「地域」 > 「茨城」 のブログ記事一覧
84件中 41〜60件表示
1日1クリックで救える命がある−クリック募金をしてらっしゃいますか?
まずはここをクリックして「クリックで救える命がある」サイトへhttp://www.dff.jp/
ここを開くと現在の総寄付額の数字が刻々と増えているのが分かり、参加している実感があります。10の企業が参加していますので、クリックできるのは、それぞれのサイトで1日1回ずつ。すべてに参加すると、1日10円の支援が可能になります。
どんな企業がどんな支援に参加しているかを見てみると、
例えば、「日本製粉」にクリックすると「日本製粉」がクリックした人に代わってユニセフに1円寄付してくれます。「世界の子ども達を支援したい」と思っている方は是非!
クリックすると、現在までの総額と、本日の額、自分のこれまでの額が表示されます。ちなみにこのブログを書いているお昼頃までに今日のクリック数は6,141クリックつまり、募金額は6,141円。これまでの総額は8,688,463円。
みんなの14クリックで鉛筆1本とノート1冊、100クリックでポリオワクチン7回分、4クリックで失明や、栄養失調などから守るビタミンAカプセル一人分は届けられるとのことです。
「コスモ石油」は国内外の7つのプロジェクトを支援しています。その中から支援したいプロジェクトを選んでクリックする仕組みです。地球温暖化防止に関心のある方は是非ここを覗いてクリック!
例えば、シルクロード緑化プロジェクトではこれまで3,287,181円、熱帯雨林保全プロジェクトは6,407,613円で、熱帯雨林保全が7つの中で一番関心が高いようです。
「e-まちタウン」は、インターネット、ショップ、タウン情報誌を通して、地域で暮らす人々の目線に立った全国で展開する街の総合ポータルで、全国の清掃活動支援しています。ページを開くと、クリーンアップしたい地域が日本地図に示され、自分がきれいにしたいと思う地域をクリックする仕組みになっています。
例えば、これまで関東エリアには、1,403,559円、四国、中国、東北、北海道はだいたい同じで576,000円、中部北陸エリアが922,066円、九州は704,776円。ここで集まった募金はその地域のクリーンアップ活動を支援するJean (Japan Environmental Action Network) に寄付されます。http://www.jean.jp
そのほか、「価格.com」は、パソコン、家電、通信料金など、様々な製品やサービルの価格を比較する日本最大の価格比較のサイドですが、ここのクリック募金は、骨髄移植推進、盲導犬、子どもの教育の支援です。募金はそれぞれ、「骨髄移植推進財団」、「日本盲導犬協会」、「チャイルド・ファンド・ジャパン」に寄付されます。これまでの寄付総額は3つとも600万円台。
2007-09-29 13:04:28 この記事のURL 「身近な国際協力に参加しよう」
不登校<我が息子の場合=谷川晴美さんに聴く>
不登校(ふとうこう)とは、広義には在籍の有無にかかわらず学校に登校しない状態のこと。日本の一般的な用法では、経済的理由や、病期による長期入院等を除いて、在籍していながら学校にある程度の期間登校していない状態のこと。別称で「登校拒否(とうこうきょひ)」とも言う。
(管理人の註:最近では「不通校」と言われてきているようですね)
ある一定の年齢まで学校へ行くのは当たり前、となっている社会の中で、子供が学校に行かなくなるというのは、親にとって何らかの苦しみや不安や迷いをもたらせるものでしょう。しかも世はごくわずかの人を除いて、学歴崇拝の人々によってつくられている、と言っても過言ではなく、そんな中子供が学校へ行かなくなったら、何らかの形で親の精神を圧迫するのは容易に想像できます。だからこその、「不登校」をめぐってのさまざまな論議も出ています。
そこで、「子供が不登校になった」谷川晴美さんに、その時の心境や、その後何を考えどのようにされ、そして現在はどうされているのかをお話していただきました。
2007-09-29 09:59:02 この記事のURL 「自分も幸せにする福祉活動」
高齢者の交通安全
9月19日から道路交通法が改正となり、シートベルトの着用や飲酒運転に対するルールがよりいっそう強化されました。厳しすぎるかもしれませんが、そもそも事故防止のための対策ですので、気を引き締めてルールを守りましょう。ここ数日のニュースでも、車利用者への酒の提供者の逮捕の話題などが取り上げられました。
65歳以上の高齢者の死者数は年々増加の傾向とのこと。車があればとても便利ですし、場所によっては車なしでは生活できない地域も多いことと思います。事故の確率が高いからと外出の機会をあきらめるのではなく、危機管理をきちんとしながら積極的に車社会と向き合うという姿勢が大切なのですね。
ところで腹話術が登場するなど、佐々木さんが参加されたセミナーは本当に楽しそうです。免許の書き換えのとき、眠るのをこらえながら講義を聴いた記憶のあるペーパードライバー○○年の身としては、なんともうらやましいお話。お出かけの際は、佐々木さんの記事をぜひ読んで、楽しんできてくださいね。
[バックナンバーへ]
認知症になってからの入れ歯作り<我が家の場合>
さて、我が家の夫ですが、今年になって歯がポロポロ欠けてきて、食べるにも困るようになりました。
ある時期まで、かかりつけの歯科の先生は、「食事を柔らかいものにして、口中をきれいにしていれば、このままでいいでしょう」と言われていたのでそうしていましたが、この夏、ついに実の柔らかな果物さえ摩り下ろさなくてはならなくなり、本人はそれが不満で、食べる時間が楽しくないのがわかるようになりました。
そこで、思い切って入れ歯を作ろうと決め、まず私だけが歯科に行って先生に相談しました。この時先生は、「歯の根元は残っているから、それを抜くのは大学病院まで行くようになるかもしれませんね。とにかく一度診てみましょう」と言われました。
そして予約した日に、夫をともない歯科に行ったのですが、この時、前日に脳神経科まで行き、主治医の先生に相談し、服用している薬のことを含んだ診断書を書いていただき持って行きました。
夫は脳梗塞、脳出血をやっていますので、血液関係の薬を飲んでおり、そうしたことが抜歯にどのように影響するか、診断書が必要と思ったのでした。
それを見ていただいた上で、いつもの先生が抜歯もして下さることになりました。大学病院まで行かなくてよくなり、ほっとしました。夫のような認知症の人は、環境はできるだけ変えない方が落ち着くからです。
いよいよ、入れ歯のための診療がはじまりました。
2007-09-16 13:49:08 この記事のURL 「自分も幸せにする福祉活動」
高齢者の交通安全
そこで、高齢者が事故にあわないようにするにはどうしたらいいかを知るために、2007年9月5日に茨城県八千代町の公民館で開かれた、『いきいきシルバードライバーセミナー』を受講してきました。
この
「歩行者の皆さん、『車が止まってくれるだろう・・・』と思っていませんか?」
「シルバードライバーの皆さん、『つもり運転』していませんか・・・?」
会場に集まったシルバー世代の皆さんに、真剣に語りかけるのは、茨城県下妻警察署の交通課の課長さんです。2007年9月19日から道路交通法が改正になりますから、高齢者の皆さんによく理解もらって、違反や事故がないようにという願いがこもっているのがよく伝わってきました。(写真をクリックすると大きくなります)

シルバードライバーの一人である私も、いただいたチラシを見ながら、運転者として、歩行者として、気をつけなくてはならないことを襟を正して聞きました。



講義は、シルバー世代に注意を促すだけでなく、運転をする人、歩行者全般への注意にも及びました。特に飲酒運転をなくすためのお話は熱が入っていました。
「運転する前は、お酒を呑んではいけないのは皆さんわかっていると思いますが、運転する人にお酒を出してもいけないことはわかってましたか?」
「へ〜、そうなんかね〜」とちょっとびっくりした人、「そりゃ、当たり前だワ」とわかっている人、ちょうど半々のリアクションでした。
「お酒を呑んだ人の車に、『ちょっとそこまで乗せてくれや』と同乗してはいけません。呑んでいる運転者の車に、誰かを乗せさせてもいけません。今度の改正から罰金ですよ」
「ありゃ、知らなかった・・・」「気をつけねば・・・ね」とお隣の人と頷き合う声。
「お酒を呑んだ人から、『車を貸してくれ』と言われたらどうしますか?」
「そりゃ断るさぁ」「危ないから貸せんでしょ」という返事に、課長さんは、「そうです! どんな事情があっても、酒を呑んだ人に車を貸してはいけません」と笑顔できっぱり。
シートベルトをつけましょうというお話しもありました。
「皆さん、運転する時はもちろん、助手席に乗ってる時も、シートベルトをつけますね。法律が改定になって、後部座席の人も、シートベルトをつけなければならなくなります。
不幸にして事故にあった時、シートベルトをつけていた場合とつけていなかった場合の死亡率、怪我の重さは、大分違うんですよ。つけていれば助かった命が沢山あります。シートベルトをつけるのは面倒だとか、窮屈だと思わないで、車に乗ったらまずシートベルトを忘れない! ですよ」
次は、茨城県警察本部交通企画課巡視さんの、腹話術、絵、絵カードを使った楽しい指導です。
2007-09-11 01:26:13 この記事のURL 「自分も幸せにする福祉活動」
介護の現場から<ケアマネージャー 川村百可さん>
そして要介護者が介護を受け始めてから、職員さんにはなかなかいいにくい、けど、改善してもらいたい、ということがあった時、ケアマネージャーさんに相談すれば、間に入っていい形になるようにしてもらえるのです。
そうなのです、ケアマネージャーさんは、言うなれば『介護の要』、要介護者にとって、とても頼れる人なのです。
でもこれって、ケアマネージャーさんの方からすると、気苦労の多い仕事ですね。要介護者や家族の中には、気難しいワガママな人もいるでしょうから。(例えば私のような・・・。笑)
そこで、茨城県八千代町の『たけの調剤薬局』に勤務して、多くの介護を受けている人や家族から信頼を受け、溌剌とこの仕事をされている、若きケアマネージャー川村百可さんに、ケアマネージャーの仕事について語っていただきました。
2007-08-31 23:14:13 この記事のURL 「自分も幸せにする福祉活動」
攻めるも守るもこの一線:シルバーリハビリ体操指導士の相馬順子さん<地域包括指導センター in 八千代町>
厚生労働省のホームページを見ますと、『趣旨』と『業務の内容』にはこのように書いてあります。
★趣旨
地域包括支援センターは、地域住民の心身の健康の保持及び生活の安定のために必要な援助を行うことにより、地域住民の保健医療の向上及び福祉の増進を包括的に支援することを目的として、包括的支援事業等を地域において一体的に実施する役割を担う中核的機関として設置。市町村は責任主体。
★業務の内容
○包括的支援事業
介護予防ケアマネジメント
総合相談・支援
権利擁護
包括的・継続的ケアマネジメント支援
○介護予防支援業務
指定介護予防支援事業所として、要支援者のケアマネジメントを実施
地域包括支援センターの手引き(目次)
http://www.mhlw.go.jp/topics/2007/03/tp0313-1.html
地域包括支援センターについて(概要)
http://www.mhlw.go.jp/topics/2007/03/dl/tp0313-1a-01.pdf
わかりましたか? この説明ではちょっとわかりにくいですね。
そこで、茨城県八千代町で、『地域包括支援センター』の活動を実際に担っていらっしゃる相馬順子さんにお話しを伺ってみました。
2007-08-30 22:38:23 この記事のURL 「自分も幸せにする福祉活動」
地域包括支援センター
「地域包括支援センター」は、2006年4月1日から介護保険制度が改定され、新たにスタートになった地域支援事業のひとつで、介護予防事業と各種の相談などに応じる事業を実施していく拠点となるものなのです。
この改正になった介護保険制度は、高齢者が介護を必要としないで生きられるための「予防」を重視するようになりました。
高齢者が住み慣れた町、地域で、いつまでも、尊厳のあるその人らしい生活ができるように予防対策をはじめ、高齢者の状態の変化に応じた介護や医療が受けられるようにすることが目的となっています。
市町村によって、活動のポイントの置き方や方法が多少は違うところがあるようですが、一律して、保健師、主任介護支援専門員、社会福祉士等の専門職員が、チームで高齢者を支援しています。
中には、NPO法人と連携して、介護者のサポート支援なども進めているところもあるようです。
私の住んでいる町では、認知症の予防や、健康維持のための、「高齢者の体操」や「栄養指導」などを定期的に行っています。
他に、「高齢者の暮らしや介護の相談」などをいつでも受け付けています。
問い合わせは、役所の介護福祉課や社会福祉協議会などにするといいでしょう。
厚生労働省:地域包括支援センターのホームページに詳しく出ています。
http://www.mhlw.go.jp/topics/2007/03/tp0313-1.html
2007-08-19 23:12:07 この記事のURL 「自分も幸せにする福祉活動」
図書館が”ぼっち”になればいい<茨城県・八千代町図書館司書、山中治雄さんの生涯>
無名の一司書に過ぎなかった山中さん。でも多くの人が、彼の人柄と志を決して忘れることはないでしょう。
町の「図書室」
私がはじめて山中さんに会ったのは、ここ八千代町に引っ越しをしてきた1991年の後のことです。児童文学に取り組んでいた私は、移転してきて真っ先に探したのは図書館でした。でも当時は八千代町には「図書館」はなく、公民館の中に、こじんまりとした「図書室」があるだけでした。
何度かその図書室に通ううちに、私は、若い二人の職員の方と、お話しするようになりました。お二人は、読書量が豊かで、どの分野にも詳しく、何よりひきつけられたのは、「本の持つ力」を信じ、「町の子供や大人に図書館を作りたい」という深い願いを抱いていらっしゃることでした。
実際にお二人は、それが実現する日のために、司書として必要なこと、全国の図書館の様子、本の出版の状況など、多岐にわたってそれはよく勉強されているのがちょっとした会話を通して伝わってきました。
この二人の方のうちの一人が、山中治雄さんでした。
ついに町の「図書館」に

そして、1999年7月、ついに「八千代町図書館」がオープンしました。

明るい広々とした館内には、いつ行っても、山中さんの穏やかな笑顔がありました。
ですが、2006年、7月14日、山中さんは亡くなりました。享年48歳。
2007-08-19 07:48:13 この記事のURL 「自分も幸せにする福祉活動」
おらが湊鐵道応援団
茨城交通が経営している湊鉄道が利用者の減少・経営難などを理由に廃線の危機にさらされています。茨城の勝田駅から阿字ヶ浦駅までの14.3kmを9つの駅で結んで走るローカル電車です。大正2年に開業し、平成16年には90周年を迎えた由緒ある鉄道です。
2005 年の12 月、茨城交通からひたちなか市に2008 年3月にも「湊鉄道線を廃止したい旨」の申し入れがありました。市はこれを受けて関係者等で組織する『湊鉄道対策協議会』を立上げ、市長自らが会長となって、湊鉄道線の維持存続対策・利用促進策・財政支援策を協議しているところですが、沿線住民も存続運動にたちあがりました。
その熱心な住民運動を生んだ湊鉄道はどんな鉄道でしょうか。取材してみました。

2007-08-15 22:42:43 この記事のURL 「もっと楽しむためのバリアフリーとは」
祭りだ、祭りだ!
そこで、ここらでちょっと、夏祭りを楽しみましょう!
お祭り? それって、福祉に関係あるの?
ええ、ありますとも! お祭りは、古代から、疫病防止、五穀豊穣、家内安全、安産、それから国や地域の平和を祈る心が興してきたもののようではありませぬか、これぞ福祉の原点、ですね!♪
それに天満宮は、学問の神様、菅原道真公を祀った合格祈願の神社、と相場が決まっております。学問、合格祈願、すなわち教育。教育と言えばやっぱり福祉にもつながります♪

祭りの翌日に撮影した「新地舘澤天満宮」。いかにも豊年満作、家内安全の祈りを終えて休んでいらっしゃる、という佇まいである。
八千代町は、夏にはメロン、冬には白菜が豊に収穫される町である。天満宮様は学問の神様ながら、メロンと白菜が美味しく育つのを、ここから見守っていらっしゃるのですね。
「東蕗田天満社」と兼務されている宮司の蕗田栄子さん、禰宜の蕗田真弓さんからいただいた資料によると、この神社は創立年代は不詳。沢の上に城廊を構えた処なので舘澤といい、そこに菅原公を祀ったので「舘澤天満宮」というのだそうです。11月25日の例祭には、皮膚病の神として山せうの樹を奉納する風習があるそうです。
地区の各戸に配られた御札。
2007-07-22 23:33:26 この記事のURL 「自分も幸せにする福祉活動」
「駄菓子屋よいこ」に集まる人々<縁日復活ストーリー in 取手>

『駄菓子屋よいこ』の店と工藤悦子さん
2007-06-19 03:06:21 この記事のURL 「自分も幸せにする福祉活動」
コムスン事件に思う
このことをわざわざここに取り上げましたのは、この事件を断じたり、評したりするためではありません。
コムスンから表出した現実は、実際に家族を介護している一人として、また介護に関するブログを書く立場にいる一人として、とても身近な重要な問題と感じ、自分の考えを述べておきたいと思ったからです。
2007-06-09 16:27:11 この記事のURL 「自分も幸せにする福祉活動」
春うらら 東北ツアー
6日間のバス旅行は、桜前線にも追いつき、最後の訪問地弘前で、めでたく満開の桜を出会い成功裏に終わっています。しかしその間、さまざまなできごとが起こり、旅が人生にたとえられる所以を改めて実感します。
折しもニュースでは、都道府県別の将来推計人口が発表されました。高齢化が進み、国全体で人口が減るなかで、東京など都市部への人口集中が進む見通しとも報道されています。
美しい桜も、風情ある温泉宿や歴史ある観光地も、そこに住む人々が大切に守っているからこそ、旅人が恩恵を受けることができるはずです。不均衡なくさまざまなバリアから解き放たれ、国全体で豊かに推移できる方策を、我々は真剣に考える時期なのかもしれません。
[バックナンバーへ]
介護の現場から<八千代町保健師の飯島絹枝さんがいく!>

飯島さんはこの写真の通り、笑顔の素敵な若々しい方ですが、保健師として23年のキャリアを誇る頼れるベテランです。
実際、向かい合ってお話していると、何ともいえない安心感を覚えます。優しい眼差しとてきぱきとした口調に、的確な洞察性、深い包容力が滲んでいるからでしょう。(写真をクリックして下さい。画像が大きくなります)
2007-05-30 00:23:23 この記事のURL 「自分も幸せにする福祉活動」
NPO法人 阿見アスリートクラブのドリム
この日は朝からかなりの雨だったこともあり、参加者は普段より大分少ないとのことでしたが、大人、こども合わせて50人ぐらいの会員が、雨のグランドでそれぞれの練習に打ち込んでいました。会員の活動の記事は「のんびる 6月号」で書いていますので、このブログでは理事長の楠康夫さんと、副理事長の楠朱実さんのお話をまとめてみました。
理事長 楠康夫さんのお話し
身近にスポーツができる環境を

「目指しているのは、『すべての人に対して、陸上競技をはじめとしたスポーツ全般の普及・発展を図り、スポーツ間の交流を行い、豊かなスポーツ文化の醸成に寄与するとともに、生涯にわたってスポーツを楽しめる環境を整え、活気ある町づくりを目指し、子どもの健全な育成を図る』ということですね。やさしい言葉にかえて言えば、『その人、その人がやりたいスポーツをやりたい時に出来るスポーツ環境を作りたい』です。
小さなこどもからおとなまでが、一堂に会して同じ場所でトレーニングできる環境。365日いつ来ても、コーチ・指導者がいて、健康のためにスポーツを楽しむ人も、トップアスリート目指して練習する人も、気軽に、でも本気でからだを動かすことができる、教えてもらえる。・・・そんなクラブを地域に根ざしたいのですよ。
ぼくは、駒大の陸上部、ヤクルトの事業団のランナーとして、箱根駅伝大会に四回出場、東京国際マラソン、防府マラソンなどに出場、入賞してきた、いわばランナー一筋の道をきたので、周りから世界一の選手を作ることだけを目標に組織を作っているのではないかと思われているところがあるし、実際夢はオリンピックランナーを出したい、であるのですが、でもそれだけではないんです。クラブの存在自体が地域に根付き、人々に愛され、地域の子ども達の居場所となり、高齢者・大人の健康なスポーツライフの拠点となる、そんなクラブ、ヨーロッパ的なクラブを作りたいんです。自分のスポーツ人生を、社会や地域に役立てたいのです。」
上の言葉から、楠理事長はいかにも厳しい表情をした堅いお人柄で、またエリートにありがちな完全主義の気難しい方かと思いますが、実際にお会いすると、真っ直ぐで筋の通った方で、才能ある人特有の完全さを持たれた方であることは間違いないのですが、それらで人を圧したり押し付けたりしない、心の柔らかな人間の幅の広い実に笑顔の素敵な方です。
そして、何より大事にされているモットーは、『楽しくなくては意味がない!』なのです。
そう、普段は勿論、練習中においても楽しい方なのです。そして永遠の青年、と称したい爽やかさを感じる方です。
「実際の練習の中で、楽しくしよう!を心がけてやっていると、小学生、中学生、高校生の生徒たちはダラダラしてしまうことがあるんですよ。甘く見る、というやつですね。だから、たまに、実力のあるスゴイところも見せるんですよ。すると、彼ら、『お、すげぇー!』としゃんとしてくれます」といたっずらっこのような表情をされました。
楠理事長の合言葉は、『楽しく! ぴりっと辛く!』なんですね。
副理事長 楠朱実さんのお話
夢は実現させてこそ、夢

「今、『阿見アスリートクラブ〜ドリム』の『ランニング&ウォーキング』『市民ランナー教室』『バウンドテニス』各会員を募集しています。市民ランナー教室は五月から月に一度やっていきたいと考えています。本格的にマラソンを走り抜けられるようにサポートしたいんです。実際、現在の『ラン&ウォーク』の会員は、メジャーなマラソン大会に出場している人や、霞ヶ浦マラソンやつくばマラソンを完走した人もいるんですよ。頼もしいです。これからもみんなで頑張りますよ。

(ドリム会員の皆さん。まだはじめて一ヶ月の方も、何十年も本格的にマラソンや陸上競技をやってきた人もいます。それぞれの経験や体力に合った指導がされますので、皆さん伸び伸びとされています)
ドリムは、ドリームをもとにした私の造語で“夢”ですが、この夢は実現させる夢。私とっては、夢は実現させてこそ、夢なんです。
クラブの中から、みんなに愛されるおらが町のチャンピオンが出れば、という夫とともに私もそう願って、その指導に全力をかけています。
私たちの生涯をかけ、現在は、このような組織を作り、行い、そして、次の世代へ引き継ぐこと、これがが私たちの理想です」
楠朱美さんは、東京女子体育大学を卒業後、公立の小・中学校の教師をされてきた、やはり陸上選手として輝かしい経歴を持つ方です。夫の夢をともに叶えようと、三年前に教師を退職、現在は、このクラブに心血を注いでいらっしゃいます。
インタビューの間も、常に練習をしているこどもたちに視線が注がれていて、時々、そちらに向かって声をかけられます。
「どうしたの?」「大丈夫か?」「そんなことしてちゃだめだよ」
いかにもスポーツ人らしいキビキビと張りのある口調です。でもこどもたちへの愛情を感じる温かい眼差し、声です。
そして楠朱実さんの顔は終始生き生きとしてチャーミング。叶える夢を持って、それに全力をかける、というのは幸せなことなのだと、楠朱実さんが証明しているという気がしました。
2007-05-12 00:01:40 この記事のURL 「自分も幸せにする福祉活動」
こどもとペット
この手紙を読みますと、こどもたちは動物のことについて、心のこもった指導を受けると、指導者の気持をも吸収し、一層動物への関心と愛情を深めるのだ、ということがわかります。手紙は、しっかりとした字と文章力で、生き物への愛情を表わしていて、結城小学校の飼育委員会の生徒たちの素晴らしさに感動しました。
大人の生き物への姿勢や心持ちが温かいものであるか非情なものであるかは、こどもの命に対する感じ方、考え方に大きく影響していく気がします。教育や福祉の観点からも、生き物、特に身近に飼っているペットを、家族や友達として大切にしていきたいものです。

<安藤先生へ>
Uさんの手紙
先日はいそがしい中、私達のために来てくれてありがとうございました。
先生のおかげで、いままで知らなかったことも分りました。
私達はもう6年生なので、来年は飼育委員会にはなれませんが、この間教えてもらったことを生かして、これからも動物のことを色々知っていきたいです。
たまごの生みやすい環境や、うさぎのだき方など、赤い血を出したら病気だということなどを教えてくれてありがとうございました。

Tさんより
先月は、インコやニワトリ、うさぎの事を教えてくれてありがとうございました。うさぎが赤い血をだしているのは病気だと言う事が分りました。

Kさんより
先日は、いろいろな質問に答えて下さってありがとうございました。
うさぎの心ぞうは速いということを知り、すごくびっくりしました。ニワトリやインコがなかなか卵を生まないので心配しましたが、安藤先生が来て下さった次の週に、クジャクが卵を二つ生みました。クジャクはずっと卵を生んでいなかったので、私にとってはすごくうれしいでき事でした。インコの卵はあいかわらずかえりませんが、この一年間でいっこでもいいからかえらせたいです。

Yさんより
安藤先生のおかげでみんな動物の接し方も変わったようで、みんな動物をかわいがってあげています。

Oくんより
教えてもらったことをいかし、飼育委員としての自覚を持って、小鳥やにわとり、うさぎの世話をしていこうと思います。

Eくんより
安藤先生のおかげでぼくたちには、動物のことが分ってとても勉強になりました。安藤先生もこれからもがんばってください。本当にありがとうございました。

Eさんより
来てくれてありがとうございます。インコの♂と♀の見分け方とかわかりました。あとあのうさぎの心ぞうの音ですがとてもびっくりしました。あの速さまだおぼえています。その日は家族に教えたほどですから。

Mくんより
兎の持ち方は首の後ろをつかんでかかえるように持つとは知らなかったけど、先生が教えてくれたのでしっかりとおぼえることができました。ほかにもニワトリのふしぎだったことも教えてくれたので、今飼育にとても役立っています。

Sくんより
動物が病気になったらどうするかがよく分りました。

Hくんより
これからもにわとりやうさぎのせわをがんばります。

Uさんより
わたしが一番はっきり覚えている事は、うさぎのみゃくの早さです。
自分のみゃくの音はゆっくりなのにうさぎはとても早くておどろきました。小さければ小さいほど早いのならねずみや小鳥はもっと早いのかなぁ〜、と思いました。またぞうは大きいから、とってもおそいのかなぁとも思いました。
そのほかにもうさぎのだき方も印象に残っています。首の皮を持つやり方にはおどろきました。
とにかく、楽しくておどろきの時間をありがとうございました。これからも動物を大切にしていきます。

Kさんより
自分の心臓の音はドクンドクンだったけど、うさぎの心臓の音はドクドクドクドクとはやかったですね!

5年 Mくんより
ウサギの持ち方や、ウサギのオスかメスかみくらべるのをおしえてくれて、どうもありがとうございました。大人になってもおぼえていたいです。

5年 Nくんより
ぼくは一番おとなしいモイスチャーをだきました。先生が言ったやり方でやったら、フツーにだっこができました。いつもらんぼうにだっこしているけどそのやり方でやったらちゃんとだっこができました。

5年 Sさんより
今では、うさぎのめんどうを見るのがたいへん楽しいです。

5年 Fくんより
いっしょうけんめい勉強してしょうらいは安藤先生のようなじゅう医になりたいです。

5年 Nくんより
おかげでうさぎも暴れないで持てるようになりました。

5年 Iさんより
私はハムスターをかっています。オスをかっていて名前はハムと言います。あつい夏をのりきるためにすずしいところにおき、水、えさは毎日とりかえています。

2007-04-29 00:36:55 この記事のURL 「自分も幸せにする福祉活動」
獣医先生の願い<動物にも命があるんだよ。それを感じてもらいたい>
でも、安藤先生の仕事はそれだけではありません。「学校の生徒たちに、生き物の飼い方の指導をし、動物にも命があることを伝える。」という大事な仕事があるのです。
どう教えていくか難しい
茨城県では、学校の生き物の健康を管理する『学校獣医制度』があって、各小学校には、獣医師がついて、学校の生き物の健康を守ったり、生徒に飼い方の指導をしています。そうすることを通して、こどもの心に、優しさや親切心、自分より弱い立場のもの、力のないものをいたわる気持が、自然に育まれることを願うのです。
安藤先生はそうした獣医先生の一人なのです。
「私は、まず動物にも命があるんだよ、ということを、生徒にわかってほしい。それを感じることから、命そのものもみんなも大事にしていくことになっていくと思うんです。」と安藤先生はまず言われました。
「動物にも命がある、命は大切にしようということは、言葉で言うのは簡単に言えますが、実際にわかるように伝えるのは難しいのでは?」と訊きますと、「そうなんですよ。」と、安藤先生は大きく頷きました。
「でも、いい方法があるんですよ。」とにっこりと続けました。
「私が担当している小学校はうさぎやモルモットを飼っているのですが、その動物を、生徒たちに抱かせるのです。そうすると、うさぎもモルモットも体温があって温かい。心臓がとくとくとくとく動いているでしょ。・・・生徒は、それを感じると、『あ』としばらくそのまま黙っている。・・・もうこの瞬間、この温かさ、心臓の鼓動は、自分と同じ命なんだ、ということがわかったんですね。わかったら、その生き物を大事に思う。命を大事に思うんです。」
この時の安藤先生の顔は、本当に嬉しそうでした。
でも、問題もある
それは、鳥インフルエンザ等の病気のことです。動物から人に感染する病気のことが新聞やテレビで報道されると、保護者から、「こどもに生き物の世話はさせないでほしい。」という要望が出るのです。
「お父さんやお母さんの心配はもっともなのですが、実際は、本当に感染する病気はそんなにないのです。また、噛まれないようにする、排泄物を素手でさわらないなど、正しく世話をすればまず心配はない。かえって過度に警戒して、徹底的に生き物を嫌うことを植えつける方が、人格形成の上でよくない影響を与えると思うんですよ。生き物の習性を知り、この生き物にはどう接したらいいか、こういうことはしてはいけないなどを学んで、生き物とは親近感を持つ接し方をしていった方がいいと思います。アレルギーの生徒は動物にさわらせない、そばに寄らせないようにしますが、生き物が悪いと意味づけるようにはしませんね。命を大切にするということは、自分を大切にすることに繋がり、それはそのまま他者を大切にすることですからね。いつでも、自分より小さな、あるいは弱い生き物を守る気持を感じていたいですね。」
悩みもあります
安藤先生の悩みは、「学校の先生が、前述の考えを理解してくれなくて、動物の世話もいいかげんに済ましてそれでいいと思っている人がいる。かと思うと、先生がつきっきりで、生徒がさわろうとすると、汚いとか危ないとか言って物のように扱ってしまうこともある。」ことと、「文部省は、動物の命を大事にする、という通達をしてくるのに、治療費などの補助の予算をとってくれない。命のあるものは病気や怪我をすることもあるのですから、大事にする教育を考えているなら、治療費等を考えた予算をとるのは当然でしょう。」ということだそうです。
「こんな風に土台があやふやで、愛情持った正しい管理が行き渡らないから、うさぎは増え放題だったり、病気で次々死に、死んだうさぎがそのまま放置してある、ということもあるんですよ。生き物にも生徒にもこんな状態はいいわけないでしょう。」
穏やかな安藤先生がちょっと強い口調になりました。
ほのぼのと嬉しい
「動物とこどもとの関わりは、大人の考えや思惑などがありますから、動物にさわってみたくてもさわれなくて、結局、動物の体温や鼓動を体感できないまま過ぎてしまうこどももいるわけですが、病気が治ったうさぎがまた元気に小屋の中を歩いているのを見て、ぱあっと顔が輝きます。そういう様子を見ると、「こどもは本来は動物、生き物を受けいれるんだな、好きなんだな、と感じるんですね。この喜びは、ほのぼのといつまでも続くんですよ。」と安藤先生は幸せそうな顔になりました。
2007-04-23 04:12:40 この記事のURL 「自分も幸せにする福祉活動」
寄せられたコメント集 20007年4月〜
安藤先生の写真いいですね。とても素敵な男性ですね。なんだか物語「ドリトル先生」を思い出します。安藤先生は動物の言葉を聞き分けられそう。私の小学生の頃、よく校舎の屋根のひさしにツバメが巣をつくりました。巣の中にいたツバメの雛が巣から落ちたりすることもありました。そうしたとき、一番夢中になってその雛を手でさすったり、巣に戻してあげようとしたのは、普段先生に一番注意される回数の多いガキ大将の男の子でした。動物に接する仕方で、その人の(その子の)隠されていたやさしさがわかりますよね。
しましまさんより2007/4/20(メール)(介護の現場から<退職後、ヘルパーの道に>)
『母の従弟夫婦2組は80歳代でも元気なのですが、子どもたちにこれ以上負担をかけたくないと、ホーム入所を自ら申し込んだと聞きました。一組(妻の鬱症状重く夫が介護中)は息子が勤務医している所の施設に入所申し込みをしたということです。のんびるの記事を拝読すると尽力されている方々の存在に自身を問わなければならないことばかりですがとても力づけられます。』
いでさんより2007/4/19(介護の現場から<退職後、ヘルパーの道に>)
おー、中村さんだ。
あれこれ思うと押しつぶされそうな現場で素晴らしいセカンドワークですよね。頑固なのに肩に力が入って無いようで。
学生時代の友人が認知症になったお父さんをみています。財閥の娘ながら家庭環境が複雑で(小説のような)実母とは3歳の時に別れ、以来、父、祖母、叔母と暮らしてきた人です。誇り高き祖母の死後、彼女は結婚し、継母が腹違いの弟妹を連れて再婚。今はその弟が財産を継ぎ、社長です。彼女が成城の瀟洒な家で棟続きの家に居る父親を継母とみています。前置きが長くなりましたが、朝食後、直ぐに「お腹が空いた」という父親に彼女は「もうすぐお昼だからね」となだめるそうです。これは“あしらう”のと違うと思いました。学生時代、華やかな風貌で男女の羨望の的だった彼女が落ち着いた大人の姿に私は圧倒されました。
ちいととさんより2007/4/8(笈川小百合さんの絵<野の星 天の花>)
「笈川さんの絵と詩に慰められる人はいるはず。何とかしてこの本の存在を知ってほしい」と、私はずっと思っていました。
(略)
子どもや家族を失って悲しみの中にある方々は、日本だけでなく外国にもいらっしゃると思いますし、そうでなくても笈川さんの絵のやさしさや、あたたかさは人を癒すものをもっていると思います。
カラスの女房さんより
ところで、三好春樹さんてそんなに人を変える力のある方なのですか!?・・・やっぱり。
福祉関係に従事している私たちの仲間にも三好春樹さんのお話を聞いた事のある人が何人かいて、口をそろえて「三好春樹さんの話には感動するよォ!」と言います。
笑いをいっぱいちりばめたお話をするのですってね!
昔ヘルパー2級資格取得講座を受けたとき、一人だけ、女性の方で、篠原先生という、まるで落語を話しているような面白い話をされた講師がいました。
講座の終了式で、受講生一人一人が、「講座を受けての感想を述べよ!」と言われた折、述べられた感想のほとんどが「篠原先生の講座は面白かった」「現場に出ても篠原先生のことを忘れないで頑張りたい」でした。他の先生の名前が受講生の口からのぼることはありませんでした。
かくも、笑いは人の心に親近感や思い出を残すもの、元気を呼び起こすものなのですね。
三好春樹さんが売れっ子なのも、裏を返せば、今までの福祉専門家がつまらない、人間性乏しい人ばかりだったということです。
三好春樹さんや私たちの篠原先生に続くような福祉世界のお笑い芸人をどんどん世に送り出して行きたいです。あ、別に私は福祉芸能関係のプロダクションやっているんじゃないんですけどね。へへ。
2007-04-22 07:22:05 この記事のURL 「自分も幸せにする福祉活動」
介護の現場から<退職後、ヘルパーの道に>

いやぁ、えらい道に来てしまったな、と
中村さんは、ある会社の重要なポスト(ビルなどを造る技術者)でばりばり仕事に打ち込む、企業戦士と称される一人でした。
「仕事はがんがんやってましたが、決して順調ばかりではなく、ま、山もあれば谷もある、という中を生き抜いて定年が来たわけですが、その後、なんかやった方がいいな、と。それで福祉の専門学校に通って、一級の介護士の資格をとったんですが、深く考えずにそうしたんですよ。」と中村さんはおかしそうに言います。
「それである介護施設に最初は送迎車の運転手として入ったんですよ。そのうちヘルパーもやるようになり、一年半近く経ったところですかね。・・・いやぁ、えらい道に来てしまったな・・・と。」と続けました。
えらいことと言うのは・・・
「うーん、何といいますかね、施設には高齢者や認知症の人が来られるわけでしょ。その人たちに、敬意の気持や親身に思うものは当然あるのですが、人によったら、話しのやりとりもうまく合わなくなっていることもあるわけですから、結果的に、接し方が『接する』というより、『あしらう』という感じになってしまうことがあるんですよ。
例えば、施設に来ると同時に、『家に帰る』と言い出して、どんなに何時になったら帰りますからね、と言っても、十五分おきくらいに、『もう帰る』と繰り返す人がいるのですが、ぼくは、そのたびにまじめに、『何時になったら帰れますよ。』と対応しようとするんです。けど、その対応では、その人を落ち着かせるようにはならないことがある。かえって不安感を起こさせると感じることがあるんです。そんな時、言いくるめるようにしたり、ごまかしたりした方が、その人が落ち着くんですね。・・・落ち着いたからそれでいいかというと、自分の気持はそうではないんですね。人をあしらったやり方をしてしまったな、こうしていいのかな、と反省とも悩みともつかない思いがわく。・・・こういうことをひとつとっても、介護をするというのは難しいしわからない。えらいところに来てしまった、と思っちゃうわけですよ。」
つらいことは
「一生懸命、言葉にして話してもらったことが何言ってるかわからなくて、充分応えてあげられないことがあることですね。」と中村さんは表情を曇らせました。
高齢者の人も認知症の人も、うっかりすると怪我につながることがあるので目が放せず、抱きかかえるなどのこともあります。そうした気苦労や身体的な重労働はつらいとは感じない、といいます。その人の訴えたいことを、わからないからいい加減にしていると、見る間にその人は無表情に頑なな沈黙の人になってしまうのだそうです。
「そうさせてしまうのは我々ですからね。何度も繰り返すというのは不安感がそうさせるということもあるから、それをこっちがわからなかったり、察してあげられなかったというのは、本当につらいですね。」
中村さんはこうも言います。
「午前中は機嫌が悪くてすぐ怒ったり、暴力がでそうになる人がいる。午後は落ち着くんですが。・・・単純に眠いこともあるだろうが、そうではなく、何かを訴えていると感じるんですよ。」
嬉しく感じることは
「辛いの反対ですね。誰かの感情や言葉を受け止めようとして、それがぴったりあい、その人が嬉しそうな表情になっているのを見ると、本当に嬉しい。」
退職後のヘルパーの活動は
「50代、60代まで会社勤務をしてきた人は、それだけの経験を積んでいるから、高齢者や認知症の人をお世話するのはいいと思いますね。若い人には若い人のよさはあるけれど、セカンドリーグを迎えた人のキャリア、体験は、人を落ち着かせる強さ、優しさに通ずるものがあると思うんですよ。」と中村さんは明言しました。
知識の豊富さひとつとっても、高齢者、認知症の人の人生に響くものがあるはず。そういう有形無形のものを介護の道で役立てて欲しいというのです。
「心がけることは、これは自分に言い聞かせて、悩みながらも頑張っていることだけど、基本はやっぱり、いつも敬意をもって、真面目な態度で、高齢者、認知症の人に向き合う、ということですね。結果的に言いくるめたり、あしらったりする対応になったとしても、敬意と誠意を忘れなければ、単なるあしらいにはならないはず。」と中村さんは真剣な表情でこう締めました。
中村夫人は夫の転進をこう見る
私としましては、最初介護の仕事を夫がしている事に違和感がありました。
技術者としてビルなどを作る男に惚れていた部分があります。
個人としては自分の夫がする事に抵抗もありましたが、福祉の視点から社会を見る時、中村の様に長い事しっかり社会の先端で仕事をしてそれを全うして来た人間が、福祉の世界に入れば何か変える事が出来るのではないかと思いました。
2007-04-19 02:32:04 この記事のURL 「自分も幸せにする福祉活動」

- 自分も幸せにする福祉活動
のんびるリポーター:佐々木 和恵 - コミュニティビジネスでまちを元気に!
のんびるリポーター:田中 幸枝 - シニアにとっての食育ー鎌倉の台所からー
のんびるリポーター:浅越 美枝 - まちぐるみで子育てを応援
のんびるリポーター:山崎 礼子 - 身近な国際協力に参加しよう
のんびるリポーター:鈴木 由利子 - 農業・地場産業の助っ人になろう!From山梨
のんびるリポーター:山本 豊美 - セカンドリーグ!自立して生きる女のガイド
のんびるリポーター:矢口 峰子 - もっと楽しむためのバリアフリーとは
のんびるリポーター:徳重 富士子 - 地域デビューでキラリ輝く
のんびるリポーター:吉田 和子 - 誰でも通る、延命治療、終末期医療
のんびるリポーター:松尾 陽子 - こころが、ちょっとほっとする地域活用法
のんびるリポーター:成相 陽子 - 最新!高齢者福祉と医療&美容
のんびるリポーター:中澤 まゆみ


