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オランダのパートタイム労働

まちぐるみで協力できる、子育ての体制つくりをテーマとしている、のんびるリポーターの山崎礼子さん。今週は、山崎さんの「子どもの幸福感」をご紹介しましょう。

オランダでは、「パートタイム労働とフルタイムとの均等待遇の保障」が確立しているそうです。つまり、パート労働者フルタイム労働者の間に、賃金・給与、年金、保健、社会保障、労働条件などの差別が禁止されているのです。

労働人口は今後も減少していきます。とすれば、短時間勤務の労働条件を改善して、子育て中の女性が働きやすい環境をつくる必要もあるでしょう。逆に山崎さんが記事で紹介しているように、「家族を大切にし心にゆとりを持った生き方」をしながら仕事を続けることも可能となります。

長期休暇の取得に関してもそうですが、こうした制度の見直しは、やはり国や政治に主役になってもらわないと変革はむずかしいものです。結果的に労働力が増すのですから、「働き方」について、より積極的な動きがあるとよいと感じました。
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2010-02-19 12:48:42 この記事のURL今週の注目記事

NPO「ルーム・トゥ・リード」

「社会企業家」ジョン・ウッド氏の活動
「途上国の子どもたちに教育の機会を!
 
ジョン・ウッド氏は、1999年にNPO「ルーム・トゥ・リード」を設立、発展途上国の教育支援に力を注いでいる社会企業家です。

地球上には、毎日学校に行けない子どもや字を読めない人が何億人もいて、その多くは女性です。
ジョン・ウッド氏は女子教育に力を入れていますが、その理由は「一人の少女が教育を受ければ、彼女の家族、子孫にまでいい影響を与えることになる」と語っています。母親の一人として大変共感する言葉が続きます。「この地球で生まれたすべての子どもに、彼ら彼女らを教育し、本を読み聞かせ、学校の宿題を手伝ってやれる母親がいてほしい。そういう母親がいなければ、途上国の人々は貧困の連鎖を断ち切ることはできません」

ジョン・ウッド氏の持論は

2010-01-20 23:06:31 この記事のURLコミュニティビジネスでまちを元気に!

盲導犬台湾ツアー

視覚障がい者にとって、まさに「目」のかわりの役割を果たしてくれるのが盲導犬です。この盲導犬について、のんびるリポーターの徳重富士子さんが、大変貴重なリポートを報告してくださっています。今週はこの「盲導犬台湾ツアー体験報告」についてお伝えしましょう。

台湾ツアーに同行しているのは、徳重さんご自身ではありません。クラブツーリズムで共に学んだ、トラベルサポーターの坪内暁夫さんという方が体験記を寄せてくださり、記事としてまとめられたものです。

日本の盲導犬数は1,000頭弱、一方台湾ではまだ27頭との記述がありましたが、視覚障がい者数に対してはどうなのでしょう?もしかすると日本でも、もっと盲導犬が必要とされているかもしれません。台湾のマスコミが「盲導犬台湾ツアー」に注目していることもふれられています。こうしたメディアの力も情報を広く浸透させるためには不可欠です。

もっとも印象に残ったのは、「初心者でも大丈夫。出来ることをやれば良いと思います」という体験に裏打ちされた坪内氏のコメントでした。「私にもできることがあるかもしれない」と感じた方が一人でも多く生まれればしめたものです。道を究めればそれなりの専門知識が必要になりますが、こうしたポジティブなスタンスそのものも、社会を変革する原動力になるのだと思いました。
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2009-04-06 01:43:48 この記事のURL今週の注目記事

一冊の本「イラクは食べる」

「イラクは食べる」−酒井 啓子著

ちょっと意表をつく題名に引かれて購入した本です。
イラク戦争開始からおよそ6年、最近ではニュースでもあまり報道されなくなりましたが、いまだに政情は安定せず、アメリカ軍の駐留のもと混乱は続いているようです。
自爆テロ、宗派や民族の抗争など、どこかこの日本とは遠い世界のようにも感じてしまいます。
けれどこの国の人々も日々仕事をし、食べ、暮らしています。
ついマスコミ報道で表される非日常の場面でしかイラクという国を捕らえてこなかったのですが、当然人々は毎日の暮らしがあるということに気づきます。食卓という日常からイラクという国におきている非日常の側面とそこに暮らす人々を活写している作品だと思います。

チグリス川の鯉を使った「マスグーフ」といわれるイラク独特の魚料理から始まって子羊一匹にご飯の詰め物をしたお祝いの料理クーズィー、ファルージャで有名だったカバブ、ご飯にかけて食べるオクラのトマトシチューなどが、その食を通したイラクの生活、政情とともに語られています。イラクとイランにはご飯を食べるなどの共通点がたくさんあること、イラクから周辺の外国に逃げ出す人々が絶えないこと、そしてアップサイドダウンケーキのご飯版ともいえる「マクルーバ」と呼ばれるひっくり返しご飯。鍋の底にゆでた羊肉、トマトやナス、たまねぎなどの野菜の上に米を乗せて炊き、最後にひっくり返すという料理になぞらえて、戦争以降イラクで起こった出来事はイラクを上手にひっくり返すことが出来ず民族も国家も社会も目茶目茶にひっくり返ってしまったと書かれているのが印象的でした。
そしてイラクのアイデンティティを感じさせる、ナツメヤシをたっぷり入れた「クレーチャ」というお菓子。国外に出たイラク人が、ばらばらに崩れても大切にしていると聞くと切なさも感じます。
駐留しているアメリカ兵たちはこんなイラクの人々の食を味わうことはないのでしょう。イラクをイラクの人々の心を理解するのに、食べ物は大きな要素を占めるのではないかと思いました。
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(浅越 美枝)

2009-03-24 14:20:03 この記事のURLシニアにとっての食育ー鎌倉の台所からー

盲導犬台湾ツアー体験報告

クラブツーリズムのトラベルサポーター仲間の坪内 暁夫さんがサポーターとして、日台盲導犬協会の交流会議に参加なさいました。非常に有意義且つ珍しい体験をなさったので、坪内さんのご厚意によりその体験記をご紹介したいと思います。坪内さんは定年退職後、ヘルパー二級を取られて現在は介護施設で非常勤として働いていらっしゃいます。いつもにこやかで温厚な笑顔の主でいらっしゃるのできっと介護されるお年寄りにとっても癒しの手足となっていらっしゃることでしょう。その坪内さんがトラベルサポーターの資格を取られて初めてのお仕事がこの盲導犬帯同ツアーとなりました。参加者83名。盲導犬27頭。トラベルサポーター7名。前泊と後泊を入れて5泊6日の旅です。

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坪内さん(向かって左側)、お客様のOさん、盲導犬ピエールとともに。

2009-03-20 22:38:00 この記事のURLもっと楽しむためのバリアフリーとは

イスラエルのトイレ

二週間のイスラエル旅行中、とても印象に残ったのは町の清潔さでした。日本に来る外国人は、口々に「日本はとても清潔な国だね。」といってくれますが、今回の旅行ではイスラエルが日本に負けずとも劣らない清潔な国と感じました。特に公衆のトイレはどこもすべてお掃除が行き届いていて、実に気持ちがよかったです。

たとえば、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の三大一神教のそれぞれの聖地がかたまっている神殿の丘で、ユダヤ教の聖地「嘆きの壁」を訪れた時、たまたま13歳の男の子たちの成人のお祝い(昔の日本で言うなら元服のお祝い)の日に行き当たりました。ユダヤ教独特のあの山高帽をかぶった人たちでごった返していました。

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鐘や太鼓でにぎやかに祝う人もいれば、

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嘆きの壁に取りすがらんばかりに一生懸命祈っている人もいます。

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他宗教とはいえ、この敬虔さには圧倒されました。その雑踏の中で、トイレに行きました。

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勿論とても混んでいましたが、大勢が使っているのに汚れていないのです。

NagekinoKabetoilet3.jpg

清潔なのです。これには感銘しました。

2008-09-04 20:39:32 この記事のURLもっと楽しむためのバリアフリーとは

マサダーユダヤ戦争最後の砦

この夏、イスラエルに二週間行ってまいりました。この国のどこもかしこも今まで訪れた海外の国々とは異なる文化、伝統、そして自然を持っていて圧倒されました。その中でも、MASADAマサダはとりわけ印象的でした。

マサダはヘブライ語で要塞の意味で、イスラエル東部、死海西岸近く標高約400メートルの岩山にあるユダヤ時代の要塞の遺跡です。400メートルといってもふもとの死海が海抜マイナス400メートルですから下から仰ぎ見るとかなり高く見えます。ユダヤ戦争におけるユダヤ人最後の砦で、集団自決で知られています。 2001年に世界文化遺産に登録されました。

Masada1.jpg

2008-08-26 01:11:47 この記事のURLもっと楽しむためのバリアフリーとは

トラカムバック

「トラカムバックって?」と思った方はしめたもの。今週はのんびるリポーター鈴木由利子さんの「阪神ファンでなくても「虎 come back!」」をご紹介しましょう。

このバック(バッグ)は、「フェアトレードを通じで野生の虎の保護に貢献」するために開発されたものですが、デザインといい、この遊び心といい、見事に消費者を魅了したようです。

国際協力の活動でも地域の小さなビジネスでも、多くの人たちに各々の思いをきちんと伝え、共感してもらい、協力してもらうことが重要です。でも思いを的確に伝えるって、なかなかむずかしいのではないでしょうか。

記事で紹介された、シャプラニールのフェアトレード部門 「クラフトリンク」によるこのグッズは、「思い」をPRするための戦略として大いに参考になりそうです。ネーミングのインパクトもなかなかです。

活動に対する理念を持ち、よい製品を生み出し、遊び心を加えて市場に打って出る。このポイントを押さえて、他の場面でもぜひ試してみたいものです。

                          [バックナンバーへ

2008-08-22 01:32:02 この記事のURL今週の注目記事

第二次大戦中、ユダヤ人の子供2500人を救ったポーランド人女性、イレーナ・センドラーさん死去

イレーナ・センドラーさんというポーランドの女性をご存知ですか。
私は、第二次世界大戦中、ナチスに抵抗して多くの子供を救った人、ということをうろ覚えに知っているだけでした。日本人の外交官で、第二次世界大戦中、ユダヤ人にビザを発行した杉原 千畝(すぎはら ちうね)さんのことをネットで調べた時、このイレーナさんのことを知ったのです。
【Wikipedia=イレーナ・センドラー 杉原 千畝(写真入で紹介されています)】

そのイレーナさんが亡くなられたそうです。5月13日14時50分に配信された産経新聞の記事でわかりました。

記事によりますと、センドラーさんは、社会奉仕家の立場を利用してゲットー内に入り、幼児たちをスーツケースに入れたり、スカートの中に隠すなどして逃すことに成功したそうです。ナチスに見つかれば、銃殺などの重罪に処せられる危険がある中、2年以上も命がけの活動を続け、子供たちを孤児院や病院、教会などに匿ったということです。

やがてゲシュタボに逮捕され、強制収容所で拷問を受けますが、「活動内容を明かすぐらいなら迷わず死を選ぶ」(生前の伝記)と、沈黙を守り通されたそうです。その後、仲間の行動で、死を免れましたが、拷問のため足や腕を骨折し、無意識状態のまま近くの森の中に捨てられました。

イレーナさんは、子供たちを救っただけではなく、戦後、親と子供が再会できるように、子供1人1人の名前などを紙に書き、リンゴの木の下に埋めておかれたと言いますから、この凄さには言い表す言葉が出てきません。

戦後は社会奉仕家として活動を再開され、イスラエルから表彰を受けたり、ノーベル平和賞候補にも挙がるなど、勇気ある行動は世界で称賛されたそうですが、死の間際のインタビューで、「私が『英雄』と呼ばれることには抵抗がある。実はその逆だ。私はほんの一握りの子供しか救えなかったことに、今も良心の呵責を感じ続けているのです」と語っておられたそうです。

ご冥福を心から祈ります。


リポーターの独言
この記事には、「他者のため、弱者のために立ち上がった人は当時、まれだった。」とありますが、私は、規模は小さくとも、誰にも知られずこのように生きた人はたくさんおられたのではないか、と思えてなりません。そう思った時、言葉にならない想いがこみあげてきました。
世界は絶望に覆われてるかのような様相を呈しているといわれていますが、そんなことはない、希望は、全ての私たちの手に在る、とそんな勇気がわいてくるのです。

(佐々木和恵)

2008-05-14 21:31:36 この記事のURL自分も幸せにする福祉活動

ツバルの映画 へのお誘い

南太平洋に浮かぶツバル島のことを聞いたことはあるでしょうか?「.tv」というテレビを想像するドメインでも一躍有名になりました。ツバルは人口が少ない上に資源に乏しく、国家財政の収入源は、入漁料と外国漁船への出稼ぎ船員等による海外送金が主ですので、この使用権はツバルにとっても大きな財源といえるでしょう。

のんびるリポーター鈴木由利子さんのブログで、このツバルの映画が紹介されています。海抜が1メートルのツバルは地球温暖化の影響で海面下に沈みつつあり、頼りの飲み水の雨も降水量が少なくなり、深刻な現実問題となって立ちはだかっています。このツバルのドキュメンタリー映画が各地で反響を呼んでいます。

自主上映主宰を希望される方への情報もあります。この映画は「生きている映画、成長する映画」なのだそうです。見た人の思いが映画を成長させるとのこと。映画をきっかけに、世界の縮図とも言えるツバルの現状について、環境問題について、学んでみるいい機会ではないでしょうか。
                           [バックナンバーへ

2008-02-21 00:57:43 この記事のURL今週の注目記事

てんぷら油で車が走るーBDFでパリダカ完走ー

「のんびる12月号」のはじめる!情報で取材したバイオディーゼル燃料(BDF)。これは廃食油から作られた植物性のディーゼル燃料のことです。化石燃料の軽油に比べて硫黄酸化物や黒煙の発生は少なく、走行性も燃費もそう変わらないという優れもの。でも普及するまでにはまだまだ時間がかかりそうでした。
しかし、過酷なことで知られるユーロミルホー・ダカールラリー〈いわゆるパリダカ)に今年(2007)このバイオディーゼル燃料(BDF)100%で参戦、完走したチームがあります。
10余年前、F1で活躍したレーシングドライバー片山右京氏率いる「Team UKYO]です。

2007-12-13 08:10:42 この記事のURLシニアにとっての食育ー鎌倉の台所からー

フィレンツェとルルド

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この秋はあまりの忙しさに心が騒がしく、(忙しいとは心が滅びると書くとよく言いますものね。)少し仕事から離れれば落ち着くかと、中高時代の友人たちに誘われたのをいいことに、ヨーロッパに行ってきました。主人が元気だったころは主人ともよく一緒に出かけたものでしたが、久しぶりの海外旅行です。

友人4人とその中の一人の母上との合計6人の旅です。このお母様は、非常にお元気で私たちが旅行するときにはほとんどご一緒なさいます。旅の途中で88歳の米寿を迎えられ皆でお祝いをしました。日本の観光地と海外の観光地についての、バリアフリーの観点から私見ですが、感想を書かせていただきます。

2006-11-22 03:44:55 この記事のURLもっと楽しむためのバリアフリーとは

身近な国際協力

今回は、のんびるリポーター鈴木由利子さんの記事、「今からでも間に合います! 絵本を届ける運動」をご紹介しましょう。鈴木さんは、フェアトレードなどを中心に、私たちが簡単に学び、参加できる国際協力について、精力的な取材をふまえリポートしています。

「カンボジア・ラオスの子どもたちに絵本を届ける運動」は、文字通り身近にできる国際協力です。2,000円とちょっとの作業の時間があれば誰でも参加できるそうです。

絵本が届いたら、まずはその絵本を楽しむことができます。しかも子どもの頃肌身離さず持っていたり、寝る前におかあさんにせがんで読んでもらった絵本がいっぱいリストに載っています。『ぐりとぐら』『はらぺこあおむし』など、タイトルだけみてもなつかしい。訳語シートを貼り付けた絵本は、海を渡りカンボジア・ラオスの子どもへと届けられます。

誰もが教育を受ける権利があります。戦争や内戦で、不幸にも十分な教育を受けられない子どもたちがまだまだたくさんいます。絵本はきっと大切にされ、子どもたちの創造力を育んでいくことでしょう。

身近な国際協力に参加しよう」には、他にも身近にできる情報が満載です。ぜひご覧ください。そしてぜひ「行動」に結びつけてください。

2006-10-28 14:06:54 この記事のURL今週の注目記事

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