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手話通訳・・少子化対策の国際シンポジューム

3月5日〜7日に内閣府主催の「少子化対策を考える国際シンポジューム」が国連大学(青山)で行われました。
1970年代には出生率が落ち込んだスエーデン、フランスがその後少子化対策に成功し、現在、日本の1.26に対し、フランス1.89, スエーデン2.05です。この二国の経験を通して日本の少子化にどのように対応すべきかを考えるシンポジュームでした。海外招聘者は、フランス、スエーデンの中央政府課長〜局長級実務担当者4人で、非常に英語に堪能な人たちであったので、英語の同時通訳で会議は進められました。私は施設見学の担当だったので会議中は討論を聞く余裕がありました。今、全国民の関心事で、非常に興味深い内容でしたが、いずれ内閣府が発表すると思われますので、それに譲るとし、ここでは手話通訳の活躍に触れてみたいと思います。
2007-03-10 23:41:18 この記事のURL 「もっと楽しむためのバリアフリーとは」
介護者の実体験から
そうしたコメントのやりとりを、介護者の実体験として記事にしました。
<私がブログに書いた記事>
■脳の損傷
さっき、夫が観ていたテレビを後ろからのぞいたら、所ジョージさんと内山理名さんが司会をして、かなり昔に、ダイナマイトの爆破現場で事故にあい、頬から脳に直径3センチの鉄材が貫通した男性が、その後、人間性がわがままな子供のように粗暴になったと、再現ドラマでやっていた。
番組が言いたかったのは、事故で脳が損傷した男性の状態ではなく、その後男性は、粗暴な振る舞いが三年間ほどでおさまり、後は穏やかになり、社会生活を営むほどに回復したというのだが、それはなぜか、ということのようだ。
彼は、事故で頭の前頭葉の部分を損傷したのだったが、その後、子供の頃の記憶にある環境で療養したそうだ。この環境は彼にとってはストレスのない環境で、そのことで、新たなニューロン(脳神経細胞)が生まれたのではないか、それで回復したのではないか、というのである。
これがもし、前頭葉でない脳幹の損傷であればこのような奇跡はおこらなかったこと、また脳の回復は、別の部分が損傷したところを補って回復するが、このように新たな脳神経細胞が生まれて回復するというのは新発見、というようなことも言っていた。(私はたまたま部分的に見ただけで、解釈が間違っているかも知れないが)
なぜ大昔に死んだ人のことがわかったかというと、この男性、ゲイジを爆破事故の時に治療した医師が、ゲイジの死後頭蓋骨を保管し、原因の解明を後世に託していた。そして最近になってどこかの何かが(?)調べたのだというのだ。
以上が番組の内容であるが、私がこの番組を観て思ったのは、ストレスばかりの環境にいて耐え続けていると、性格そのものが歪むというのは常識のように言われているが、それは、脳の細胞そのものが欠損する、ということだろうか? ということだ。ストレスがない環境にいたことで、新たな正常な細胞が生まれるのなら、逆もあるということだ。
<M氏のコメント>
佐々木さんこんにちは。お久しぶりです。体調が悪くあまりお伺いできませんでした。佐々木さんもますますきついところに踏み込んで行かれてるようで、心配です。
さて、この記事のことですが、私の今の興味にも関わっているところであります。やはり、脳障害と認知症(痴呆症)とは分けて考えるべきだろうと思います。脳障害者の行動に対する外圧的なストレスを負荷していくと認知症にいたることはじゅうぶんに考えられることです。
三好春樹という介護士は、佐々木さんと同じような疑問を出していましたね。脳の研究はずいぶん進んできて、妻の担当医に聞きますと、脳の分布的な役割分担はもうほぼわかっていると言います。だけど、脳外科医の範囲を超えるものとして、ではなぜ意識が発生するのかということについては、今もコギトの時代も変わらないのが現実のようです。
最近テレビによく出る脳学者の茂木健一郎という人が新潮社から出ている「考える人」という雑誌に仮想の系譜という連載をしていまして、それをよく読んでいました。少し毛色の変わった小林秀雄論とかモーツアルト論とか書いていました。ただ何が変わっているのかというと、意識の問題を意識として追求するのではなく、それらは脳内現象だという前提が現代的といえば言えるのですが、それ以外は対象に接するに伝統的な手法というか古典的な接近の仕方なのでかえって驚いた覚えがあります。つまり、実証的な研究の成果によって対象に到達する最短距離は示されるかもしれませんが、未だ起こりうる事象は解釈に委ねられているということです。私は今せっかく世捨て人のような生活を余儀なくされているのですから、妻と向き合いつつこの辺りを彷徨ってみようと思っております。
<私の返信>
Mさん、興味深いコメントをありがとうございました。三好春樹さんの著書は一冊だけ読んだのですが、もしかしたらこの部分もあったかもしれないのに流してしまったかも知れません。(読み返してみなくっちゃ)
私がこの、環境によってニューロンの新生、再生、欠損があるのか? ということにとらわれだしたのは、この番組を観る以前から、漠然と感じていたのですが、それは自分自身のことについてなんです。
私は反発意識が強く、何事にも自己の視点に戻って物事を見る傾向があるのですが、そこに戻るまでは、自分を無にして従おうとするところがあります。父親との関係、結婚後の夫との関係においてそうです。私は潔癖症気質なので、この傾向は強く、私は尋常でないストレスに耐え続けていたところがあり、私の言動の殆どはここに起因していると、自分で分析できるのです。
そして、さまざまなことを思い起こしては考えて見ると、脳自体が、自分の環境に対応して形を変えたのではないか、と思うようになっていたのでした。
そして今日の昼間の所ジョージさんの番組をたまたま見て、やっぱり! という思いが湧いた、ということでした。
自分のことを別にして、夫の認知症を考えてもそのことに思い当たります。夫自身の本来的な脳の働きの形についても。
こうした点を知る本を見つけられましたら、ぜひ教えて下さい。
<M氏のコメント>
佐々木さん、こんにちは。私が認知症そのものに(介護の技術とかではなく)興味を持った時に啓発されたのが読売新聞で連載する三好春樹の小さなコラムでした。ここで読むことが出来ます。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/kaigo/kokoro/
脳の働きに対する本はそれほど読んだわけではありません。
現在は三好春樹の著作に引用される主著を全部読んでやろうと思っています。
今読んでいる本は「関係障害論」雲母書房刊です。読んだ本は「痴呆論」「ウンコ、シッコの介護学」「介護の専門性とは何か」いずれも雲母書房刊。並行して「野生の思考」レヴィ=ストロース・みすず書房刊、「新装改訂版・心的現象論序説」吉本隆明・角川文庫(いずれも三好春樹に引用されているもので、フロイト、フーコー、ポンティーとかこの辺りは膨大にふくらみそうです)を読んでいます。
それとは別に関連して、へえ、面白いなあと思ったのは「免疫の意味論」多田富雄。出版された頃読んで、これから医学や技術の進歩によって思想とかの問題は変容せざるを得ないだろうと感じたことを思い出します。この方は脳梗塞で倒れられて大変な状態になり、医療制度の改正に抗議の声を上げられていますね。世界的な免疫学者です。養老孟司「唯脳論」いずれも青土社刊。これも出版されたときに読んで、ちょっぴり驚かされた本でした。
脳の本で面白かったのは「脳の中の幽霊」V.S.ラマチャンドラン、角川21世紀叢書。脳の錯覚、腕を失った人が鏡を使って認識するという有名な話を書いた本です。医学と技術の進歩は日進月歩なのでしょうが、今の脳科学の全容を平易に説明してくれる本としては「進化しすぎた脳」副題<中高生と語る大脳生理学の最前線>池谷裕二・講談社ブルーバックスはお薦めです。最近の本です。
あと私が読んだ本といえば、「前頭葉の謎を解く」舟橋新太郎・学術選書・京都大学出版会、「脳と心の地形図」「脳と意識の地形図」いずれも原書房刊、「意識とは何か」茂木健一郎・ちくま新書、「言語の脳科学」酒井邦嘉・中公新書ぐらいです。
(略)
自分の考えがまとまってきたらぼちぼちとブログか何かにまとめていきたいとなと考えてはいるのですが・・・。
<私の返信>
Mさん、こんばんは。やっぱりMさんの読書の質と量には驚かされます。凄いですね〜!
この中から図書館で借りれるものは借りてみたいです。特に今興味があるのは、「前頭葉の謎」ですね。
茨城に引っ越してきて、筑波大学があるので、何か勉強しようと思い、心理学の聴講をして、脳のことを少し学んだのですが、当時既に夫は一回目の脳梗塞を起こしたあとだったのですが、大分回復していましたので、認知症(痴呆)と結びつけて考えることもなくさっぱり残っていません。
今頃になって惜しかったなぁと思っています。
>自分の考えがまとまってきたらぼちぼちとブログか何かにまとめていきたいとなと考えてはいるのですが・・・。
ぜひそうしていただきたいですね。Mさんのやるべきこととしてまとめておかれるべきのように思います。学者さんの机上の論理ではない、共有感、シンパシーの持てる要素は家族を介護する者として救われますし。いつか取り組まれること願っています。
<M氏のコメント>
こんばんは。
(略)
迂回して迂回して結局自分の直感にたどり着くこともあるのですが、逆に正反対だったということも多々あるので。
(略)
2007-03-05 05:15:46 この記事のURL 「自分も幸せにする福祉活動」
若年認知症「ピック病」
これは、2007年2月26日の朝日新聞の一面トップの記事です。
私は「介護ブログ」を担当していながら、不勉強でこのピック病というものを知りませんでした。
記事によると、<「ピック病」と呼ばれる認知症になった公務員らが、症状の一つである万引きをして社会的地位を失うケースが相次いでいる。脳の前頭葉の萎縮で感情の抑制を失って事件を起こしてしまうためで、犯行時の記憶がないのが特徴。しかし、正確に病気を診断できる医療機関は少なく、厚生労働省の若年認知症の研究班も、初めてピック病の実態調査に乗り出した。専門医は、「まじめに仕事をしていた人が万引きをして『なぜ』ということがあれば、ぜひ専門の医療機関を受信してほじい」と話している。(大貫聡子、寺崎省子)>とあります。
脳の前頭葉と側頭葉の血流低下と萎縮で起きる認知症は「前頭側頭型」といわれ、うち8割が「ピック病」とされる、とのことです。
時には周囲の状況を気遣わない行動や万引きが症状としてあらわれるが、本人は善悪の判断がつかないそうです。
厚生労働省の若年認知症の研究班メンバーの宮永和夫・群馬県こころの健康センター所長によると、欧米でも万引きなどの軽犯罪がピック病の症状のひとつとして報告されている、とも続き、いくつかの実例も述べられています。
若年認知症
若年期(18〜39歳)と初老期(40〜64歳)に発症した認知症の総称で、アルツハイマー病型のほか、脳血管性、前頭側頭型などがある。「ピック病」は、1898年、精神医学者アーノルド・ピックが初めて症例を報告したことから名づけられた。ただ、画像診断技術の向上などで、正しく診断できるようになってきたのはこの10年。うつ病や統合失調症と誤診されるケースも多い。
若年認知症の患者数の調査は、旧厚生省研究班が96年に推計した2万5千〜3万7千人があるだけで、現在、ピック病を含め、10年ぶりの実態調査が進められている。(記事内のキーワード欄より)
記事の詳細は
http://www.asahi.com/national/update/0225/TKY200702250273.html
2007-02-27 16:04:27 この記事のURL 「自分も幸せにする福祉活動」
NHKスペシャル「脳は何歳でも鍛えられる」
学習とは、「花」「川」などと書いたカードを、認知症の人に見せ、声を出して読んでもらうこと。「5+1=」「2+6=」と書いたカードを見せて、答えてもらうものです。
こうした学習が、認知症の人の脳を鍛えることになり、その人自身が生きる意欲を取り戻す、と主張するのは東北大学教授で脳科学者の川島隆太氏。
脳の中のどこを鍛えるのか? それは、頭の前頭部にある前頭前野。前頭前野は脳の司令塔。この司令塔は、複雑な計算などより、簡単な計算や音読をする時に活発に活動することが、光ポトグラフィ測定でわかったというのです。ということは、認知症の人に、簡単な計算、音読を学習してもらうと、前頭前野が活動をはじめ、欠損して認知症になった脳が鍛えられ、活性することになる、ということのようです。
福岡県大川市にある社会福祉法人「永寿会」。ここに入所されている、アルツハイマーや脳卒中で認知症になった人に、音読や計算の学習がされます。
石橋ヤエノさん(105歳)の場合
ヤエノさんは、重度の認知症でずうっと車椅子の生活でした。3年前から、音読と計算の訓練を始めました。川島教授が撮影されたという訓練をはじめる前のビデオで観るヤエノさんは、無表情でいかにも頑なな様子でした。
それが、訓練を開始して三ヵ月後のヤエノさんは、介護士さんに両脇を支えられて、歩行の練習をされているのです。驚いたのはその表情の明るさと、自分の歩行を手伝ってくれた人に、明確に、「ありがとうございました。」と嬉しそうに挨拶をされていることでした。
ほかにも、視聴者は、不安を感じると悲観的になり、「死なせて下さい。」と言い続けるキヲさん(97歳)、夫の死と認知症が重なり、誰とも目を合わそうとせず、見るからに無気力になったフミヨさん(77歳)、施設の中でみんながする体操などにも決して加わろうとしなかった春子さん(83歳)が、スタッフの温かい親身な語りかけとともに促される音読と計算をやっていく中で、次第に変化がおこってくることの目撃者になります。
2007-02-26 00:25:21 この記事のURL 「自分も幸せにする福祉活動」
回想法は楽しい『学問』

欠席の方もあり、参加者は少なかったのですが、病院の精神科勤務の看護士さん、ベテラン介護士さんなど、回想法の必要性をよく認識され、既に心療回想士5級の資格を取得されている人もおられて、活発な意欲的な意見が交わされていました。ブルーのシャツ姿の方が小林先生です。

病院に勤務の方がシナプスの働きと認知症の関連を質問され、シナプスは脳の中で情報の伝達をする。が、伝達する物質のグリタミンを、グリア細胞が食べてしまうと情報が伝わらなくなる。伝わらない=アルツハイマー型認知症。これは遺伝子が関係しているので、その遺伝子を見つけ、なくすればアルツハイマーにならない。・・・と言ってもまだまだ未来の話だが・・・と説明されている小林先生。こういう会話にもどこかユーモアを漂わせておられ、場は何か明るく、いい意味で軽い。

熱心にメモをとるお二人。向かって左の方は大学院で勉強してきた方という。的をついた質問や意見が出る。

輪になって、それぞれ回想ガイドとゲストに扮してのロールプレィ。この日の題材は『飲み物』。ペットボトルを持って、子供の頃の飲み物にまつわる話をしていく。というと、ただの思い出話をしあっているように思われるかもしれないが、回想士は、思い出話に見えるところから、発言者の深層心理や、気持の向かっていく先をとらえる。しかもさり気なく笑いがわくような引っ張り出しを心がける。実際この日のロールプレイも、晴れ晴れとした笑いが満ち、本当に楽しいものだった。例えば、普段は思い出さない、忘却の彼方にあった飲み物にまつわる出来事や、自分のしたことをはっと思い出し、その思い出したこと自体が、その人をその場で解放させる雰囲気ができてくるのだ。
2007-02-19 03:40:55 この記事のURL 「自分も幸せにする福祉活動」
東京都障害者総合スポーツセンター
クアラルンプール市長は障害者スポーツに非常に関心を持たれ、その関連施設を視察なさりたいとのご要望で、東京都障害者総合スポーツセンター(北区十条台)を視察しました。
2007-02-18 22:34:12 この記事のURL 「もっと楽しむためのバリアフリーとは」
回想法を知っていますか?
年とともに、記憶力が衰えることは、わりと早い時期から認識するケースもあるのではないでしょうか。そこで今週は、佐々木和恵さんの「回想法を知ってますか?」をご紹介しましょう。
以前シニアのためのパソコン講座のお手伝いをするときに、シニアの方々の物事の受け止め方のメカニズムについて、最初に伺ったことがあります。たとえば、<アップル>という言葉を聞いたとき、年を重ね経験を積めば積むほど、「アップル」という言葉に対する引き出しがたくさんできている。だから「アップル」という語に対してさまざまな<アップル>を意味する事柄が引き出しから出されてくる。それゆえに反応が遅くなってしまう...、確かそんな内容でした。
老化ゆえの記憶力の減退は、個人差はあるものの避けることはできない現象です。しかし「のっぴきならない思い出」というものを誰しも持っていて、それはそう簡単には忘れられないものです。回想法はある種、人そのものと一体化しているようなそんな「思い出」を引き出すことによって、高齢者の認知症予防につながるのかもしれません。
佐々木さんは写真を紹介する中で、「手作りの竹製作品 懐かしい匂いがします」と記述されています。嗅覚や触覚も駆使しながらのこういった作業は、五感を総動員させ、効果を倍増しているのかもしれないと感じました。
「回想法」はこれからますます需要が広がっていくような気がします。
回想法を知っていますか?

<参加者の方が、竹で昔ながらの方法で、花活けを作っていらっしゃるところ>

<手作りの竹製作品 懐かしい匂いがします>

中央の女性が赤嶺さん 向かって左隣りの方がお母様のふくさん 右が小林幹児さん 他の方は参加された皆様>

<機織機の前で、係りの方から説明を聴く>

<お母様のふくさんと参加者の方と話をする赤嶺さん ふくさんは、認知症要介護4から1に回復された>
私は、この時まで、「回想法」ということを全く知りませんでした。取材をするために資料を読みましたが、「お年寄りや認知症の人から昔話を聞いたり、お話ししあったりすることだろうか」という漠然とした理解でした。
そうした頼りない意識で、赤嶺さんと小林さんのお話を伺ったのですが、昔話を聞いたり、話し合うというところに生じる情緒で終わるものではない、例えば、病気などで通常でなくなった人間の脳を、記憶や感情がもつれた糸玉のようになっているとすると、それをするするとほどいていく手助けをするといえるような、高度で奥の深い学問であることを感じました。
また、脳血管性の障害とそうでないものの症状は別のもので、効果も違うなど、学術的な細分化の上の実績も積まれているようです。
それで、浅学な自分がこの説明をどのように書けばいいかと思案していましたところ、赤嶺さんが、ホームページに掲載されている、ご自分の体験を交えた回想法の説明文を寄せて下さいました。その玉稿を原文のまま公開させていただきます。
2007-02-01 20:03:23 この記事のURL 「自分も幸せにする福祉活動」
いのちの電話
「いのちの電話」をご存じですか?そこでのんびるリポーター徳重富士子さんの今週の記事をご紹介しましょう。誰しも、多かれ少なかれ悩みを抱えて日々暮らしています。イギリスで始まったこの活動は、日本では1971年に東京で開設されて以来全国に広まりました。現在は24時間オープンの体制を持つところも多く存在します。今回の「千葉いのちの電話」もその一つです。
「傾聴」という言葉が気になりました。「傾聴というのは、普通の話を聴くというのとは違って、自分の殻の中でなく相手の世界を受け入れる、相手の世界に入っていく必要がある」とあります。
自分の悩みを誰かに聞いてもらうだけで、なんだか楽になった経験があるのではないでしょうか。悩みを解決する最善の方法は一人で悩まず、誰かと問題を共有することなのかもしれません。
人は一人では生きられません。何らかのつながりが欲しいのです。だからこそ相談者のみならず、相談員の方も「自分のほうがはるかに大きなものを頂いている」と感じるのかもしれません。
「ボランティア」は決して「無償」の行為という意味ではなく、与えることによって得るものもまた大きいのだと、改めて勉強になりました。
社会福祉法人ぱる「いきいきタウンとだ」
JR埼京線戸田公園駅から徒歩で18分の、商店や住宅の立ち並ぶ街中にある、社会福祉法人ぱるが運営する『いきいきタウンとだ』です。
建物は、落ち着いた生活感溢れるマンションのような造りです。
この中で、『ショートスティ』『デイサービス(一般型&認知症対応型)』『ヘルパーステーション』『居宅介護支援事業所』『在宅介護支援センター』『地域交流スペース』の介護サービスが行われています。
老人ホームや介護施設というと、街中から離れて、見るからに、”収容施設”というイメージで建てられていることがありますが、ここは、建物を出るとすぐに町の人々の生活があり、普段のままの風景を目にすることが出来ます。近くに小学校、中学校もあり、子供たちの話し声、笑い声が聞こえてきます。
まさに、自宅と同じように生活ができる環境、を作り出していると言っていいでしょう。
ケアも、スタッフの「してあげるケア」ではなく、入居者、通所者一人一人に対する「暮らし支援ケア」を心がけています。

2007-01-30 22:45:04 この記事のURL 「自分も幸せにする福祉活動」
専門書や手引書の効用
私の夫は要介護4の認知症なのですが、その夫が入院中に、病院の看護士さんの手を借りなくても、80キロ近い体重の身体をころころころがすようにして寝具や寝巻きやおむつを易々と取替えたり、車椅子に移し変えて院内をどこでも一緒に行きました。これらはコツを習得すると、必要以上の力を使わずに、ヒョイヒョイとできるものなのです。私にとって本当に専門書サマサマ、手引書サマサマです。
最近は、専門書や手引書は、こうした実用書とした役割りだけではないものも感じています。
専門書、手引書から得た実際的な知識や方法を知っていくことで、何かことがおこっても、それに対応できる落ち着きというかおろおろしないものが自分の中に培われていくんですね。知識を応用できる余裕と言ってもいいかもしれません。
高齢者や認知症の介護は、いつ思わぬ事態がおこるかもしれない、という危機をはらんでいる部分があります。
例えば、私の夫の場合で言いますと、昨日まで入浴を普通にできていたのが、急に浴室の中でどうバランスをとっていいかわからなくなったように、お湯に身体が浮き、顔が沈んでいく、ということがありました。
一瞬驚きましたが、あわてて力任せに腕などひっぱっては、本人がパニックに陥りかえって危険度が高くなるのではないかと、夫の足を軽く押さえつつ、夫の後頭部に手をあててすっと上にしますと、浮力で身体が正常の座した形に戻り、何事もなかったようにこの日の入浴は終わりました。
これは、お風呂で何か起こったら浮力を利用してことなきを得る、という内容のものを記憶していたからだろうと思います。
実際、それ以前に、湯船からでられなくなった夫を出すのに大騒ぎしたことがあるのですが、あの時なども、冷静に浮力を利用することを心がければあんなに騒ぐことにはならなかった、と後に思ったものです。
というわけで、今日の独言は、介護中はなかなか本や手引書を読むヒマも余力もないものですが、テレビでも新聞でも介護についてのものはチラとでも見ておくと、『知識はのちのち自分を助けてくれることがある』です。大いに読み、観ることを心がけましょう♪
(佐々木和恵)
2007-01-23 07:24:09 この記事のURL 「自分も幸せにする福祉活動」
スローに働く、スローに暮らす!2
スローワークの実現のひとつの方法として英国のジョブ・シェアを紹介します。この方式、英国では公務職場を中心に働き方の選択肢として定着しています。大学の常勤講師の英国人男性と3歳の息子と暮らす30代の日本人女性は、同僚の女性と週37時間の労働時間をシェアしています。月・火・水と木・金の週を交互に繰り返す方法です。賃金、国民の祝日も半々にシェアします。
こうした働き方が導入しやすい条件として、フルタイム労働自体が柔軟なフレックス制だということ。つまり必ず職場にいなければならない時間が決っておりそれ以外は朝の7時から夜の7時までの間、本人の判断で実労働時間が週37時間に達していればよいのです。
英国でこのような裁量労働制が実現できたのはどうしてでしょう。2年前までは労働時間が週40時間以下のEU諸国の中で、英国は週43時間労働と最も労働時間の長い国でした。週60時間以上働く労働者も多く残業手当も支給されないという状況があったのです。サッチャー政権時代に低下した公的サービスの向上を図る政権交代後のブレア政権は、1998年EUの指令を受け週48時間の労働時間規制を受け入れました。
女性の職場進出が進む中、家庭や育児との両立や長時間労働などに関する制度の変革が迫られ「育児休業制度」「ジョブ・シェア推進」などの法整備のほか、TUC(労働組合会議)も賃金からワーク・ライフ・バランスへと取り組みを広げました。さらに「労働が終わってから次の労働開始まで、最低11時間空けなければいけない」という規定はEUの指令によるもので、英国のワーク・ライフバランスも欧州全体の生活重視による規制が背景にあるのです。
この国のワーク・ライフ・バランスは残念ながら働き過ぎと失業、ワーキングプア、若者の非正社員化など適正労働とは言い難いのが実情です。老いも若きもスローワーク、スローライフが現実になる道筋が見えてくることを望みたいものです。
*「スローワークの経済学」(参考文献)「スローワークで社会を変える」(講演録)
『くらしと教育をつなぐWe』より (矢口 峰子)
2007-01-18 20:32:05 この記事のURL 「セカンドリーグ!自立して生きる女のガイド」
スローに働く、スローに暮らす!「できるかな?ジョブ・シェア」
過労死の中高年男性(近頃では20〜30代男性も)と仕事にありつけない若者のフリーター、ニート達。このアンバランスを正す方法として“スローワーク”の実践を紹介します。
まず、スローワークの基本として「人間には労働=働いてお金を得る他に、食事、睡眠などの“再生産の時間”そして“余暇時間”、さらに家事育児、介護などお金にならないが必要な仕事“無償労働=アンペイドワーク”の時間」があります。このバランスを欠いて長時間労働をしている現実を変えるgood ideaとは?
日本の大手企業は「大量生産、大量販売」を旨とし、猛烈なCM攻勢の続く中で過労死に至るほどの働き方があります。スローワークはその逆を行く!あまりにも当然?でありますが…。いらないものを無理に売り込む手段として工業デザインが必要とされている現実に違和感を覚え、大手企業から女性たちが起業に転身しリサーチの結果、雑穀食を売る仕事をおこしました。ほかにも激烈な競争の市場に参入するのではなく“欲しい人がいるのに手付かずだった分野を発見し必要なものを売る”という姿勢でスローワークを続ける女性たちが増えていると感じます。
また、スピードを競う働き方に馴染まない統合失調症の人たちが暮らす北海道の「べてるの家」では、体調のため「ファースト」ではなく独特のスローな労務管理メニューが創られています。現実に合せ、短時間、がんばらなくても働ける働き方を開発しました。自分の体調の急変や、それをうまく伝えられないストレスから症状の悪化をまねくなどを考慮し“三度の飯よりミーティング”を行い「スローな市場」を開発しました。通院の折りに病院への届けもの(商店の代行)や地場産業の日高コンブの袋詰めなど地域の手薄な隙間労働を請け負う方法が地域のニーズにマッチしている「スローワーク」といえます。 (矢口 峰子)
2007-01-18 12:59:10 この記事のURL 「セカンドリーグ!自立して生きる女のガイド」
老人介護 常識の誤り 三好春樹著
これを見て、手に取らない介護者などあまりいないでしょう。何たって介護者は頼りになる味方が欲しいのですから・・・。

序章で、介護の時代と言われるようになった現在、介護の専門職を養成する学校が続々と新設され、ケアマネージャーの試験には、看護士や理学療養士、医師までが受験に殺到した、どうしてこんなに介護が注目され、介護に関わる人が必要とされるようになったのか? と問い、医師、看護士を中心とした医療・看護の専門家によっては、現代の老人と家族が抱えている問題を解決できなかった、と答えています。
これだけではなく、この本は、これまで医療の専門職が、寝たきりと呆けを作り上げてきた、そして医療の発達が、<元気>と<病気>の間の人を増やしてきた、とかなりシビアな現実論を展開しています。
こうした医療と介護の実状をふまえ、1章で介護の定義のこと、2章、3章で寝たきりの原因、痴呆の原因を探っています。
4章、5章、6章で、介護という生活を主体にする、という意識の転換を主張しています。
意識の転換、発想の転換は、全体を通して、この本の中心になるものでもあります。
例えば、2章の中で、寝たきりの人を、建前で作る、というものがあります。どういうことかというと、寝たきりになればいろいろなサービスが受けられるが、不自由な手足であっても、頑張って歩いていると、殆ど援助が受けられないのです。そこで優秀な保健婦さんや訪問看護士は、”寝たきり”を作るのです。
これを、三好先生は、「えらい!」と褒めます。「これが制度の不備を埋める知恵」と。
まさに、介護者の味方、ですね!
また、高齢者の排泄のさせ方をことこまかに書いておられる章があるのですが、内容そのものは、ある程度介護の経験のある者なら誰でもわかっていることですが、書き方がユニークなんですね。介護者と一緒に走っているような臨場感を湛えているんです。だから読んでいて、自分ひとりが頑張っているのではなくて、こうして一緒に頑張ってくれる人がいる、という気にさせられるのです。そう、谷川さんが、『トリックスター』と評されるのはここでしょう。
2007-01-14 15:10:12 この記事のURL 「自分も幸せにする福祉活動」
介護者をサポートする<介護者サポート・ネットワークセンター・アラジン>
この施設の二階の一室に、今回ご紹介したい『介護者サポート・ネットワークセンター・アラジン』の事務所があります。

2000年に介護保険がスタートし、『介護』というものの現実や実態が社会に知られたわけですが、多くの人の意識や視線は、介護される高齢者や認知症の人、介護の方法などに向けられ、介護をする側の人『介護者』については無関心でした。
アラジンの理事長牧野史子さんは、このスタート時点で既に、「このままではいけない。介護者の心身のケアを考えなくては、介護者はたちまち疲労のあげく行き詰る。そうならないように介護者を支えることが大事だ。」と感じていました。
牧野さんは、1995年に阪神・淡路を襲った地震に自ら遭遇されながら、被災者の救助活動のボランティアに参加されたのです。その時、仮設住宅で、被災した家族を自分の力で介護する人たちの、孤立し、疲弊しきった痛ましい姿に接し、胸をつかれたのです。
「高齢者や認知症の家族を介護する人も同じなんですね。介護者は誰にも頼ることができず、ひたすら疲労に耐え、どんどん孤立感を深めていく。この人たちをまず支えなければ! と私は思ったのです。」
この牧野さんの熱い想いのもと、アラジンは立ち上がったのです。そして、さまざまな取り組みをしています。
★介護者が集まるたまり場作り
ここでは、介護経験者や福祉やカウセリングの専門家のような人をおき、介護者に情報を提供します。介護の方法、知識、ディサービスやショートスティの利用の仕方などから、励まし、傾聴など。中には、ショートスティなどに罪悪感を持つ人などがいますから、それは当然の権利であること、大いにショートスティを利用していいのだ、ということなどを話しています。
★ケアフレンド
外に出られない介護者のために、家に行って、傾聴などのケアをする訪問ケア。希望者にはアロマセラピーもやります。
★電話相談
毎週木曜日にアラジンの事務所で電話を受けます。介護者のグチや悩みを聞いたり、情報の提供です。(オアシス電話)
★ネットワーク作り
地域包括支援センター。今の段階は、これまで各地で保健婦さんたちが独自にやっていた活動を掘り起こして、ネットワークを作る、ということをやっています。お互いのリーダーが、三ヶ月に一回集まり、お互いに情報や知識を交換し、お互いの会がよりアップしていっている。杉並介護の会は充実していっています。
上の四つの取り組みとともに、アラジンが活動の中心として、定期的に開催しているのが、サポーターの養成講座です。
受講後、アラジンの活動に参加する人を求めるとともに、人材の育成をはかっています。現在決定している講座は下の通りです。
★シニアのための傾聴基礎講座 〜高齢者に寄り添うボランティア活動入門講座〜
■日時
・1回目 2007年2月3日(土) 13:30〜16:30
オリエンテーション 傾聴の姿勢(傾聴とは何か)
・2回目 2007年2月10日(土) 13:30〜16:30
傾聴の基礎(自己理解と自己開示)
・3回目 2007年2月17日(土) 13:30〜16:30
ロールプレイによる傾聴の体験学習
・4回目 2007年2月24日(土) 13:30〜17:00
高齢者の心理 認知症の理解と対応 他
■会場
ゆうゆう馬橋館 杉並区高円寺南3−16−14
■アクセス
丸の内線 新高円寺駅より徒歩5分 馬橋保育園の2F
■講師
大井裕子(めぐろチャイルドライン研修スタッフ)他
■対象
傾聴ボランティアに興味があり、修了後地域活動の意思がある方
■定員
30名
■参加費
4回 5000円
■募集締め切り
定員になり次第
■申し込み方法
電話:03−3408−0468
FAX:03−5775−0152
Email:arajin2001@minos.ocn.ne.jp
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★〜介護者のケアを学ぶ〜「介護者サポーター」養成講座〜 「介護者ケアの基礎を学ぶ」
■日時
2007年3月17日(土)
■会場
みなとNPOハウス4F大会議室 東京都港区六本木4−7−14(予定)
■アクセス
地下鉄大江戸線・日比谷線「六本木」6番出口より2分俳優座裏
■募集人員
30名
■参加資格
どなたでも参加できます
■参加費
未定
■申し込み方法
上と同じ
■締め切り
定員になり次第
事務局長の中島由利子さんは、「これまでやってきて、必ずしもいい結果ばかりとは言えなかったです。傾聴のための訪問ケアは、希望者が少なかったりしました。また、集まる場にも、なかなか出てこれない、と言う介護者もいる。出て集まれば、必ず力づけられ、意識の変革もでき、突破口になると思うのですが、集まる、ことが出来ないのです。
でも、傾聴の講座をの受講者が活動して、それによって救われたという介護者の声もあり、私たちは、サポートする人間の養成講座と、ネットワーク作りを続けます。行政と協力し合うなど、さまざまな試みもします。介護者が救われる場は絶対に必要ですからね。」と中島さんの表情は温かいながら、言葉は説得力のある力強いものでした。
2007-01-07 14:14:39 この記事のURL 「自分も幸せにする福祉活動」
2007年、みんな笑顔で
今週は2つの記事を紹介しましょう。
最初は佐々木和恵さんの「障がいのあるこどもの学校選択」です。「水戸共に育つ会」は、障がいのある子に付き添って学校生活を支援するボランティアサークルとして活動を開始。2004年にNPO法人化し、さまざまな活動を展開しています。当日のパネラーの方の報告のみならず、ハンディキャップを抱えている方の問題について、まだまだ理解が足りない点を痛感します。”ノーマライゼーション”の理念がきちんと理解され実現されるためは、まずは問題への気づきが必要なのかもしれません。
もう一つ、徳重富士子さんの「ホテルライフを楽しみながら、リハビリや健康増進を!」です。リゾートホテルでのリハビリや健康増進についてのリポートで、車椅子利用の方の視点で、宿泊施設のバリアフリー度やスパでのプログラムなどが紹介されています。首都圏でこんな体験ができるとは新鮮です。のんびる12月号で、さわやか福祉財団理事長の堀田力さんのインタビューが掲載されています。人間にとっての本当に財産とは「自分はどれだけ人の笑顔をつくりだせたか」ではないかとのこと。
ちょっと役に立つ、はっと気づかされる、よっしゃと動くきっかけになる、そんな素敵な記事を、2007年もたくさん紹介し応援していきます。
「感声」トレーニングをご存知ですか?(その二)

2006-12-23 02:43:31 この記事のURL 「もっと楽しむためのバリアフリーとは」
『のんびる』取材から2 NPO法人 ケア・ハンズ
ブログ原稿12月3回 ユ06.12.18
『のんびる』取材から2 NPO法人 ケア・ハンズ
今回は女性たちが作り上げた「草の根NPO、ケア・ハンズ」を紹介します。
代表を勤める誠子さんと二人の友人は共に団塊世代。11年前の1995年に介護の団体を設立しました。「介護保険法」制定の5年前のことです。
誠子さんの青春時代は学園紛争の嵐が吹き荒れた時代でしたが、深く関わることなく過ごし、社会人となり結婚。子育てにひたむきに生きてきたある日「自分は何もして来なかったのでは?」という疑問が湧き「社会と接点を持ちたい」という想いに駆られました。
そこで友人二人を誘い介護ヘルパー2級の研修を受講します。その後、その団体の事務局スタッフとして来るべき「老人介護社会到来」に向けての取り組みを行なう社団法人の協会の事務局スタッフを勤めました。
誠子さんが学んだ事は「高齢者の在宅生活を支えるには公的制度だけではどうしても足りない部分がある。それを支えるのは地域の力ではないか」ということでした。そんな想いから友人達と設立したのが「NPO法人 ケア・ハンズ」です。リーダー研修受講後の1995年のことでした。
地域の高齢者、障がい者、子育て等の家庭に出向き必要とされる援助を行う「ケア・ハンズ」。この活動を始めて5年目には「介護保険法」が制定されましたが、スタッフ一同の話し合いで、制度の枠に縛られずこれまで通りの支援を続けられる方法を選びました。その年にNPO法人格を取得し、市より「生活援助派遣事業」の委託を受けました。
望まれる介護をきちんと行うために必要なスタッフの研修も独自に行う誠子さん。ある日の研修を見学させたいただき、特にこの研修に力を入れていることが感じられました。
スタートして11年目をむかえる「ケア・ハンズ」はその歴史もさることながら、自分達のめざす介護のヴィジョンが実に明確です。それは“利用者が望む援助”を“制度の枠に縛られずに行う”ということ。こうした活動の積み重ねによって、他業種から参入した多くの介護保険事業者の中から業務閉鎖の例が聞こえる昨今、「ケア・ハンズ」の利用者はむしろ増えているということに揺るぎない信念と歴史を感じます。
社会参加を求めての始めの一歩から長い道のりを辿って来た誠子さんとその仲間達。多くのスタッフの女の底力に最近白一点のリタイア世代の男性が加わりました。これからも地域の求めに応じ「ケア・ハンズ」は軽やかに、喜んで出かけて行くことでしょう。 (矢口 峰子)
2006-12-20 11:46:14 この記事のURL 「セカンドリーグ!自立して生きる女のガイド」
「感声」トレーニングをご存知ですか?(その一)

2006-12-19 22:48:42 この記事のURL 「もっと楽しむためのバリアフリーとは」
地域とつながる、『人財』つくりのセカンドリーグパルシステムの新たな挑戦!」無事終了しました!
12月9日(土)、「地域とつながる、『人財』つくりのセカンドリーグパルシステムの新たな挑戦!」シンポジウムにご参加いただいた皆様、またご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。おかげさまで、無事にシンポジウムを終了することができました。当日いただいたアンケートから、いくつかのコメントを紹介します。
・行政も常にアンテナを立てて地域ニーズを吸い上げ、事業展開を考えてきましたが、これからはコミニティビジネスとの協働が必須だと痛感しています。
・まずは「ニーズの顕在化」をはかる事に力を入れて、その上で事業展開という事が重要だと思います。何を作って売るという前に、思いを持っている人、悩んでいる人の「ニーズの顕在化」の部分にもっと力を入れたセカンドステージ事業の運営に力を入れて頂きたい。
・パルシステムの生協組合員としてのモチベーションの高さがある為、シニア世代への新しい事業展開は必ず成果を上げられると感じられました。
・ITに強くなりたい、ホームページを作りたいと思いました。
・来るべき時代を豊かに生きる為には自らが行動することと、人を巻き込むこと。
・堀池さんのお話は行政や他団体とのかかわり方のコツなどを教えて頂き今後に活かせそうです。
・塚越さんの人柄と協同する心がたくさんの地域の人々を動かしているのでは。やっぱり「人」ですね。
・生協だからできる生協でしかできないそんな事業を推進していただきたい。
・とても有意義なシンポジウムでした。ヒトって本当にちからがあるんだなあと感心しました。

- 自分も幸せにする福祉活動
のんびるリポーター:佐々木 和恵 - コミュニティビジネスでまちを元気に!
のんびるリポーター:田中 幸枝 - シニアにとっての食育ー鎌倉の台所からー
のんびるリポーター:浅越 美枝 - まちぐるみで子育てを応援
のんびるリポーター:山崎 礼子 - 身近な国際協力に参加しよう
のんびるリポーター:鈴木 由利子 - 農業・地場産業の助っ人になろう!From山梨
のんびるリポーター:山本 豊美 - セカンドリーグ!自立して生きる女のガイド
のんびるリポーター:矢口 峰子 - もっと楽しむためのバリアフリーとは
のんびるリポーター:徳重 富士子 - 地域デビューでキラリ輝く
のんびるリポーター:吉田 和子 - 誰でも通る、延命治療、終末期医療
のんびるリポーター:松尾 陽子 - こころが、ちょっとほっとする地域活用法
のんびるリポーター:成相 陽子 - 最新!高齢者福祉と医療&美容
のんびるリポーター:中澤 まゆみ


