば、農業後継者もいなくなります。そんな中で「安全な野菜を手頃な価格で手にいれたい」と消費者が訴えるのは、何かわがままのようでもあります。
私たち消費者が本当に安全な食物、自分でそれを確信することができる農産物を手に入れることができたらどんなにか良いでしょう・・・昔は、慣行農業が有機農業でしたから、手にはいる野菜に対してそれほど疑うこともありませんでした。しかし現在は、本当に信頼できる野菜を手に入れるには、自分で探すよりないのでしょうか? 自分で作るしかないのでしょうか? 本当にちゃんとした農産物を手に入れたいと探している人と、ちゃんとした作物をつくりたい人が直接結ばれたら・・・
〜フェアトレードとCSAシステム〜
ヨーロッパ、アメリカでも農家の事情は同じです。そこで導入されたのが、CSA方式という会員制のシステムです。CSAシステムは、もともと日本の「提携」が海外にわたり、逆輸入の形で入ってきたものです。CSAは様々な形に発展していますが、本来のCSAとは、その名の通り、Community Supported Agriculture (地域コミュニティが支える農業)であり、単に地域の消費者が安全な農産物を手に入れるために農業を支えるというだけではなく、有機農業を中心に、地域の中にコミュニティを再生する、地域、そして社会のエコロジー化を促すという大きな意味も持つ運動です。
日本では、まだ個人の農家がこの方式を取り入れているのは僅かですが、アメリカでは着実に広がり、地域に定着しています。たとえばこちらのハーベストというサイトでは、地域を定めてどんどんクリックしていくと、どこの農場がCSA方式をとっている農場か一目にわかり、会員になるための情報も簡単に知ることができます。
生協の産直運動もCSAの発展型です。どこかフェアトレード運動と共通しているところが有りますよね。日本でも「スローフード」を推進するためにフェアトレードの考え方を取り入れ、CSAシステムを紹介している取り組みが始まっています。この3つの言葉をキーワードに検索すると、いくつか取り組みがなされていることが分かります。
2007-03-21 08:04:50 この記事のURL 「身近な国際協力に参加しよう」
伝統業の人のこぼれ話
漆(ウルシ)にかぶれた時どうする?
先人から教わった対処法としては
1、海の塩を風呂に入れ、その湯に2回〜3回(2日〜3日ということ)浸る。
2、沢蟹を捕まえてつぶし、その汁をカブレタ患部に塗る。
というものだそうです。
「海の塩」と聞いて思いだしたのは次の話。
知人で皮膚に痒みの出るアレルギー症状に悩まされている人が言っていました。「夏は必ず1回は海水浴に行くことにしている。そうしないと冬、皮膚の痒さがひどくなるから」と。これもウルシのかぶれに利く「海の塩」の効能と共通するものがあるのかもしれませんね。

写真は山本所有の海水を原料にした塩です。
「沢蟹をつぶして、その汁を塗る」については、簡単に沢蟹を捕まえられる環境にいないと出来ませんね。が、ウルシにかぶれるということは、山に入ってたまたまウルシの木に触ってしまったりした時の場合が多いから、そんな時には近くの渓流に行ってみて、沢蟹を見つけたら試して見る、という風に覚えておきましょう。

写真は、山本所有の沢蟹の剥製。3ヶ月ほど前の宴会料理に出された沢蟹の姿焼きを持ち帰って飾っておいたもの。スケッチしようかな・・・と思って。なんか捨てがたくてね・・・。
漆は何代にもわたって伝わる。
ちなみに、荒川さんは、コープやまなしの組合員さんたちと、イチゴの生産者としての顔だけでなく、漆工芸の作家としての顔でも交流したいと思っているのです。組合員さんの親子向けに、漆ぬりのお箸作り教室でもひらきたいなあ・・・とか。「漆の器って代々続いていくモノなのですよ」と荒川さん。「お母さんが使っていたお椀を、お母さんが亡くなって、思い出に飾っておきたい、あるいは、自分が受け継いで使いたい、といった気持ちの時、漆職人さんの所に持って行ってください。塗りなおしてくれます。そうするとその器がまた美しくよみがえるのです」と目を輝かせておっしゃいました。

写真は漆塗りの菓子鉢(これは荒川さんの作ではありません。山本所有のものです)
荒川さんの漆工房にも今度お邪魔してみようと思います。そのときをお楽しみに。(山本豊美)
2007-03-20 05:01:42 この記事のURL 「農業・地場産業の助っ人になろう!From山梨」
フェアトレードとスローフード

フェアトレード商品は、最近では、「ロハス」と結びつき、自然素材でできた服や小物、アクセサリーなどがファッションとなり、「オシャレ」な商品になっています。しかし、フェアトレードは、服飾だけではなく、農産物もあります。このブログでも取り上げている、コーヒー、バナナ、チョコレート、ドライフルーツ、砂糖、オリーブオイルなどがあり、ご存知の方も多いと思いますが、これらのフェアトレードの農産物を食べることは、残念ながら「おしゃれ」にはなっていないようです。
ところで、「国内でのフェアトレード」というと、 聞いたことがないとおっしゃる方が大部分ですよね。でもフェアトレードの考え方で、日本のこれからの「食」文化を考えていこうという取り組みが始まっています。
〜あらためてフェアトレードとは〜
フェアトレードとは文字通り、公正な取引のことで、発展途上国の貧困な生産者の自立を支援するために、市場価格の変動によらず、最低水準以上の価格で長期にわたり、持続的に買い上げることを保証する民間貿易のことです。これは通常の貿易で中間に入る業者を省き、海外先進国のNGOが現地の支援組織と協力して製品、作物を買い上げます。これは買い上げる側が支援する側、生産者が支援される側といった支援の仕方とは異なり、海外NGO、現地の支援組織と生産者がお互いの自立を支え合う関係での支援です。1940年代、アメリカのNGO活動から始まりました。
フェアトレードは、また、消費者側から見ると、真に価値のある商品を手に入る手段であることを意味します。産地の様子や、取り組みの理念、生産方法などが、消費者に詳しく伝えられ、「顔の見える貿易」であるとも言われています。フェアトレード商品を買うことは、寄付ではなく、農産物に関しては、安全な食品であることが保証されている食品を手に入れるということ、生産者の生活向上に何らかの役にたつということ、フェアトレード商品を買うことで、児童労働などを含む劣悪な環境で労働に従事させている企業に対し、ささやかながら不買の意志を示すことにもなります。
2007-03-15 15:20:45 この記事のURL 「身近な国際協力に参加しよう」
山梨のいちご

その後イチゴのロールケーキを作って試食しました。イチゴの香り漂う中、荒川さんととてもスウィートな時間を持つことができ、参加者みんなしあわせムード。
荒川さんは東京出身。

山梨県に転居してきて漆職人として働く傍ら、ある日、わが子がイチゴを食べるときの幸せそうな顔を見て「安心安全で美味しいイチゴを作ってやろう」と決心!試行錯誤で、イチゴ栽培に取り組み6年経ちました。
コープやまなし組合員の粕川さんとの出会いが、コープやまなしを通してイチゴを産直販売するようになったきっかけでした。たまたま荒川さんのイチゴを食べた粕川さんはその美味しさに感動して、仲間に教えました。そうして荒川さんのイチゴファンは増えて行き、生協コープやまなしで取り扱いを求める声につながったのです。

写真右が粕川さん。
「最近山梨のイチゴ狩りに大勢来るけど何で山梨なの?」という質問に、
「生産者がうまく輪になったから」と荒川さん。生産者有志が連携して、大勢のイチゴ狩り客に対応出来る体制を作ったからだといいます。

ちなみに荒川さんの農園ではイチゴ狩りをしていません。イチゴ狩り客に対応するためには「アキヒメ」という品種が広さにして1反歩以上栽培されていないとダメ。荒川さんの所では、今900坪で、半分は「トチオトメ」という品種を栽培しているからだそうです。

さて、イチゴの試食。
<イチゴの美味しい食べ方>
その一、買ってきたら平温で保管。食べる1時間前に冷蔵庫で冷やす。
その二、イチゴについているヘタ(葉っぱ)を取ったら、そちらから口に入れる。イチゴは先端に甘味が凝縮しているので、甘くないヘタから食べると最後に甘味を味わえてグー!
イチゴの品種。一見しただけでわかる人は少ないでしょう。

写真のイチゴたち。ヘタを上に向けている3個とも「アキヒメ」です。
ヘタを下にしている3個のうち、右2個が「トヨヒメ」で、左のが「トチオトメ」です。味は・・・どれも美味しいとしか・・・私には・・・。

イチゴ苗もプランターに入れて持ってきて展示してくれました。最近、水耕栽培とか、イチゴ狩りをしやすくするため高い場所にイチゴ苗を並べて育てているなどの農法があります。が、「なるべく土に近く、地べたで育ててやるのがイチゴにとってはうれしいのではないかなあ・・・」と荒川さんは言います。
質疑応答の後、イチゴのロールケーキ作りに挑戦。

スポンジも上手に焼けています。
後は生クリームにイチゴを入れてスポンジで巻くだけ!出来上がりました。

思わず笑顔こぼれる試食タイム。

荒川さんは学習会の終わりに、「この地球温暖化が一番身に応えているのは農業者です」と真剣な顔で訴えました。
果物や野菜の生育に異変が生じている。生産者は収穫した野菜等を売って生計を立てている。その野菜等が、気候の変動によって作れなくなってしまう。
地球温暖化をすぐには食い止められなくても、皆で力を合わせれば、足踏み状態にとどめ置くことは出来るかも知れない。
「どうか、そんなことも念頭において、私たち生産者を見守ってください」とお願いしました。
組合員の皆さん、しっかりうなづいてましたよ。生産者の思いは届くでしょう。
イチゴ狩りはやっていない荒川さんですが、サクランボ農園の方ではサクランボ狩りok とのこと。サクランボの時期(5月後半)には、是非山梨へ。
ちなみに荒川さんの農園に問い合わせるには、まず、コープやまなしへ電話してからにしてね。お問い合わせ先:055−243−6340コープやまなし組合員活動事務局まで。
(山本豊美)
2007-03-12 00:01:42 この記事のURL 「農業・地場産業の助っ人になろう!From山梨」
山梨で農林業の今を見る
まずは山梨県東部から
小菅村NPO法人自然文化誌研究会
小菅村エコセラピー研究所
北都留森林組合
大月森つくり会
ここはまだホームページやブログは出来ていません。桂川・相模川流域協議会の活動と連動しているところがありますので、そちらを参照に。
桂川・相模川流域協議会
山梨県中央部には
サラダボウル
山梨県北西部には
えがおつなげて
緑のネットワーク
などがあります。(山本豊美)
2007-03-05 20:30:38 この記事のURL 「農業・地場産業の助っ人になろう!From山梨」
続・山梨県で一番賑わうお祭り
前回、この市場の賑わいは山梨県内では例を見ないほどのものだと申しました。なぜそんなに魅力のある市場なのか・・・?・・・食べ物の出店を除いた出店で、売られているものの値段がほとんど書かれていません。そこが魅力の一つであると思います。値段は売り手と買い手の交渉で決まるのです。これは近年珍しいことです。私が見て歩いている間にも、そこここで、値段をめぐって熱い攻防戦が展開されていました。失われたコミュニケーションが活発に展開されていく。それが面白いのです。
売り場を離れたところでは、慣れた顔の地元の人らしい男性2人がうっすら笑顔で「ほとんどが、明日、午後に買うのだよ」とひそひそ話してはうなづき合っている場面も見られました。
一日目は見て歩いて、「これ」と思うものにめぼしをつけておく。2日目の店じまい直前に買い叩いて安く買おうというわけなのかな・・・。ですから、2日間で「15万人の人出がある」と言っても、内実は2日目もほぼ同じ客が来ているので、半分の7万5千人の人出があるといった方が正しいかも・・・。木のちゃぶ台が売られていました。

千葉県の業者が出店していました。思わず見惚れて立ち止まる人が続出の美しいちゃぶ台達。トチの木で出来ている38万円のか、花梨材の38万円のか、わたしはどちらも良いなあと迷いました。(お金無い為、買うと想像するのだけですが・・・)。私が南アルプス市近くに住んでいたなら、翌日も出てきて、市場の閉まる頃になっていくらに値段を下げるのか、はたまた下げないのか、観察したいと思いましたが、何しろ遠くなので、それが出来ず残念。

十日市の「市神」の安養寺も大変な参詣者が。

安養寺境内には「十日市」のいわれを書いた立て札が立っていました、その前でもだるま市が。
昔はこの時期の十日市では春に向けて農耕具を売ったそうです。でも今は農耕具はわずかです。どちらかというと、出店の通りを一歩外れた農家の庭先などに並べて農具や生活用品が売られていました。

暖かい冬。

農家の庭先の梅は早くも満開です。

歩きつかれて、道端に座って一休みする家族の姿も。十日市は家族で楽しめる市場でした。
今回のリポートで興味をもたれた方、7月の十日市には行かれると良いですね。(山本豊美)
2007-02-13 06:54:04 この記事のURL 「農業・地場産業の助っ人になろう!From山梨」
山梨県で一番賑わうお祭り

車を駐車場に入れて、さあ歩こう。
人出がすごい。前日の新聞に「2月10日と11日の2日間に行われる十日市の人出は約15万人と予想されている」とありました。山梨県の人口が約88万人。人口の約6分の一が南アルプス市に集合ですか(?!)もちろん他県からもおいでになる人はいるでしょうけれど・・・。今まで山梨のいろんなイベントを覗いてきましたがそんなに多くの人を集めたイベントは見たことがありませんでした。
出店は5百軒ほど。続く続く・・・。大判焼き、たこ焼き、焼き蕎麦、焼き栗、焼きイカ、金魚すくい、果物に糖蜜をかけた飴売り、七味唐辛子、甘納豆などの出店の定番にシシカバブ、トッポッキなどのニューフェース(私にとってはこうした異国の食べ物の出店を見るのは初めて)もあり、それが延々と・・・。
こんなに店が出て大丈夫なのかと心配しましたが、昼時には人の波が、思い思いの出店の前で立ち止まっている。・・・大丈夫なのでした。

車道をはさんで、向こうにも市の通りは続きます。確かに5百軒はありそうな出店たち。

十日市の歴史は古く500年ぐらい昔からあるのだそうな。昔は年に6回開かれていたそうですが、今は年に2回。2月と7月に開催。
2月の十日市は春に向けて農耕具を、7月の十日市は盆の準備や木工製品を売っていたそうです。
私は今回、地元の山の木で作られた、農耕具・木工製品などに興味がありました。

しかし、行けども行けども業者の出店ばかり。と、ありましたありました「うす」と「杵」が。そば打ちの台とか「こね鉢」なども。

出店の通りから1歩裏に入った民家の庭先で売られていました。

値札はついていません。売り手と交渉です。この十日市のお客の楽しみは、この「交渉」の末の、「良いものを納得の値段で手に入れた」実感にあるようです。植木市も、縁起物のだるま市も賑わっていました。

植木市では春の花が咲き競っていました。

梅の盆栽も満開。

縁起物のだるまも10軒以上出てました。でも「甲州だるま」と書かれただるまを売っている店は1軒だったなあ。

甲州だるまは他のだるまとひげや眉の描き方が違うのですね。上は我が家にやってきた甲州だるま。も一つ上の写真の、出店で売られていた一般のだるまと比べてみてください。私は、出店で並んでいた中では一番小さいサイズを買いました(1200円)。まだ目は入れられていません。
市場通り中ほどを入った安養寺は、「十日市の市神さま」ということで、人の波はここのお参りにも押し寄せています。行きかう人がお互い挨拶しあっているのを聞いて、集まってきた人はほとんど市内とその近郊から、一家総出でやってきているのだなあと思いました。11日の午後、市場が終わり近くなると、売り手、買い手の交渉も一層熱を帯びていることでしょう。(山本豊美)
2007-02-11 05:31:24 この記事のURL 「農業・地場産業の助っ人になろう!From山梨」
暖冬〜2月の山梨に春を見る〜
1週間ほどの足の不自由暮らしを経験して、歩けるありがたさをしみじみ感じています。これからは野に山に縦横歩き回るライフスタイルに変えよう!と決心。ひとまず「春を見つける旅」に出ました。といっても、まだ足が心もとないですから、家の近所をぶらついただけです。では一緒に春を見て回りましょう。お話しながら・・・。

ところは、山梨県上野原市。家を出て最初に出会った春はレンギョウの花でした。3分咲きといったところ。
ここのところ暖かく、過ごしやすくはあるけれど、ニュースを見ていると「いいんだろうか、こんなことで・・・」と心配。「降雪量が少ない」と「夏の渇水」を想像し、ついでに農作物に与える影響を心配してしまう。
家の中にいて新聞やテレビでニュースを見ていると、「世界の大豆の輸出入の動向が変わる」とか・・・。いえこれは、温暖化に関係なくて、世界中のいくつかの国でバイオ燃料にするため、作付けを大豆からトウモロコシに変えたとか、そういった理由だそうです。輸入大豆で製品を作っている日本のメーカーさんが困った顔で映っていました。日本に大豆が入ってくるのが少なくなるから、というので。
このところ「納豆」に関する偽情報のテレビ番組にまつわる騒ぎがあつたりで、納豆メーカーは大変だったな・・・と思っていたら、違う角度から、納豆メーカーだけでなく、大豆製品のメーカーが苦労しなけりゃならない羽目に・・・。
でも世界的に見ると、バイオ燃料の推進で、皆、自国でエネルギーを生産しようとするのは良いことなのだと思います。大局的に見て、地球温暖化を食い止めるためのエネルギー政策になるのだから。当面大豆製品メーカーさんには痛いですけれど。
さて次に出会ったのがネコヤナギ。思わずなでてみたいビロードの産毛ですね。

桜の花です。

でもこの桜の木は12月にも花をつけていたのを見ました。つまり寒ザクラという種類なのでしょうか。
外に出てみれば、「こんな暖冬では、困った」な顔をしている人には会いません。陽のあたる道をゆったり散歩している人たちが目に付きます。目が合って挨拶するときはついにっこりして「いい陽気ですねえ」の言葉も出てしまいます。
タンポポも咲いています。

ニュースによれば、「1月中からタンポポの花が咲いている」と日本のあちこちから声が届けられたそうで・・・。
家の中でニュースに向き合っていると、おろおろしてくるのです。地球温暖化現象と、実際のここ数日の陽気に。「異変が起こっているゥ」と。
・・・でも外に出ると、早くも春の到来を告げる花や木々たち。可愛い新芽たち。私までなんだか若返るような春の芽吹きに触れました。暖かいのは体が歓迎してしまう。しかし、やっぱり頭の中では怖くなる。う〜んどうしたものやら・・・。
最後に、暖冬のせいでこんなこともあった、という新聞記事を紹介させて。
2月4日付け朝日新聞。生活面。「家庭菜園 涙の豊作防げ!」という大見出し。
「この暖冬で、家庭菜園の野菜が取れすぎて困った人が多いようです」から始まっています。「収穫はうれしくても『ご近所に配ってもまだ余る』と戸惑う家庭も多かったのではないでしょうか。全国で15万世帯が市民農園を利用する時代。・・・」
・・・ほ〜お、市民農園で野菜作っている家が15万世帯もあったなんて知らなかったです。
記事は「作付けを計画的にしたり、貯蔵方法を工夫したりして、防ごう」という結びになっていました。確かに。貯蔵方法はいくらでも工夫の余地ありそう。市民農園の利用者さん、頑張って!
それにしても、暖冬、いろいろなところに影響が出ているのでありました。最後にバラの花の3分咲きを見つけて、春を見つける散歩を切り上げて帰りました。

お散歩のお付き合いありがとう。
(山本豊美)
2007-02-05 00:01:28 この記事のURL 「農業・地場産業の助っ人になろう!From山梨」
山梨の北西部の歴史を知る

写真は内海美佳さんです。
12月16日に迎春飾りを作るイベントで、子供たちのお姉さんのように熱心に指導されていた内海さんですが、普段はここの学芸員として来館者の対応や文化財の保存、PR活動などに携わっておられます。
私が訪問したこの日、ここで午前中、「お神楽チャレンジ教室」がありました。訪問時刻とズレたため、今回はお伝え出来ませんが、4月の各地域での例大祭で舞いを披露する本番に向け、あと数回の練習が予定されています。伝統の舞を受け継ぐため一生懸命に練習を積む子供たちの姿を、後日お伝えしたいと思います。
内海さんにお話を伺って、「NPО茅ヶ岳歴史文化研究所」の子供向け活動が幅広いことに驚きました。主に参加する子供たちは明野(あけの)小学校に通っている明野地区の子供たちだといいますが、未来を開いていく子供たちに、明野の歴史や豊かな文化を受け継いでもらおうと、地域の人々の熱意が盛り込まれた結果、これだけのたくさんの活動メニューになったのだなと思いました。
以下ざっと並べますと、
・茶道教室
・山梨の方言を学ぼう!
・昔の遊びを体験しよう。
・遺跡のお仕事体験
・畑で種まき!
・美味しい野菜を育てよう。
・野菜収穫体験。
・ほうとう(山梨のと名物料理)つくり
・ミニチュア土器作り
・縄文人に変身だ!オリジナルTシャツ作り
・藁ぞうりつくり
・お正月飾りつくり
・囲碁教室
・食いしん坊隊
・お神楽チャレンジ教室
などなど。多いでしょう?!
これでは子供達の活動をサポートする大人も大勢必要になりますね。「かやぶん」ではボランティアで子供達の活動をサポートしてくれる大人を求めています。
ここでちょっと息抜き。「北杜市埋蔵文化財センター」の収蔵品の一部を紹介しますね。縄文土器です。土器の形や文様に、縄文人の力強さを感じませんか?



一番下の写真は、縄文時代の住居に、土器がどのように置かれていたかを再現したものです。獣の皮などを屋根に張って雨露をしのいだテントみたいな3角錐の住居の真ん中につぼが置かれています。その周りに家族が座っていた。つぼの中には栗の実やトチの実を入れていたみたいです。
明野小学校も連携して、先生方も「かやぶん」の活動に子供たちの参加を誘ってくれているとか。囲碁教室などは参加する子供とそのお父さんが一緒に通ってくるとか・・・。いいですねえ。
学校と地域と家庭が連携して豊かな子育て環境を保持していく!
尚、子供達に人気があるイベントは、古代の食を作って食べる「食いしん坊隊」とか、「縄文人に変身だ!」のTシャツ作り、そしてミニチュア土器作りだそうです。
「お正月飾りを作ろう!」に参加したお子さんが、「お神楽チャレンジ教室」にも参加しているなど、年間を通して、いくつものイベントに参加できるのは、子供たちに生活リズムを湧かせますね。
内海さんにお話を伺った「北杜市埋蔵文化財センター」の館の窓から、雪の化粧をした南アルプスと、その下に3重4重にも連なる山々が見えました。こんな景色の良いところで、日当たりの良い広い土地で、豊かな文化伝承の環境に育つ子供たちがうらやましい。日本全国各地の村々が、こうであれば素敵だなあ。(山本豊美)
2007-01-21 22:11:24 この記事のURL 「農業・地場産業の助っ人になろう!From山梨」
全国田舎暮らしガイド
「一葉」とは、いわずと知れた樋口一葉のことです。「たけくらべ」や「にごりえ」の作者として有名。また最近では5000円札の顔にもなりました。
24歳の若さでこの世を去った薄倖の女性として知られ、一葉の生涯を扱った戯曲・文学も多々ありますね。
その樋口一葉の両親が塩山の出身なのです。一葉自身は塩山を一度も訪れたことはないそうですけれど。でも、一葉の作品にはしばしば塩山の地名や風情が登場しているそうで、きっと彼女の両親が故郷の話をよく語って聞かせていたのでしょうね。
・・・で、「一葉やさい文学園」です。「一葉農園」にしてもおかしくないところを「一葉やさい文学園」とは!ひねりましたね。盛り込みましたね、塩山市は。
なんかそこで農業やると、知的な労働になりそう。そういえば、以前農業者を取材したとき、その農業者が「農業は実は大変知的な仕事なのですよ」とおっしゃった。その言葉を思い出しました。してみると、「一葉やさい文学園」とは物事の真髄を表した言葉なのだ、とうなづく私です。
この市民農園の利用者募集は1月31日が締め切りなので、慌てて私のブログでも紹介する気になりました。塩山市を全く初めての方、是非塩山観光協会のホームページをご覧になってください。観光案内も充実しています。今はイチゴ狩りがおすすめだそうです。
なおそこで特筆。塩山市にあるイチゴ狩り園は車椅子やベビーカーの対応可だそうです!「もっと楽しむためのバリアフリーとは!」ブログ担当の徳重リポーターに教えてあげたい!
まあ、農園の名前にしても、観光地にしても、なんでも、ちょっと他と違う個性を出すってことが大事ですよね。全国田舎暮らしガイドを見ていると、どこも、工夫して『わが町・村にいらっしゃい!』と呼びかけている必死の思いを感じ、団塊の世代の人たちには「全国の田舎に平均的に散らばっていただきたいなあ」なんて思ってしまうのですけれどもね。地域の自治体の人たちの努力、報われますように!(山本豊美)
2007-01-20 02:13:20 この記事のURL 「農業・地場産業の助っ人になろう!From山梨」
瑞穂の国だから

お正月も過ぎました。今年のお正月の初詣はどこに行きましたか?私は実家から歩いて20分の神社に出かけました。諏訪大社です。今年は鳥居の注連縄に興味を持ってじっくり見てきました。上の写真。
稲の茎、藁(わら)で出来ているのですよね。それにお賽銭箱の向こうの本殿にささげられているお神酒の樽。俵型です。あっ、もしかしたら米俵だったのかな、お酒にする前の。俵をわからない人、大黒様と恵比寿様の像を思い浮かべてね。大黒様が乗っかっている米俵3つ。アレが本殿にあったのです。
「ああ、こめこめこめ!」と心中つぶやきました。何でも米!稲がないとうまれない!藁(わら)も、お酒も。日本の神社は米つくりの風土と歴史から切り離しては考えられないのです。
参拝ついでに諏訪大社の宝物館を拝観しましたが、期待したほどには、稲作にまつわる宝物が無かったので、それにはがっかり。
さて本年、年頭より「農業、地場産業の助っ人になろう」視点でモノを見ていると、地域文化も今までと違って見えてきました。
山梨県上野原市秋山に「無生野の大念仏」という地域行事があります。県下でもこうした念仏踊り・伝統行事が残っているのは珍しいのです。それが行われるのは「旧暦1月16日」。「旧暦」って?今まで見過ごしてきた言葉の前に立ち止まりました。今の暦で言うといつになるのだろう。
調べてみると3月5日のことらしいです。
そういう時、新暦と旧暦を併記したカレンダーがあればいいな。富山和子さんの作る「日本の米カレンダー(旧暦入り)」というカレンダーがあるそうです。
あいにくと私は富山和子さんの、旧暦入りでない方のカレンダーを手に入れてしまった後でした。
旧暦って、日本の農事暦と同様なものだったのかな。暦について、今後農事の記事と絡めて何かとご紹介することになるかと思います、よろしく。
念仏踊りは神道でな無くて仏教と関係があるものですが、こちらも祭り紹介のホームページの写真を見ると、大きな注連縄が舞台を飾っています。祭りに注連縄は欠かせないのです!
おしまいに金子八幡神宮の注連縄の写真です。よかったら一緒にウェブ上で参拝を!
<稲作頑張れ!日本の農業復興頑張れ!
(山本豊美)
2007-01-07 17:36:13 この記事のURL 「農業・地場産業の助っ人になろう!From山梨」
山梨の森作り

「大月森つくり会」では間伐材の商品化を推進しています。写真は、笹子・森のラウンジ「大きな桐の木の下で」のログハウスの軒下に積んであった薪。売り物です。値段は聞きそびれました。自分が薪ストーブを持たないもので・・・。リポーターとして失格ですね。
薪の欲しい方、そしてベンチや椅子・コンポストなどの商品のお問い合わせは「大月森つくり会」事務局 山崎さんまで
電話番号0554−22−1406
(近いうちホームページもつくるとのこと)
森のラウンジ「大きな桐の木の下で」は笹子の森の木を使って建てた小屋と、デッキがあります。デッキは見晴らしがよく、周囲に桜の木が植わっています。4月にはここでお花見会をするそうです。美味しい水を使ってのお茶会も計画されていました。
森のラウンジの庭では、シイタケやナメタケなどのきのこが栽培されていました。秋には紅葉を眺めながらきのこ汁パーティーなども素敵です。
「大月森つくり会」は一緒に活動できる仲間を募集中です。月に2回のペースで里山の再生に関連したいろいろな活動をしています。参加してみたい方は、上記、事務局山崎さんまでご連絡を。
12月24日に取材した「大月森つくり会」を5回に分けてお伝えしました。最後に、この笹子に関する情報をもう一つ。
「大月市」の「大月」という地名の由来が、「大きな月が見える土地であるから」との説があるとか・・・。その確証は、一年ほど前の私の体験を一つ。
季節は秋から冬に移行する頃。その夜、国道20号線を東京方面に向かって車を走らせていた私は、山梨県一宮町に入ったあたりで、前方左の上空に、すごく大きな満月が出ているのに気がつきました。「あんな大きなお月様は生れてはじめて見るわ!」と興奮しました。月を追うように前方の空を見上げ、見上げ、車を走らせました。
やがて私の車は大和村に入り、笹子トンネルに。長い長〜い笹子トンネル。そしてトンネルを抜けました。
大月市に入ったのです。そのとき!ぱっと左の夜空に真っ白な輝くまん丸がっ!見えました。月です。一宮で見た月より小さい月でした。ところが・・・色の冴え方がぜんぜん違う!それこそ、「白金の輝き」でした。あたりが森ばかりだから余計光が冴え冴えとして見えたのでしょう。
トンネルを出てしばらくは急カーブで下りが続くので、月の姿ばかり追い求めてはいられません。が、さっき一瞬、目に飛び込んだ月の残像は消えませんでした。
「・・・なるほど・・・だからこの土地を大月と呼んだのか!」と一人で合点した私です。大きさでは一宮町で見た月に負けるが、存在感というか、詩に歌いたいような風情のある、いかにも月月しい月!それが大月の月なのです。
笹子峠で見る事の出来る「白金の月」をドライブ中の一瞬に限らないで、心行くまで味わいたい。
そんな贅沢な希望が、この「笹子・森のラウンジ」のデッキでなら叶う!きっと叶うに違いない!と思って熱くなった私。2007年秋が楽しみです。(山本豊美)
2006-12-25 19:49:21 この記事のURL 「農業・地場産業の助っ人になろう!From山梨」
山梨の森作り

写真は「大月森つくり会」の看板です。これは伐採作業をした裏山の林道沿いに立っていました。とても素朴な素直な感じの看板なのに林道沿いではあまり目にする人はいないのでは・・・?と残念。
「大月森つくり会」の河西悦子代表は「来年度は国道20号からよく見えるところに看板を立てようと思っています」と豊富を述べていました。写真では読みづらいのでここに看板に書かれていた文を(読めた文を)そのまま紹介します。
笹子・森のラウンジ
「大きな桐の木の下で」
21世紀。水は命!森は源!川は絆!
大月森つくり会「百年の森プロジェクト」では(社)日本緑化機構 緑の募金を活用し、緑のボランティアの参加を得て、森への思い育む広場を造りました。
緑の募金は全国のローソン各店舗を通じて多くの方々の寄付金から成り立っています。
大月笹子は大切な水源の里。この地から新しい出会い、美しい未来が広がりますように。
2003年○月○日植樹祭を記念して。
大月森つくり会「百年の森プロジェクト」
以上、看板に歌われている文でした。(山本豊美)
2006-12-25 19:15:54 この記事のURL 「農業・地場産業の助っ人になろう!From山梨」
山梨の森作り
「大月森つくり会」は大月市笹子町にフィールドを持っています。大月短期大学の学生さんや、上野原市にある帝京科学大学の学生さんらが、森つくりに加わっています。あと、「桂川・相模川流域協議会」に加わっているので、その会員らが参加しています。12月24日に樹の伐採を行いました。
森つくりのイベントに取材して感じたことは、まず、
油断は禁物その一:私は今回取材なのでヘルメットを被りませんでした。実際樹を切る作業に加わるのではないので。でも、見ていて思いました。伐採の周りにいるだけにしてもヘルメットは必要です。というのは、チェーンソーで木を切っていると、たくさんの木の粉が飛ぶからです。かなり低い位置で伐っていても、足元ばかりか、頭上まで木屑は飛んできます。半日うろうろしていれば髪の毛は木の粉まみれ。それに、木の上の方から、蓑虫とか、万が一には、蛇とかが落ちてくるのに備えて。
油断は禁物その二:チェーンソーで切ると早いけど、切れた枝が思いがけない方向に跳ねます、。私の知った人で、父上が、伐った木の枝が跳ねて目に突き刺さり、それが元で死んでしまった、という人がいます。そこまで行かなくても、枝が跳ねて思いがけぬ怪我をした人は少なくないと思います。今回、チェーンソーを写真に撮ろうと近づいたら、木っ端が顔に飛んできて、ぞっとしました。アレが目に飛び込む危険性多いにあったのですもの。
里に近くて、平坦な場所での作業だから、とつい見くびってしまうのですが、山の奥深い急傾斜地であろうと、平坦な里地であろうと、木を切る作業に危険は同じ。
油断は禁物その三:チェーンソーを使っている人は、その音と振動に神経が集中しているため、背後に人が回ったことに気づかないことが多い。木を切り終えると、チェーンソーの歯が稼動したまま、木から引き抜いて自分の体の後方へ振り回したりする。決してチェーンソーを持った人の背後に回ってはいけない。
一〜三まで油断は禁物の事項でした。
取材者という立場で一歩離れた自分も含めて、たった8人で森にいたのですが、それでも、木を切っていない人は、ついチェーンソーの伐採作業の周りに近寄っていくので、自身危ないと思う場面に何度か出会いました。これ以上の人数だと、危険性がさらに増すように思います。
森では、自分の周りの他の人が、今何をしているのかを把握していないといけません。木の枝を運んで行こうと持ち上げた木の枝が、案外大きくて、隠れたところに小枝をつけていて、その枝が近くに立っている人の頭を直撃したなんてこともあるのです。
「周りに関心が無く、自分勝手な人には、山の作業は出来ない!」と感じました。
山の作業は相手(木)をよく観察し、相手(木)の出方に思いがけない出方もあると油断無く身構える、ことが肝要です。そして仕事するチームの一人一人の動きを常に把握していること。
すなわち、人に気を配る、こと。それが自分を守る。また、仲間を守るのです。人間教育に最適だと思いました。
昔、引きこもりの子供を治すために親が自分の子を「戸塚ヨットスクール」に預け、結果殺してしまった事件があったな・・・と思い出しました。海に一人投げ出されれば、生きようという本能が目覚めて、一生懸命になる、とか、ヨットの操縦は一人では出来ないから、集団の中での協調精神も出来るとか言われましたね。でも海は底なしですよね。うまく行けば究極の刺激になるけど、失敗すれば溺れ死ぬ。
その点、山は地面の上です。泳げなくても溺れ死ぬ心配はありません。逃げて帰れます。何を言いたいかというと、自分を鍛えなおしたかったら、山の方がいいのではないの?という話。(山本豊美)
2006-12-24 23:51:00 この記事のURL 「農業・地場産業の助っ人になろう!From山梨」
山梨の森作り

「大月森つくりの会」では、間伐材を生かす道をいろいろ探っています。椅子、ベンチ、生ごみ堆肥を作るコンポストボックス。コンポストはこのブログでも以前紹介しました「2006年 桂川・相模川流域シンポジウム」に展示されていました。今年は6個試作したということです。
ボックスの大きさは家族数や、庭あるいはベランダの規模に合わせて、大・中・小の3種類があります。試作品を今モニター活用中で、その成果を踏まえ、来年度は商品化を目指しています。
また、今回は伐りませんでしたが、桐の木を伐採した時には、桐のテーブルを作ろうという計画も検討されていました。桐材のテーブルは大変軽くて持ち上げるとき、中高年の腰に優しいです。
また、桐のテーブルの表面にうってつけの塗料も見出したとのことで、製品化が楽しみです。(山本豊美)
2006-12-24 20:41:53 この記事のURL 「農業・地場産業の助っ人になろう!From山梨」

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