「活動のジャンル」 > 「バリアフリー」 のブログ記事一覧
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エスカル(車椅子用階段昇降機)
最近の公共交通機関の駅はかなりエレベーターも完備され、バリアフリーのハード面はよくなってきているというのが一般的な状況です。先日、『車椅子ユーザーの旅を考える』(今月2月23日(土)に開催・・・詳細は来週のブログで、お知らせします。)というフォーラム準備のお手伝いで、会場となる戸山サンライズ(全国身体障害者総合福祉センター)の下見に行ったとき、最寄り駅が都営大江戸線の若松河田か東京メトロ東西線早稲田となるので、念のために、駅のハード面も確認してきました。
2008-02-09 10:10:36 この記事のURL 「もっと楽しむためのバリアフリーとは」
地球を守るために何をしていますか?
DVDで米国元副大統領アル・ゴアの『不都合な真実』を見ました。地球温暖化の問題に熱心に取り組んできたアル・ゴアのスライド講演の様子を構成したドキュメンタリー映画です。

2008-02-04 02:26:24 この記事のURL 「もっと楽しむためのバリアフリーとは」
鹿児島空港の足湯

2008-01-14 00:51:08 この記事のURL 「もっと楽しむためのバリアフリーとは」
東京モーターショーで見たシニア用カート
少々、時間が経ってしまいましたが、10月下旬にアメリカからやってきた新聞記者のグループにアテンドして幕張で行われた東京モーターショウに行きました。

プレスデイだったのでメディア関係者だけが来ていて、ベンチのそこここで、持参のパソコンに記事を打ち込んでいる姿が見受けられました。

世界中からの新車やコンセプトカーが展示され壮観でした。福祉関係の車両はほとんど展示されていませんでしたが、シニア用のカート、スズキ・モーターの「MIO」が普通の乗用車ばかりの中で特に印象に残りました。

最近街中でも電動車椅子を使っている障害者をよく見かけますが、今回モーターショーで見たセニア・カーは一見スクーターのようなデザインです。わたしが非常に興味を持って見ていましたので、スズキの電動車両担当の福森さんがご親切にこんな説明をしてくださいました。
2007-12-18 23:21:54 この記事のURL 「もっと楽しむためのバリアフリーとは」
『サムデイ』読後感想文

リポーター仲間のSさんから、『サムデイ』(岡田なおこ作、岩崎書店)という児童小説をいただきました。岡田なおこさんは児童文学の世界では数々のメジャーな賞を受賞されている売れっ子作家さんとのことです。児童向けの本ですからもちろん読みやすいですが、それよりも何よりも中身に惹かれて一気に読みました。
小学校の先生であるパパとの二人暮らしをしているまりえが主人公です。ママはまりえが保育園の年中組のとき亡くなりました。作家の岡田さんはパパとまりえが同じ学校の先生と生徒という楽しい設定をしています。でも楽しいと思うのは読者のほうだけでまりえもパパもなかなか大変。しかも、あろうことか、五年生になったまりえのクラスをパパが受け持つことになったのです。お勉強が出来ても出来なくても友達に何か言われるまりえ、他の生徒ならほめてやれるのに、自分の娘であるがためにほめるのをぐっと我慢しなければならないパパ先生。
家庭では、お互い言いたいことの言える友達のような親子、リズミカルな会話もとても心地よく読めます。さらにサカイノビーさんの挿絵がこの本の暖かさを補強しています。どの登場人物も実にいい顔をしています。
普段は冗談ばかり言うパパですが、ママのことには触れようとせず、ママの写真を見るときに見せるパパの寂しい横顔。何でもぽんぽん言うまりえですが、パパの心の中までは踏み込めません。
6年生になって総合の時間に「障害者」について勉強し、アイマスクをして町を歩いてみたり、車いすに乗ったりして、障害者がどんな思いで生活をしているかを考えているうちに、誰も障害者にあったことがないことに気づきます。そこでパパ先生は古い知り合いの童話や絵本を書いていて、車椅子で生活している『本物の障害者』の森山くるみをクラスに連れてきました。

くるみを迎える子供たちの屈託なさ、障害を乗り越えて、足でパソコンを使って本を書くと、明るく応答するくるみ、なんとさわやかなやり取りでしょう。
障害者の話は沢山読んだけど、ここまでさわやかで明るい扱い方をしているものは初めてです。主人公のまりえは、障害を持っていても明るくひたむきに生きているくるみと出会って、「いつかは願いがかなう。」という歌『サムデイ』を聴きます。その歌は、くるみにとっての応援歌だけでなく、まりえにとっても、長いことママを胸のうちにとどめたままにして触れようとしていなかったパパにとっても応援歌となったのでした。
児童文学は読むといつも心に響くものがあります。マオアキラさんの著書「光る夏―たつひこ」(童心社)もそうでしたが、大人になってから読むと心のもっと深いところに届くものがあるような気がします。子供たちは子供なりの感受性で受け止めてそれを糧に成長すると思いますが、岡田さんのご本もマオさんのご本も宮沢賢治の「よだかの星」も大人が読むと、心の奥のほうで眠っていたものが激しく揺り動かされる気がするのです。児童文学書は決して子供だけのものではないと改めて気づきました。よい作品は読者にその年齢なりのものを響かせてくれるのだと。嬉しい発見でした。
岡田なおこさん、マオアキラさん、ありがとうございます。
(徳重 富士子)
2007-12-11 00:09:31 この記事のURL 「もっと楽しむためのバリアフリーとは」
紅葉に頬まで赤く染まって
この秋の紅葉便りは京都醍醐寺と奈良談山(たんざん)神社からお届けします。
<京都醍醐寺>
京都山科の醍醐寺は、秀吉がお花見をしたという桜で有名なお寺ですが、秋の紅葉もすばらしいものです。紅葉の時期の京都は異常な混み方でいつも大変ですが、山科は中心街から少し外れていてアクセスももうひとつのせいか、あまり混んでいなかったのでほっとしました。
本堂から見渡すお庭は松と岩が中心の回遊式庭園なので紅葉する木は見られません。
バリアフリーの観点からは、醍醐寺全体がやはりちょっと難しいところで、広い境内は山の上まで続き丘の斜面に沢山のお堂が点在しています。

山道で石がごろごろとしていてなかなか歩きにくいところです。秀吉が好んだという桜並木の参道も“太閤さま”がお歩きあそばされたとは考えられない山道でした。おそらく駕籠で登ったんでしょうね。

さまざまなお堂の中で紅葉がひときわ美しかったのは、弁天堂でした。目の前の池に写るもみじとお堂はまさしく絵のようでした。

今度は桜の時期に来たいものです。
<奈良談山(たんざん)神社>

談山(たんざん)神社は奈良駅から桜井線で30分、JR桜井駅で下車後、さらに30分ほどバスで山道を登ります。ここは、7世紀に中大兄皇子(後の天智天皇)が藤原鎌足と極秘に談合し大化の改新を行った地といわれています。藤原鎌足を祀り、十三重の塔が建てられています。この塔の周りの紅葉が見事です。

今年はいつまでも暖かくて雨もあまり降らなかったので、例年に比べてもうひとつと聞きましたが、それでも実に美しい色とりどりの綾錦でした。

カナダもニューイングランドも紅葉は美しいと自慢しますが、この繊細な彩りは日本にしかないと改めて日本人に生まれた幸せを感じました。
こんなに足場の悪いところなのに、(足場が悪いからなのか)団体バスが何台も来ていたので、人が多くて少々残念でした。それに本殿まで二百段近い石段を登らねばなりません。あの美しいもみじに囲まれた十三重の塔は足の悪い人たちには見せられないのです。桜も紅葉も短い期間しか楽しめないので、人が集中しますが、その期間中にしか見られないからこそ、そのはかなさゆえに人は尚、惹かれるのでしょうか。
自分がだんだん年をとって、足が悪くなったらこの美しさも写真でしか見られないのかという思いを新たにしました。
(徳重 富士子)
2007-12-03 02:57:02 この記事のURL 「もっと楽しむためのバリアフリーとは」
都会に残されたオアシス『東大農場』(3)
『東大農場のみどりを残す市民の会』の見学会に参加しました。毎月第一金曜日10時から二時間行われます。九月七日未明に台風9号が関東地方に上陸し、まだその余波で雨風が残っている朝でしたが、予定通り見学会が開催されました。会側も入れて合計9名の参加となりました。

普段は30〜50名が集まるといいますから台風のせいで少なかったというわけです。傘をさしながらの見学ですが、参加者はそんなのは物ともしません。
植物学者ではないかと思うほど農場の植物や昆虫を知り尽くしている会員の緒方信子さん。

畑の作物も、藪の中の潅木のことも、演習林の木々のことも、昆虫も、蝶々のこともよく知っていて、同じどんぐりでも、これはくぬぎのどんぐりとか、あわとキビの見分け方だとか、「かわいい花なのにへくそかずらなんてかわいそうな名前でしょ。」とか面白おかしく話してくれます。このように会員が毎回農場内を案内してくれるのです。この話を聞くだけでも見学会に参加する意義は大きいと思いました。
2007-11-22 21:19:56 この記事のURL 「もっと楽しむためのバリアフリーとは」
都会に残されたオアシス『東大農場』(2)
農場の奥へと歩を進めると、東大農場のシンボル、サイロとポプラ並木が見えてきます。なんだか北海道にいる気がしました。

中村さん曰く、「北大のポプラ並木が台風でやられてからは、こちらが日本一といわれています。」現在は牧畜をしていないのでサイロは使われていないけれど、この風景は誰もが好むようで、数人が写生しています。

「よくいらっしゃるのですか?」「はい、ここの風景が好きでよく描きに来ます。なんだか心が解き放たれる気がするのです。」と60代の女性。「お友達に誘われて初めてきました。」ともう一人の女性が言います。「皆さん、絵を描いたり写真をとりにきたりしますよ。」と中村さん。少し離れたところでは、シニアの男性が三脚を立てて写真を撮っています。
奥の畑では、トラクターが掘り起こしたジャガイモを学生たちが収穫していました。

そのバックに近代的なマンションが見えて「あ、ここは都会だったのだ!」と気づかされます。
一方、畑のそばのテーブルの上にたくさんビンが並んでいて、学生が整理していました。「何の農薬ですか?」好奇心からたずねると「除草剤です。」との返事です。

そうですね。こんなに広い畑だったら、手で雑草を取っていたら間に合わないのでしょうね。
そこへ颯爽と自転車に乗った女性が通りかかりました。「土井さんです。」と中村さんが紹介してくださいました。

去年まで西東京市の市議会議員で、この会の活発な会員でもあります。10年ほど前、市議会でこの場所をスポーツ公園にしようという案が出た時、たった一人で反対し、あくまでもこの自然のみどりを保全しようと頑張られた方だそうです。いろいろな人たちの努力でここのみどりは残されているのだと改めて感じました。
すぐ後ろのフェンスのなかには、ダチョウがいました。学生が実験的に飼っているそうです。鶏くらいの大きさのヒナが一年であっという間に成長するとのことです。

ここでも小さな子供たちが「ダチョウさ〜ん!」と大きな声で呼びかけていました。ダチョウも声のするほうへ走って近づくので子供たちも大喜びしています。
畑の奥へ行くと、なにやら昔の雰囲気を漂わせた建物が何棟もありました。現在も使われている研究棟をはじめ、昭和初期に建てられた牛舎や飼料小屋、種の薫蒸室、農機具収納庫などは、歴史的にも重要な価値があり、近い将来ミュージアムとして保存される方向で検討されていると中村さんから伺いました。
ジャガイモ畑のはるかかなたに見えたマンションは、隣の敷地にあった工場が移転し、工場地帯なので高さ制限が緩やかなので、高層ビルが建てられたそうです。あちらは、こちらを借景として楽しんでいるでしょうが、別天地にタイムスリップしていた夢が突然破られた気がしました。都会の宿命ですね。
気を取り直してさらに進むと、武蔵野の雑木林の面影を残した演習林に入ります。樹木の研究のためですから、さまざまな種類の木が植えられていますが、年月が経っているので、完全に自然林の様相を呈しています。「この演習林の中には、たくさんの昆虫と鳥と小動物がいます。狸やモグラは畑にでますよ。営巣はしていませんがオオタカも来ます。」と中村さんはちょっと誇らしげです。木の切り株に腰を下ろして一休み。気がつくともう二時間近くになります。
「東大農場のみどりを残す市民の会」の初期の目標の移転計画中止が達成された今、次なる活動計画はどうされるのかを中村さんに伺いました。
来年の総会に向けて具体的な目標を絞っていきますが、当面は東大農場塾、10月のアースデイ(イベント)などのほか、毎月第一金曜日午前10時から12時に行われている見学会に力を入れていきたいとの意向です。「出来るだけたくさんの方々に東大農場の自然のすばらしさを知っていただきたくて、見学会を開いています。私たちの会のメンバーがご案内して説明します。この自然のすばらしさを知れば知るほど大切にしたいと願うようになっていただきたいからです。」(中村さん)
移転中止こそ決定しましたが、この東大農場を横切って都道349号線が建設される計画があります。東大側としてはこの計画に反対はしない方針ですが、16m道路なので環境に与える影響は避けられないので、今後どのように対応していくかというのは大きな課題となるでしょう。
願わくは、この自然が壊されることなく西東京市民だけでなくここを訪れるすべての人たちの心と体を癒してくれるオアシスとしていつまでも今の姿が保たれますように。(次回は見学会に参加した報告を書きます。)
(徳重 富士子)
2007-11-10 21:33:11 この記事のURL 「もっと楽しむためのバリアフリーとは」
都会に残されたオアシス『東大農場』(1)
はるかに広がる田や畑、目にしみる木々のみどり、サイロにポプラ並木、そして高い空。これが東京なの?そうなんです。西武新宿線田無駅から徒歩7分。ここは東大農場!その正門に一歩はいるともうそこは別世界。草と木々の香りがします。前日に雨が降ったおかげで、足元の土もしっとり、歩くとふんわりじゅうたんの感触です。大げさでなく「私は生きている!」という思いをもらえます。

2007-11-10 20:22:27 この記事のURL 「もっと楽しむためのバリアフリーとは」
“郷愁を呼ぶ大正琴の音色”
先日チャリティー映画会にご一緒した視覚障がいの友人のIさんがこの10年楽しみとして続けているお稽古があります。大正琴です。そのクラスを参観させていただきました。
三田の東京都障害者福祉会館の二階の一室がお稽古場所です。テーブルを長く並べて皆さん楽器を前に向かい合って座っています。先生は20数年も大正琴を教えていらっしゃる長尾美都里(みどり)さんです。とてもはつらつとした素敵な方です。普段は13人ほどのメンバーがいらっしゃるそうですが、きょうは二人お休みでした。全盲だったり、弱視だったりの視覚障がいの方々、内臓の障がいがある方々、そして先生の補佐をしながら会計等の役割を担っていらっしゃる健常者がメンバーです。

2007-10-26 23:42:30 この記事のURL 「もっと楽しむためのバリアフリーとは」
音声ガイド付きチャリティー映画会
ロゴス点字図書館(旧カトリック点字図書館)主催のチャリティー映画会へ行きました。
今年も音声ガイド付きなので去年と同じく、友人の視覚障がい者のIさんと一緒です。
音声ガイドについては『のんびる』8月号、ブログで7月25日に取り上げた「シティライツ」の活動でご紹介いたしました。音声ガイドとは、テレビドラマの副音声に似た映画の視覚的な情報を補うナレーションです。目の不自由な人たちは、映画の音や台詞を聴き、映像を想像しながら楽しみます。その想像をより鮮明にするのが、この音声ガイドの役割なのです。
今年はIさんと一緒に音声ガイドを聞きながら映画を見てみようと思い、前もって電話で予約を入れておりましたので二人ともそれぞれ音声ガイド用のFMラジオを入り口の受付で借りることができました。手のひらに入るほどの大きさの薄型のポータブルラジオです。

既に、チャンネルを合わせてくれてあるので席についたらスイッチオンにすればそのまま聞けます。
、
会場も去年と同じ中野のZEROホールです。生憎の小雨模様でしたが、会場は九分通りの人の入りでなかなかの盛況です。白杖を持った視覚障がいの方々もかなりいらっしゃってます。音声ガイドつきの映画会もロゴスだけでなく日本点字図書館が主催したり、前述の「シティライツ」が独自の音声ガイド発表会や調布市での映画会を行っていたりで、映画好きの視覚障がい者の間では娯楽としての音声ガイド付き映画の存在が知られ始めているようです。
予定通りに、7時にはロゴス点字図書館の理事長さんと館長さんのご挨拶の後、映画が始まりました。今日の映画は『ミュージック・オブ・ハート』(1999年制作アメリカ映画)です。

メリル・ストリーブ主演で、彼女はこの映画でアカデミー賞・主演女優賞にノミネートされました。ニューヨークのイーストハーレムが舞台です。およそヴァイオリンとは縁のない生活を送っている子供たちに“音楽”を教え続けるひとりの女性。50挺のヴァイオリンを持ち込んで“きらきら星”から始まった音楽教育は、こどもたちの無限の可能性を信じて「あなたたちは何でもできる」という言葉とともに、こどもたちに「夢はかならず叶うもの」という希望を灯してやるのです。これが定着してきた10年後に市の教育委員会の予算削減の矛先となって、このクラスが閉鎖されようとした時、主人公の女性音楽教師ロベルタは折角灯されかけた明かりを消すまいと大奮闘して、ついにカーネギーホールでの演奏会開催にこぎつけて、市の予算を確保してクラスを存続することになるのです。
クライマックスはカーネギーホールでの卒業生も加えての大演奏会です。しかもアイザック・スターン、イツァーク・パールマン、アーノルド・スタインハートなど当代きっての演奏家たちが子供たちと協演するのです。これがすべて実話だったそうで本当に感動的でした。
初めはヴァイオリンをちゃんばらごっこの道具にしかしようとしなかった子、のこぎりの目立てのような音しか出せなかったこどもたち、音楽に理解のない親たち、日用の糧すら満足にない家庭など、希望や夢を抱くことなどはあり得ない境遇のこどもたちに自信、希望、夢を与える音楽教育に身をささげる主人公と次第に目を輝かせて人生に自信を持って歩み始めるこどもたちの姿に、思わず何度も目が潤みました。
音声ガイドのレシーバーを左耳にし、映画そのものの音や声を右の耳で聞いて、画面が見えなくてもラジオドラマを聞いているように、その感動はすばらしく伝わると知りました。
友人のIさんも去年より映画を“観る”ことに慣れたのか、終るや否や「ああ、面白かった、いい映画だったわね!」と喜んでくれました。そして「また連れてきてね。」といってくれました。私も嬉しくなって「ええ、もちろんまたお誘いするわ!」と約束いたしました。映画の感激の余韻が冷めないまま、電車に乗って、Iさんを家まで送っていきましたが、Iさんの喜ぶ姿に、障がい者も楽しめる機会が沢山ありますようにと心から願いました。
(徳重 富士子)
<ご参考>
社会福祉法人ぶどうの木 ロゴス点字図書館
http://www.logos-lib.or.jp/ 館長 高橋秀治
日本点字図書館 電話 03-3209-0241 (代表)
バリアフリー映画鑑賞推進団体 シティライツ
E-mail mail@citylights01.org
URL http://www.citylights01.org/
代表 平塚千穂子(ひらつか ちほこ)
2007-10-18 03:53:10 この記事のURL 「もっと楽しむためのバリアフリーとは」
「日本聞き書きボランティア協議会」の活動
「日本聞き書きボランティア協議会」の実践活動として、ご高齢の中村博子さんへの聞き取りを元に、『名誉チャプレン』の冊子ができるまでが紹介されています。戦前戦後を生きぬくために、とりわけ女性たちは、大変な苦労を重ねたことと思います。その多くは表に出ることもなく、記録がなければ後世に伝えることもできません。
偉業のあるないにかかわらず、人にはそれぞれの人生があります。たとえ他人に知れなくとも、そこにはドラマがあるのだと思います。そうした隠された人生を発掘し、記録する作業、それは本当に根気がいる仕事であると同時に、私たちにとって実にありがたい活動なのではないでしょうか。
一人の人間の小さくも壮大な「物語」を、これからもっともっと目にする機会が増えるといいですね。
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こどもの笑顔にバリアはない

今回の会場は新宿駅ルミネ・エストB1のスタンド式カフェショップ「Berg(ベルク)」です。新宿らしいにぎやかな地下の一角のお店で、藤井さんによると、迫川尚子さんという女性写真家の方がオーナーをしていらっしゃるそうです。(http://www.artatcom.com/gazer/hibakari.htm)

今回もテーマは「チルドレン」。藤井さんは「2004から2007にかけて歩いたスリランカ、イラン、トルコ、シリア、レバノンの子どもたちのレポートです。」といってらっしゃいます。

藤井さんが鏡の中から自己紹介しています。いかにも藤井さんらしいやり方で。

作品20点がコーヒーショップの壁を飾っていました。こぶりな木製の素朴な洗濯ばさみに写真がつるされてます。その何気なさがなんともいい雰囲気です。

カウンターの向こうで忙しく立ち働くスタッフ。
来ているお客さんもコーヒーや職人さんが作ったハムだのパンだのを黙々と飲んだり食べたりしています。ほとんどの人が一人で来ています。そして何気なく藤井さんの写真を見ているのです。私たちのようにぺちゃくちゃおしゃべりをしてわざわざ作品を見に来ましたといわんばかりなのはちょっとばかり場違いの雰囲気です。こんな作品の鑑賞の仕方もあるのだと知りました。

この写真の波と光の美しさに感動しました。是非実物を見ていただきたいです。

母親に手を引かれてモスクに入るこどもの後姿はすでに敬虔なイスラム教徒を見せています。

ティッシュー売りの少年のちょっともの悲しげな微笑みに惹かれました。
写真の中のこどもたちは、変わることなくあの美しい目で私たちを見ています。とても幸せそうな笑顔もあります。ちょっと憂いを含んだ微笑みもあります。日本ではあまり馴染みのない中東の子供たちの表情ですが世界中どこへ行っても出会える純粋で無垢なこどもの笑顔です。このこどもたちの笑顔を絶やさないように、おとなは争いなんかやめなくてはと心底思います。みんなみんな幸せでいてほしいと藤井さんの写真は無言で訴えていました。平和は何物にも変えがたい大切なものと訴えかけていました。
(徳重 富士子)
藤井将氏写真展
■開催期間■
9月1日(土)〜9月30日(日)
■ 開催場所■
ビア&カフェ BERG (ベルク) 7:00〜23:00 東京都新宿区3-38-1 ルミネエスト(旧MYCITY) B1
(JR新宿駅東口から徒歩15秒)
2007-09-14 03:32:10 この記事のURL 「もっと楽しむためのバリアフリーとは」
夏の終わりの蓼科の野草
花の名前をすべて知っていないのが残念ですが、山野草の素朴な美しさをご覧ください。
山荘にいけてあった山野草です。われもこうが自然の美しさをきわだたせてくれます。亡くなった主人の母がとても好きだったのを思い出し、懐かしくなりました。

この百合も山に自生しているものだそうです。

露草や野菊も可憐でした。


あざみは高度が高くなればなるほど色も深くなる気がします。

クローバーや野生のホタルブクロのような花もたくさんありました。野いちごも赤い実をつけてかわいらしく、いくら歩いてもあきません。



水辺のススキも穂が開きかけて秋の気配を感じさせてくれます。もう少しするとあたりのから松林が黄金色に変わって早い晩秋が訪れることでしょう。

(徳重 富士子)
2007-09-06 01:00:18 この記事のURL 「もっと楽しむためのバリアフリーとは」
ダンスであなたの人生が変わる!
ジャパンソーシャルダンスクラブ
「クイック・クイック・スロー、クイック・クイック・スロー」と先生の声と音楽に合わせてルンバのリズムを踏む人たち。曲は『べサメ・ムーチョ』。そのいいリズムに乗って床の上を滑らかに流れるように踊っています。背すじをしゃんと伸ばしてしっかりとステップを踏む人たちはJSDC(アメリカン社交ダンスクラブ)のシニアクラスのメンバー。最高齢者は80歳、平均年齢は70歳半ばといわれても、まったく年齢を感じさせない踊りです。

2007-08-21 00:27:15 この記事のURL 「もっと楽しむためのバリアフリーとは」
第92回世界エスペラント大会
8/4〜8/11の期間世界エスペラント大会が横浜のパシフィコで開かれました。第一次世界大戦と第二次世界大戦のときを除いて毎年開催され、ことしは92回目、日本では1965年以来二回目です。
ご承知のようにエスペラントはポーランドのザメンホフが考案した人工の国際語です。ザメンホフは異なる文化や言語を持つ人々が互いに対等な立場で共通の言語を使うことで国際平和に寄与しようという考えから創りました。現在エスペランティスト(支持者)は世界に約百万人ほどいるそうです。ロマン語系の語彙を中心としているので単語だけを聞いているとスペイン語やイタリヤ語に似た音があります。
今回の世界大会には2000人の人が参加しました。会議だの分科会だのと皆忙しいスケジュールをこなしていましたが、中日の8日だけはフリーデーで、富士山、東京、鎌倉、箱根などの日帰りオプショナルツアーが企画され、何台口もの大型バスが出ました。ツアーはすべてエスペラント語で行われました。ただし、エスペラントの通訳さんはガイディングに慣れていないので、私たち通訳ガイドが一台に一人添乗してお手伝いしました。うっかり英語をしゃべりそうになってしまいましたが、基本的にはエスペラントと日本語だけといわれました。

2007-08-12 00:41:25 この記事のURL 「もっと楽しむためのバリアフリーとは」
「バリアフリー映画鑑賞推進団体シティーライツ」
「目から入る情報を言葉で説明する。そんな、ちょっとした手助けがあれば、目の不自由な人たちも、あきらめてしまった映画をまた楽しむことができます。」と、この団体のホームページに書かれています。
映画には音声があるから大丈夫じゃないか?と思った方もいらっしゃるかもしれません。でも、洋画だったらよほど語学力にたけていないと内容を理解することはむずかしいはずです。シティライツは「音声ガイド」という、映画の視覚的な情報を補うナレーションづくりのボランティアを通じ、バリアフリー映画鑑賞の推進活動をされています。1つの映画の音声ガイドづくりに約2ヶ月を費やしているそうです。こうした地道な努力により、視覚障がい者の方は、再び映画を「観る」ことが可能となるのです。
音声ガイドを作る皆さんも、実は単なるボランティアではないように思いました。映画という作品を隅から隅までじっくりと味わい、もう一つの「作品」を重ねていくという作業は、映画好きにとって、実は作品の内面をいっそう深めることのできる貴重な体験なのではないでしょうか。
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邦楽入門「謡曲と筝曲」・・その普遍性
邦楽のテンポ、言葉の難しさ、古風とも思われる高価な衣装、動きの難しさ、正座をはじめとするマナーの堅苦しさ、月謝その他が高すぎる家元制度の旧態依然とした体質等々、思いつくままに列挙してみますと、なるほど普及のバリアになりうるものが多いことに気付きます。そんな中で、謡曲・仕舞・筝曲の普及に一生懸命務めている若いカップルの主宰する教室の発表会を見せていただく機会を得ました。澄声会(ちょうせいかい)と澄和会(ちょうわかい)の合同発表会です。

2007-07-18 10:34:44 この記事のURL 「もっと楽しむためのバリアフリーとは」
外国人にとってのお箸
名古屋から入って福岡へ飛び、その後京都と六日間のかなりハードなスケジュールでした。
シンポジュームの合間のわずかな時間に日本は初めてという教授を案内し、食事もともにしました。日本への関心度は非常に高く、歴史や文化については勿論のこと、日本の生活習慣などにも大いに興味をもってくれました。

2007-06-20 00:42:37 この記事のURL 「もっと楽しむためのバリアフリーとは」
バリアフリー旅行に関する更なる情報
<草薙威一郎氏の返信(1)>:
JTM草薙と申します。
標記に関するメールをいただきありがとうございます。拝見いたしました。
論文に関して、ご理解をいただきありがとうございます。
私は、ブログに掲載することについて、また掲載された内容に関して、
全く異論はございませんし修正する点もありません。
徳重様よりいただいたメールは、共同執筆者・勝矢さんに転送いたします。
バリアフリー旅行に関する課題は、依然として山積していると考えています。当ツーリズム・マーケティング研究所ウェッブサイト(下記URL)のコラム欄に、「進化する観光UD」として23回にわたり、現状と課題について連載しました。
ご参考になれば幸いです。よろしくお願い申しあげます。
草薙 威一郎
http://www.tourism.jp
<上記返信に対する徳重の返信> :
草薙 さま
ご丁寧なご返信を有難うございます。
私のブログにお二人の論文を取り上げたことを
ご寛大にお許しくださいまして本当に有難うございます。
コラムのユニバーサル・ツーリズムを拝読させていただきました。
観光先進国のユニバーサル・ツーリズムはずいぶん進んでいると
思いますが、おっしゃる通り、歴史的建造物・文化財の保全との
兼ね合いの難しさはずいぶん気になって居りました。昨年、数年ぶりで
フィレンツェに参りましたが、あの石畳は車椅子ではどうにもなりませんね。
数年前には視覚障害者の友人と一緒にヨーロッパを回りましたが、
ルーブルには、ロダン美術館と同様視覚障害者が触れて鑑賞する
美術品のコーナーがあったものの、やはり数は少なかったです。
美しい景色を見るときにはその空気を感じてもらうと同時に
出来るだけ景色を思い描いてもらえるよう言葉を選びながら
説明したものでした。あのときほど、詩人のような言葉を持ちたいなと
思ったことはありません。
おそどまさこさんのご著書を読むと、車椅子の方を万里の長城や
サハラ砂漠へお連れになっていらっしゃいます。万全の周到な準備を
重ねた上での旅行ですよね。
確かにマイナーな旅行市場ではあっても、だれでも楽しむ権利を
持っているのですから、それが少しでも広がりますようにとねがっているのです。
これからも草薙さまのURLを時々読ませていただいて、お勉強させて
いただこうと思います。本当に有難うございました。
末筆ながら、勝矢様にはくれぐれもお宜しくお伝えくださいませ。
お二人のご健康をお祈り申し上げております。
徳重 富士子
******************************************************
<草薙威一郎氏の返信(2)>:
徳重様
JTM草薙です。
おそどまさこさんとは10数年来のお付き合いです。
彼女は実践を通じてチャレンジします。
私がずっと代表をしておりました
「もっと優しい旅への勉強会」があります。
(昨年から黒埼弁護士が代表になりました。)
http://www.yasashiitabi.net
「学び隊」の報告に歴史的建造物文化財のバリアフリー化について、
論文があります。今、旅の「権利性」について勉強しております。
すべてではありませんが過去の定例会の記録も載せてあります。
1991年から16年続いています。
定例会は参加自由です。お時間があればご参加ください。
草薙 威一郎
***************************************************
草薙さんからお知らせいただいた「もっと優しい旅への勉強会」へ参加は是非と願っていますが、定期的に入っているスケジュールとかち合うため今はまだ始められません。時間調整が出来たらこのお勉強会には入れていただきたいと考えています。
マイナーな旅行市場と、草薙さんもおっしゃっていらっしゃいますが、だれでも楽しむ権利があるのですから、利潤追求優先の大手旅行社がなかなか取り上げないからこそ、誰かがしなければならないと思うのです。その意味で、草薙威一郎さんやおそどまさこさんの試みは本当に貴重ですし、私にも何かできることがないかと常に模索しています。
(徳重 富士子)
2007-06-11 11:39:48 この記事のURL 「もっと楽しむためのバリアフリーとは」

- 自分も幸せにする福祉活動
のんびるリポーター:佐々木 和恵 - コミュニティビジネスでまちを元気に!
のんびるリポーター:田中 幸枝 - シニアにとっての食育ー鎌倉の台所からー
のんびるリポーター:浅越 美枝 - まちぐるみで子育てを応援
のんびるリポーター:山崎 礼子 - 身近な国際協力に参加しよう
のんびるリポーター:鈴木 由利子 - 農業・地場産業の助っ人になろう!From山梨
のんびるリポーター:山本 豊美 - セカンドリーグ!自立して生きる女のガイド
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