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ひなまつりふれあいコンサート
人形のまち岩槻として名高いさいたま市岩槻区のコンサート、
3回目を迎えました。
ひなまつりふれあいコンサートは2部構成。
1部は岩槻区内で音楽活動をしている8団体の方に参加していただきました。
2部は♪Mr.サマータイム♪でおなじみサーカスから生まれたご夫婦ユニットJ&O(ジェイ・アンド・オー)さんの素敵なライブ。
■ 協働のまちづくりのためのコンサート
このひなまつりふれあいコンサート開催のためには多くの人が関わっています。
主催は ひなまつりふれあいコンサート実行委員会
共催は さいたま市岩槻区 と(財)さいたまし文化振興事業団
区民と行政と財団法人との協働事業ですね。
企画段階から3者で話し合いを重ね、コンサート開催にこぎつけています。
■ コンサート開催までの経過こそがまちづくりの一歩
区民・行政・財団がそれぞれの立場で意見を出し合い、
どこで折り合いをつけていくか。
この辺りは、大変な時間と労力がかかりますね。
お互いの立場を理解し合うのにはかなりの努力が要ることです。
でも、ここを省いてしまうと協働の意味がなくなってしまいますものね。
■ 趣旨の重要性
みんなでいろいろと話し合っているうちに、
行き詰ったり意見がまとまらなくなることは多々ありますね。
そんなときには、スタートに戻りましょう。
一体、何のためにやるのか、誰のために、何を目指しているのか。
そうです、趣旨は何だったのか立ち返ってみると新しい展開が見えてくるはずです。
お役所で「この事業の趣旨は・・・」と棒読みに読まれていると
聞き流してしまいがちですが、実はとても重要なことなんですね。
(須藤順子)
2010-03-10 08:40:14 この記事のURL 「実践!まちづくりで自分を磨こう 」
畑には地域コミュニティを再生する力がある
街では梅の花の香りに出会え、春はもうすぐ。
木の中、土の中で動植物が動き始めているのを実感します。
そろそろ私たちも外で活動したくなる季節ですね。
ということで、今回は畑仕事に興味のある方、ない方にも、畑の持つ大きな力をご紹介します。

ここは、東京都国分寺市にある、ふれあい体験農園。
個人で借りている人もいますが、今回ご紹介するのは団体でこの畑を借りている「みんなの農園」というサークル。
メンバーは、14家族30人ほど。農園内の8区画を利用して年間20種類ほどの野菜を育てています。
小さい子ども連れの世代から、単独で参加のシニア世代まで、バラエティに富んだ構成です。週2回の活動のほかに、収穫祭を夏と秋に行なっています。
少し前の話になりますが、その秋の収穫祭(‘09年11月28日)にお邪魔しました。
当日は、まさに収穫日和!
開催場所は畑の脇にある休憩所。
今回初めて挑戦したビーツの収穫を祝して食事のメーンはボルシチ。
朝比奈さんがリーダーとなって、手際よく作られていきます。

たっぷりの野菜が煮込まれて、いい香り!

大人たちがワイワイ楽しそうに準備する脇の畑で、虫を探したり土を掘ったりして遊んでいます。

カラになった堆肥場は、子どもたちの格好の遊び場。
うららかな日差しを浴びて、にぎやかな笑い声がひっきりなし、こちらまで楽しくなってきます。
できあがったお料理は豪華!


ボルシチ、美味しかったです!
たくさんでいただくお料理は、また格別でした。
私が地元で参加している農作業のグループは、30代以上60代前後が中心の大人ばかりのサークルです。
でも、ここは小さな子どもから大人までいろんな世代がいて、それもいいな、と思いました。
子どもたちは群れになって遊び、誰と誰が親子かすぐにはわからないような大人も子どもも入り交じった関係。
まるで昔あったご近所のコミュニティのようです。
土や人に触れて元気をもらい、普段の暮らしをリセットできる。それがこの「みんなの農園」なのだろうと思います。
薄れつつある地域の人と人とのつながりを、畑には再生する力が多いにあると感じました。
【農園主・野中さんの尽力のお陰】
このサークルを立ち上げた初代の代表西田さんにうかがうと、元々は国立市で活動していた「食べ物づくり体験塾」の仲間で畑をやろうと話が持ち上がり、市内では見つからず、隣の国分寺市役所でこの農園の持ち主・野中さんを紹介され、「じゃ、団体にも貸しましょう」と数区画を貸してくれたそうです。
ただ、実際に立ち上げの日に畑に来たのは、代表の西田さんだけ。
話としては盛り上がっても、いざとなると…。
こういうことはよくありますよね。

《野中さん・グリーンの帽子の方》
そこで、日頃から地域の福祉に尽力している農園主・野中さんが周りの人に声をかけてくれ、なんとか5家族ぐらいでスタートできたそうです。
畑を人々の交流の場にしたいと願っていた野中さんの思いのお陰で、このサークルの今があるんですね。
「時間があるシニア世代はもっと広く耕したいのだろうけど、金銭的や作業時間的にもそれぞれが無理のないところに設定したことで、いろんな世代が集えるコミュニティができたのでは、と思います」と西田さん。
一人で畑を借りて自分が思うように育てる喜びもありますが、こんなふうにコミュニティを作りながら農作業を楽しむ、そういう畑の利用法、これからはもっともっと広がるといいなと、思いました。

朝比奈さん手づくりのスイートポテト。美味しい!
☆農園の情報が掲載されています☆
東京農業webサイト
市民農園・貸し農園パーフェクトガイド
2010-03-08 17:29:25 この記事のURL 「地域デビューでキラリ輝く」
〜笑顔市〜 間もなく開催!!
今年で2回目となるこのイベントは「社会活動を堅苦しくなく、楽しく、
笑顔で」という気持ちから『笑顔市』と名付けたそうです。

「いろいろな人たちと関わりを持ち、いろんな人たちを、結び付けて
いきたい」という思いを持っており、参加したいという人たちを
Welcome!! といった雰囲気で迎えてくれます。
取材に伺ったのは、今年の笑顔市最初の打ち合わせの日。
自己紹介から始まったのですが、そこにいたのは、職種も年齢も
さまざまな方々。
「皆さん、どういうつながりなんですか?」 まず、疑問に思った
ことを口にすると、「偶然、物好きな人たちが集まってきたとい
った感じ」と、笑顔で答えてくれたのですが、市民活動センター
で知り合った数名が、知り合いを誘い、その知り合いがまた知り
。

2010-03-02 05:01:40 この記事のURL 「いばらきを盛り上げる仲間たち」
「点字名刺」と社会貢献
何か活動に参加することになると、「名刺」が必要になります。最近ではパソコンで器用に個性豊かな名刺を作成する方が増えています。
その名刺にさらに「点字」の表記がなされていたら、さらに世界を広げることでしょう。今回の田中さんが紹介する、「NPO法人視覚障がい者支援協会・ひかりの森〜」では、既存の名刺に点字情報を入れて届けるサービスを行っています。費用も100枚1箱1,000円とリーズナブルな設定です。
こうしたサービスが浸透すれば、あらゆる名刺に点字情報が入るようになり、目の不自由な方にも「読むことができる」名刺をお渡しすることができるようになります。一方の目の不自由な方たちにとっても、就労の場としての可能性が高まります。
まずは気軽に名刺の点字情報を入れてみてはいかがでしょうか。
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北浦童太鼓
こちらの小学校で行われたイベントに招かれた北浦童太鼓という
子どもたちの和太鼓集団なのですが

迫力ある音が体全体に響き、心の奥底にまで伝わり、感動さえ覚
えたことを、いつか記事できればと思っていた中、先日その練習
場に伺うことができましたので、その時のお話をさせていただき
たいと思います。
2010-02-22 22:22:22 この記事のURL 「いばらきを盛り上げる仲間たち」
思いをきちんと伝える大切さを教えてくれた女の子
私が参加している地域の野菜づくりのサークルでのこと。
先日、畑のそばの公園で水汲みをしていると、二人の女の子が「手伝います!」とバケツを持とうと寄ってきました。
小さな身体で持つには、バケツは大き過ぎます。
聞けば、小学1年生とのこと。
水に濡れては、と心配が先立ち「大丈夫よ。ありがとう! 重いから」と断ったけど、「大丈夫です!」とやる気ムンムン。
勢いにまけて「じゃ、一緒に持ってね」。
何回か運んだあと、「ありがとう! 助かったわ。これはごほうびだよ」
サークル仲間と、お礼にブロッコリーをあげることにしました。
「うっれしい〜! ありがとうございます!」と飛び跳ねて二人は帰って行きました。
その翌週の畑でのこと。

女の子のうち一人が、おばあちゃんと連れ立って来てくれて、この手紙を渡してくれたのです。
それまでブロッコリーが苦手で食べられなかったのに、よほど、ご褒美としてもらったことが嬉しかったのでしょう、その日はほとんど一人で食べたとおばあちゃんが教えてくれました。
この可愛らしい手紙を、「はたけの私たち」は、お茶の時間にじっくり回覧しました。
食べられなかった野菜なのに、私たちとのつながりで食べられるようになったなんて…。
きっと役に立てたことが、よほど嬉しかったのでしょう。
それに美味しかったことも伝えたかったのでしょう。
この手紙が、私たちの心にホッと暖かいものを灯してくれた気がします。
思い返してみると嬉しいとか、ありがたいという気持ちを、彼女のようにきちんと伝えられているか、自信がありません。
小さな女の子が、そのことの大切さを思い出させてくれました。
(吉田和子)
2010-02-01 16:26:44 この記事のURL 「地域デビューでキラリ輝く」
川の国 埼玉へ (その1)
埼玉県は県土に対して川の面積が1番多い県。
だから 川の国埼玉。
利根川や荒川といった大きな川が流れています。
とはいえ、都市圏内にある埼玉県の川。
清流とはほど遠く
川の汚染や川への不法投棄など、目を覆いたくなるような光景も事実です。
こんなことではいけないと、川をキレイにしようと頑張って活動している県民がたくさんいます。
市民と行政が手を携えて川の再生に取組んでいます。
水辺のサポーター制度など、協働のシステムがうまく機能している成果でしょう。
行政だけでなく県民みんなで川の再生に取組んでいることでも
【 川の国 埼玉! 】と胸を張りたいと思います。
■ 産学官民で川の再生へ
今までなら『川が汚くて、悪臭がする。何とかしてくれ!』
『河川敷に草が生い茂って虫が多い。草刈してくれ!』
などと、行政にお願いやらクレームやら。
川を挟んで≪市民 ⇔ 行政≫の対立構造が多かったのではないかと思います。
でも、今は違います。
川の再生事業については、計画段階から近隣住民と行政、大学などの専門家や企業なども入って話し合いを続け、事業を進めています。
協働のまちづくりの成果がたくさん川の再生に現れてきますよ〜。
川の国埼玉にご注目下さいね。
■ 川に対する思いの原点
私達の飲み水はもちろん、農業にも工業にも商業にも漁業にも川からの水を使って生活しています。
当たり前の事ですが、水道の蛇口をひねるといつでも水が出る生活に慣れていると、何処から水が来ているのか?なんてこと考えなくなってしまいますね。
私もその一人でした。
『水はタダだもん。どんどん使っちゃおう』みたいな。
そんな考えを一変させるような事態に遭遇しました。
高松転勤時代の水不足です。
水のありがたみを嫌と言うほど感じさせられました。
この時の体験が、NPO法人 元荒川をきれいにする会の活動に結びついています。
(須藤順子)
2010-01-27 08:27:19 この記事のURL 「実践!まちづくりで自分を磨こう 」
ファシリテーターの役割ーー地域活動でみんなの意見をまとめるむずかしさに、ぶつかっていませんか。
セカンドリーグのHPや、私のブログを読んでくださる方の中には地域活動や市民活動に参加されている方も、数多くいらっしゃることでしょう。
そんな活動の中で、意見をまとめるむずかしさに、常々ぶつかることと思います。
みんなが納得いく結論にはならずに、どうしても声の大きい人の意見に引っ張られたり、せっかくのよい意見がうずもれたりと。
できるだけ、みんなの思いや力を引き出すためにはどんなことが必要なのでしょうか。
そんな疑問にヒントをもらえるかと、先日国分寺市で開かれた市民活動マネジメント講座「みんなの力を引き出す参加の場のつくり方」に出席しました。

【講師の今井邦人さん……ワークショープ ファシリテータ 住民参加・恊働支援コンサルタント】
《みんなの力を引き出すワークショップ形式》
この講座は主に、みんなの力を引き出すのに有効な手段として「ワークショップ」を取り上げ、企画進行役である「ファシリテーター」の心得や役目を再確認するものでした。
要は、ワークショップの成功のカギを握るのはファシリテーターであること。
その役目はできるだけみんなが楽しく、公平に意見が言える場をつくり、その場の雰囲気で臨機応変に意見をまとめ、わかりやすく伝えていくというもので、そのためには周到な準備が必要だという内容でした。
《場をつくることの大切さ》
中でも、参加者の思いをまず最初に共有する「場づくり」ということが、とても大切なんだと学びました。
一例を挙げてご紹介してみますね。
例えば、農作業グループで今年1年、どんな作物をどれくらいつくっていくかという方針検討会をワークショップ形式で行なう、とします。
メンバーたちがこのサークルへの思いを共有できるようにすることから始めます。
まず「畑で過ごす時間をそれぞれ動物に例えると、そしてそのココロは?」という質問をしてみます。
ある人の答えは、コアラ → それはほっとできるから
またある人は、サラブレッド → 健康的だから
さらにある人は、アライグマ → よく働くから
こんなふうに、それぞれのイメージが出てきたとします。
これらのイメージから見えてくるのは、ある人には癒しであり、ある人は健康を求めていたり、またある人には労働の喜びを実感できる場であることです。
そして、「畑で過ごす時間は、みんなの生きがいなんだね」という思いを共有できます。
そんな土台(場)ができると、例えば生産性を第一に考えていた自分の方針へのこだわりが薄れて、栽培がむずかしい新種への挑戦をしてもいいかなと思えてくるなど、他のメンバーの話にも耳を傾ける心の余裕がうまれてきます。
最初にこんな場づくりができれば、互いに意見を聴こうという姿勢もうまれ、消極的な人も発言しやすくなるでしょう。
このように、思いを共有できる場づくりへの工夫がファシリテーターには求められているのです。
《限られた時間を忘れる困ったさんへの対応》
今回のこの講座でたまたま同じテーブルに座ったメンバーには、市会議員の方、まちづくりを仕事にしている方、子ども劇場運営委員の方、植栽について住民の意見がわかれ裁判沙汰にまでなった集合住宅の理事長の方などがいて、それぞれにみんなの意見をまとめることのむずかしさを日頃から痛感している人たちでした。
そんな中で「そうだね〜」と盛り上がった話題は、いわゆる「KYさん」の存在。「KYさん」とは、論点からずれて、延々と自分の思いを語る人です。
そんな困った人に対してはどうしたら? の質問に
講師の今井さんは、
「皆さんにとって貴重な限られた時間なので、申し訳ありませんが…」とやんわりストップさせられる力量も、ファシリテーターには必要でしょう、との答えでした。
参加する側も、発言する内容や限られた時間であることを、常に意識しなければ、ですね。

講座そのものも、ワークショップ形式。
テーマに添って私たちグループの意見をまとめ、発表しました。
(吉田和子)
2010-01-18 11:10:03 この記事のURL 「地域デビューでキラリ輝く」
ツレが定年になりまして
ツレが定年、と言っても少し早めですが第二の人生への準備をと、12月に退職しました。
通勤がない分、生活にリズムをと焦るのか、「行くぞ!」と始めた早朝の散歩。
え〜、やっとお弁当づくりから解放されて朝寝ができるかと喜んでいたのに…。
でも断るわけにもいかず、しぶしぶ同行。
そこで出会ったのが、朝の6時半から始まる公園でのラジオ体操です。
健康サークルでしょうか、数人のグループがラジオ持参で、体操の模範も見せてくれます。
その方たちと向かい合うように、三々五々集まってくる人たちが大きな輪をつくって、公園一杯に広がります。
きっと私たち夫婦のように、通りがかったりしてこの活動を知り、この時間に合わせてやってくるようになった人たちでしょう。
中学か高校以来なので、初めはお手本に付いていくのがやっと。ようやく最近、ぎこちなさが取れてきました。
ラジオ体操第一と、第二合わせてもたったの10分なのに、結構息が上がります。
懐かしく聞き慣れた音楽に合わせて動かすうちにギシギシと強ばっていた身体も徐々にほぐれ、澄んだ空気を一杯に吸って、なかなか気持ちがいいものです。
半月ほど通った最近では、周りの人にも認知されてきたようで「お早うございます」と誰彼構わず挨拶し合い、終わると「お先に〜」とか「お世話様でした〜」と解散します。
中には握手を交わしたり、ハイタッチして別れていく男性たちも。
こんなゆるやかなつながりでも、心がほっと温まります。
地域デビューをテーマにブログを書いている私としては、地域に戻ってきた夫を放っておけない立場。
眠い目をこすり、当分おつきあいせねば…。
元旦も私はこんな始まりでした。
皆さまの新年は、どんなスタートでしたでしょうか。
どうぞ、今年もよろしくおつきあいのほど、お願い申し上げます。
(吉田和子)
2010-01-08 14:40:31 この記事のURL 「地域デビューでキラリ輝く」
茶事の心
「よりあい:ええげえし」の活動取材した日は「お茶会」を開催していました。その模様は「のんびる」記事をご覧ください。
体験リポーターとしてその「お茶会」の空気の中にいた私の感想は、「のんびる」記事中にも少し書かせていただきましたが、「ああ、本当の『茶会』とはこういうものではなかろうか・・・」という感慨でした。
先日届いた「のんびる」1月号を手に、改めて、取材した日の感動を思い返しています。
折りしも、12月26日付けの朝日新聞朝刊の「be」の記事が目に入り、大変驚きました。
磯田道史の「この人、その言葉」という題のコラムです。そこに、徳川治保(とくがわ はるもり)(水戸藩6代当主)の言葉が紹介されていました。その言葉は、まさに、「よりあい:ええげえし」の茶会に参加した折、私の感じたことを、そのままを言い表わしていると思ったのです。
コラム掲載記事から徳川治保の言葉をここに写させていただきますと、
「茶事ノ要トスル所ハ朋友相ツトヒテ信実ヲ以テ相マシハリ奢りヲ禁シ質素ヲ本トスル事第一ノ事ナルへシ」
恐れながら私が、現代語に訳すと、
「茶事の要(かなめ)とするところは、朋友が相集って、信実を以って相交わり、奢りを禁じ、質素を心がけることが一番大切なことなのですよ」
と、なりましょうか。
磯田道史のコラム文中にはこうあります。
ー部分引用させていただきますー
・・・このまことに誠実な大名が「茶事の本意」という茶訓を遺している(久信田喜一『水戸の石州流茶人たち』)。本来、茶事とは朋友が信実の交わりをなすもの。しかし治保の目には茶事が実のある人間交際の場に見えなかった。自慢の茶道具をならべるだけの集会に見えた。「珍器を集めるだけに心を傾けるようなのは最も卑しむべき事ではないか」と彼はいった。ある時、家臣の一人が治保の茶碗を割った。「苔清水」という水戸家重宝の茶碗であった。だが治保はこういったという。「茶碗が割れたのより、おまえが苦悩するほうが、わしには困る」(「水戸紀年」)。信と実をもって人と交わる茶とは、こういうことなのかもしれない。・・・
ー引用終わりー
水戸藩のあったところは茨城県。「よりあい*ええげえし」の在るところは埼玉県。地図で見ると距離はあるけど、ま、同じ関東平野に連なっているって事で・・・。
片や封建時代の大名の世界。一方は現代の庶民の世界。だのになぜこうも、204年前に亡くなった徳川の大名の茶訓が、あの場の空気をピッタリと表現しているのだろうか!
「よりあい*ええげえし」の茶会が、信と実の交わりをなすものであるという他にない。
話は少し飛ぶが、今、「江戸ブーム」だそうである。また、若い女性たちの中にに戦国時代の武将にほれ込んで武将の史跡めぐりを楽しむ人が多い、などと聞きます。「江戸小説」を読むこと、武将にハマルこと、きっかけは何でも結構。多くの人が日本の歴史に熱い目を注いでくれるのは歓迎です。
・・・で、歴史通になるついでに、水戸藩第6代藩主、徳川治保にも興味を持ってもらえると良いなあ。
あの時代の大名には珍しく、農政のことに思いをはせ、「自分の生活費を倹約して、その金で稗(ひえ)を買い、餓民に配った」(同コラム文中より)という話・・・。
為政者を祭り上げる美談だけとは思えない強い説得力を持つのは、現代の関東の一地域(水戸藩の思想が浸透していったであろう土地)の「茶会」に彼の言葉がいまだに生きているのを感じたからです。
ちなみに「よりあい*ええげえし」に集う人々は、ほとんどが他所(大阪とか九州とか)から転居してきた人びとなので、昔からのこの地域の気質を血脈の中に受け継いでいるということではないです。
ただ、この土地から立ち上る「言霊(ことだま)」とでも言うべき、「ええげえし」に共鳴できる信と実を持っていた人たちだったとでも言いましょうかね・・・。「茶事の本意」を体得している、いわば「人生の達人たちだというのが適当な表現かしら・・・。
ああ、2009年年末、新聞記事でよい言葉に出会えてよかった。
私のこの一年のリポーター活動で縁のあった人々を、その素晴らしさを、表現するのにピッタリの言葉を見出すなんて!・・・これもまた縁ですね。
今年一年、私のブログにおつきあいくださいました皆様との縁も、深く感謝しています。
どうぞ来年もよろしくお願いします。
2010年、「よりあい*ええげえし」のような人々の集まりが、日本全国にどんどん増えていきますように。(山本豊美)
2009-12-26 09:53:14 この記事のURL 「農業・地場産業の助っ人になろう@山梨」
地域のたまり場交流会だよ・全員集合!
〜平成21年度福祉コミュニティづくり推進のつどい〜
のんびる12月号【たまり場たろう】さんの記事でご紹介している交流会が、12月10日、ひたちなか市で行われました。

『たまり場』、『サロン』、『コミュニティカフェ』など名称はさまざまですが、
今回のイベントは、お茶など飲みながら地域の人たちが交流の場として集える空間を運営している人たちが、その活動の機運を高める機会として、茨城県社会福祉協議会が主催し、はんどちゃん運動推進委員会、そして茨城のたまり場ネットが協力して行ったイベントです。
当初300名ほどの参加を予定していたそうですが、ふたを開けてみてびっくり!!
なんと定員の1.5倍となる450名もの応募があり、会場はご覧の通り。
2009-12-14 14:46:36 この記事のURL 「いばらきを盛り上げる仲間たち」
シニア情報特派員
比較的大人数の勉強会や講習会の場で、「質問はありますか?」と問いかけても反応のないときが多々あります。ところがそういった時に限って、終了後に回収した「感想文」には活発な意見や質問が書かれていることが多いのです。日本人特有の奥ゆかしさゆえなのかもしれません。またお年を召した方の方がなおさらそんな傾向があるようにも思えます。
そういう意味でも、退職後の仲間作りのきっかけとして「インターネットでの地域活動参加」は役に立ちそうです。ITについて一から学ぶのは少々大変ですが、一度習得すれば、我が家にいながらにして情報を収集したり、コミュニケーションをはかるツールですのでシニアにはありがたい存在となることでしょう。
「シニア情報特派員」の登録資格は、平成21年4月1日現在60歳以上で神奈川県内在住者とのことです。神奈川県に限らずこうした制度はいろいろあります。さっそくインターネットで検索してみてはいかがでしょうか。
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団塊世代の問題に光明! 東久留米市で地域デビューを応援するシンポジウム開催
《ドキッとする替え歌に、苦笑い》
のっけからですが、こちらは、舟木一夫の「高校三年生」 の替え歌で、どうぞ! ハイっ♪(画像の上でクリックすると、拡大します。拡大して、どうぞ大声で唄ってください♪)

こちらは、ザ・ピーナッツの「恋のフーガ」♪ です。

こんな歌がご披露されたのは、東京都東久留米市で開かれた「団塊シンポジウム」。
11月下旬に、市内の団塊世代ネットワーク「団塊くるねっと」が主催しました。

まず、ご挨拶されたのは、以前このブログでもご紹介した団塊くるねっと代表の山口修一さん。
3年ほど前までは、地域とは全く無縁な一人だったとは想像できないぐらい、今は地域の中心活動家です。
シンポジウムは2部構成で、第一部では立教大学教授萩原なつ子さんの基調講演があり、第2部はお酒も出る懇親会でした。

前出の替え歌は萩原先生のお話の中に登場しました。
80名の参加者たちも苦笑いしながら、一緒に唄います。
萩原先生の講演は、とてもわかりやすく、ユーモア一杯。
参加者を笑いの渦に巻き込みます。
男性たちのプライドはしっかり保ちつつ、チクリチクリと刺激し、背中を押します。
《ちょっとした知り合いを大切にしよう》
こういう場でも、ついつい仲間同士のそばにいたくなります。
知らない人や、未経験なことなどに対しては、誰もが不安を感じるからです。
同じような事を続けたいし、安心できる親しい人たちのそばにいたくなりがちですよね。
「でも、そこは安心感はあるけれど、新たな広がりは期待できません。
なぜなら親しい仲間は、自分と興味や情報が似通っているので、新しい発見や出会いは得にくい環境なのです」と萩原先生。
「まずは、身の回りのちょっとした知り合いを大事にしましょう。というのは、彼らは親しい仲間と違って、自分にとっては異質な存在です。だから、新しい情報、新たなつながりを持つ未知なる世界への架け橋という役を担ってくれます。異質との出会いが広がりのカギを握っているんです」
《活動の始まりは、不思議・感動・困る》
「地域を見回してみて、不思議に思ったこと、感動したこと、これは困ったなと思った事などが、活動の始まりにつながります」と、萩原先生。
そういう物をキャッチしようという姿勢で地域を見てみると、自分の関わりたい事や、感動や違和感を見つけられそうです。
「心に引っかかったことを、ちょっとした知り合いに『私はこう思うけど』『私はこうしたい』、と発信していくうちに、新しいつながりや情報に出会えるはず」と。
自分の世界を広げてくれる可能性に満ちている「ちょっとした知り合い」に、積極的に情報発信・交換をする必要があるのですね。
《身近な地域に、もっと関心を》
講演の中で、「さぁ、みなさん、千円札を描いてみましょう」と、言われました。
でも、漢数字はどこにあったか、肖像画は野口英世? いや樋口一葉、いやいや聖徳太子といろんな声が挙がりました。
裏にはどんな柄があったか。。。
毎日のようにお世話になっているのに、全く具体的に描けません。
「自分の身の回りの事って、いかに注意をはらっていないか、わかりますね。身の回りの地域も、同じなんです」。
わかっているようで、わかっていないと自覚して、地域と身の回りの人を見直す、そんなことから始めましょう、と。
そして最後に「野を良くする野良仕事になぞらえ作った、地域社会を良くする、それが社良仕事(しゃらしごと)です。
そこに能力、エネルギーのあふれる団塊世代の皆さんの活躍を期待したい」とエールを送ってくれました。
萩原先生の応援に、参加者たちもきっと元気と勇気、方向を照らす明かりを見つけただろうと思う、そんな充実したシンポジウムでした。

(吉田和子)
2009-11-29 18:16:41 この記事のURL 「地域デビューでキラリ輝く」
市民活動交流会
2009-11-16 16:18:10 この記事のURL 「コミュニティビジネスでまちを元気に!」
ちょっと先生の活動紹介
11月14日・15日 横浜市緑区市民活動支援センターで、ちょっと先生活動紹介「ちょっと体験2009」が開催されました。
会場には和凧作り、編み物、パッチワーク等の手芸や囲碁の指導、シニア人生相談まで幅広い活動紹介のブースを開設。
「親子で楽しくリトミック」の時間には、若いパパとママの姿。お箏・三味線の調べ、朗読、太極拳等の発表・体験も楽しそうでした。〜ちょっと先生とは?〜
2009-11-16 15:09:31 この記事のURL 「コミュニティビジネスでまちを元気に!」
高齢者サロン
高齢者や介護者の方が、文字通り「ふらっと」立ち寄れる、高齢者と介護者の交流する場が、埼玉県越谷市の「ふらっとサロン」です。こうした取組みは広がっていますが、気軽な出会い、交流の場という点がポイントなのでしょう。歌や体操、講演会など、メニューも多彩のようです。さいたま市岩槻区の「高齢者サロン友の会」では、共同農園で近所の子供達と収穫祭や流しそうめんをしたりしているそうです。実にアクティブです。
須藤さんが紹介している2つのサロンは、駅近くのマンションの集会室、以前営業していたスーパーの店舗部分を借りて専用のスペースに模様替えた場所をそれぞれ活動拠点としているとのこと。工夫をすればみんなで集まれる場所はまだまだありそうですね。
「地域でつながっていくための色々なアイディア、みんなで考えていきましょう」と須藤さんは結んでいます。人と人のつながりを広げていくためにも、知恵を出し合い、ユニークな高齢者サロンをどんどん登場させたいものです。
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子ども・若者交流会 フリースペース・ニョッキ!

取材当日の「ニョッキ」には、10代〜20代の若者15名が集っていました。私が中に入ると、「こんにちは!」と元気な挨拶。テーブルや座布団を運んでテキパキと取材の場をつくり、前北さん、下村さんが丁寧に熱い思いを語ってくれました。二人の眼のやさしいこと!「僕が悩んでいた13年前と同じだなと感じることが多いです。不登校・引きこもりを取り巻く環境はあまり変わっていない、だからこそ僕が苦しんだこと、悩んだことは繰り返させたくない。スタッフも不登校経験者で、『100%子どもの目線』に寄り添ったフリースペースでゆったりした時間を過ごしてほしい。子どもが元気になる場、親が慌てた時の相談の場があればいいなと願っています。」
若者たちはゲームをしたり、本を読んだり、パソコンに向かったり・・・・プログラムもないし、〜しなければならないことはなし。一番嫌なことは、“やらされる”こと。自由でゆったりとした時間が流れています。
写真撮影を頼むと、部屋をちょっと片付けてトランプゲームをしている【絵】を作ってくれました。決して、やらせなどではなくそのままトランプを楽しんでしまう。なんとも優しい若者たちなのです。
2009-10-25 12:42:01 この記事のURL 「コミュニティビジネスでまちを元気に!」
嬉しい、好き、楽しいを表すハートマーク
嬉しくなって、思わず目がハートになる感じです。

このジャガイモを見ていたら、こんな思いが浮かびました。
2年前から参加している地域の農作業サークルでは、作業に行くたびに心がハートマークで満たされる感じです。
これからは、嬉しい、楽しい、好きと思えることで楽しむだけではなく、それが地域貢献につながる、そんな道を探していこうと思いました。
2009-10-23 15:43:30 この記事のURL 「地域デビューでキラリ輝く」
みどり多文化フェスタ2009

(コロンビアのおどり)
共に生きる地域をつくるために、ひとりひとりができること
横浜市緑区では、世界の国々からやってきた外国人市民約2500人が暮らしています。それぞれの国の自慢や紹介、踊りや食べ物、遊びなどを楽しみませんか、という呼びかけで国際交流イベントが行われました。
2009-10-17 21:08:42 この記事のURL 「コミュニティビジネスでまちを元気に!」
妻の知恵とネットワークで後押ししよう夫の地域デビュー
あなたは夫を常日頃からホメていますか?
このように尋ねる私自身、あんまり夫をホメていないなぁと、反省! 身が縮む思いです。
たまに自分が誰かからホメてもらえた時のあの嬉しい気持ち、そして「よぉ〜しっ!」と元気が沸き出るたび、「ホメるって大事」と実感しているのに。
夫の地域デビューにもこの「ホメる」ことがとっても大切だということを、『夫育てのあの手この手集』(定年退職後の男性の自立と社会参加をめざして)から学びました。
これは小平市社会福祉協議会が発行したもの。
(現在、在庫がありません。ご覧になりたい方は、小平市ボランティアセンター 電話042-346-1424へお問い合わせください)
小平市ボランティアアドバイザーの協力で、地域参加しない夫を育てる第一歩として「ホメ倒し」を1カ月間各家庭で実践してもらい、その結果をまとめたものです。
実践者たちの報告の一例をご紹介しましょう。
▼「夫は意外にも協力的であった」と、気付いた。
▼「ホメるべきときに,夫をちゃんとホメていなかった」と、反省。
▼「ボランティアをしている私(妻)をサポートしてくれる夫もボランディアしていたんだ」と気付いた。
▼「みなさんが喜んでいたわ、と夫に伝えたら、夫が変わってきた」
▼ 自分の活動について、思いや感動を話し続けていたら、聞いていないようだった夫が理解を示したり、協力するようになってきた。
夫を育てようとスタートしたはずが、予想外に妻たちの意識が大きく変化していることがわかります。
まさに「相手に変わってほしいなら、まず自分が変わろう」なのですね。
また、思いの分だけホメるのを「受動的ホメ」とすれば、思っている何倍もオーバーにホメる「攻撃的なホメ」をすることで、相手はその気になり,元気を出して頑張れるようになる。減点ではなく加点主義でホメる点を見つけてホメよう。
と、あります。
夫たちを地域参加させるためには、まずは一緒に暮らす妻たちの意識を変えることが先決で、それが大きな力になると、この冊子は教えてくれました。
また、この冊子の中で長崎県の「夢とんぼ」というボランティアグループの興味深い例が紹介されていました。
「自分たちがボランティアをするために出かけられるのも、夫の理解があればこそ」と、ボランティア仲間の家を定期的に訪問して、その夫たちをご馳走したり、旅行に連れて行った。
そうするうちに、夫同士が家庭菜園の野菜をお裾分けしあったり、囲碁をやったりと交流を始め、妻たちのボランティアも手伝うまでになったという例です。
こんなふうに、妻たちが手を結び合って働きかければ、腰の重い夫たちもやがては動き始める、そんな象徴的な例ですね。
一緒に暮らす夫には退職後も、元気でいきいき暮らしてほしいものです。
それには、地域参加してもらうことが一番。
そのためには妻たちも、家でウツウツと過ごす夫に対してあきらめず、知恵を絞り合い、自分たちの仲間で協力しあって挑む必要がありそうです。
(吉田和子)
2009-10-16 14:43:57 この記事のURL 「地域デビューでキラリ輝く」

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