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健康系飲料

やっと秋めいてきました。緑茶やウーロン茶などの無糖飲料は夏場によく売れるけれど、季節を問わず売れゆき好調なのが「健康」を前面に打ち出した商品群です。例えば、緑茶のカテキン、タンニン、テアニンの量を強調したもの、中国茶は、ウーロン茶の他に中国緑茶、プーアール茶など、その他にも薬効があるという植物の葉をお茶にしたものと数え切れないほど。もろみ酢入り飲料、アミノ酸(BCAA)がダイエットになると飲料に、食物繊維を豊富に入れたもの、オリゴ糖利用の飲み物、次々と登場しとどまることを知りません。

これはダイエットや美容に良いということ以上に、「メタボリックシンドローム」(内臓脂肪症候群)に代表される中高年の特に男性のダイエット志向、健康志向が高まったせいではないかという意見があります。血糖値に注目し、難消化性デキストリンを配合したもの、ポリフェノールが中性脂肪の吸収を抑えられるというウーロン茶の種類など、やはり中高年男性をターゲットにした商品開発が目を引きます。

これらは普通の飲料に比べて値段が少々高いのも特徴の一つ。こういう健康系飲料は年間を通して平均的に売れ、天候にも左右されにくいというメリットがあるので、清涼飲料市場が飽和状態の中で、各社の開発競争は当分続くようですね。
でも、こうした飲料に大きな効果を期待するのも考えもの。体によさそうな嗜好品と割り切って利用するほうが良いようです。何といっても毎日の生活習慣が健康生活のポイントですから。
(浅越 美枝)

2006-10-08 14:03:17 この記事のURLシニアにとっての食育ー鎌倉の台所からー

里見デイサービスにて

satomi01.jpgsatomi02.jpgJR市川駅からバスで10分ほど、「里見デイサービス」は静かな住宅街の一角にあります。古い歯科医院を改造した、檜風呂が自慢の一軒家です。定員は10名だそうですが、この日は館長の田中さんのほか職員、ヘルパーの方が利用者4名の介護に当たっていました。ここでの昼食を準備するのは、有償ボランティア「ハンズグループ・みどり」の活動会員です。
satomi05.jpg
当日朝、冷蔵庫の中を見て献立を決め、一人で2時間ほどで作るそうです。何よりもバランスが取れていること、刻み食にも対応していますが、噛みやすく呑み込み易いことを考えて、ということでした。この日の献立は、「鶏ひき肉の茄子はさみ揚げ銀餡かけ」「きゅうりもみ」「炒り豆腐」「味噌汁」でした。
satomi03.jpg
高齢者向けの食事というと、つい「さっぱり」「薄味」「柔らかく」と思いがちですが、揚げ物も肉も、歯切れ良い生野菜も、ちょっとした工夫で美味しく食べてもらえるものですね。餡をかけて飲み込みやすくしたり、油と相性の良い旬のナスを使ったり・・・家族みんなで美味しく食べられる献立だと思います。
satomi04.jpgそして何より、大勢で囲む食卓には、ほっとするような温かさを感じました。和気あいあいとした雰囲気から利用者の皆さんが、ここでの昼食を楽しんでいらっしゃるのが伝わりました。そして「ハンズグループ・みどり」の石井さんのさりげなさ、手際のよさに「出来ることを、出来るときに」というボランティアの原型を見た想いがしました。
(浅越 美枝)

2006-10-01 08:31:16 この記事のURLシニアにとっての食育ー鎌倉の台所からー

トゥルーフード・ガイド を使ってお買い物をしよう!

グローバルフェスタ 報告 1

グリーンピース・ジャパン 

「トゥルーフード・ガイド」を使って
あなたもトゥルーフード・ライフをはじめませんか?


これはグリーンピース・ジャパンが9月29日に開始した遺伝子組み換え問題キャンペーンのコピーです。

テントの前にはインスタント食品や袋菓子が並べてあり、「何かな〜」と思ってみていると、アンケートに答えるとトゥルーフード・ガイドがもらえるというので、アンケートを記入・・・なんと遺伝子組み換えの原料が入った食品を結構たべていることがバレてしまいました。

greenpeace15.jpg

グリーンピースは発足以来、地球規模の環境問題に挑戦し数々の成果をあげ、世界でも代表的な環境保護団体のひとつです。

このグリーンピースによる、手のひらサイズの小さなガイド冊子「トゥルーフード・ガイド」には、遺伝子組み換え原料を使用していない商品名、及び会社名がグリーンリストに、使用している会社名、商品名がレッドリストに掲載されています。

遺伝子組み換えとは、簡単にいうと、クモの遺伝子がポテトに入れられたり、人の遺伝子がお米に入ったりする技術です。その安全性が確認されないまま、そのような食品が市場に出ているのです。(ニュースレターから抜粋)
遺伝子組み換えの危険性については以下サイトでの説明がよく分かります。
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/gm/basic/

2006-09-30 22:40:12 この記事のURL身近な国際協力に参加しよう

炊飯器クッキング

食事の大切さは承知していても
料理するとなると
億劫だったり、疲れてやる気が出なかったり
そんな時、手間いらずで誰にでも出来るのが
炊飯器クッキングだ。

8月31日朝のNHKテレビで
炊飯器や湯沸しポットを使った
料理教室が紹介されていた。
ポリエチレンの袋におかず(カレー等)の材料をいれ
ボールに張った水の力で真空にして
米と一緒に炊くというものだった。

ポリエチレンの袋を使うというところが
ちょっと気になってしまった。
当然安全性は確かめられていると思うが。
もっと簡単で、シンプルなやり方の炊飯器クッキングがある。
以前紹介したレストランサラが2年ほど前に試食会をしたという。
そこで紹介されたのは
「中華風鶏もものっけご飯」
作り方はいたって簡単。
米に水加減をしたら、鶏もも肉とにんじん、ねぎを乗っけて
そのままスイッチを入れる。
炊き上がったら、鶏肉と野菜を取り出して
食べやすい大きさに切る。
薄切りのきゅうりなど添えて芥子醤油などをかける。
そのほかにピーマンの肉詰めやポテトサラダなども
同様に出来る。
ご飯が炊けたら、同時におかずも出来上がり。

だいぶ前のことだが、
おばあさん役で活躍していた高齢の女優さんが
家の台所で料理をしていた時、
着ていた服の袖にガスの火がつき
火傷で亡くなるという悲惨な事故があった。
高齢になるとやはりむき出しの火は怖い。
こんな事故を防ぐためにも
高齢でなくても、疲れたり、忙しいときにも
簡単・手間いらず・美味しい食事を作るために
ちょっと工夫して楽しい食生活を。
(浅越 美枝)

2006-08-31 06:01:37 この記事のURLシニアにとっての食育ー鎌倉の台所からー

生ごみから見えること

ごみの減量はいまや持続可能な社会の共通認識といってよい。
当然ながら、ごみは最初からごみではない。
生ごみは、元は食料品である。

「暮らしの手帖」23号の記事によれば、生ごみ(厨芥)の中身を調査したところ、食べ残しが38.8%手つかずの食品が11.1%という結果が出た。
(京都市の家庭ごみの厨芥組成調査・2002年)
半分が本来食べられるべき食物だったのだ。
「飽食」を通り過ぎて「放食」(食品をそのまま捨てる)まで日本の状況は往ってしまったのか。
今、食料の供給量と、摂取量に30%もの差があるという。つまり、30%の食料が無駄に捨てられているということなのだ。
「モッタイナイ」どころではない。もっと危機的状況であることは明らかであろう。
今朝の(8月30日)朝日新聞によれば、今までジャパンマネーで買い漁っていた海外の食料が最近は思うような値で買えなくなっているという。近い将来、食料の確保に困難な時が来るのではないだろうか。

私たちに出来ることはあるのだろうか。
当たり前で、小さなことかもしれないが、
食への感謝を忘れないこと、そして食品・食材を大事にすること。
野菜でも、魚や肉でも、食材にいとおしさを感じることが出来れば、
それを、どう料して美味しく頂くことが出来るのかを考える。
「手軽に手に入れて、手軽に捨てる」そんな生活スタイルを見直す時が来ている。

 前回書いたジャガイモに気をよくして、今度はかぼちゃの種を埋めてみ  た。きれいな黄色い花は見事に咲いたものの、実のなる気配はなし。
 かぼちゃの収穫は夢で終わったようだ。
 無精者には野菜を作るのは難しいと納得したしだいである。
(浅越 美枝)

2006-08-30 06:15:54 この記事のURLシニアにとっての食育ー鎌倉の台所からー

年を重ねるということ

2006-08-27


暑い日が続いている。
高齢の人、車に乗らない人はこんな天気の続くとき買い物をどうしているのだろう。
もちろん、パルシステムに加入していれば、問題なしであるが・・。

多くの地域で近くの商店街が衰退し、
郊外型の大型店が増えているのは事実である。
そんな中、ちょっと遠い地域だが、熊本県荒尾市での試みが目を引いた。
荒尾市の中央商店街の空き店舗を改装して
昨年農産物直売所が出来、賑わっているという。
「私は足も目も悪い。車が多くて、郊外のショッピングセンターまで行くのは危なか。」という70歳の女性の言葉がすべてを物語っている。(朝日新聞より)

また、若者をターゲットにしていたコンビニエンスストアにも
ようやく高齢者へのサービスが考えられるようになってきたようだ。
有機農産物や無添加製品などの品揃えで差別化をした「ナチュラルローソン」や
「子育て支援のプロジェクト」を発足させた「ローソン」で
「シニアにやさしい新型店舗」が兵庫県で開店した。
まだまだ全国展開には時間がかかりそうだが、
野菜や惣菜、日配品をそろえ、
店内のバリアフリー、大型プライスカードの採用、
コミュニケーションの場として休憩スペースを設けるなど、
それなりに考えられているようだ。

すでにその他のコンビニエンスストアでも
電話注文で配達するサービスは始まっており、
高齢者の市場を視野に入れた動きは当分止まらないだろう。

これらの試みをすべて諸手をあげて肯定するつもりはないけれど、
高齢者にとって複数の選択肢があり、
使えるツールが増えることは喜ぶべきことである。

  私事であるが、同居している81歳の母は、幸いに大した持病もなく、
  健康ではあるものの、耳や足が少しずつ弱ってきている。
  日常生活でもタレなどの小袋がうまく切れなかったり、
  消費期限の日付が見えにくくなったりしてきている。
  子供としては寂しいけれど、それは母自身が一番感じているだろう。

自立して年を重ねるために、健康的な生活習慣とともに
将来(それもさほど遠くない)を見据えて
どんなもの、どんなことが高齢者に必要なのかを考えて
発信することも求められているように思う。
(浅越 美枝)

2006-08-27 13:37:16 この記事のURLシニアにとっての食育ー鎌倉の台所からー

丸ごと食べる

我が家の庭でジャガイモが出来た。
それを食べるとき、何か特別な気がした。
普段何気なく使っていた食材に「輝き」を感じたのである。

実は、パルシステムで頼んだジャガイモを
使い忘れて、野菜かごの中で
シワシワ、芽だらけにしてしまったのだ。

ジャガイモさんにごめんねと言いつつ、
ふと、小学校のときの理科の授業を思い出し
庭に埋めてみた。
しばらくたつと、可愛い芽が出て
あっという間に茎が伸び、
可憐な花が咲いたのだった。

収穫?したジャガイモは小ぶりなれど
むっちりと美味しく、
むかごと間違えてしまうような大きさの芋まで、
丸ごと全部頂いた。
野菜を「いとおしい」と思ったことは初めてだ。
パルシステムで、そして店で買った野菜たちだって
生産者に「いとおしい」と思いつつ作られているのだろう。

今、家庭から出る生ごみの50%以上が調理ごみ(野菜くずなど)
だという。残留農薬の問題もあるので一概には言えないが、
なるべく丁寧に食材を扱おうと思う。
「いとおしい」が「もったいない」に繋がるのではないかという気がするからだ。今まで粗雑に扱っていた野菜たちに贖罪(大袈裟だが)のつもりで
無駄にせず、野菜の命を頂こうと思った。
(浅越 美枝)

2006-08-27 05:54:30 この記事のURLシニアにとっての食育ー鎌倉の台所からー

寂しい食卓

「食卓」という言葉を聞いて
 思い浮かぶのは・・?
 月並みだが、やはり「一家団欒」とか「笑顔」
 といったものではないだろうか。
 しかし今、家族になにが起きているのか?

円地文子著の「食卓のない家」という小説をご存知だろうか。
ずいぶん前に読んだので、細かなところは覚えていないのだが、
過激派の闘争でリンチ殺人事件を起こした息子と、
父、家族が出会う一家離散の危機、
親と子の関係とは?を描いた作品である。(と記憶している)
そこで当時一番印象的だったのは小説の内容も然る事ながら、
食卓=家庭そのものと捉えられていることだった。
 
今、「食卓の無い家」が増えてしまったように思えてならない。
家庭のホテル化ー各々が別々の物を勝手に食べる「食事」
無言で、一人で、食べる食事ほど
寂しいものは無いと思う。

8月22日付け朝日新聞の紙面によれば、
小学生の描く「食卓」の絵を見ると
笑顔、会話が減っているのではという結果が出たという。
家族が人マークだったり、顔がかかれていない、人がいない‥
一緒に食卓を囲んではいても
そこにお互いの関わりの無い「食卓」が増えてしまったのであろうか。

 我が家の子供が小さかった頃の食卓は
 3人の子供が先を争って話したがるのを
 交通整理に忙しく、大騒ぎだったなあと覚えている。
 
食事のときほど、日常の家族のコミュニケーションが
自然に取れる場所は無いだろう。
今大人に求められているのは
子や孫に家族で囲む食事の楽しさを伝えること。
「同じ釜の飯を食う」ことの楽しさ、大切さを伝えることであろうと思う。
食事は毎日の家族の「イベント」だと思う。
さあ、大人の出番だ!
(浅越 美枝)

2006-08-27 05:47:14 この記事のURLシニアにとっての食育ー鎌倉の台所からー

「健康」と「食」

われわれ中年が食生活を考えるとき、気にかかっていることの一番は「健康」だろうか。
年齢を感じるとき、それは検診で※マークが増えた時?
実際、私は50歳を過ぎていきなりコレステロールが急上昇!
更年期のせいとも言われたが・・・(何れにしろ嬉しくないこと夥しい)
高度成長時代を青春と突っ走ってきた団塊の世代も、
生活習慣病やメタボリックシンドロームとやらに脅える年齢になってきた。
そんな状況を察してか、巷には「健康食品」があふれ、
マスコミでは「○○が体によい」「老化を防ぐ」等等の
一方的な情報がうんざりするほど流れてくる。
ココアにモヤシに赤ワイン。

ところで、「健康的な食事」って何だろう。
バランスがとれた、塩分や脂質が少ない、繊維質も必要・・

「共食」という言葉をご存知だろうか?
文字通り「だれかと共に食べる」ことなのだが、
7月1日付けの朝日新聞朝刊に「元気印増やす「共食」のすすめ」という記事がある。
(財団法人「すこやか食生活協会」理事長須田洵氏)
その記事によれば単身で暮らしている高齢者の場合はもちろん、
家族と同居している場合も家族全体が「バラバラ食」のケースも少なくないという。
個食・孤食はもう珍しいことではないようだ。
その中で、須田氏は「共食はまず家族から」を提言されている。

確かに高齢者をターゲットにした商品の数々は目に付くようになった。
半斤の食パンや、個売りの野菜
和惣菜の少量のパッケージ
コンビニの個配サービスなど・・
ハード面は少しずつ整備されてきたとはいえ、
それらをどういう状況で食べるのかというソフト面は?

ともすれば現状追認になりがちな私たち。
ここは譲らず、あきらめず、「食」の大切さを
しぶとく発信していきたいと思う。
これから健やかな食卓を目指して、様々な情報や思いを伝え、
そして共に考えていきたい。
(浅越 美枝)

2006-08-13 07:18:43 この記事のURLシニアにとっての食育ー鎌倉の台所からー


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