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紙芝居 「わたしのお兄さん」井出裕子作・絵

「わたしのお兄さん」は、紙芝居作家であり実演者でもある井出裕子さんが、障がいのあったお兄さんとの思い出を描いた紙芝居です。

わたしのおにいさん 脚本・絵 井出裕子

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ここに私が赤ん坊の頃、今から50年以上前の
古い写真があります。

私には4歳年上のお兄さんが居ました。
何枚かある、お兄さんと一緒に写った写真を見てみましょう。


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これは私とお兄さんが一緒に写っている最初の写真です。

近所のおじさんが映してくれたました。
そっくりかえっていてるのが私、
嬉しそうにしてるのが私のお兄さんです。

何故、ズボンを二枚はいているのか、というと
お兄さんは足が不自由で直ぐ転ぶからです。
ころぶとすぐどろんこになるから、
お母さんが
汚れてもいいのを上から履かせてたのです。

言葉も不自由でした。何度も覚えさせられ、自分の名前を
お兄さん「ががしまかじと(ナガシマカズト) 」
住所を
お兄さん「きたくたばたろぴゃあよんじーさんばんち(北区田端643番地)」と言えました。
でも、本当に迷子になったときは
泣いてばかりで役に立たなかったそうです。


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ご飯の時も良くむせました。
お兄さん「はっくしょーん」
ひろこ「あーきたないなあ。
    唾がとんじゃってこっちにきたじゃない。」


お兄さん「鼻出た、鼻出た」
お母さんが鼻紙で鼻を押さえてあげるとちーんとかみます。
一人で歩けない、鼻もかめない、
うんちしてもお尻の拭けない
何にも一人で出来ないお兄さんに
私はいつも威張っていました。
そしてみんなが「ボク」と呼ぶので
私も「ボク」と呼んでいました。


4
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だからある時、お母さんから
お母さん「ひろこはボクの妹なんだよ。」って言われたとき

ひろこ「裏のおばちゃんが
    『何でも出来てひろちゃんのほうが
    ボクよりお姉ちゃんだ』
     って言ったもの。」  
    「えーん、えーん」(大声で)
お兄さんは自分がお兄さんだと言われて凄く嬉しそうでした。
それ以来、私が我が儘を言うと
お兄さん「ひろちゃん、駄目よ。
     ひろちゃん、マママ」
と兄貴風を吹かせました。、
マママとは我が儘と言っているつもりです。


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これは私が幼稚園に入ったとき
友だちのお父さんに写して貰った写真です。
バラの垣根の前で
お兄さんも一緒に笑っています。
実は7歳になっても
お兄さんはどこの学校へも入れてもらえませんでした。
そのころは自分のことが一人でできない子は
養護学校も入れませんでした。
2年遅れて少しだけ小学校へ行きましたが、
みんなに付いていけないので、すぐ止めてしまいました。


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お兄さん「ぼくおおちえんに行ったよ。」
ひろこ「へー行ってませんね。」

お兄さん「ひろちゃん、べんきょうしなさい。」
ひろこ「うるさいなーもうやったもん。」

私が学校へ行くようになるとお兄さんはいつも留守番でした。
ささいなことでけんかを良くしました。
口げんかで勝てないと手が出ました。
手当たり次第に物を投げたとき
何かがガツンとお兄さんの頭にぶつかりました。
お兄さん「痛いよー、ひろちゃんやったのー」
   「お父ちゃん、帰ってきたら言いつける。」
ひろこ「ふーんだ、平気だもん。」


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夜帰ってきたお父さんが
お兄さんの頭を調べると切れて血が出ていました。
お父さん「見なさい、こんなに切れてるじゃないか!」
    「お母さん、赤ちん出して、
     全くなにしてたんだ。」

お兄さん「ひろちゃん悪いの。お父ちゃん、かんかんして!」
怒られたと事より
大変なことをしてしまって恐ろしくて私は泣きました。
ひろこ「ごめんなさーい。もうしません。」


お兄さんは一四歳の時、知り合い人の薦めで
保谷市にある小さな施設に入りました。


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あるとしの夏休みにお父さんとお兄さんと電車に乗って
千葉の海へ遊びに行きました。
お兄さん「こんちゃん、こんちゃん」
電車の中にメガネをかけた男の人を指さして言います。
次は
サングラスをかけた人を見つけ、大きな声で
お兄さん「いっこうかめん」と指を指します。
お兄さんはテレビの『月光仮面』や『とんま天狗』が好きでした。
ひろこ「あーやだやだ、はずかしい。」
そう言いながらも、お兄さんと出かけるとき
人にじろじろ見られるのはなれっこで
それほど恥ずかしくはありませんした。


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海では体が自由になるのかお兄さんは大喜び。
お父さんが浮き輪に風呂敷をくくりつけそこにお兄さんを乗せて
放り出して遊びました。
お兄さん「おとうちゃん、もっとやって、もっとやって!」
私に水をかけられても
お兄さん「おべたいよ(冷たい)」と
おおよろこびでした。


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ところが海で体が冷えたのか
帰りの電車ではお腹がゆるくなってしまいました。
行きはあんなに嬉しそうにしていたのに
帰りの電車にはつらそうでした。
ウンチが漏れて臭くなったのには困りました。
何度か途中の駅のトイレにに寄りました。

ひろこ「あーあ、ボクのせいで恥ずかしいよ。」
お父さん「そんなことを言うんじゃない。」

そのうちお父さんが免許を取って小さな車を買ったので
そのとき以来、お兄さんと電車に乗ったことは有りません。


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私が結婚して子供が産まれるとお兄さんも叔父さんに成りました。
子供達は「ボクおじさん」と呼びました。 
その後、大好きなお父ちゃんが病気で死んでしまいました。
  
私たちはずっと離れて暮らしていましたが
お兄さんが 四三歳の時、
私の家のすぐ近くに出来た療護園に入れることになりました。

お母さんも毎週面会に行けるようになりました。 
私は初めて安心しました。

園の運動会の日に家族で面会に行きました。
あんぱんが大好きなお兄さんはパン食い競争で頑張りました。
みんな「かずとー、手をつかっちゃ、反則だぞ」
お兄さん「うーん、うーん」 


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その日、私の家族と一緒に撮した写真です。
お兄さんと一緒に写っている写真はこれが最後です。
有る冬に、インフルエンザの高熱が元で
激しいけいれんを起こし、緊急入院しました。
それから三年間の病院のベッドで寝たままで
お兄さんは五四歳で死んでしまいました。

今は大好きなお父さんと一緒に
遠い空から私たちを見守ってくれています。
お兄さん「ひろちゃん、マママ、ダメよ。」
「ひろちゃん、勉強しなさい。」

終わり

2007-03-19 04:25:40 この記事のURL自分も幸せにする福祉活動

地域での見守り(2)

■地域での見守り(2)

3月は卒業の季節。あちこちで旅立つ姿を見受けます。
私たち世代の卒業式のスタンダード曲「仰げば尊し」は「贈る言葉」や「旅立ちの日に」という曲にとって変わりました。
後ひと月もすると、真新しいランドセル姿の一年生の子どもたちを見かけるようになるでしょう。子供たちが何事もなく無事に成長してくれることを、だれもが願っていると思います。


■自転車のカゴへ
自転車カゴ最近はさまざまな「地域での見守り」がなされるようになりました。
写真は小学校のPTAの呼びかけで、有志の保護者(お母さんが多い)の自転車カゴに取り付けています。この取り組みは都内各地でよく見受けます。

■夕焼けチャイム(自治体)
地域によって時間は違いますが、夕方になると音楽を流したりチャイムを流したりして「帰宅する時間であることを子どもたちに知らせます。小さな子どもたちは時計を持っていません。また遊びに夢中になると時間を忘れます。ですから、この方法はとても役に立っています。
ここ多摩市では昨年からさらに防災無線で低学年の子どもたちの下校時間に合わせ、地域の人達に見守りの呼びかけの試行放送を流しています。
「子どもたちの下校の時刻になりました。地域の皆さんの見守りをお願いします。」あるいは「子どもたちの安心、安全のため、見守りをお願いします。」
というものです。

※多摩市のコメント
夕やけチャイム」は青少年問題協議会の提言に基づき、子どもたちに時間の観念を育むためのきっかけとして実施しております。また、不審者情報が多発している状況を踏まえ、5月から「夕やけチャイム」の放送時間に合わせ、「子ども見守り放送」を試行として流しているところです。
 放送時間帯につきましては、皆様からのご意見のほか、子どもたちや見守る方々の生活時間帯にも照らしながら、青少年問題協議会におきまして、今後検討していただくことを考えています。


■不審者情報を電子メールで配信(多摩市安全安心まちづくり情報より)
自治体によるメールでの配信(3月7日の配信例)
3月5日午後0時30分ごろ、××商店前で女子高生が男(一見サラリーマン風、35歳位)に「時間ありますか」と声掛けられた後、50mほどあとをつけられた。

自治体による防犯メールです。登録しておくと、寄せられた情報が上記のようにして携帯電話のメールへ配信されます。

■子ども110番
 幼児・児童を対象とした誘拐事件、殺傷事件が連続して発生したことを契機として、被害児童等が助けを求めることができる民間協力の拠点「子ども110番の家」の活動が、PTAや自治体等を主体として都内各地域で広まってきています。(警視庁HPより)

子ども110番プレート写真は多摩市で配布しているプレートです。団地では通りから見えやすい窓の手摺りなどに取り付けています。

■わんわんパトロール
犬のお散歩の時地域を見守ろう、というものです。これも各地に広がっています。
多摩・稲城防犯ネットワーク
わんわんパトロール隊
ワンワンパトロール(札幌)


いろいろな方法で、各地でこどもたちへの「地域での見守り」がなされています。
お互いが声を掛け合い、安心して暮らせる町であるよう心がけたいものです。
(山崎礼子)

2007-03-12 02:03:42 この記事のURLまちぐるみで子育てを応援

手話通訳・・少子化対策の国際シンポジューム

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3月5日〜7日に内閣府主催の「少子化対策を考える国際シンポジューム」が国連大学(青山)で行われました。
1970年代には出生率が落ち込んだスエーデン、フランスがその後少子化対策に成功し、現在、日本の1.26に対し、フランス1.89, スエーデン2.05です。この二国の経験を通して日本の少子化にどのように対応すべきかを考えるシンポジュームでした。海外招聘者は、フランス、スエーデンの中央政府課長〜局長級実務担当者4人で、非常に英語に堪能な人たちであったので、英語の同時通訳で会議は進められました。私は施設見学の担当だったので会議中は討論を聞く余裕がありました。今、全国民の関心事で、非常に興味深い内容でしたが、いずれ内閣府が発表すると思われますので、それに譲るとし、ここでは手話通訳の活躍に触れてみたいと思います。

2007-03-10 23:41:18 この記事のURLもっと楽しむためのバリアフリーとは

「コメント」から始めるセカンドリーグへの参加

桜の開花予報が本格的にニュースになってきた今日この頃、誰もがうきうきしてしまう季節ですね。そんな中、このセカンドリーグ リポーターブログも、のんびるリポーターの皆さんの記事が毎日のように更新され、とっても賑わっています。

ところで、最近インターネットを始めた方もたくさんいらっしゃることでしょう。のんびるリポーターのブログを毎回じっくりと読んでくさっている皆様、本当にありがとうございます。

毎回のブログ記事には、地域でがんばっている方や団体がたくさん紹介されています。心の琴線に触れるような話題に、たくさん出会っていらっしゃるのではないでしょうか?

そんなとき、ぜひ気軽にブログ記事にコメントを入れてみてください! 感想でも、「私もこんな活動をしています!」といった話題でもなんでも大歓迎です。それでももし、どう書いていいかわからない...とためらってしまったら、のんびる12月号に掲載された「『のんびるリポーターのブログにコメントする」』をぜひご覧ください。コメントの入れ方や作法がわかりやすく解説されています。

「セカンドリーグ」は地域の課題を解決する人のネットワークを創り、継続する事業(コミュニティビジネス)の担い手を応援する、ネットワークコミュニティ組織。新しい仲間が増えることを楽しみにしています!
                            [バックナンバーへ

2007-03-07 23:57:07 この記事のURL今週の注目記事

介護者の実体験から

私は別の個人のブログで、認知症の夫の様子や介護にまつわる自分の気持などを書いています。それに対して、私と同じように認知症のご家族を介護している方から、コメントをいただくことがあります。
そうしたコメントのやりとりを、介護者の実体験として記事にしました。


<私がブログに書いた記事>
■脳の損傷
さっき、夫が観ていたテレビを後ろからのぞいたら、所ジョージさんと内山理名さんが司会をして、かなり昔に、ダイナマイトの爆破現場で事故にあい、頬から脳に直径3センチの鉄材が貫通した男性が、その後、人間性がわがままな子供のように粗暴になったと、再現ドラマでやっていた。

番組が言いたかったのは、事故で脳が損傷した男性の状態ではなく、その後男性は、粗暴な振る舞いが三年間ほどでおさまり、後は穏やかになり、社会生活を営むほどに回復したというのだが、それはなぜか、ということのようだ。
彼は、事故で頭の前頭葉の部分を損傷したのだったが、その後、子供の頃の記憶にある環境で療養したそうだ。この環境は彼にとってはストレスのない環境で、そのことで、新たなニューロン(脳神経細胞)が生まれたのではないか、それで回復したのではないか、というのである。
これがもし、前頭葉でない脳幹の損傷であればこのような奇跡はおこらなかったこと、また脳の回復は、別の部分が損傷したところを補って回復するが、このように新たな脳神経細胞が生まれて回復するというのは新発見、というようなことも言っていた。(私はたまたま部分的に見ただけで、解釈が間違っているかも知れないが)
なぜ大昔に死んだ人のことがわかったかというと、この男性、ゲイジを爆破事故の時に治療した医師が、ゲイジの死後頭蓋骨を保管し、原因の解明を後世に託していた。そして最近になってどこかの何かが(?)調べたのだというのだ。

以上が番組の内容であるが、私がこの番組を観て思ったのは、ストレスばかりの環境にいて耐え続けていると、性格そのものが歪むというのは常識のように言われているが、それは、脳の細胞そのものが欠損する、ということだろうか? ということだ。ストレスがない環境にいたことで、新たな正常な細胞が生まれるのなら、逆もあるということだ。

<M氏のコメント>
佐々木さんこんにちは。お久しぶりです。体調が悪くあまりお伺いできませんでした。佐々木さんもますますきついところに踏み込んで行かれてるようで、心配です。
さて、この記事のことですが、私の今の興味にも関わっているところであります。やはり、脳障害と認知症(痴呆症)とは分けて考えるべきだろうと思います。脳障害者の行動に対する外圧的なストレスを負荷していくと認知症にいたることはじゅうぶんに考えられることです。
三好春樹という介護士は、佐々木さんと同じような疑問を出していましたね。脳の研究はずいぶん進んできて、妻の担当医に聞きますと、脳の分布的な役割分担はもうほぼわかっていると言います。だけど、脳外科医の範囲を超えるものとして、ではなぜ意識が発生するのかということについては、今もコギトの時代も変わらないのが現実のようです。
最近テレビによく出る脳学者の茂木健一郎という人が新潮社から出ている「考える人」という雑誌に仮想の系譜という連載をしていまして、それをよく読んでいました。少し毛色の変わった小林秀雄論とかモーツアルト論とか書いていました。ただ何が変わっているのかというと、意識の問題を意識として追求するのではなく、それらは脳内現象だという前提が現代的といえば言えるのですが、それ以外は対象に接するに伝統的な手法というか古典的な接近の仕方なのでかえって驚いた覚えがあります。つまり、実証的な研究の成果によって対象に到達する最短距離は示されるかもしれませんが、未だ起こりうる事象は解釈に委ねられているということです。私は今せっかく世捨て人のような生活を余儀なくされているのですから、妻と向き合いつつこの辺りを彷徨ってみようと思っております。

<私の返信>
Mさん、興味深いコメントをありがとうございました。三好春樹さんの著書は一冊だけ読んだのですが、もしかしたらこの部分もあったかもしれないのに流してしまったかも知れません。(読み返してみなくっちゃ)
私がこの、環境によってニューロンの新生、再生、欠損があるのか? ということにとらわれだしたのは、この番組を観る以前から、漠然と感じていたのですが、それは自分自身のことについてなんです。
私は反発意識が強く、何事にも自己の視点に戻って物事を見る傾向があるのですが、そこに戻るまでは、自分を無にして従おうとするところがあります。父親との関係、結婚後の夫との関係においてそうです。私は潔癖症気質なので、この傾向は強く、私は尋常でないストレスに耐え続けていたところがあり、私の言動の殆どはここに起因していると、自分で分析できるのです。
そして、さまざまなことを思い起こしては考えて見ると、脳自体が、自分の環境に対応して形を変えたのではないか、と思うようになっていたのでした。
そして今日の昼間の所ジョージさんの番組をたまたま見て、やっぱり! という思いが湧いた、ということでした。

自分のことを別にして、夫の認知症を考えてもそのことに思い当たります。夫自身の本来的な脳の働きの形についても。
こうした点を知る本を見つけられましたら、ぜひ教えて下さい。

<M氏のコメント>
佐々木さん、こんにちは。私が認知症そのものに(介護の技術とかではなく)興味を持った時に啓発されたのが読売新聞で連載する三好春樹の小さなコラムでした。ここで読むことが出来ます。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kaigo/kokoro/
脳の働きに対する本はそれほど読んだわけではありません。
現在は三好春樹の著作に引用される主著を全部読んでやろうと思っています。
今読んでいる本は「関係障害論」雲母書房刊です。読んだ本は「痴呆論」「ウンコ、シッコの介護学」「介護の専門性とは何か」いずれも雲母書房刊。並行して「野生の思考」レヴィ=ストロース・みすず書房刊、「新装改訂版・心的現象論序説」吉本隆明・角川文庫(いずれも三好春樹に引用されているもので、フロイト、フーコー、ポンティーとかこの辺りは膨大にふくらみそうです)を読んでいます。

それとは別に関連して、へえ、面白いなあと思ったのは「免疫の意味論」多田富雄。出版された頃読んで、これから医学や技術の進歩によって思想とかの問題は変容せざるを得ないだろうと感じたことを思い出します。この方は脳梗塞で倒れられて大変な状態になり、医療制度の改正に抗議の声を上げられていますね。世界的な免疫学者です。養老孟司「唯脳論」いずれも青土社刊。これも出版されたときに読んで、ちょっぴり驚かされた本でした。

脳の本で面白かったのは「脳の中の幽霊」V.S.ラマチャンドラン、角川21世紀叢書。脳の錯覚、腕を失った人が鏡を使って認識するという有名な話を書いた本です。医学と技術の進歩は日進月歩なのでしょうが、今の脳科学の全容を平易に説明してくれる本としては「進化しすぎた脳」副題<中高生と語る大脳生理学の最前線>池谷裕二・講談社ブルーバックスはお薦めです。最近の本です。
あと私が読んだ本といえば、「前頭葉の謎を解く」舟橋新太郎・学術選書・京都大学出版会、「脳と心の地形図」「脳と意識の地形図」いずれも原書房刊、「意識とは何か」茂木健一郎・ちくま新書、「言語の脳科学」酒井邦嘉・中公新書ぐらいです。
(略)
自分の考えがまとまってきたらぼちぼちとブログか何かにまとめていきたいとなと考えてはいるのですが・・・。

<私の返信>
Mさん、こんばんは。やっぱりMさんの読書の質と量には驚かされます。凄いですね〜!
この中から図書館で借りれるものは借りてみたいです。特に今興味があるのは、「前頭葉の謎」ですね。
茨城に引っ越してきて、筑波大学があるので、何か勉強しようと思い、心理学の聴講をして、脳のことを少し学んだのですが、当時既に夫は一回目の脳梗塞を起こしたあとだったのですが、大分回復していましたので、認知症(痴呆)と結びつけて考えることもなくさっぱり残っていません。
今頃になって惜しかったなぁと思っています。

>自分の考えがまとまってきたらぼちぼちとブログか何かにまとめていきたいとなと考えてはいるのですが・・・。

ぜひそうしていただきたいですね。Mさんのやるべきこととしてまとめておかれるべきのように思います。学者さんの机上の論理ではない、共有感、シンパシーの持てる要素は家族を介護する者として救われますし。いつか取り組まれること願っています。

<M氏のコメント>
こんばんは。
(略)
迂回して迂回して結局自分の直感にたどり着くこともあるのですが、逆に正反対だったということも多々あるので。
(略)

2007-03-05 05:15:46 この記事のURL自分も幸せにする福祉活動

山梨県小菅村の伝統食づくり

寒気がやわらいできた今の時期、味噌の仕込みの時期到来です。
3月3〜4日、山梨県小菅村で行われた味噌作りを体験してきました。小菅村で活動展開する「NPO法人自然文化誌研究会」主催事業で「小菅村郷土食連続講座4」と銘うってます。

味噌作り講座の講師は、小菅村で養魚場を営む木下さんの奥さん、純子さん。教室も木下さんの家の庭。
13:30 大豆を煮始めました。大豆10キロ。一晩水に漬けてあります。

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今年の小菅村では大豆が不作だったため、大豆は北海道産の豆。

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小菅村の多くの家庭では、味噌作りをするのに使う大豆は12キロ以上が普通とのことですが、木下さんの家は夫婦2人暮らしなので、10キロもあれば1年分足りるとの話。今回仕込んだ味噌は1年後、参加会員さんに分量渡されます。
天気に恵まれたこの日、屋外での火炊きには好条件でした。

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薪割りも体験したりして。

カマドに火をおこすのがなかなか大変。煙が目にしみる。

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2月末から3月にかけて味噌を仕込む理由は、「冷たい引き締まった水を使うと味が良いということや、暖かくなると蚊やハエのような昆虫類が活動し始めるから寒いうちにするのだと思う」(純子さんの談)ということです。

今回、味噌作りと並行して、こんにゃく作りにも挑戦しました。

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大豆が煮える間にもう一つのカマドで、こんにゃく芋を煮ました。
こんにゃく作りは、生芋をすりおろしてから水を加え火にかける方法と、芋を煮てからすりつぶして水を加える方法と2つあるようですが、今回は、後者のやり方で。

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1時間ほどして柔らかくなった芋を取り出し、皮をむきます。指先が熱いです!

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臼に芋を入れて杵でつぶします。差し水しながら。次にアルカリ性の液(炭酸ソーダ)を入れ混ぜます。
こんにゃくらしく、灰色で透き通った感じになります。

次に手でおむすび大に固めて、炭酸ソーダを塗った手の中で転がすと表面がつるつるになります。それを沸騰させたお湯の中にいれ20分ほど煮ます。そして、掬い上げて冷水の中に入れ、冷まします。

こんにゃくが出来上がりました。ねぎや鰹節、一味唐辛子などの薬味をかけ、お醤油で「いただきま〜す」。

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一方の大豆のお釜では、表面に泡が浮かんできました。丁寧に泡をすくって取り除きます。カマドに火をつけて3時間。

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この日は、豆の煮汁に浮いてくる泡をすくいとる段階で夕方に・・・。
近所のお母さんたちが通りがかりに声をかけてくれます。「いつから煮はじめた?ああ、じゃあまだだね。明日も煮なきゃアね」と。

翌4日も晴れ・木下さん家の庭に集まり、朝からまた火をおこして煮ました。味噌作りの豆の柔らかさは、煮た豆を親指と小指ではさんでつぶれるようになればОkです。昨日から通算6時間煮て、やっと良い柔らかさになりました。

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臼に煮豆を入れてつぶします。

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10キロの大豆でしたから、臼に入れてつぶして、つぶれた豆を容器に入れて、臼を空にしてから、また煮豆を入れて杵でつぶして・・・という繰り返しを10回ぐらい行いました。
杵も重くて、豆のつぶし残しも・・・ああ。暖かい陽射しに汗が・・・。つくづく「手作り味噌」の工程が手のかかるものだということを痛感した瞬間でした。

豆を煮た液(アメと呼んでいました)は捨てないでとって置きます。
純子さんはその液をバケツに移し、バケツごと冷水に漬けて冷やしていました。

豆が全部つぶれました。そこに麹(コオジ)を入れます。

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麹には米麹と麦麹の2種類がありますが、米麹を使うと、甘い味噌が出来るということです。

今回は麦麹を使います。小菅村で麹を手に入れることは難しいそうで、木下さんは青梅まで行き手に入れて来ました。
つぶし大豆と麦麹をよく混ぜてから、豆の煮汁(アメ)を少づつ加えます。適当なゆるさになったら(各家庭で好きな硬さがある)よく空気を抜いて平にならし、、容器の壁面は雑菌がつかないようによく拭いておきます。表面に塩を敷いて。

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ビニールでピッチリ覆い、空気に触れさせないようにします。中ブタをして、重石を載せ、上に蓋をして、冷暗所に保管。

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これで1年保管すればお味噌が出来ます(この秋には十分食べられる味噌になっているとのことですが1年待っても平気な私たち)。

途中、開けて、上下かき混ぜる「天地返し」をしなくてはなりません。木下さんは「年に1回やれば十分」だそうです。

さあ、1年後の味見が楽しみになりました。

小菅村に1泊2日しましたが、せせらぎの音が常時聞こえていて、山々で切り取られた空が近いです。夜空の満月を写真に残せなくて残念でした。リスも目撃したけど、映像に残せなかった。5月4日は「多摩源流まつり」があります。山菜おこわが安くて美味しいとの評判を耳にして、今から予定している山本でした。(山本豊美)

2007-03-05 05:00:34 この記事のURL農業・地場産業の助っ人になろう!From山梨

地域での見守り(1)

■地域での見守り(1)

私は子どもができるまでは家と職場の往復で、居住地域の様子にはまったく関心がなく、隣人の顔すら知りませんでした。
地域でのつながりの必要性を実感したのは子育てを始めてからでした。
娘が幼稚園に通っていた時のこと。
通園途中で若い男に「車に乗せてあげるよ」と声を掛けられたことがありました。
娘はその時走って逃げ、居合わせた顔見知りの同じクラスの子のお母さんに救いを求めたといいます。
当時幼稚園では父母会の管理する本の貸し出しで、お母さんたちが交代で幼稚園に足を運んでいました。ですから子どもたちは、だれがだれのお母さんかよく憶えていました。

2001年大阪の小学校での痛ましい事件。
その後各地で事件を教訓にし、当時わが子の通っていた小学校でも新たな対応がとられました。登下校時以外の校門の閉鎖、来訪者の記名、ネームプレートの装着、声掛けなどですが、少子化で教職員の数が減り目の行き届かないこともありました。
そしてその対応策として学校内でも多くの人の目での見守りをしよう、ということになり、保護者や地域の人達でいろいろなグループ活動を立ち上げ、小学校へ足を運びやすいようにしました。
パソコンサークル、本の読み聞かせサークル、裁縫サークル、茶道サークルなどさまざまです。
こうして学校へ入るようになると、自然と子どもたちの顔を憶えます。また子どもたちも親の顔を憶えます。この日々の積み重ねが地域で子どもたちを見守る時に役に立つのです。

「地域での子どもたちの見守り」とは耳には心地よいのですが、いざ実践となると保護者の努力も必要です。特に共働き家庭では、地域活動やPTA活動に意識的に参加し周囲に保護者と子どもの顔を覚えてもらうことが、保護者が不在の時間わが子を地域で見守ってもらう事へとつながると思います。
(山崎礼子)

子ども110番

■東京都小学校PTA協議会HP

2007-03-04 23:19:01 この記事のURLまちぐるみで子育てを応援

鴨居駅コンサート

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 横浜市緑区の市民活動団体の中で最も活発な活動を続けているのが「鴨居まちづくり研究会(略称:鴨居まち研)」です。年間100回程度実施される活動は多岐にわたっています。
町おこしの一環で行われているミニコンサートが、3月4日(日)に開催されました。JR横浜線「鴨居駅」2階ふれあい橋には多くの聴衆が集まり演奏を楽しみました。この日の出演はザ・ブリリアント・ハーモニー。小学生から社会人のマーティング・バンドです。

2007-03-04 21:04:36 この記事のURLコミュニティビジネスでまちを元気に!

東京都障害者総合スポーツセンター

2月18日(日)東京マラソン2007が開催されました。ニューヨークマラソンなどの海外の有名な大会にならって創設されたものです。招待されたトップ選手とともに国内外から三万人もの一般ランナーが参加しました。来賓としてフィリッピン・マニラ市、ケソン市、マレーシア・クアラルンプール市、韓国・ソウル市、インド・デリー市等の市長が石原都知事に招かれ、マラソンの前後のフリータイムにご希望にあわせてガイドがご案内することになり、私はクアラルンプール市長とその随行員たちの担当となりました。

クアラルンプール市長は障害者スポーツに非常に関心を持たれ、その関連施設を視察なさりたいとのご要望で、東京都障害者総合スポーツセンター(北区十条台)を視察しました。

2007-02-18 22:34:12 この記事のURLもっと楽しむためのバリアフリーとは

生涯現役フェア2007

「生涯現役フェア2007」に参加しました。
 
 2月18日(日)、生憎の冷たい雨模様でしたが『生涯現役フェア』が行われた世田谷区民会館は多くの参加者で賑わいました。団塊の世代を含めた中高年の人たちに、今まで培ってきた知識や経験を積極的に「地域」で活かしもらう「生涯現役社会」の実現に向けた世田谷区の地域づくりの催しです。俳優の藤岡弘、さんをゲストに「地域人への“変身”」のトークショーや、生涯現役人「車座トーク」地域の先輩たちに経験談を聞こう!などがありました。
「地域ライフ見本市」会場には、40以上の区民団体・NPO・企業・大学が出展し、現在活動している地域活動の人たちと語り合う場となっていました。

2007-02-18 22:22:59 この記事のURLコミュニティビジネスでまちを元気に!

「大田区国際交流ボランティア活動」

大田区国際交流課が主催する「国際交流ボランティア懇談会」に出席しました。国際交流のボランティア登録している人を対象に開かれたものです。40数名が出席しました。

外国人登録をしている人数の割合は港区や新宿区に比べると、大田区は少ないほうですが、それでも中国人の5,600人を筆頭に韓国・朝鮮、フィリピン、米国と続き、総数は約16,500人で大田区全住民の2.42%を占めています。区はボランティア登録制度を設け、区が実施する事業や区での手続き時の通訳を依頼したり、国際理解を推進するために区民に外国文化を紹介し、国際交流を図りつつ、在住外国人の日常生活の支援や地域社会の国際化を進めています。したがって、ボランティアも中国語・韓国語・英語・フランス語とさまざまな言語で対応する人がいますが、外国語が出来なくても国際交流に関心がある人なら参加できます。他の区や市の国際交流活動の状況は知りませんが、大田区の活動状況を簡単にまとめてみました。

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2007-02-11 01:35:51 この記事のURLもっと楽しむためのバリアフリーとは

回想法を知っていますか?

人間は日々年を取ります。また人生はとてつもなく長い時間です。
年とともに、記憶力が衰えることは、わりと早い時期から認識するケースもあるのではないでしょうか。そこで今週は、佐々木和恵さんの「回想法を知ってますか?」をご紹介しましょう。

以前シニアのためのパソコン講座のお手伝いをするときに、シニアの方々の物事の受け止め方のメカニズムについて、最初に伺ったことがあります。たとえば、<アップル>という言葉を聞いたとき、年を重ね経験を積めば積むほど、「アップル」という言葉に対する引き出しがたくさんできている。だから「アップル」という語に対してさまざまな<アップル>を意味する事柄が引き出しから出されてくる。それゆえに反応が遅くなってしまう...、確かそんな内容でした。

老化ゆえの記憶力の減退は、個人差はあるものの避けることはできない現象です。しかし「のっぴきならない思い出」というものを誰しも持っていて、それはそう簡単には忘れられないものです。回想法はある種、人そのものと一体化しているようなそんな「思い出」を引き出すことによって、高齢者の認知症予防につながるのかもしれません。

佐々木さんは写真を紹介する中で、「手作りの竹製作品 懐かしい匂いがします」と記述されています。嗅覚や触覚も駆使しながらのこういった作業は、五感を総動員させ、効果を倍増しているのかもしれないと感じました。

「回想法」はこれからますます需要が広がっていくような気がします。

2007-02-09 00:01:55 この記事のURL今週の注目記事

生涯現役フェア

◆イベントのお知らせです。
 
「生涯現役フェア2007」
 http://www.city.setagaya.tokyo.jp/040/d00010952.html
*主催 世田谷区
      せたがや生涯現役ネットワーク設立準備会
*日時 平成19年2月18日(日)13:00〜17:30
*会場 世田谷区民会館

40以上の地域団体が活動内容を出展する見本市に団塊の世代をマッチングさせようという試みです。誘い合って参加してみませんか。
16時半より交流会(1500円)もあります。
詳細は、上記の世田谷区HPをご覧下さい。

2007-02-07 22:05:14 この記事のURLコミュニティビジネスでまちを元気に!

いのちの電話

「人はひとりでは生きられない」と誰もが知りながら、いまの世の中、何かに追われて人と人のつながりが希薄になってきています。
 そのような中で、人のぬくもりを求めて悩んでいる多くの人がいます。「いのちの電話」は、孤独の中で生き方に迷う人や、時には精神的危機に直面して自ら死を選ぶしかないと思う人と電話を通して心を通わせ、良き隣人として支え合い、自殺を予防して行きたいという願いから生まれた市民ボランティア運動です。 

相談者は名前を言う必要はなく、ボランティア相談員は秘密を必ず守り、お互いの宗教・思想を尊重し、24時間体制で、匿名で活動します。相談は無料です。

2007-01-27 18:25:00 この記事のURLもっと楽しむためのバリアフリーとは

U-Mail グループの活動

今日はセカンドリーグ世代にはまだちょっと間がある40代の主婦の地域に根ざしたグループ活動をご紹介します。

前にブログで紹介した「こかげの家」(2006.9.15付け)を読んで長男の嫁の典子とそのお友達たちが興味を持ってくれました。一度ランチをしようということになり、総勢6人で「こかげの家」に行きました。嫁のお友達なのでみんな私の娘ぐらいの年齢です。予約をいれてあったからよかったものの、「こかげの家」は満席で、代表の吉澤さんはてんやわんやしていらっしゃいました。

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2007-01-22 23:04:48 この記事のURLもっと楽しむためのバリアフリーとは

全国田舎暮らしガイド

当セカンドリーグのブログの中の「コミュニティビジネスでまちを元気に!」ブログにリンクが張られていました。そのリンク中にあった全国田舎暮らしガイドを覗いてみました。するとそこに山梨県の甲州市塩山でレンタル市民農園利用者を募集している記事を見つけました。その市民農園の名前が面白い。「一葉やさい文学園」というのです。

「一葉」とは、いわずと知れた樋口一葉のことです。「たけくらべ」や「にごりえ」の作者として有名。また最近では5000円札の顔にもなりました。
24歳の若さでこの世を去った薄倖の女性として知られ、一葉の生涯を扱った戯曲・文学も多々ありますね。
その樋口一葉の両親が塩山の出身なのです。一葉自身は塩山を一度も訪れたことはないそうですけれど。でも、一葉の作品にはしばしば塩山の地名や風情が登場しているそうで、きっと彼女の両親が故郷の話をよく語って聞かせていたのでしょうね。

・・・で、「一葉やさい文学園」です。「一葉農園」にしてもおかしくないところを「一葉やさい文学園」とは!ひねりましたね。盛り込みましたね、塩山市は。
なんかそこで農業やると、知的な労働になりそう。そういえば、以前農業者を取材したとき、その農業者が「農業は実は大変知的な仕事なのですよ」とおっしゃった。その言葉を思い出しました。してみると、「一葉やさい文学園」とは物事の真髄を表した言葉なのだ、とうなづく私です。

この市民農園の利用者募集は1月31日が締め切りなので、慌てて私のブログでも紹介する気になりました。塩山市を全く初めての方、是非塩山観光協会のホームページをご覧になってください。観光案内も充実しています。今はイチゴ狩りがおすすめだそうです。

なおそこで特筆。塩山市にあるイチゴ狩り園は車椅子やベビーカーの対応可だそうです!「もっと楽しむためのバリアフリーとは!」ブログ担当の徳重リポーターに教えてあげたい!

まあ、農園の名前にしても、観光地にしても、なんでも、ちょっと他と違う個性を出すってことが大事ですよね。全国田舎暮らしガイドを見ていると、どこも、工夫して『わが町・村にいらっしゃい!』と呼びかけている必死の思いを感じ、団塊の世代の人たちには「全国の田舎に平均的に散らばっていただきたいなあ」なんて思ってしまうのですけれどもね。地域の自治体の人たちの努力、報われますように!(山本豊美)

2007-01-20 02:13:20 この記事のURL農業・地場産業の助っ人になろう!From山梨

NPO法人たすけあいの会ぽれぽれ

2007年を迎え、新たな気持ちで心躍る今日この頃、今週は、のんびるリポーター山崎礼子さんの「NPO法人たすけあいの会ぽれぽれ」の記事をご紹介します。

山崎さんは、子育てが一段落した際、「自分が住んでいる地域で何か関わってみたいと思い一大決心(?)」をされ、NPO法人たすけあいの会ぽれぽれの活動に参加するようになりました。
以来、たくさんの地元の子どもさんたちとかかわってらっしゃいますが、その支えとなったのがご自身の「子育て経験」とのこと。
また、継続する秘訣として「無理をしない」ことをあげています。

「私たち一人ひとりの力はほんのちょっぴりですが、それがたくさん集まると結構大きな力になります」と結んでいますが、それぞれの人生経験を糧に、社会貢献できる場がきっとたくさんあるのだと思います。

「自ら行動を起こすこと」は最も重要かもしれません。自分自身ではなかなか気づかない部分もあると思いますが、このような団体とも、主体性をもって地域をみるときっと出会えるはずです。

「何か自分にできること」をヒントに、今年は行動を起こしてみてはいかがでしょうか。

2007-01-11 02:20:47 この記事のURL今週の注目記事

子育て中のお母さんを支援します

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「のんびる」の取材で、こどもミニデイサービス[まーぶる]を覗いてきました。

東急田園都市線市が尾駅から広い坂道を少し上がると、トールペイントで描かれた可愛い案内の看板があります。NPO法人 ワーカーズコレクティブ「パレット」の3つの子育て支援の中のひとつである「まーぶる」はここを右に入ったすぐのところにあります。

こんなところがあったらいいな・・
子供に何か問題があると、すぐに親の育て方が云々されますが、「親が一生懸命でも、育てにくいお子さんもいますから、疲れすぎてしまう前に、お子さんを私たちにちょっと預けてお母さんはリフレッシュなさるといいんですけどね・・・」と代表の山田さん。子供を預けられないで、追い込まれてしまうお母さんを心配しておられる。ここはお母さんが働いていても、働いていなくても、お子さんに障害があってもなくても、夫婦だけで出かけたい時も、身内の看護に病院に行きたいときも、理由はなんであれ、「こんなところがあったらいいな」という若いお母さんたちの思いを受け、子育てを支援しています。営利主義ではなく、子供を大切に、気持ちのこもった保育がなされています。

子供は未来の社会を担う大切な存在
「ま−ぶる」は2000年の発足以来、親と子の集いの広場「ぴよぴよ」、学童保育「いるかクラブ」を順次設立してきましたが、2006年11月から青葉区の委託事業として青葉区地域展開型子育て支援拠点をスタートさせ、親子の広場、相談、情報提供、人材育成、ネットワーク事業が始まりました。

子供は個人の宝であるとともに、未来の社会を任せる大切な存在。国や自治体がもっともっとこのような子育て支援のネットワークを広め、子ども達たちを地域でも、国でも大切に育てていくことを考えるべき時がとうに来ていますが、横浜市では少しずつこのような取り組みが始まっています。

安心して子供を預けて、お母さんも元気になってください
子育てに関する情報が氾濫するなか、自分の子育てにも自信がないのに、知らない他人に預ける時は、もっと不安になるお母さん達も多いはず。「お母さんがお子さんを預けるのにドキドキしていると、お子さんは泣きます。でもお母さんが安心して預けると、お子さんは泣き止みますよ。お母さんの心をお子さんはそのまま感じ取るんです」と山田さん。最初は目を合わせて話すことのできなかったお母さんも、スタッフとコミュニケーションができるようになると、表情も明るくなって元気になられ、同時に子供も落ち着いてくる。そうなると、次には仕事や社会活動へと新しいステップを踏み出していくお母さんもいらっしゃるとのこと。

2007-01-05 16:57:35 この記事のURL身近な国際協力に参加しよう

あけましておめでとう

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新年明けましておめでとうございます。写真は3日に家族で行った食事処「だるま寿し」で帰りがけ、お年玉にいただいただるまさんと海苔。嬉しかったデス。
元日に初詣した神社の参道沿いで開運だるまや、開運熊手が売られているのを見て買おうかナ・・・と迷ったのですが、「さっき神社の宝物殿拝観の際、高い拝観料払ったかんネ!」と、セコイ気持ちになって買わなかった私。3日に思いがけずお年玉いただいて、欲しかったものが手に入ったようで、幸先いいな・・・。お店の律儀さに感激です!
家に帰って、だるまさんに目を入れようと思い立ち、どういう風に目を描いたらいいかわからなくて、ネットで調べたら・・・驚き!
だるまに関するサイトがいっぱいあったから!!
だるまの玩具・飾り物・縁起物のサイトも多かったけれど、「だるま」という店名のお店のサイトも多かった。今更ながら、日本人に広く達磨が浸透しているのを感じました。
そして私のように、「達磨に目を描きいれるにはどうしたらいいの?」って思い迷う人も多いらしく、描き方を伝授したサイトもありました。
向かって右の目から入れるのが普通だそうです。そして願いが叶ったら、「大願成就」で感謝の気持ちを込めて、もう片方の目も描き入れるのだそうです。
「だるま寿し」さんからいただいた達磨は手のひらに載るサイズ。底に重しがあって「起き上がり小法師」になっています。紙を何枚も貼り合わせて作ったのでしょう、軽い。だるまの作り方って意外と手間のかかるものなのかも知れませんね。
目を入れるのは吉日に、ということで調べたら1月3日は先勝で吉日。早速片方の目を描き入れました。
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もちろん願いは(農業、地場産業の助っ人が増えますように!)。
皆様、本年もお健やかに。そしてこの一年、私のブログにもお付き合いのほど、どうぞよろしくお願いします。(山本豊美)

2007-01-03 23:18:39 この記事のURL農業・地場産業の助っ人になろう!From山梨

2007年、みんな笑顔で

セカンドリーグのサイトは9月のオープン以来、3ヶ月が経過しました。
今週は2つの記事を紹介しましょう。

最初は佐々木和恵さんの「障がいのあるこどもの学校選択」です。「水戸共に育つ会」は、障がいのある子に付き添って学校生活を支援するボランティアサークルとして活動を開始。2004年にNPO法人化し、さまざまな活動を展開しています。当日のパネラーの方の報告のみならず、ハンディキャップを抱えている方の問題について、まだまだ理解が足りない点を痛感します。”ノーマライゼーション”の理念がきちんと理解され実現されるためは、まずは問題への気づきが必要なのかもしれません。

massagechairもう一つ、徳重富士子さんの「ホテルライフを楽しみながら、リハビリや健康増進を!」です。リゾートホテルでのリハビリや健康増進についてのリポートで、車椅子利用の方の視点で、宿泊施設のバリアフリー度やスパでのプログラムなどが紹介されています。首都圏でこんな体験ができるとは新鮮です。

のんびる12月号で、さわやか福祉財団理事長の堀田力さんのインタビューが掲載されています。人間にとっての本当に財産とは「自分はどれだけ人の笑顔をつくりだせたか」ではないかとのこと。
ちょっと役に立つ、はっと気づかされる、よっしゃと動くきっかけになる、そんな素敵な記事を、2007年もたくさん紹介し応援していきます。

2006-12-31 17:47:38 この記事のURL今週の注目記事


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