「地域」 > 「東京」 のブログ記事一覧
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『市民主体による地域づくりとその経営』に参加して

『市民主体による地域づくりとその経営』に参加しました。
主催は広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会
会場は、「ちよだプラットフォームスクウェア」会議室でした。
鶴ヶ島市における地域づくり
「パネルディスカッション」の報告です。
埼玉県鶴ヶ島市における地域づくりのキーパーソン4名がパネリスト。
鶴ヶ島市は人口約7万、多くの勤め人が東京へ通勤している「埼玉都民」の町のひとつ。この鶴ヶ島市が、行政と市民の協働のモデルとでもいうべき活動をしていることを知りました。
地域福祉計画の策定において、鶴ヶ島市では、市民に集まってもらって「地域の課題解決を考えるワークショップ」を延32回開いたのです。調査会社に頼むのではなく市民と共に課題と解決法について第一歩から意見を出し合って市民と行政の協働でまちづくりが行われているのです。行政が設置している「審議会」等の諮問機関でよく行われている、”一応ご意見をお聞きいたします”という形式的なものではありません。
政策決定の過程で、市民の声を積極的に受け入れる自治体は決して多くはありません。そのような行政の姿勢に応え、市民も行政に要望をするだけでなく、市民自ら知恵を出し、労力も惜しまず住みよい街づくりに具体的な事業が生まれています。
地域に根付く「もう一軒の我が家」
「NPO法人鶴ヶ島学童保育の会」は留守家庭児童の居場所、生活の場として560名の児童の第2の家庭の役割を果たしています。
「NPO法人鶴ヶ島なごみ」は、2,000年に活動仲間12人で設立。現在は会員は300人です。コンセプトは”もう一軒の我が家”介護予防事業、自立支援事業、子育て事業、IT事業、調査交流事業の5つの事業が行われています。「地域に参加するすることによって、地域が見えてくる。」という言葉が印象的でした。
2007-10-21 17:46:30 この記事のURL 「コミュニティビジネスでまちを元気に!」
妻と夫の定年塾
西田小夜子さんの前著書の『定年夫はなぜこんなにじゃまなのか』、『定年漂流』は衝撃的なタイトルが記憶に新しいのですが、今回紹介されている『妻と夫の定年塾』は熟年夫婦の今後のあり方について、気軽に参考にできそうですね。
「引きこもり夫」、「みのむし夫」、その例えは言い得て妙で、その様子が目に浮かびます。100点のコラムはまさに「百人百様」なのでしょう。そのうちの一つくらいは「私たちと似てるなあ!」と思うかもしれません。
「地域デビュー」のための基盤になる夫婦の関係について、ちょっとこの本をのぞいてみませんか?
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こころがなごむ香りでマッサージ アロマボランティア養成「介護福祉とアロマテラピー講座」3
2回目の講義の内容は「精油の安全な利用のしかた」など。
3回目の講義は、「タッチングと心のケア」。高齢者へのアロマテラピーには、血液循環の促進、痛みの軽減、心身に活力を与える、コミュニケーションを高める、などの目的があり、健康状態や既往症ほかを考慮して、必ず安全に行わなければならないことを学びました。
マッサージの際には、高齢者の方とコミュニケーションをとることも大切で、なかには悩みのようなことをお話しくださる方もあるそうです。
認知症の方への接し方、施設にマッサージボランティアとしてうかがう場合の注意事項(守秘義務や服装など)についても説明されました。

2007-10-18 23:18:53 この記事のURL 「こころが、ちょっとほっとする地域活用法」
こころがなごむ香りでマッサージ アロマボランティア養成「介護福祉とアロマテラピー講座」2
講座第1回目は、アロマテラピーの効果、生活の中での利用法、使用上の注意などの講義を受けます。
講師は、このセンター代表で英国IFA認定アロマセラピストの大場直緒さんです。
ハンドマッサージの実習について、「人にふれるということがどれだけ大切なことかを体感してほしい」という講師の言葉が印象的でした。
マッサージオイルをつくる
ハンドマッサージの実習のために、精油を数種類混ぜて、マッサージオイルをつくります。
小瓶に入った植物油に、精油3、4種類を自分の好みで選んで数滴づつたらし、合計8滴以内に。そのブレンドの割合を書いたシールをボトルにはってできあがり。そして自分の小瓶を近くの席の受講者と交換して、香りをかいでみるようにとのこと。「ああ、いい匂い。ローズゼラニウム3滴入れたんですか」「やっぱりラベンダーは落ち着くわ」小瓶をあちこちに行き来させているうち、だんだん受講者同士が打ち解けてきます。
2007-10-18 23:10:47 この記事のURL 「こころが、ちょっとほっとする地域活用法」
音声ガイド付きチャリティー映画会
ロゴス点字図書館(旧カトリック点字図書館)主催のチャリティー映画会へ行きました。
今年も音声ガイド付きなので去年と同じく、友人の視覚障がい者のIさんと一緒です。
音声ガイドについては『のんびる』8月号、ブログで7月25日に取り上げた「シティライツ」の活動でご紹介いたしました。音声ガイドとは、テレビドラマの副音声に似た映画の視覚的な情報を補うナレーションです。目の不自由な人たちは、映画の音や台詞を聴き、映像を想像しながら楽しみます。その想像をより鮮明にするのが、この音声ガイドの役割なのです。
今年はIさんと一緒に音声ガイドを聞きながら映画を見てみようと思い、前もって電話で予約を入れておりましたので二人ともそれぞれ音声ガイド用のFMラジオを入り口の受付で借りることができました。手のひらに入るほどの大きさの薄型のポータブルラジオです。

既に、チャンネルを合わせてくれてあるので席についたらスイッチオンにすればそのまま聞けます。
、
会場も去年と同じ中野のZEROホールです。生憎の小雨模様でしたが、会場は九分通りの人の入りでなかなかの盛況です。白杖を持った視覚障がいの方々もかなりいらっしゃってます。音声ガイドつきの映画会もロゴスだけでなく日本点字図書館が主催したり、前述の「シティライツ」が独自の音声ガイド発表会や調布市での映画会を行っていたりで、映画好きの視覚障がい者の間では娯楽としての音声ガイド付き映画の存在が知られ始めているようです。
予定通りに、7時にはロゴス点字図書館の理事長さんと館長さんのご挨拶の後、映画が始まりました。今日の映画は『ミュージック・オブ・ハート』(1999年制作アメリカ映画)です。

メリル・ストリーブ主演で、彼女はこの映画でアカデミー賞・主演女優賞にノミネートされました。ニューヨークのイーストハーレムが舞台です。およそヴァイオリンとは縁のない生活を送っている子供たちに“音楽”を教え続けるひとりの女性。50挺のヴァイオリンを持ち込んで“きらきら星”から始まった音楽教育は、こどもたちの無限の可能性を信じて「あなたたちは何でもできる」という言葉とともに、こどもたちに「夢はかならず叶うもの」という希望を灯してやるのです。これが定着してきた10年後に市の教育委員会の予算削減の矛先となって、このクラスが閉鎖されようとした時、主人公の女性音楽教師ロベルタは折角灯されかけた明かりを消すまいと大奮闘して、ついにカーネギーホールでの演奏会開催にこぎつけて、市の予算を確保してクラスを存続することになるのです。
クライマックスはカーネギーホールでの卒業生も加えての大演奏会です。しかもアイザック・スターン、イツァーク・パールマン、アーノルド・スタインハートなど当代きっての演奏家たちが子供たちと協演するのです。これがすべて実話だったそうで本当に感動的でした。
初めはヴァイオリンをちゃんばらごっこの道具にしかしようとしなかった子、のこぎりの目立てのような音しか出せなかったこどもたち、音楽に理解のない親たち、日用の糧すら満足にない家庭など、希望や夢を抱くことなどはあり得ない境遇のこどもたちに自信、希望、夢を与える音楽教育に身をささげる主人公と次第に目を輝かせて人生に自信を持って歩み始めるこどもたちの姿に、思わず何度も目が潤みました。
音声ガイドのレシーバーを左耳にし、映画そのものの音や声を右の耳で聞いて、画面が見えなくてもラジオドラマを聞いているように、その感動はすばらしく伝わると知りました。
友人のIさんも去年より映画を“観る”ことに慣れたのか、終るや否や「ああ、面白かった、いい映画だったわね!」と喜んでくれました。そして「また連れてきてね。」といってくれました。私も嬉しくなって「ええ、もちろんまたお誘いするわ!」と約束いたしました。映画の感激の余韻が冷めないまま、電車に乗って、Iさんを家まで送っていきましたが、Iさんの喜ぶ姿に、障がい者も楽しめる機会が沢山ありますようにと心から願いました。
(徳重 富士子)
<ご参考>
社会福祉法人ぶどうの木 ロゴス点字図書館
http://www.logos-lib.or.jp/ 館長 高橋秀治
日本点字図書館 電話 03-3209-0241 (代表)
バリアフリー映画鑑賞推進団体 シティライツ
E-mail mail@citylights01.org
URL http://www.citylights01.org/
代表 平塚千穂子(ひらつか ちほこ)
2007-10-18 03:53:10 この記事のURL 「もっと楽しむためのバリアフリーとは」
ほっと心身が解放される「定年塾」に参加して−1−
2003年からスタートして、20回目。今回の場所は、青梅駅から北に車で7〜8分上がったところにある、聞修院(もんしゅういん)というお寺。朝10時の集合でした。
長い参道を歩いて本堂に向かうとキンモクセイのいい香り。思った以上に大きなお寺で、まるで京都に来ているかのようです。
参加者は、男性9名、女性13名の合計22名。もちろん、年代は定年前後の方々です。この定年塾は、中高年がほっと心身を解放できる面白い居場所をつくろうと、開催しているそうです。
2007-10-15 18:12:32 この記事のURL 「地域デビューでキラリ輝く」
市民事業・起業講座が小平市で始まります
小平市で開催される連続講座の主催は「Mystyle@こだいら」です。
”社会貢献活動に事業をプラス。新しい起業の形で、思いを形にしてみませんか?”と呼びかけています。
1.◆市民事業・コミュニティビジネス起業講座〜活動は伝わらなければ始まらない 資金がなければ、継続できない〜
▽日時:平成19年11月10日(土)〜12月8日(土)14:00〜16:30
※毎週土曜日、連続5回
▽会場:小平元気村おがわ東 第一会議室(旧小川東小学校)
※詳細はこちら http://mystyle-kodaira.net/cbcourse.html
○申込締切 11月8日(木)
2.NPO法人をつくろう!〜NPO法人設立セミナー〜
▽日時:平成19年11月10日(土) 14時00分〜16時45分
▽会場:新宿NSビル 3階 西ブロック 306会議室
▼内容:「NPO法人設立、その手続きや概要」「NPO法人の会計と税務」など
※詳細はこちら http://www.iva.jp/seminar/seturitu/seturitu.html
……………
横浜市で行われる講座では、ゲスト事業者に、藤田 巖氏(株式会社福祉美容室 カットクリエイト21代表取締役)を迎え、企業人から転身し、コミュニティビジネスを立ち上げられたお話を聞けます。
2007-10-10 15:56:58 この記事のURL 「コミュニティビジネスでまちを元気に!」
今、あなたの興味は「健康」、「起業」、それとも「男の料理」?
前回ご紹介した久田恵さんの特別講座を行なった八王子市では、今後の講座で地域デビューを支援する興味深い講座があり、現在いくつか受講生を募集しています(締切間近のものもありますので,お急ぎを!)。
きっかけ作りに、試しに一度でかけてみませんか。
2007-10-01 08:21:06 この記事のURL 「地域デビューでキラリ輝く」
新リポーターブログ、必見です!
それぞれ興味深いテーマを掲げ、役立つ情報を紹介していきます。
今週はダイジェストにそのブログテーマを紹介します。
トップバッターは吉田和子さんの「地域とつながろう」。女性ならではの地域デビューのヒントが満載です。続いて、「誰でも通る、延命治療、終末期医療」というちょっと重いテーマを、明るいキャラクターで淡々と紹介する松尾陽子さん。続いて、「こころが疲れた人のための”地域”の活用法」の成相 陽子さん。ちょっと疲れた方は必見です。トリを飾るのは、軽妙なタッチで「最新!高齢者福祉と医療&美容」を紹介する中澤 まゆみさん。美容の話、楽しみですね。
4名ののんびるリポーターのみなさん、よろしくお願いします!
ぜひ、お気軽にコメントやメールでご意見をお寄せください。
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こころがなごむ香りでマッサージ アロマボランティア養成「介護福祉とアロマテラピー講座」1
ちょっとおしゃれなリラックス法として、女性のあいだで結構広まっていったのではないでしょうか。
でも、このアロマテラピー、最近では、ただ気分的にリラックスできるということではなく医学的にもその効果が明らかになってきたといいます。
皆さんのお住まい近くの病院などでも、代替療法(=西洋医学以外の医学や医療の総称)としてアロマテラピーを取り入れているところが出てきているかもしれません。
きょうはそんなアロマテラピーを用いて、高齢者施設でハンドマッサージのボランティア活動を行っている「NPO法人日本アロマテラピー活動サポートセンター」の「アロマボランティア養成・介護福祉とアロマテラピー講座」をご紹介します。
2007-09-30 23:50:27 この記事のURL 「こころが、ちょっとほっとする地域活用法」
「セカンドライフ特別講演会」
〜夫の地域デビューを応援するには〜
に行ってきました。
【夫婦や家族って、本音を言いづらい関係!?】
9月6日(木)当日は、台風が接近している影響でかなり風雨が激しかったにも関わらず、72名の定員いっぱいの会場は、熱気にあふれていました。
講師は、ノンフィクション作家の久田恵さん。内容は、地域デビューする夫やその妻たちへ、デビューに当たっての心構え、ヒント、そしてエール。楽しい語り口に2時間は、あっという間に過ぎました。
2007-09-30 18:24:48 この記事のURL 「地域デビューでキラリ輝く」
「体験」という言葉に惹かれてーーその2
「上手に操作ができることよりも大切なのは、
利用者とコミュニケーションを取ることなんです」
と、講師であるボランティアセンターの中静さん。
確かに車いすに乗って、押してもらっている時の私の気持ちはなんとなく「申し訳ない」という気分でした。
2007-09-30 17:25:42 この記事のURL 「地域デビューでキラリ輝く」
「体験」という言葉に惹かれて
小平市社会福祉協議会ボランティアセンター(以下センター)が、地域デビューの第一歩にと、呼びかけたこの企画に、参加してみました。

これからの自分の生き甲斐や居場所を見つけようと思っている私にはボランティアという方向は、想定外でしたが,やってみないうちに自分でそれを排除しているのは可能性を狭めているな…と思えたし、「体験」という言葉に、未知の世界へのハードルの低さを感じました。
2007-09-30 16:28:48 この記事のURL 「地域デビューでキラリ輝く」
「日本聞き書きボランティア協議会」の活動
「日本聞き書きボランティア協議会」の実践活動として、ご高齢の中村博子さんへの聞き取りを元に、『名誉チャプレン』の冊子ができるまでが紹介されています。戦前戦後を生きぬくために、とりわけ女性たちは、大変な苦労を重ねたことと思います。その多くは表に出ることもなく、記録がなければ後世に伝えることもできません。
偉業のあるないにかかわらず、人にはそれぞれの人生があります。たとえ他人に知れなくとも、そこにはドラマがあるのだと思います。そうした隠された人生を発掘し、記録する作業、それは本当に根気がいる仕事であると同時に、私たちにとって実にありがたい活動なのではないでしょうか。
一人の人間の小さくも壮大な「物語」を、これからもっともっと目にする機会が増えるといいですね。
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続・ワイルドシルクフェスタ
9月9日の会場で農学博士長島孝行さんと出会いました。言葉を交わすチャンスもあったのですが、会場内の展示物の面白さに頭がいっぱいになっていた私は、博士にワイルドシルクについての学術的なお話を伺うなどの余裕はなく、傍らに置かれていた博士の著書を買って帰りました。その本を読んでの感想です。

まず長島先生の本から引用させていただきます。
ーーー「シルクのふるさとが世界遺産になる!?」
2007年の1月、文化庁は世界遺産として「富岡製糸場と絹産業遺産群」を追加申請しました。富岡製糸場(1872年〜1987年)は、明治のはじめに政府が近代化のために設置した最初の工場で、日本の養蚕・絹織物の発展に欠かせない存在でした。そして最盛期には1000人もの女工を抱える大工場であり、「殖産工業」を謳った近代日本の産業遺産であったのです。
常々、私は「日本の養蚕をなくしてしまったら、世界に誇れるものがまたひとつなくなってしまう。群馬ならでは、富岡ならではのものを押し出すべき」と訴えてきたのですが、今こそがまさにそのタイミングだと思っています。では「富岡ならではのもの」とは何か?やはりそれはシルクをおいて他にはない。第5章の「食」のページにてもお話しますが、シルクは食品としても非常に優秀です。富岡産の繭を絹たんぱく液にし、飲むこんにゃくゼリーやまんじゅう、うどん、せんべい、パンなどに混ぜたものを「富岡ブランド」として発信し、どんどんアピールしていけたら、と考えています。−−−
長島孝行博士は2007年6月の「富岡のシルク産業を考えるシンポジウム」にパネリストとして参加し、そのとき富岡市長さんにも提言を出していらっしゃいます。
この文章を読んで私が考えたのは、まず「富岡製糸場が世界遺産になるなら、長野県岡谷市だって世界遺産だろう!?」ということです。
長島先生の文章の主旨とズレますが・・・。
大竹しのぶの名演が涙を誘った映画「ああ野麦峠」の原作本「女工哀史」に出てくるうら若い糸取りの女工たちは、岡谷の製糸工場で働いていたのですから・・・。私が長野県岡谷市と近い諏訪市の生まれ育ちということもあり、地元びいきでしょうが、私は「製糸といえば岡谷だ!」とこの数十年信じて生きてきたのです。
「富岡製糸場」は確かに政府が最初に作ったものだし、私の小さい頃の社会科の教科書にも写真が載っていた記憶があります。ですから、日本の国の位置づけとしては、「製糸で栄えた近代日本の基礎は、富岡にあり」で正しいでしょう。そこで富岡を文化庁が世界遺産にしたいと思ったのは無理からぬことでしょう。
でも私が言いたいのは「製糸工場が明治政府の繁栄を支えた、ひいては日本のその後の運命を決めた」というわけで重要というのなら、製糸工場及び製糸関連のもの、場所すべてを日本の遺産、宝物として位置づければよい!ということです。
まずは富岡で、長島博士の提言したことを取り入れていろんなブランドを発信してくだされば素敵です。
日本の宝物、シルクを(昔のような製糸一辺倒でなく、食品とか医療品とマルチな分野で)見直し、活用していこうよ!と。
次にそれを、日本中の養蚕の盛んだった地域が参考にして取り入れていけばいいのに、と思うのです。地域ブランド開発もいいけれど、日本の国の規模でシルクの復興を図る!というのはどうでしょう。
群馬県富岡で、長野県で、そうそう、山梨県でも、天蚕の盛んだった市川三郷町、郡内織物の栄えた富士吉田市、都留市といった郡内地域!まだまだありますよね!日本中にシルクの遺産の地域と言える場所は。
9月15日だったかしら、NHKの朝のニュースで福島県の川俣町が登場しました。福島県もかつて養蚕が盛んな地域だったそうです。
今でも160軒が養蚕を続けているという話。(もしかしたら日本で一番養蚕が残っている地域ではないでしょうか?)
昔と違いほとんど機械化されているそうです。
その一軒、佐藤さん宅では30万匹の蚕を飼い、したがって30万個の繭を作る!
その数字を聞いて、びっくりしました!昔の家内生産現場と違い30万という数字は、工場の規模ではないでしょうか!?やはり機械化の強みですね。
でもそんなことより何より、今でも養蚕農家が健在であるというニュースが素直に嬉しかった。
テレビ画面に映った蚕の繭作りの様子やその音は、「手作業」から「機械作業」へという人間の側の事情の移り変わりにに関係なく、太古からの人と昆虫の共生の営みが思われて、感動をがわきました。
養蚕農家の佐藤さんの奥さん、洋子さんの、蚕を見るまなざしも昔の養蚕農家の主婦が「お蚕様(おかいこさま)」に注いだまなざしと同じだと感じました。日本の誇る世界遺産を守る人がここにもいる!と思いつつテレビ画面に釘付けになってしまいました。
従来の人と蚕の共同作業から出来上がるシルク(家蚕)と、育つフィールドが山となる山繭のシルク(天蚕)。そして、今回「ワイルドシルクフェスタ」で紹介された蚕の吐く絹糸にとどまらない多種の昆虫の吐く糸、シルク(野蚕)。こんなにシルクのフィールドは広いのです。
長島孝行博士の本を読むと、「日本は資源のない国」なんかじゃあない!と希望がわきましたし、多くの人がこれからシルク産業の復興に加わっても決して持て余しにならない需要が望めると思います。
再び長島博士の著書から引用を。
ーーー本書はシルクについて大きく取り上げています。それは私が10年以上かけて観察して来たことですが、天然繊維の時代が再びやってくることを想定してのことでもあります。
日本では「食」の自給率が40%と低く、大きな問題になっていますが、衣食住の「衣」の部分に関しても、そういった問題がこれから出てくるでしょう。
実際、日本では綿や毛などもほとんど作られていません。世界に誇ってきた絹産業をここまで衰退させてしまった問題は非常に大きいのです。日本の科学技術の中で、シルク生産に関した桑の研究実績、蚕の研究実績、そして絹糸の研究実績は紛れもなくトップです。
だから今からでも間に合う。養蚕業を復活させたいという思いがあります。ーーー
長島孝行著「蚊が脳梗塞を治す!昆虫能力の驚異」というご著書で、世界中のいろんな昆虫のパワーについていろいろ書かれていますが、蚕について多くのページを使われています。
この本は「ワイルドシルクフェスタ」会場でも売っていますのでお出かけの折には是非手にとって見てください。定価800円。
長島孝行博士のプロフィール・・・0955年、埼玉県に生まれる。東京農業大学を卒業後、同大学院農学研究課博士後期過程終了。農学博士。専門は昆虫発生学・解剖学で昆虫機能を研究し、社会に役立てようとする「陰線とテクノロジー」を提唱。2005年の名古屋万博、愛地球博では中部千年共生村の生物力を監修。
今まで一般には「衣食住」の「衣」の部分だけで着目されてきたシルク。「食」の分野でも「住」の分野でも研究が進み、研究結果も活用されていて、「天然繊維野時代が再びやってくる!」と断言する研究者もいるのですね。わくわくしてきました。しばらくシルクから目を離せそうにありません。(山本豊美)
2007-09-17 22:16:33 この記事のURL 「農業・地場産業の助っ人になろう!From山梨」
こどもの笑顔にバリアはない

今回の会場は新宿駅ルミネ・エストB1のスタンド式カフェショップ「Berg(ベルク)」です。新宿らしいにぎやかな地下の一角のお店で、藤井さんによると、迫川尚子さんという女性写真家の方がオーナーをしていらっしゃるそうです。(http://www.artatcom.com/gazer/hibakari.htm)

今回もテーマは「チルドレン」。藤井さんは「2004から2007にかけて歩いたスリランカ、イラン、トルコ、シリア、レバノンの子どもたちのレポートです。」といってらっしゃいます。

藤井さんが鏡の中から自己紹介しています。いかにも藤井さんらしいやり方で。

作品20点がコーヒーショップの壁を飾っていました。こぶりな木製の素朴な洗濯ばさみに写真がつるされてます。その何気なさがなんともいい雰囲気です。

カウンターの向こうで忙しく立ち働くスタッフ。
来ているお客さんもコーヒーや職人さんが作ったハムだのパンだのを黙々と飲んだり食べたりしています。ほとんどの人が一人で来ています。そして何気なく藤井さんの写真を見ているのです。私たちのようにぺちゃくちゃおしゃべりをしてわざわざ作品を見に来ましたといわんばかりなのはちょっとばかり場違いの雰囲気です。こんな作品の鑑賞の仕方もあるのだと知りました。

この写真の波と光の美しさに感動しました。是非実物を見ていただきたいです。

母親に手を引かれてモスクに入るこどもの後姿はすでに敬虔なイスラム教徒を見せています。

ティッシュー売りの少年のちょっともの悲しげな微笑みに惹かれました。
写真の中のこどもたちは、変わることなくあの美しい目で私たちを見ています。とても幸せそうな笑顔もあります。ちょっと憂いを含んだ微笑みもあります。日本ではあまり馴染みのない中東の子供たちの表情ですが世界中どこへ行っても出会える純粋で無垢なこどもの笑顔です。このこどもたちの笑顔を絶やさないように、おとなは争いなんかやめなくてはと心底思います。みんなみんな幸せでいてほしいと藤井さんの写真は無言で訴えていました。平和は何物にも変えがたい大切なものと訴えかけていました。
(徳重 富士子)
藤井将氏写真展
■開催期間■
9月1日(土)〜9月30日(日)
■ 開催場所■
ビア&カフェ BERG (ベルク) 7:00〜23:00 東京都新宿区3-38-1 ルミネエスト(旧MYCITY) B1
(JR新宿駅東口から徒歩15秒)
2007-09-14 03:32:10 この記事のURL 「もっと楽しむためのバリアフリーとは」
ワイルドシルクフェスタに行ってきました
「ワイルドシルク」とは野生のシルクのこと。野生のシルクとして以前このブログでも取り上げました「天蚕(てんさん)」は知っていましたが、この展覧会場に来て見て「ワイルドシルク」野蚕の奥の深さを知り、まさに目からウロコの心境になりました。
世界中に多種多様な「繭を作る」昆虫がいてそれらを一まとめに「ワイルドシルク」と呼ぶのですね。
また、天蚕の取材時、日本の絹糸の産業の衰退、後継者不足の一端を見たことから抱いていた心細さがここで払拭されました。「絹糸=高級着物」という単一な思い込みに縛られていたのです。蚕のつくり出すシルクには、見た目の美しさのほかに、紫外線をカットする力、抗菌性などがあり、吸脂性もあることなどから、美容品、介護用品、医薬品に至るまで様々な分野に用途が考えられ研究されているのです。会場にはそれらの製品もたくさん展示されていました。これからの日本の絹糸産業の新たな地平を見せていただいた気持ちでいっぱいになりました。
今回の「ワイルドシルクフェスタ」を紹介してくださったのは、「野蚕広報センター」の中塚さんです。会場でお会いすることが出来、展示の解説をしていただきました。このブログを借りて御礼申し上げます。
今回の「食と農」の博物館を会場にしたフェスタは私にとって、スケールも手ごろと言いますか、じっくり見て楽しむには適当な規模でした。
9日は特別講演「ワイルドシルク繭からの糸紡ぎ」が開催され、加藤幸子さんによる講演と糸紡ぎの実演、そして参加者による糸紡ぎ体験がありました。

糸紡ぎの機械は長野県の農村の女性たちが使っていたものを加藤さんが譲り受けたものだそうです。
60年ぐらい前まで、日本の養蚕の盛んな農村では、田んぼの作業が休みとなる農閑期に、女性たちがこの機械を使って夜なべ仕事で糸を紡いでいたという事です。

長野県生まれの私ですが、はじめてみる機械でした。

加藤さんの作品。野蚕の繭を貼り付けて作られたバッグ。繭そのままを使うというアイデアが新鮮ですね。

多孔性の茶色の繭も暖簾のフリンジにぶら下げるとこんなに面白いインテリアに。

奥にあるのは野蚕の繭。その繭の糸を紡いで作られた織物の数々。

ざっくりした風合いが素敵なバッグ。いわゆる「クズ繭」からこんなに美しい製品が生まれるのです。

タサール蚕(インド産)の繭。これで作ったベッド用シーツは抗菌性が高く、肌に優しいため、床づれなどしにくいため介護用にも良いそうです。

ムガ蚕(インド産)の繭から紡いだ糸。繭を先ほどのような糸紡ぎ機械で手で紡いだものです。

ウスタビ蛾の作る緑色の繭。この繭は硬くて手で紡いで糸にすることは出来ません。でも濃い緑色の繭は魅力ありますね。ただ今用途を研究中だということです。

会場の一角で、シルクのコースター作りの実演をしていました。誰でも参加でき、簡単です。シルクの土台に草花を置きその上に薄くシルクを被せて、水を吹きかけます。そして当て布(手ぬぐい)をし、アイロンで押し付け乾かすだけ。

子どもたちもこうした体験参加が出来るのでこの展覧会は家族で楽しめますね。私も一枚作って見ました。家に帰り使ってみますとわりあい水をはじくコースターで紙で作られたコースターとの違いを感じました。改めて絹の特性のあれこれに思いを馳せました。
「ワイルドシルクフェスタ」は、シルク製品の美しさや感触のよさに魅入られている女性には必見。
そして昆虫に懐かしさを覚える(子どもの頃、蝶や他の昆虫の標本を作ったなあ・・・などという記憶のある)男性にも、昆虫と人間の親しい関わりを再発見出来る格好の展覧会です。
「食と農の博物館」にあるレストランで、期間中にメニューに載せているシルク入りのシフォンケーキも是非お試しあれ。
「ワイルドシルクフェスタ」期間は9月30日(日)まで。月曜休館。(山本豊美)
2007-09-12 03:07:30 この記事のURL 「農業・地場産業の助っ人になろう!From山梨」
江東区で水彩フェスティバル

第8回水彩フェスティバルが9月8日・9日開催されました。
会場は江東区の水門橋周辺。
主催は「水彩都市アピール実行委員会」です。
のんびる7月号で取材させて頂きました「NPO法人江東区の水辺に親しむ会」など15以上の団体が協力して開催されたものです。地元江東区や町会。東京海洋大学、明治学院大学経済学部の若者たちの積極的な参加もありました。ストリートライブの出演者は、真夏のような暑さにも負けず、楽しい踊りや素敵な歌声を披露。
竹とんぼ作りコーナーでは、手作り工作を子どもたちに伝えました。

2007-09-11 12:58:09 この記事のURL 「コミュニティビジネスでまちを元気に!」
居場所づくり
『他者との関わりにおいて発生する感情や経験の中で自分の存在意義を確立し、それを社会に還元していくために自分はどうあるべきかを考えていく材料となる時間や空間ではないか。そして、思いやりや行動力、協調性、前向きに生きていく力などの心の豊かさは、学校だけでなく、家族や同じ地域で暮らす多くの人たちとふれあいながら得られるものである。』
(財団法人横浜市青少年育成協会発行『ボランティア横浜』2006.3月号掲載)より
彼らの居場所としての「地域の人達とのふれあいの場」を確保するのはそれなりの手間が必要ですし、継続するエネルギーも必要でしょう。そして何より大切なことは子どもたちが主体となることです。
下記の2箇所は子どもたちが主体となって運営されている施設です。それぞれのサイトで活動の様子などを公開していますのでご覧ください。
■ゆう杉並東京都杉並区の複合施設。1997年開館。ここに中、高校生のための児童館があります。
運営には 「中・高校生運営委員会」 が参画しています。 主な活動は、利用者を巻き込んだイベントの開催、広報紙や HP の作成、利用者の要望を聞き、運営に生かせるように検討する広聴活動などです。 委員の中高生たちの感想として、 「委員にならなければ出会えなかった人たちと仲良くなれたことが財産。 少し成長できたかな」 「大きなイベントとか終わると"やったー" って感じ。 自信がつく」 「委員になった時は正直自分にできるのか不安だった。 だけど先輩やスタッフたちが親切で、伸び伸びやらせてもらっている」。という声が上がっています。
ほとんどの委員が 「活動を通じて人間関係が広がった」 と語っています。 そして体験を通じ自信を持ち、他の委員との関わりによって"新しい自分"を発見できているようです。 委員会活動そのものが、彼らにとって 「居場所のひとつ」 となっているのです。
児童館職員の話。 「委員には、たくさんのことを経験してほしいと思います。 学生のうちは好きな人や気の合う人とだけ付き合っていればいい。 だけど社会に出たらそうはいかない。 いろんな年齢や考え方の人たちと一つの集団を作る中で、どれだけの関係性を築けるか。 委員会はその練習ができる場ではないかと思います」。
(『ボランティア横浜』2006.3月号掲載)より
2007-09-04 07:51:04 この記事のURL 「まちぐるみで子育てを応援」
自己紹介
畑や緑がいっぱいの東京都小平市に住んでいます。
近くを流れる玉川上水沿いを歩いていると、季節によってはヘビやもぐら,蛍に出会います。運が良ければカワセミにも。
結婚後、夫とずっと二人暮らしです。数年前まで、PR誌や広告などを作る編集プロダクションを一人でやっていました。仕事を離れ、さて何をしようかと思ったときに、今まで仕事にかまけて、地域のことはほとんど知らない、12年もココに住んでいてご近所づきあいもしていない、趣味もない。
ただあるのは、たっぷりの時間だけ。
本当に、精神的に貧しい暮らしをしてきていたんだなぁと、呆然としました。
これからの人生を、いきいきと精神的に豊かに暮らすには、地域で何か役に立ったり,楽しんだりすることだろうなと、漠然と思ったときに、「地域で自分の居場所を、みんなはどうやって探したのだろう」という焦りにも似た思いが突き上げてきました。
現在は、タウン誌の制作を手伝い始めたので、少しは地域を知る機会も増えましたが、まだまだ居場所を模索中です。
これから地域とつながろうと思っている方、私と一緒にそんな場や出会いをうろうろと、探しませんか。自分が体験して得た思いや、得られた情報をお伝えしながら、私の、そして同じ思いをしている方の背中も、ちょっとだけ押すことができたらなと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
ご意見や,情報などもいただけたら嬉しいです。
(吉田和子)
2007-08-31 00:53:47 この記事のURL 「地域デビューでキラリ輝く」

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