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家族デビュー
団塊の世代のための「地域デビュー講座」、そして「NPO」、これまで仕事一辺倒だった多くの団塊世代の男性にとって、気になるキーワードではないでしょうか?コミュニティビジネスをテーマに毎回さまざまな話題を提供してくれる、のんびるリポーター田中幸枝さんが、『退職後NPO』という本を紹介してくださっています。。「NPOは作業奉仕を意味するものではない」、「退職後にこそ、社会とのつながりをもつことが大切」という本に書かれた大切なポイントが提示され、退職後のNPOとのかかわりがシンプルに理解できます。
もうひとつ田中さんらしいのが、「企業戦士から市民活動戦士にならないで」というメッセージです。今まで仕事が忙しくて家族サービスの場があまりなかった方には耳の痛いところです。でも一番大切すべきは、やはり「家族」なのではないでしょうか。
「セカンドリーグこそ、人生のパートナーと二人三脚で」という最後の一文、心に響きます。せっかくの貴重な時間です。ご夫婦で共有できる何かを探せると、いっそう充実した毎日になるのではないでしょうか。
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もうひとつ田中さんらしいのが、「企業戦士から市民活動戦士にならないで」というメッセージです。今まで仕事が忙しくて家族サービスの場があまりなかった方には耳の痛いところです。でも一番大切すべきは、やはり「家族」なのではないでしょうか。
「セカンドリーグこそ、人生のパートナーと二人三脚で」という最後の一文、心に響きます。せっかくの貴重な時間です。ご夫婦で共有できる何かを探せると、いっそう充実した毎日になるのではないでしょうか。
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夏の終わりの蓼科の野草
連日、猛暑が続く東京から蓼科へ逃れて、朝夕は肌寒いほどの野山を散策して野草を見て歩きました。山荘の静かな裏山でひっそりと咲く野の花は「飾り立てもせず」に質素で、なんと心癒されたことでしょう。こんな裏山で、人に見てもらおうとするのでもなくひそやかに生きている野の花は、その謙虚さゆえに尚美しく、生き方を教えてくれる気がします。つかの間ですがこんな時間は心を洗ってくれました。
花の名前をすべて知っていないのが残念ですが、山野草の素朴な美しさをご覧ください。
山荘にいけてあった山野草です。われもこうが自然の美しさをきわだたせてくれます。亡くなった主人の母がとても好きだったのを思い出し、懐かしくなりました。

この百合も山に自生しているものだそうです。

露草や野菊も可憐でした。


あざみは高度が高くなればなるほど色も深くなる気がします。

クローバーや野生のホタルブクロのような花もたくさんありました。野いちごも赤い実をつけてかわいらしく、いくら歩いてもあきません。



水辺のススキも穂が開きかけて秋の気配を感じさせてくれます。もう少しするとあたりのから松林が黄金色に変わって早い晩秋が訪れることでしょう。

(徳重 富士子)
花の名前をすべて知っていないのが残念ですが、山野草の素朴な美しさをご覧ください。
山荘にいけてあった山野草です。われもこうが自然の美しさをきわだたせてくれます。亡くなった主人の母がとても好きだったのを思い出し、懐かしくなりました。

この百合も山に自生しているものだそうです。

露草や野菊も可憐でした。


あざみは高度が高くなればなるほど色も深くなる気がします。

クローバーや野生のホタルブクロのような花もたくさんありました。野いちごも赤い実をつけてかわいらしく、いくら歩いてもあきません。



水辺のススキも穂が開きかけて秋の気配を感じさせてくれます。もう少しするとあたりのから松林が黄金色に変わって早い晩秋が訪れることでしょう。

(徳重 富士子)
2007-09-06 01:00:18 この記事のURL 「もっと楽しむためのバリアフリーとは」
「今日は野菜の日−ゴーヤで一皿−」
9月の声をきいたとたん涼しくなったと安心していたら、台風の影響か再び蒸し暑い毎日ですね。8月の猛暑続きで体調を崩された方も多いことと思います。そこで、今週は「食」でためになる話題を提供くださる、のんびるリポーターの浅越美枝さんの「今日は野菜の日−ゴーヤで一皿−」をご紹介いたしましょう。
8月31日は8・3・1で「野菜の日」だったそうです。ともあれ夏の間は元気な野菜からビタミンやミネラルを取ることがとても重要です。ゴーヤといえば、沖縄のゴーヤチャンプルしか思い浮かばない料理初心者にとっては、新しいゴーヤの魅力を満喫できそうなレシピです。「加熱しても壊れにくいビタミンCやカリウムがたっぷり含まれている」、ゴーヤの苦味は「モモデルシン」とかいう物質で健胃効果がある、と相変わらずためになる情報も満載です。
食欲がないときこそ、旬の素材を手に入れてご自分で調理してみてはいかがでしょうか。ついでに種をまいてその野菜の成長ぶりを楽しむというのもいいですね。運良く自分のまいた種が実を結んだときは、きっとどんなにやせた実でもきっと格別の「味」がするのでしょうね!
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8月31日は8・3・1で「野菜の日」だったそうです。ともあれ夏の間は元気な野菜からビタミンやミネラルを取ることがとても重要です。ゴーヤといえば、沖縄のゴーヤチャンプルしか思い浮かばない料理初心者にとっては、新しいゴーヤの魅力を満喫できそうなレシピです。「加熱しても壊れにくいビタミンCやカリウムがたっぷり含まれている」、ゴーヤの苦味は「モモデルシン」とかいう物質で健胃効果がある、と相変わらずためになる情報も満載です。
食欲がないときこそ、旬の素材を手に入れてご自分で調理してみてはいかがでしょうか。ついでに種をまいてその野菜の成長ぶりを楽しむというのもいいですね。運良く自分のまいた種が実を結んだときは、きっとどんなにやせた実でもきっと格別の「味」がするのでしょうね!
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人形劇の町飯田
のんびるリポーターの山本豊美さんが3週にわたってアツく語ってくださった「いいだ人形劇フェスタ」、今週はこの最終回の記事をご紹介しましょう。
いいだ人形劇フェスタは毎年8月初旬に行われるイベントです。今年は8月2日から5日に開催されました。前身の「人形劇カーニバル飯田」から通算すると今年はもう28回目なんだそうです。ワーキングホリデーやグリーンツーリズムの先進地域である飯田に、こんなイベントがあったなんて最初は意外な気がしました。一見人形劇とこれらの活動は全く関連がないように思えたからです。
しかし、今回の記事を通して新しい発見がありました。このイベントのルーツには、この地で大切に継承されてきた「人形浄瑠璃」も関係があるのですね。江戸時代の「人形劇」の代表である人形浄瑠璃。それが小さな村々にも伝播して、各地で地域独自の伝統文化として築き上げられたものもたくさんあるのです。そういえば飯田市と同じ南信州の大鹿村・農村歌舞伎も大変有名ですね。
とすれば、飯田が取り組んでいるさまざまな取り組みも、なんとなく1本筋が通ったように思います。もちろん現代の人形劇も予想以上におもしろく魅力的です。でもよりいっそう飯田カラーを出していくためにも、次回は飯田が誇る「人形浄瑠璃」PRしてほしいですね。え?それ以上飯田が有名にならなくっても・・・? そんな声が聞こえてきそうです。
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いいだ人形劇フェスタは毎年8月初旬に行われるイベントです。今年は8月2日から5日に開催されました。前身の「人形劇カーニバル飯田」から通算すると今年はもう28回目なんだそうです。ワーキングホリデーやグリーンツーリズムの先進地域である飯田に、こんなイベントがあったなんて最初は意外な気がしました。一見人形劇とこれらの活動は全く関連がないように思えたからです。
しかし、今回の記事を通して新しい発見がありました。このイベントのルーツには、この地で大切に継承されてきた「人形浄瑠璃」も関係があるのですね。江戸時代の「人形劇」の代表である人形浄瑠璃。それが小さな村々にも伝播して、各地で地域独自の伝統文化として築き上げられたものもたくさんあるのです。そういえば飯田市と同じ南信州の大鹿村・農村歌舞伎も大変有名ですね。
とすれば、飯田が取り組んでいるさまざまな取り組みも、なんとなく1本筋が通ったように思います。もちろん現代の人形劇も予想以上におもしろく魅力的です。でもよりいっそう飯田カラーを出していくためにも、次回は飯田が誇る「人形浄瑠璃」PRしてほしいですね。え?それ以上飯田が有名にならなくっても・・・? そんな声が聞こえてきそうです。
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続々夏祭り・人形劇の町飯田
8月8日、14日と2回に亘りお届けしてきました「いいだ人形劇フェスタ」リポートも3回目の今回で終わりにします。
日本国内外から300にのぼる人形劇団が集まった飯田市。「人形劇で町おこし」はどんな具合だったのでしょうか・・・。私の目で見たフェスタの様子はひと言で言って、「凄いスター劇団は存在しないものの、アットホームなつながりで細々とやっている人形劇団は多いんだな」というものでした。4日の人形パレードの様子だけ見て言っているのですけれど・・・。
劇団の人数は多くなくて、でも団員のあたたかな笑顔、沿道の人々へのサービスが印象的でした。

沿道に座っていた老夫婦とのふれあい。おむすび人形?

劇団員は華やかなピンク色の揃いのTシャツで。白い人形を引き立ててますね。

裸の少年の人形。どんな物語の主人公でしょうか・・・。
日本の各地から飯田に集まった劇団の人々の熱意。そして迎える飯田市の、実行委員会の人たちを核とした大勢の人々の応援。皆、とても暖かいなと思いました。
「生身の人間以上のドラマ性(宿命)を持った人形の姿」に見とれ、その人形のたどる運命を見ることでカタルシスを味わう。それが人形劇を見ることのキモだと思います。
もう一つ。
飯田を訪れた1週間後の8月11日、神奈川県の篠原(シノバラ)にある大石神社の人形浄瑠璃を見に行きました。神社の境内は夕方から人で埋まっていました。

ほとんどが地元の人でしょう。茣蓙を敷いて陣取った家族や親類縁者がご馳走の載った折箱や皿を囲んでお酒を酌み交わしながら夕方から浄瑠璃の開演を待つ。その姿に、「江戸期から日本の庶民の楽しむ姿というのはこうであったろうな・・・」という郷愁のような、興奮を感じました。

出し物は「釣り女」。もっと舞台の近くに行って写真を取りたかったのですが、人で埋まっている辺りを進めず、遠いところからの写真でごめんなさい。

浄瑠璃語りの太夫は竹本駒之助師匠。人間国宝であられます。写真左から2番目。きちんと撮影に臨む姿勢が無かったなあと後悔しきりです。(望遠レンズも用意してこなかったし、こんなに人が集まるのだという事前情報把握もしなかったのでした。)
篠原は過疎の村です。でも年に一度の大石神社の人形浄瑠璃の日に村中の人が集まってこうして村の伝統を味わう日をもっているのだと知ってらやましい気持ちがわきました。「過疎でいいじゃないか!伝統を楽しむには過疎に限る!」などと思ってしまいました。

村の出店。テント2張の出店だけど、お客さんは満足そう。
「いいだ人形劇フェスタ」も、来年2008年は30周年で、「世界の人形劇フェスタ」を開催するとのこと。世界中の人形劇団が集まってくる・・・!どんなことになるのかな・・・。
今からわくわく。
「いいだ人形劇フェスタ」を飯田市が興したのは、飯田には人形浄瑠璃の人気の座が2つあり(「今田人形座」「黒田人形座」)、飯田の人々が愛して守り、受け継いできたということが大きな要因でしょう。
伝統の人形芝居と、現代の人形劇。そのコラボも面白い飯田の人形劇フェスタ。
来年も「いいだ人形劇フェスタ」にじっくり足を運んで見たいな。(山本豊美)
日本国内外から300にのぼる人形劇団が集まった飯田市。「人形劇で町おこし」はどんな具合だったのでしょうか・・・。私の目で見たフェスタの様子はひと言で言って、「凄いスター劇団は存在しないものの、アットホームなつながりで細々とやっている人形劇団は多いんだな」というものでした。4日の人形パレードの様子だけ見て言っているのですけれど・・・。
劇団の人数は多くなくて、でも団員のあたたかな笑顔、沿道の人々へのサービスが印象的でした。

沿道に座っていた老夫婦とのふれあい。おむすび人形?

劇団員は華やかなピンク色の揃いのTシャツで。白い人形を引き立ててますね。

裸の少年の人形。どんな物語の主人公でしょうか・・・。
日本の各地から飯田に集まった劇団の人々の熱意。そして迎える飯田市の、実行委員会の人たちを核とした大勢の人々の応援。皆、とても暖かいなと思いました。
「生身の人間以上のドラマ性(宿命)を持った人形の姿」に見とれ、その人形のたどる運命を見ることでカタルシスを味わう。それが人形劇を見ることのキモだと思います。
もう一つ。
飯田を訪れた1週間後の8月11日、神奈川県の篠原(シノバラ)にある大石神社の人形浄瑠璃を見に行きました。神社の境内は夕方から人で埋まっていました。

ほとんどが地元の人でしょう。茣蓙を敷いて陣取った家族や親類縁者がご馳走の載った折箱や皿を囲んでお酒を酌み交わしながら夕方から浄瑠璃の開演を待つ。その姿に、「江戸期から日本の庶民の楽しむ姿というのはこうであったろうな・・・」という郷愁のような、興奮を感じました。

出し物は「釣り女」。もっと舞台の近くに行って写真を取りたかったのですが、人で埋まっている辺りを進めず、遠いところからの写真でごめんなさい。

浄瑠璃語りの太夫は竹本駒之助師匠。人間国宝であられます。写真左から2番目。きちんと撮影に臨む姿勢が無かったなあと後悔しきりです。(望遠レンズも用意してこなかったし、こんなに人が集まるのだという事前情報把握もしなかったのでした。)
篠原は過疎の村です。でも年に一度の大石神社の人形浄瑠璃の日に村中の人が集まってこうして村の伝統を味わう日をもっているのだと知ってらやましい気持ちがわきました。「過疎でいいじゃないか!伝統を楽しむには過疎に限る!」などと思ってしまいました。

村の出店。テント2張の出店だけど、お客さんは満足そう。
「いいだ人形劇フェスタ」も、来年2008年は30周年で、「世界の人形劇フェスタ」を開催するとのこと。世界中の人形劇団が集まってくる・・・!どんなことになるのかな・・・。
今からわくわく。
「いいだ人形劇フェスタ」を飯田市が興したのは、飯田には人形浄瑠璃の人気の座が2つあり(「今田人形座」「黒田人形座」)、飯田の人々が愛して守り、受け継いできたということが大きな要因でしょう。
伝統の人形芝居と、現代の人形劇。そのコラボも面白い飯田の人形劇フェスタ。
来年も「いいだ人形劇フェスタ」にじっくり足を運んで見たいな。(山本豊美)
2007-08-21 22:41:57 この記事のURL 「農業・地場産業の助っ人になろう!From山梨」
ラジオ体操
ラジオ体操という言葉にはどこかノスタルジックな響きがないでしょうか。今週は山崎礼子さんのラジオ体操をご紹介しましょう。
小学生の夏休み、ラジオ体操の思い出を持つ方はたくさんいらっしゃることと思います。いつものように学校がないと、なんとなく生活が不規則になりがちです。8月の終わりになって一生懸命夏休み分のできごとを思い出しながら、宿題の絵日記を書いた記憶もあります。そんな中、毎朝6時半からいろんな地域に巡回して放送されていたラジオ体操はとてもありがたい存在でした。また、近所のおじさんやおばさんのお世話で、カレンダーが書いているカードに毎日スタンプを押してもらうのが、とても楽しみだったことも懐かしく思い出されます。
個性を重要視されるようになって、だんだん集団行動をする機会が失われているように思います。暑い毎日が続き、寝不足がちな今日この頃ですが、たまには少し早起きをして、家族や地域の人と一緒にラジオ体操で体を動かして一日を始めるなんて企画、おすすめかもしれませんね。
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小学生の夏休み、ラジオ体操の思い出を持つ方はたくさんいらっしゃることと思います。いつものように学校がないと、なんとなく生活が不規則になりがちです。8月の終わりになって一生懸命夏休み分のできごとを思い出しながら、宿題の絵日記を書いた記憶もあります。そんな中、毎朝6時半からいろんな地域に巡回して放送されていたラジオ体操はとてもありがたい存在でした。また、近所のおじさんやおばさんのお世話で、カレンダーが書いているカードに毎日スタンプを押してもらうのが、とても楽しみだったことも懐かしく思い出されます。
個性を重要視されるようになって、だんだん集団行動をする機会が失われているように思います。暑い毎日が続き、寝不足がちな今日この頃ですが、たまには少し早起きをして、家族や地域の人と一緒にラジオ体操で体を動かして一日を始めるなんて企画、おすすめかもしれませんね。
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続・夏祭り 人形劇の町飯田
8月4日(土)の「いいだ人形劇」フェスタの目玉は人形パレード。
飯田の町の目抜き通りを人形劇団がそれぞれの劇団のスター(人形)を押し立ててパレードし、沿道の人々と触れ合います。17時半ごろJR飯田駅前を出発すると聞き少し早めに待機しました。
人形たちのパレードに先立って人々のパレードが行われました。

ブラスバンドのパレードに日本の祭りの血の騒ぎ方と違うところでの興奮を感じました。
いよいよ人形パレードの始まりです。

赤鬼・青鬼が先手を切って登場。向こうに見える赤い屋根は飯田駅舎の屋根。可愛い駅ですね。

木の切り株人形(?)がこの劇団のスターのようです。

劇団なのかブラスバンドなのかちょっと識別しがたいですが、人形パレードを彩ってくれてます。

上の劇団(?)ブラスバンドと他の劇団とにこやかな交流。

沿道の人々も人形とのふれあいに沸き返ります。

人形に迫られて(?)逃げの姿勢の女性。この人形、人形を繰る男性と面差しが似ていますね。人形って作った人に似るんですね。下の写真も見てください。

これは和尚さんでしょうか?着物を着た男性。人形と本人とどちらが主役?

ちょっと休憩。着ぐるみを着た人はこの暑さの中大変そう。人形の顔は中の人の苦しい顔を反映してませんが・・・。
「いいだ人形劇フェスタ」のリポート、ちょいと一区切り。人形パレードはまだ続きます。お楽しみに。(山本豊美)
飯田の町の目抜き通りを人形劇団がそれぞれの劇団のスター(人形)を押し立ててパレードし、沿道の人々と触れ合います。17時半ごろJR飯田駅前を出発すると聞き少し早めに待機しました。
人形たちのパレードに先立って人々のパレードが行われました。

ブラスバンドのパレードに日本の祭りの血の騒ぎ方と違うところでの興奮を感じました。
いよいよ人形パレードの始まりです。

赤鬼・青鬼が先手を切って登場。向こうに見える赤い屋根は飯田駅舎の屋根。可愛い駅ですね。

木の切り株人形(?)がこの劇団のスターのようです。

劇団なのかブラスバンドなのかちょっと識別しがたいですが、人形パレードを彩ってくれてます。

上の劇団(?)ブラスバンドと他の劇団とにこやかな交流。

沿道の人々も人形とのふれあいに沸き返ります。

人形に迫られて(?)逃げの姿勢の女性。この人形、人形を繰る男性と面差しが似ていますね。人形って作った人に似るんですね。下の写真も見てください。

これは和尚さんでしょうか?着物を着た男性。人形と本人とどちらが主役?

ちょっと休憩。着ぐるみを着た人はこの暑さの中大変そう。人形の顔は中の人の苦しい顔を反映してませんが・・・。
「いいだ人形劇フェスタ」のリポート、ちょいと一区切り。人形パレードはまだ続きます。お楽しみに。(山本豊美)
2007-08-14 03:56:44 この記事のURL 「農業・地場産業の助っ人になろう!From山梨」
夏祭り・飯田は人形劇の町
8月4日(土)に長野県飯田市に行ってまいりました。8月2日〜5日にかけて開催された「いいだ人形劇フェスタ2007」の様子とそれによる飯田の町の活気を覗いてみたかったのです。
たまたま4日は「第26回飯田りんごん」が開催される日で町をあげてのお祭りムード。JR飯田駅から商店街へと続く中央通り、それと交差する並木通り、銀座通りが歩行者天国となり、たくさんの出店が出て焼イカやフランクフルトなど美味しい臭いを漂わせていました。
飯田市のお祭りが「飯田りんごん」と呼ばれるのは、りんごの名産地というところからきています。りんご並木が飯田の町を横切っていました。

「並木通り」に林立したりんごの樹の中でも一番の古木。樹齢50年以上。傍らの説明に「アメリカから渡ったりんごの樹」との説明書きが。
メインは夜7時からの踊り。曲も振り付けも市民が創り上げた踊りで誰でも気軽に踊りの輪に参加できるものです。
また愛宕神社で花火の打ち上げも行われます。「いいだ人形劇フェスタ」は2日〜5日の4日間開催されるのですがたまたま私は飯田の一番賑やかな日にきてしまったようです。
私の滞在した時間は昼から夕方にかけてでしたが、夜の踊りの熱狂「飯田りんごん」を待つ静かな熱気が町を満たしていました。歩行者に解放されたストリートで太鼓演奏やよさこいソーランなどの踊りが披露され大勢の人が見入っていました。

浴衣姿の若い人たちが多いなあ。飯田市は小京都とも呼ばれています。町並みがとても歩きやすい。おしゃれな一角もあります。

「蔵の街飯田」とも言われている飯田の町。まちなかに昔の蔵のたたずまいをよみがえらせた建物がありました。
こんな素敵な町だから、若い人が浴衣を着てぶらぶら歩いてみたいという気持ちを起こすのかな・・・。地域おこしに町並みのたたずまいは重要ですね。

りんご並木と蔵の並ぶ飯田の町にとけこむ太鼓うちの晴れ姿。

飯田駅からの中央通りの交差点ではよさこいソーランが披露されました。

その先、銀座通りではヒップポップダンスが披露されていました。

銀座通り商店街のショーウィンドゥの中にマネキン人形と相対峙して飾られている浄瑠璃の人形。

人形がガラス越しにストリートダンスをそして見物人をじっと見つめているみたい。古くからの伝統の人形芝居が今でも飯田の町に息づいている姿のように思えました。
飯田市には「今田人形」と「黒田人形」という2つの人形浄瑠璃の座が続いてきています。

ショーウィンドーの中で琴を爪弾く浄瑠璃の人形。この人形が動くお芝居がみたいなあ。「いいだ人形劇フェスタ」期間中、浄瑠璃も上演されるのかな・・・。
残念ながら前日の8月3日に上演されてました。4日は無し。
「いいだ人形劇フェスタ」は今年で9回目。カーニバルから通算29回目。日本全国から、また海を越えて外国から、300に上る人形劇団が参加しました。観客数は昨年の数字では46,787人ということですから、人口107,072人の飯田市にすれば、「いいだ人形劇フェスタ」期間中、市の人口の半分近くの人が市の内外から訪れて人形劇に触れるわけです。
4日の「飯田りんごん」の踊りとその前奏の太鼓やダンスといった路上での競演、それと「人形劇フェスタ」!飯田の町の人たちは一時にこんなにたくさんの楽しみを詰め込んで準備に大変だったでしょうね。
「人形劇で町おこし」と意気込む飯田市。一年前この町を訪れたときは「そばで町おこし」の飯田市の顔をこのブログでお伝えしたのでした。
いろんな顔を持ち前向きな飯田市。来るたびにさらに深く知りたくなる町です。
昼間から飯田のお祭りムードにすっかり酔ってうろうろしてしまいました。「いいだ人形劇フェスタ」に集まった人形たちの姿もお伝えしなくては。それは次回に続きます。
(山本豊美)
たまたま4日は「第26回飯田りんごん」が開催される日で町をあげてのお祭りムード。JR飯田駅から商店街へと続く中央通り、それと交差する並木通り、銀座通りが歩行者天国となり、たくさんの出店が出て焼イカやフランクフルトなど美味しい臭いを漂わせていました。
飯田市のお祭りが「飯田りんごん」と呼ばれるのは、りんごの名産地というところからきています。りんご並木が飯田の町を横切っていました。

「並木通り」に林立したりんごの樹の中でも一番の古木。樹齢50年以上。傍らの説明に「アメリカから渡ったりんごの樹」との説明書きが。
メインは夜7時からの踊り。曲も振り付けも市民が創り上げた踊りで誰でも気軽に踊りの輪に参加できるものです。
また愛宕神社で花火の打ち上げも行われます。「いいだ人形劇フェスタ」は2日〜5日の4日間開催されるのですがたまたま私は飯田の一番賑やかな日にきてしまったようです。
私の滞在した時間は昼から夕方にかけてでしたが、夜の踊りの熱狂「飯田りんごん」を待つ静かな熱気が町を満たしていました。歩行者に解放されたストリートで太鼓演奏やよさこいソーランなどの踊りが披露され大勢の人が見入っていました。

浴衣姿の若い人たちが多いなあ。飯田市は小京都とも呼ばれています。町並みがとても歩きやすい。おしゃれな一角もあります。

「蔵の街飯田」とも言われている飯田の町。まちなかに昔の蔵のたたずまいをよみがえらせた建物がありました。
こんな素敵な町だから、若い人が浴衣を着てぶらぶら歩いてみたいという気持ちを起こすのかな・・・。地域おこしに町並みのたたずまいは重要ですね。

りんご並木と蔵の並ぶ飯田の町にとけこむ太鼓うちの晴れ姿。

飯田駅からの中央通りの交差点ではよさこいソーランが披露されました。

その先、銀座通りではヒップポップダンスが披露されていました。

銀座通り商店街のショーウィンドゥの中にマネキン人形と相対峙して飾られている浄瑠璃の人形。

人形がガラス越しにストリートダンスをそして見物人をじっと見つめているみたい。古くからの伝統の人形芝居が今でも飯田の町に息づいている姿のように思えました。
飯田市には「今田人形」と「黒田人形」という2つの人形浄瑠璃の座が続いてきています。

ショーウィンドーの中で琴を爪弾く浄瑠璃の人形。この人形が動くお芝居がみたいなあ。「いいだ人形劇フェスタ」期間中、浄瑠璃も上演されるのかな・・・。
残念ながら前日の8月3日に上演されてました。4日は無し。
「いいだ人形劇フェスタ」は今年で9回目。カーニバルから通算29回目。日本全国から、また海を越えて外国から、300に上る人形劇団が参加しました。観客数は昨年の数字では46,787人ということですから、人口107,072人の飯田市にすれば、「いいだ人形劇フェスタ」期間中、市の人口の半分近くの人が市の内外から訪れて人形劇に触れるわけです。
4日の「飯田りんごん」の踊りとその前奏の太鼓やダンスといった路上での競演、それと「人形劇フェスタ」!飯田の町の人たちは一時にこんなにたくさんの楽しみを詰め込んで準備に大変だったでしょうね。
「人形劇で町おこし」と意気込む飯田市。一年前この町を訪れたときは「そばで町おこし」の飯田市の顔をこのブログでお伝えしたのでした。
いろんな顔を持ち前向きな飯田市。来るたびにさらに深く知りたくなる町です。
昼間から飯田のお祭りムードにすっかり酔ってうろうろしてしまいました。「いいだ人形劇フェスタ」に集まった人形たちの姿もお伝えしなくては。それは次回に続きます。
(山本豊美)
2007-08-08 02:05:56 この記事のURL 「農業・地場産業の助っ人になろう!From山梨」
人形劇の町飯田
長野県飯田市は「人形劇の町」。市内にはつの人形座があります。
「黒田人形浄瑠璃伝承館」「今田人形の館」「竹田扇之助記念国際糸繰り人形館」の3つ。
そこにこの3月25日にオープンした「川本喜八郎人形美術館」が加わり、「人形劇の町飯田」のイメージを更に強めました。
私は昨年9月飯田市を訪れ「そばの町飯田」を取材しました。当ブログでお伝えし、「のんびる11月号」にもリポート記事を掲載しました。その折飯田市に人形劇の館が多いことを知ったのです。
飯田市には昔から「黒田人形浄瑠璃」が盛んでした。その伝統を残そうとした市や住民が伝承館を作ったりしたこと。また、飯田市内外の人形劇団を大切に保存しよう、交流しようとしてきた歴史があります。その結果、今のような「人形劇の町飯田」が出来たのです。
その飯田市の面目躍如の祭典があります。毎年夏8月に行われている「いいだ人形劇フェスタ」です。今年は8/2日〜5日に行われます。
「日本で最大の人形劇の祭典です。国内外から規模もジャンルも様々な人形劇団が集い、飯田市内の約100会場で250ステージ以上の人形劇が繰り広げられます」(飯田まちなか情報より)と読んだからには、人形劇好きならずとも飯田市へ足を運びたくなりますね。
5月に「いいだ人形劇フェスタ」のホームページを覗いていたら「観劇するボランティアスタッフ募集」という項がありました。それに申し込むと、市内の公民館などに安く宿泊でき、3日間人形劇をみて歩くのにいろいろと便宣を計ってもらえそうな文がありましたので、是非応募しようと思っていました。昨日6月27日、「確か締め切りが6月30日だった」と思いつつ改めてホームページを覗くと、もう申し込み打ち切ったのか、その文章がなくなっていました。もしかしたら見間違えだったのかも・・・。
私の早とちりはさておき、このフェスタに関心のある方、詳細は実行委員会のホームページを覗いてください。
「いいだ人形劇フェスタ」の歴史は古く前身は1979年に始まった「人形劇カーニバル」です。カーニバルを20年続けて、21年目から「いいだ人形劇フェスタ」と名称を変更して続いています。ホームページで年毎のワッペンを見るだけでも楽しいです。
「川本喜八郎人形美術館」もフェスタ期間中は大きなイベントを企画しているそうですので、「人形劇フェスタ」で人形劇上演見て周りだけではなく、既存の美術館に立ち寄る楽しみもありそう。8月2日〜5日が待ちきれない山本です。(山本豊美)
「黒田人形浄瑠璃伝承館」「今田人形の館」「竹田扇之助記念国際糸繰り人形館」の3つ。
そこにこの3月25日にオープンした「川本喜八郎人形美術館」が加わり、「人形劇の町飯田」のイメージを更に強めました。
私は昨年9月飯田市を訪れ「そばの町飯田」を取材しました。当ブログでお伝えし、「のんびる11月号」にもリポート記事を掲載しました。その折飯田市に人形劇の館が多いことを知ったのです。
飯田市には昔から「黒田人形浄瑠璃」が盛んでした。その伝統を残そうとした市や住民が伝承館を作ったりしたこと。また、飯田市内外の人形劇団を大切に保存しよう、交流しようとしてきた歴史があります。その結果、今のような「人形劇の町飯田」が出来たのです。
その飯田市の面目躍如の祭典があります。毎年夏8月に行われている「いいだ人形劇フェスタ」です。今年は8/2日〜5日に行われます。
「日本で最大の人形劇の祭典です。国内外から規模もジャンルも様々な人形劇団が集い、飯田市内の約100会場で250ステージ以上の人形劇が繰り広げられます」(飯田まちなか情報より)と読んだからには、人形劇好きならずとも飯田市へ足を運びたくなりますね。
5月に「いいだ人形劇フェスタ」のホームページを覗いていたら「観劇するボランティアスタッフ募集」という項がありました。それに申し込むと、市内の公民館などに安く宿泊でき、3日間人形劇をみて歩くのにいろいろと便宣を計ってもらえそうな文がありましたので、是非応募しようと思っていました。昨日6月27日、「確か締め切りが6月30日だった」と思いつつ改めてホームページを覗くと、もう申し込み打ち切ったのか、その文章がなくなっていました。もしかしたら見間違えだったのかも・・・。
私の早とちりはさておき、このフェスタに関心のある方、詳細は実行委員会のホームページを覗いてください。
「いいだ人形劇フェスタ」の歴史は古く前身は1979年に始まった「人形劇カーニバル」です。カーニバルを20年続けて、21年目から「いいだ人形劇フェスタ」と名称を変更して続いています。ホームページで年毎のワッペンを見るだけでも楽しいです。
「川本喜八郎人形美術館」もフェスタ期間中は大きなイベントを企画しているそうですので、「人形劇フェスタ」で人形劇上演見て周りだけではなく、既存の美術館に立ち寄る楽しみもありそう。8月2日〜5日が待ちきれない山本です。(山本豊美)
2007-06-28 07:20:48 この記事のURL 「農業・地場産業の助っ人になろう!From山梨」
外国人にとってのお箸
先週から今週にかけて、医学のシンポジュームにゲストスピーカーとして招聘されたイタリアの大学教授につく仕事をしました。
名古屋から入って福岡へ飛び、その後京都と六日間のかなりハードなスケジュールでした。
シンポジュームの合間のわずかな時間に日本は初めてという教授を案内し、食事もともにしました。日本への関心度は非常に高く、歴史や文化については勿論のこと、日本の生活習慣などにも大いに興味をもってくれました。

名古屋から入って福岡へ飛び、その後京都と六日間のかなりハードなスケジュールでした。
シンポジュームの合間のわずかな時間に日本は初めてという教授を案内し、食事もともにしました。日本への関心度は非常に高く、歴史や文化については勿論のこと、日本の生活習慣などにも大いに興味をもってくれました。

2007-06-20 00:42:37 この記事のURL 「もっと楽しむためのバリアフリーとは」
春うらら 東北ツアー (5の5)
(在米数十年のシニア日系人ツアー)
〜角館と弘前編〜
桜を追うツアーもいよいよ最後の2日間になりました。満開が期待される角館と弘前です。
桜の名所といわれる数箇所を訪れましたが、いま一つ、最高の時期には出会わなかったので、何とかこの二日で挽回したいと祈る気持ちです。秋田のホテルを出て一路角館へバスは進みます。
運転手さんが同じ会社の仲間の運転手さんと連絡を取って様子を聞いてくれたところによると、角館は8〜9分咲き、早く出発しないと駐車場は順番待ちで入れないという情報をもらいました。お客様にもご了解いただいて8時30分には秋田のホテルを出たのですが、果たして駐車場にスムーズに入れるかしらという心配もありました。角館に近づくに連れて車の数が増えてきました。それでも幸い、駐車場では誘導してくれる係員がこっちこっちと手を振ってくれるので、運転手さんも「やー、早く出発してもらってよかったですよ。待たされないで済んだ。」と喜んでいます。

〜角館と弘前編〜
桜を追うツアーもいよいよ最後の2日間になりました。満開が期待される角館と弘前です。
桜の名所といわれる数箇所を訪れましたが、いま一つ、最高の時期には出会わなかったので、何とかこの二日で挽回したいと祈る気持ちです。秋田のホテルを出て一路角館へバスは進みます。
運転手さんが同じ会社の仲間の運転手さんと連絡を取って様子を聞いてくれたところによると、角館は8〜9分咲き、早く出発しないと駐車場は順番待ちで入れないという情報をもらいました。お客様にもご了解いただいて8時30分には秋田のホテルを出たのですが、果たして駐車場にスムーズに入れるかしらという心配もありました。角館に近づくに連れて車の数が増えてきました。それでも幸い、駐車場では誘導してくれる係員がこっちこっちと手を振ってくれるので、運転手さんも「やー、早く出発してもらってよかったですよ。待たされないで済んだ。」と喜んでいます。

2007-05-21 11:34:28 この記事のURL 「もっと楽しむためのバリアフリーとは」
情報とうまくつきあう
今週は、介護する側の経験から発信した、のんびるリポーター佐々木和恵さんの「情報とうまくつきあう」を紹介しましょう。
介護の現場には、困難なことも多々あることでしょう。書かれているとおり、子育てと相通じるのかもしれません。介護する側の思い通りには毎日が進んでいきません。めげてしまうことの方がむしろ多いかもしれません。そんな毎日に「情報」は大きな助けとなります。時間をかけて蓄積され、情報は共有されます。
ノウハウ的な情報は、その蓄積によりハードルが少しずつ低くなっていくのだと思います。一方、情報に振り回され、返ってつらくなることもあると指摘されています。
家族の介護が我が身にかかってくると、親戚や隣人の目がどうしても気になるものです。けれども「心というのは、千人いれば千違う。当事者の千人の周りには千以上の違う人の心がついてくる。当然、バイブルのように言われる本でさえも、全員にあてはまるわけではありません」とあるように、自分流におおらかに構えることの大切さを再発見させてくれます。何より自らの経験を、こうして明解にユーモラスに語ってくれる人は、そうそういないかもしれません。
同じような経験で毎日が少しつらい気持ちでいる方が、一人でも多く、この佐々木さんのメッセージを受けとめ、ポジティブに楽しく過ごしていただければと願います。
[バックナンバーへ]
介護の現場には、困難なことも多々あることでしょう。書かれているとおり、子育てと相通じるのかもしれません。介護する側の思い通りには毎日が進んでいきません。めげてしまうことの方がむしろ多いかもしれません。そんな毎日に「情報」は大きな助けとなります。時間をかけて蓄積され、情報は共有されます。
ノウハウ的な情報は、その蓄積によりハードルが少しずつ低くなっていくのだと思います。一方、情報に振り回され、返ってつらくなることもあると指摘されています。
家族の介護が我が身にかかってくると、親戚や隣人の目がどうしても気になるものです。けれども「心というのは、千人いれば千違う。当事者の千人の周りには千以上の違う人の心がついてくる。当然、バイブルのように言われる本でさえも、全員にあてはまるわけではありません」とあるように、自分流におおらかに構えることの大切さを再発見させてくれます。何より自らの経験を、こうして明解にユーモラスに語ってくれる人は、そうそういないかもしれません。
同じような経験で毎日が少しつらい気持ちでいる方が、一人でも多く、この佐々木さんのメッセージを受けとめ、ポジティブに楽しく過ごしていただければと願います。
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春うらら 東北ツアー (5の4)
(在米数十年のシニア日系人ツアー)
〜遠野昔話の村・横手かまくら・秋田編〜
次の朝、メンバーみんなでMさんと別れを惜しみつつ、松島を発ちました。今日の第一番目の目的地は岩手県遠野市です。
ご存知の方も多いでしょうが、遠野は日本民俗学を学問として体系づけた柳田國男がまとめた伝承民話『遠野物語』によって、民話の原点の里として広く知られるようになりました。柳田は語り手佐々木喜善(きぜん)の語る遠野の民話を書き取って『遠野物語』を書きあげました。ごく普通の人々が語り伝えた話が、単純な昔話のように見えても、それを突き詰めれば、人間の歴史にあたたかい血をかよわせるものになると信じた柳田國男の民俗学の根幹となったのです。柳田国男が逗留していた旅館が保存されて資料館になっているところを訪れて、柳田がどんなに血の通った民俗学を大切に考えていたかを知りました。

〜遠野昔話の村・横手かまくら・秋田編〜
次の朝、メンバーみんなでMさんと別れを惜しみつつ、松島を発ちました。今日の第一番目の目的地は岩手県遠野市です。
ご存知の方も多いでしょうが、遠野は日本民俗学を学問として体系づけた柳田國男がまとめた伝承民話『遠野物語』によって、民話の原点の里として広く知られるようになりました。柳田は語り手佐々木喜善(きぜん)の語る遠野の民話を書き取って『遠野物語』を書きあげました。ごく普通の人々が語り伝えた話が、単純な昔話のように見えても、それを突き詰めれば、人間の歴史にあたたかい血をかよわせるものになると信じた柳田國男の民俗学の根幹となったのです。柳田国男が逗留していた旅館が保存されて資料館になっているところを訪れて、柳田がどんなに血の通った民俗学を大切に考えていたかを知りました。

2007-05-16 00:16:44 この記事のURL 「もっと楽しむためのバリアフリーとは」
春うらら 東北ツアー (5の3)
(在米数十年のシニア日系人ツアー)
〜仙台・松島(病院へ・日米健康保険制度の比較)編〜
南陽市赤湯温泉を出て約二時間走って仙台市に入ったときにはかなり大降りの雨となっていました。春うららという気候からは程遠い、いうなれば『なたねつゆ』か?いや、青葉城址(仙台城址)で降り立ったときは強風で吹き飛ばされそうで『なたねつゆ』なんてロマンチックなものではありません。桜は終わっているどころか花びらさえも吹き飛んでしまって皆無です。紅葉を追うツアーより桜を追うツアーは『生もの』で難しいと感じました。
〜仙台・松島(病院へ・日米健康保険制度の比較)編〜
南陽市赤湯温泉を出て約二時間走って仙台市に入ったときにはかなり大降りの雨となっていました。春うららという気候からは程遠い、いうなれば『なたねつゆ』か?いや、青葉城址(仙台城址)で降り立ったときは強風で吹き飛ばされそうで『なたねつゆ』なんてロマンチックなものではありません。桜は終わっているどころか花びらさえも吹き飛んでしまって皆無です。紅葉を追うツアーより桜を追うツアーは『生もの』で難しいと感じました。
2007-05-10 22:05:28 この記事のURL 「もっと楽しむためのバリアフリーとは」
生涯学習と事後グループ
生涯学習講座と事後グループ
社会教育、生涯教育という言葉から、より自発的な行動という意味合いの強い「生涯学習」という言葉が使われ始めたのはいつごろだったでしょうか。
「生涯学習」とは、学習者の自由な意志に基づいて、それぞれにあった方法で生涯にわたって学習していくことであるとした生涯学習振興法が、1990年(平成2)法制化されました。
以後、生涯を通じた多様な学習需要に対応した学習機会が適切に提供されるために地方公共団体で「生涯学習講座」が盛んに実施されるようになりました。それらの講座を修了した受講生に対して「事後グループ」をつくることを積極的に推進している市や区も少なくありません。しかし、この「事後グループ」が社会的課題を解決しようとする市民活動に発展している例は多くはないようです。同好会的なグループが多く、当初のグループ員だけで見学会を実施したり趣味の集まりを続けている例の方が多いように見受けられます。同じ講座を受講した仲間のグループとしての出発は同じなのですが、市町村の地域性による違いなのでしょうか?
「コミュニティビジネス」への対応
事後グループの中で、新しい会員募集の窓口を広く開き組織が成長し、地域活動に積極的に取り組んでいる団体でも「コミュニティビジネス」という表現は自分たちの活動にはそぐわないとの対応が多いことを体験します。「ボランティアだもの、ビジネスにはならないよ」というのがその理由です。
責任をもって活動を継続していくためには、経費が必要なことは当然なのですが。知識や労力、時間に加え金銭的な負担まで個人の善意?犠牲の上に成り立った活動を継続していくのは困難です。
コミュニティビジネスの先駆者といわれる「NPO法人 シニアSOHO普及サロン・三鷹」の例を「三鷹は特別だよね。」と言わずに、その活動を学び、各地でより良い地域づくりに活動する「事後グループ」が増えるといいなと思います。そういう活動を進めている団体を訪問し、このブログで紹介したいと思っています。どうぞ、情報をお寄せください。
(田中幸枝)
社会教育、生涯教育という言葉から、より自発的な行動という意味合いの強い「生涯学習」という言葉が使われ始めたのはいつごろだったでしょうか。
「生涯学習」とは、学習者の自由な意志に基づいて、それぞれにあった方法で生涯にわたって学習していくことであるとした生涯学習振興法が、1990年(平成2)法制化されました。
以後、生涯を通じた多様な学習需要に対応した学習機会が適切に提供されるために地方公共団体で「生涯学習講座」が盛んに実施されるようになりました。それらの講座を修了した受講生に対して「事後グループ」をつくることを積極的に推進している市や区も少なくありません。しかし、この「事後グループ」が社会的課題を解決しようとする市民活動に発展している例は多くはないようです。同好会的なグループが多く、当初のグループ員だけで見学会を実施したり趣味の集まりを続けている例の方が多いように見受けられます。同じ講座を受講した仲間のグループとしての出発は同じなのですが、市町村の地域性による違いなのでしょうか?
「コミュニティビジネス」への対応
事後グループの中で、新しい会員募集の窓口を広く開き組織が成長し、地域活動に積極的に取り組んでいる団体でも「コミュニティビジネス」という表現は自分たちの活動にはそぐわないとの対応が多いことを体験します。「ボランティアだもの、ビジネスにはならないよ」というのがその理由です。
責任をもって活動を継続していくためには、経費が必要なことは当然なのですが。知識や労力、時間に加え金銭的な負担まで個人の善意?犠牲の上に成り立った活動を継続していくのは困難です。
コミュニティビジネスの先駆者といわれる「NPO法人 シニアSOHO普及サロン・三鷹」の例を「三鷹は特別だよね。」と言わずに、その活動を学び、各地でより良い地域づくりに活動する「事後グループ」が増えるといいなと思います。そういう活動を進めている団体を訪問し、このブログで紹介したいと思っています。どうぞ、情報をお寄せください。
(田中幸枝)
2007-05-09 22:38:50 この記事のURL 「コミュニティビジネスでまちを元気に!」
グリーンツーリズム?(我が家編)

人混みの中を移動する気にもならず、大型連休は近間へのお出かけで済ませるのが我が家の常でした。
しかし今年は思わぬ誘いがあり、白馬へ出かけました。

宿泊先はこのログハウス。
旅といえば「上げ膳据え膳」が必須の主婦の期待を裏切り、ここは自炊!
ま、その分格安になるので涙を呑み、義理の姉とスーパーマーケットで食料調達と相成りました。
で、この地で何をしたか?
関西方面の親類と出会い、久しぶりにひたすら××を酌み交わし(下戸の私は山の麓の露天風呂体験)、ただそれだけ・・・。
このようにして、雪山を浮かび上がらせる月明かりが邪魔をし、満天の星空がよく見えな〜い、というなんとも贅沢な一夜をすごしたのであります。

さて翌日、関西ご一行様と早々に別れたわが家族、信濃大町よりレンタカーで黒部ダムへと向かいました。
標高1454mの山間はさすがに雪が融けきらず、5月の雪道を歩くことが出来ました。
「ぼっか」といわれた人たち信濃大町には「塩の博物館」があります。上杉謙信が武田信玄に送ったという塩が運ばれた道「千国(チクニ)街道」、通称「塩の道」の歴史と人々の暮らしを紹介する博物館です。
当時、このようないで立ちで塩を運んでいたそうです。

この写真は当時の様子の説明文。
昔は海に面していない土地は「塩」が貴重だったのでしょう。
白馬岳(しろうまだけ)2932m

JR白馬駅からは、近代登山が始まった明治時代から、多くの人々に親しまれてきた白馬大雪渓と、雄大な白馬三山の全体が一望できます。氷河に削り取られた地形に、巨大な雪渓が残る姿はまさに圧巻。また白馬岳は、高山植物の宝庫ともいわれ、日本にある高山植物の約8割が見られます。山頂にある山名案内盤は、新田次郎の小説『強力伝』に登場する強力(ごうりき)が持ち上げたことでも知られています。
日本アルプスの麓にある白馬村の雄大な自然風景は、村民の景観形式・環境色彩計画などの取り組みによって守られているということです。そしてそれらは貴重な観光資源でもあります。
この土地の人々は訪問者に気軽に声をかけてくれます。
蕎麦屋のオバサン、レンタカーのおじさん、おみやげやさん、温泉の管理人さん、博物館のおじさん等々。
黒部ダムではいたるところに駐車場の管理スタッフがいて、手際よく誘導してくれました。
この地域全体が‘観光を生業とする’ことに誇りを持っているような心地よさがありました。
「都市と農村の相互補完・共生による国土の均衡ある発展を基本目標とした、緑豊かな農村地域において、その自然、文化、人々との交流を楽しむ滞在型の余暇活動(農村で楽しむゆとりある休暇)」とあるグリーンツーリズムの定義、今回のこの旅がそうなのかどうかは棚に上げておきましょう。
下記サイトで白馬での体験学習プログラムが検索できます。
■白馬・体験学習
http://www.hakuba.jp/suishin/data/guide.htm
2007-05-07 11:29:17 この記事のURL 「まちぐるみで子育てを応援」
グリーンツーリズムと子どもたちNO.1
■最近の修学旅行
先日、わが子の年度初めの保護者会に出席。今年度の修学旅行先の説明があり、例年沖縄だったのが今年は熊本、長崎に変更、(福岡が故郷のわが子は少々がっかり)理由としては時期が挙げられました。観光に最適のシーズンは大勢の生徒を受け入れる体制が無いためどうしてもオフシーズンになる、つまり冬場(この学校は2月)ということ。しかしこの時期は、風邪やインフルエンザを患う子がいて参加できない子がでてくる、との説明でした。
上の子の修学旅行は北海道での体験型修学旅行でした。カヌー体験、フィッシング体験、アイヌ文様刺繍製作、彫刻、アイスクリーム作り、ラーメン作りなど希望のコースを選択しての体験学習。また市内観光も班ごとに計画、行動。大勢でゾロゾロという光景ではないようです。
最近はこの体験型が多いようですね。
歴史をさかのぼると発祥は伊勢参宮であるとのこと。
(その昔は旅は命がけだったようです)
※修学旅行の発祥、意義、歴史、環境学習素材などが閲覧できます。(メニュー欄よりお入りください)
・修学旅行情報センター(修学旅行博物館)
http://shugakuryoko.com/
■都市と農山漁村の共生・対流
私の生まれ育ったのは北九州工業地帯のど真ん中だったので、自然環境には恵まれていませんでした。
15歳の時玄界灘にほど近い土地に転居、河や田畑に囲まれたのどかな土地でした。家の前の川で釣りが趣味の父と川魚と釣ったりしました。釣りはのーんびりというイメージがありますが、川釣りは川の流れがあるので絶えず釣り糸を移動させねばならず、またポイントもなるべく魚が潜んでいる川岸に近い草叢を狙えと教えられ、結構ワザが必要だなと感じました。こうした自然を相手の体験は、都市生活ではなかなか難しいですね。
こうした都市生活者が自然を体験できる仕組みが近年増えてきました。
下記サイトは東大名誉教授、養老孟司氏が代表の、都市と農山漁村の共生・交流をめざした組織です。
※オーライ!ニッポン会議
http://www.kyosei-tairyu.jp/
下記サイトで体験内容を検索できます。
※体験メニュー検索サイト
http://taiken.kouryu.or.jp/taiken.html
※修学旅行では一過性になりがちな体験学習ですが、子どもが小さい時から自然とふれあう体験も是非させたいものです。
先日、わが子の年度初めの保護者会に出席。今年度の修学旅行先の説明があり、例年沖縄だったのが今年は熊本、長崎に変更、(福岡が故郷のわが子は少々がっかり)理由としては時期が挙げられました。観光に最適のシーズンは大勢の生徒を受け入れる体制が無いためどうしてもオフシーズンになる、つまり冬場(この学校は2月)ということ。しかしこの時期は、風邪やインフルエンザを患う子がいて参加できない子がでてくる、との説明でした。
上の子の修学旅行は北海道での体験型修学旅行でした。カヌー体験、フィッシング体験、アイヌ文様刺繍製作、彫刻、アイスクリーム作り、ラーメン作りなど希望のコースを選択しての体験学習。また市内観光も班ごとに計画、行動。大勢でゾロゾロという光景ではないようです。
最近はこの体験型が多いようですね。
歴史をさかのぼると発祥は伊勢参宮であるとのこと。
(その昔は旅は命がけだったようです)
※修学旅行の発祥、意義、歴史、環境学習素材などが閲覧できます。(メニュー欄よりお入りください)
・修学旅行情報センター(修学旅行博物館)
http://shugakuryoko.com/
■都市と農山漁村の共生・対流
私の生まれ育ったのは北九州工業地帯のど真ん中だったので、自然環境には恵まれていませんでした。
15歳の時玄界灘にほど近い土地に転居、河や田畑に囲まれたのどかな土地でした。家の前の川で釣りが趣味の父と川魚と釣ったりしました。釣りはのーんびりというイメージがありますが、川釣りは川の流れがあるので絶えず釣り糸を移動させねばならず、またポイントもなるべく魚が潜んでいる川岸に近い草叢を狙えと教えられ、結構ワザが必要だなと感じました。こうした自然を相手の体験は、都市生活ではなかなか難しいですね。
こうした都市生活者が自然を体験できる仕組みが近年増えてきました。
下記サイトは東大名誉教授、養老孟司氏が代表の、都市と農山漁村の共生・交流をめざした組織です。
※オーライ!ニッポン会議
http://www.kyosei-tairyu.jp/
下記サイトで体験内容を検索できます。
※体験メニュー検索サイト
http://taiken.kouryu.or.jp/taiken.html
※修学旅行では一過性になりがちな体験学習ですが、子どもが小さい時から自然とふれあう体験も是非させたいものです。
2007-04-23 15:00:00 この記事のURL 「まちぐるみで子育てを応援」
バリアフリー旅行学術論文
先日、知り合いがバリアフリー旅行の論文を見つけて教えてくれました。本格的な学術論文なのでそうたやすく取り上げられるものではないのですが、世の中にはこうしてきちんと学術的に体系化して、私が目指そうとしているものを整理していらっしゃる方が居られることを知り心から感嘆し、かつ励まされました。ここではほんの概要だけをご紹介させていただきます。
財団法人アジア太平洋観光交流センター(http://www.aptec.or.jp/)は、毎年観光に関する学術研究論文を募集しています。平成17年度第11回の一席に入賞した論文が、『当事者からみたバリアフリー旅行の実証的考察 −旅行環境のバリアフリー化と旅行介助の軽減に関する研究−』でした。(http://www.aptec.or.jp/kakonyuusensha.htm)
この論文は、草薙 威一郎さん(JTMバリアフリー研究所<http://www.tourism.jp/unit/accessible/>所長 )と 勝矢 光信さん(江戸川区福祉電話相談員)のお二人によってかかれたものです。
1991年から2003年までの12回、電動車いす旅行を行い、障害者の旅行とその介助の経験をとおして、この12年間で、社会環境のバリアフリー化が障害者の旅行にどのような変化をもたらしたかを実証的に検証したものです。このころ日本は、ハートビル法や交通バリアフリー法、福祉のまちづくり条例などによって、社会環境のバリアフリー化が急速に進んだ時代でした。
この中で、草薙氏と勝矢氏のお二人が、公共交通機関を利用する電動車いす利用者とその介助者として、これまでの旅行体験を振り返ると、困難な旅行が多かったと書いていらっしゃいます。
進行性筋萎縮症で、筋力が失われていき、20年前から電動車いすを利用している障害者とその介助者の検証記録です。歩行は不可能ですが、食事、着替えなど日常の身の回り動作については、少しの介助だけで独力で済ませられるかなりの自立度を保った方です。
旅行目的地は国内・海外の両方にわたっていますがこの論文では国内のバリアフリーをテーマにしているので、国内旅行のみに絞っています。北は北海道から南は奄美諸島まで、驚くほどの広範囲に及んでおります。検証を始めた1991年と2003年の比較をすると大都会のバリアフリー化は非常に良く進んでいますが、地方の空港や駅はまだまだといってます。これは私がガイドとして気付いているのとまったく同じ結論だったので、私も意を強くしました。神社仏閣の坂や階段が障害者にとってはいまだに大きなバリアであるという検証もまったくその通りと思いました。公共施設や宿泊施設の手すりやスロープなどもすべて具体的に数値を出して検証し、まとめてあるので、学術論文としての信憑性、説得力に感銘を受けました。私は感覚的・感情的な見方をしていたと深く反省しました。
そして、お二人の論文の中での「バリアを越えてでも旅行しようという行為は、今日的な意味での安楽な『旅行』ではなく『冒険レベル』のものであった。今日の高齢時代を迎え、障害のある人の旅行が特殊・冒険ではなく、誰もがごく普通に楽しめるものとなるには、旅行環境のバリアフリー化をより進めるとともに、旅行介助の特殊性の分析、旅行介助のシステム化を行うことが必要であると思われる。」という結論には心から賛同し、私もこの視点でバリアフリーをもっと深く考えていこうと心を新たにしています。
草薙さん、勝矢さん、もう一度バリアフリーを考える新たな機会をおあたえくださいまして有難うございました。この場をお借りして心より御礼申し上げ、お二人の更なるバリアフリーのご検証を伺わせていただけることを楽しみにしております。
(徳重 富士子)
財団法人アジア太平洋観光交流センター(http://www.aptec.or.jp/)は、毎年観光に関する学術研究論文を募集しています。平成17年度第11回の一席に入賞した論文が、『当事者からみたバリアフリー旅行の実証的考察 −旅行環境のバリアフリー化と旅行介助の軽減に関する研究−』でした。(http://www.aptec.or.jp/kakonyuusensha.htm)
この論文は、草薙 威一郎さん(JTMバリアフリー研究所<http://www.tourism.jp/unit/accessible/>所長 )と 勝矢 光信さん(江戸川区福祉電話相談員)のお二人によってかかれたものです。
1991年から2003年までの12回、電動車いす旅行を行い、障害者の旅行とその介助の経験をとおして、この12年間で、社会環境のバリアフリー化が障害者の旅行にどのような変化をもたらしたかを実証的に検証したものです。このころ日本は、ハートビル法や交通バリアフリー法、福祉のまちづくり条例などによって、社会環境のバリアフリー化が急速に進んだ時代でした。
この中で、草薙氏と勝矢氏のお二人が、公共交通機関を利用する電動車いす利用者とその介助者として、これまでの旅行体験を振り返ると、困難な旅行が多かったと書いていらっしゃいます。
進行性筋萎縮症で、筋力が失われていき、20年前から電動車いすを利用している障害者とその介助者の検証記録です。歩行は不可能ですが、食事、着替えなど日常の身の回り動作については、少しの介助だけで独力で済ませられるかなりの自立度を保った方です。
旅行目的地は国内・海外の両方にわたっていますがこの論文では国内のバリアフリーをテーマにしているので、国内旅行のみに絞っています。北は北海道から南は奄美諸島まで、驚くほどの広範囲に及んでおります。検証を始めた1991年と2003年の比較をすると大都会のバリアフリー化は非常に良く進んでいますが、地方の空港や駅はまだまだといってます。これは私がガイドとして気付いているのとまったく同じ結論だったので、私も意を強くしました。神社仏閣の坂や階段が障害者にとってはいまだに大きなバリアであるという検証もまったくその通りと思いました。公共施設や宿泊施設の手すりやスロープなどもすべて具体的に数値を出して検証し、まとめてあるので、学術論文としての信憑性、説得力に感銘を受けました。私は感覚的・感情的な見方をしていたと深く反省しました。
そして、お二人の論文の中での「バリアを越えてでも旅行しようという行為は、今日的な意味での安楽な『旅行』ではなく『冒険レベル』のものであった。今日の高齢時代を迎え、障害のある人の旅行が特殊・冒険ではなく、誰もがごく普通に楽しめるものとなるには、旅行環境のバリアフリー化をより進めるとともに、旅行介助の特殊性の分析、旅行介助のシステム化を行うことが必要であると思われる。」という結論には心から賛同し、私もこの視点でバリアフリーをもっと深く考えていこうと心を新たにしています。
草薙さん、勝矢さん、もう一度バリアフリーを考える新たな機会をおあたえくださいまして有難うございました。この場をお借りして心より御礼申し上げ、お二人の更なるバリアフリーのご検証を伺わせていただけることを楽しみにしております。
(徳重 富士子)
2007-04-23 00:58:15 この記事のURL 「もっと楽しむためのバリアフリーとは」
エンディングノートのススメ
■エンディングノートとは
自分の身辺整理のため、また介護が必要になった時のため自分の希望を記しておくためのノート。
急に脳梗塞などで倒れたら自分の意思は伝えられにくいので、健康なうちにそれらを書き留めておくようにすると、家族も本人の意思が理解できる。
これを書くということは、今までの自分の生きてきた足跡を見つめ直し、これからどのように生きるか、を見つめる作業でもある。
【例】 自分の生きてきた足跡(自分史)、家族へのメッセージ、介護が必要になった時の希望、終末医療の希望(延命治療など)、葬儀や埋葬方法の希望、資産状況の明記、友人関係など
最近は書店やインターネットでも販売されている。決まった書式はない。(ノートに書きとめておくだけでも良い。)
1冊1,000〜3,000円ほど。出版元により内容はさまざまなので好みのものを選ぶと良い。
エンディングノートを知ったのは、成年後見制度の普及活動をしているNPO法人「シニアメイトサービス」を取材した時です。
「成年後見を結ぶ時に役立つので皆さんにお薦めしています」とシニアメイトサービス代表の藤崎さんは話してくださいました。
この1月、私と同年輩の友人が突然に亡くなりました。本当に突然でした。子どもさんは独立し、ご主人との2人暮らし。突然奥様を亡くし、ご主人様はさぞ大変だったろうと思います。
その時思い浮かんだのがこのエンディングノートです。介護が必要になった時ばかりではなく、こういう場合のためにも何がしかのメモは残しておくべきだとつくづく思いました。
‘これを書くということは、今までの自分の生きてきた足跡を見つめ直し、これからどのように生きるかを見つめる作業でもある’とあります。
ちょっと立ち止まり、自らの人生に思いを馳せてみてはいかがでしょう。
エンディングノートには決まった書式はありません。自分が必要と思ったことを書き込んでかまわないのです。
下記のサイトはエンディングノートについての記事です。また実物の一例もありますのでどうぞご覧ください。
※「隠れたベストセラー、エンディングノート」
(日本マーケティング協会「マーケティングホライズン
2005年7月号」より)
※エンディングノートの一例
http://www.jfaa.org/04/04-ind.htm
自分の身辺整理のため、また介護が必要になった時のため自分の希望を記しておくためのノート。
急に脳梗塞などで倒れたら自分の意思は伝えられにくいので、健康なうちにそれらを書き留めておくようにすると、家族も本人の意思が理解できる。
これを書くということは、今までの自分の生きてきた足跡を見つめ直し、これからどのように生きるか、を見つめる作業でもある。
【例】 自分の生きてきた足跡(自分史)、家族へのメッセージ、介護が必要になった時の希望、終末医療の希望(延命治療など)、葬儀や埋葬方法の希望、資産状況の明記、友人関係など
最近は書店やインターネットでも販売されている。決まった書式はない。(ノートに書きとめておくだけでも良い。)
1冊1,000〜3,000円ほど。出版元により内容はさまざまなので好みのものを選ぶと良い。
エンディングノートを知ったのは、成年後見制度の普及活動をしているNPO法人「シニアメイトサービス」を取材した時です。
「成年後見を結ぶ時に役立つので皆さんにお薦めしています」とシニアメイトサービス代表の藤崎さんは話してくださいました。
この1月、私と同年輩の友人が突然に亡くなりました。本当に突然でした。子どもさんは独立し、ご主人との2人暮らし。突然奥様を亡くし、ご主人様はさぞ大変だったろうと思います。
その時思い浮かんだのがこのエンディングノートです。介護が必要になった時ばかりではなく、こういう場合のためにも何がしかのメモは残しておくべきだとつくづく思いました。
‘これを書くということは、今までの自分の生きてきた足跡を見つめ直し、これからどのように生きるかを見つめる作業でもある’とあります。
ちょっと立ち止まり、自らの人生に思いを馳せてみてはいかがでしょう。
エンディングノートには決まった書式はありません。自分が必要と思ったことを書き込んでかまわないのです。
下記のサイトはエンディングノートについての記事です。また実物の一例もありますのでどうぞご覧ください。
※「隠れたベストセラー、エンディングノート」
(日本マーケティング協会「マーケティングホライズン
2005年7月号」より)
※エンディングノートの一例
http://www.jfaa.org/04/04-ind.htm
2007-04-09 22:41:13 この記事のURL 「まちぐるみで子育てを応援」
地域活動の第一歩 −会議の基本
今週は、のんびるリポーター田中幸枝さんの「地域活動の第一歩」を紹介しましょう。
自らの思いや、情報を相手に伝達するのは実はとてもむずかしいもの。それゆえ会議にはいくつかのテクニックらしきものがあるのですね。また、地域で何かをするときにも、会議の要素と挙げられている、「創意」「合意」「同意」は不可欠な要素となりそうです。つまり、従来の企業型トップダウン組織ではなく、「フラットな組織」がキーポイントなのではないでしょうか。
「困ったさん」はけっこうたくさんいそうです。日本の社会や企業文化が「フラットな組織」に慣れてなかったことも、大きな原因かと思います。でも、実際に一緒に活動するとなると、「困ったさん」はあまりいてほしくないなあ・・・。
ということで、田中さんにはもっともっと発信してもらい、「困ったさん」が地域の大きな力へと成長するよう、今後も期待したいところです!
[バックナンバーへ]
自らの思いや、情報を相手に伝達するのは実はとてもむずかしいもの。それゆえ会議にはいくつかのテクニックらしきものがあるのですね。また、地域で何かをするときにも、会議の要素と挙げられている、「創意」「合意」「同意」は不可欠な要素となりそうです。つまり、従来の企業型トップダウン組織ではなく、「フラットな組織」がキーポイントなのではないでしょうか。
「困ったさん」はけっこうたくさんいそうです。日本の社会や企業文化が「フラットな組織」に慣れてなかったことも、大きな原因かと思います。でも、実際に一緒に活動するとなると、「困ったさん」はあまりいてほしくないなあ・・・。
ということで、田中さんにはもっともっと発信してもらい、「困ったさん」が地域の大きな力へと成長するよう、今後も期待したいところです!
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