12月23日、福島県の小名浜港を巡る遊覧船上で開かれる、素敵なクリスマス会をご紹介しましょう。

『ぼくとわたしの海からのクリスマス!!』は、こどもたちが、もう使わなくなった玩具を持って、小名浜港を巡る遊覧船に乗り、船が一巡している間に、絵本の読み聞かせや歌やゲームなどを楽しみ、最後に玩具の交換をするというイベントです。
なんと、「楽しいでっかいクリスマス会」でしょう!
このクリスマス会は、楽しいだけではないのです。実は目的は、他にもあるのです。
ザ・ピープルの代表の吉田さん、事務局長の甘南備さん、次長の斉藤さん、理事の栃窪さんのお話しを要約しますとこうです。
「こどもはみんなおもちゃが大好きですが、年齢に従って使わなくなってしまう。そして、親は『まだ使えるのに、もったいないなぁ』と思いながら処分してしまう。・・・私たちは、このおもちゃたちを再び生き返らせたい、と思ったのです。そうすることで、こどもたちに、『物や命や助け合いの大事さを伝えられるのではないか』と。
そしてみんなでいろいろ考え、話し合って、海からのクリスマス、をやることになった。
こどもたちは、楽しさの中で、『ほしかった玩具をもらった!』という喜びと、『いらなくなったおもちゃを、別の子が喜んでくれた!』という喜びを感じるに違いありません。この楽しかった、という記憶は、後々、物や命や助け合いを大切にする気持ちに繋がっていくと願い信じているのです」

昨年のおもちゃ交換会の様子です。こどもたちの目の輝きが素敵ですね。
「NPO法人 ザ・ピープル」
「元気なまちには 元気な主張を続け 元気に行動する市民がいる」を合言葉に、「住民主体のまちづくり」を目指し、古着リサイクルを中心に、ゴミを出さない環境問題の解決や、多様な支援活動をしている団体です。
昨年は環境省から「エココミュニティ事業」、今年は、経済産業省から「環境コミュティビジネス事業」の委託を受け、その利益は会の活動や、さまざまな事情で困っている人、苦しんでいる人、こどもたちへの支援に使われています。
遊覧船上でのおもちゃの交換のクリスマス会は、一昨年から開いています。
このスケールの大きな活動やユニークな発想の元
「もったいない。工夫をすればまだまだ使える」という思いだそうです。
「もったいない」という思いは折につけ誰でも持ちますが、実際にそれをなんとかまた使う、ところまではなかなかできませんよね。それを面白く、楽しく、でっかく、しかも地道にやってしまう「NPO法人 ザ・ピープル」の人たち! 本当に凄いです。

取材に伺うと、代表の吉田さん、事務局長の甘南備さん、次長の斉藤さん、理事の栃窪さんは会議中でした。笑い声が外までひびき、元気な楽しい会だとすぐにわかりました。

ワンちゃんも参加♪ もう一匹のワンちゃんはお休み中。

メンバーがそろっての会議。活発な意見の交換が続きます。

向かって左一番手前の方は、別の会を主宰されている応援スタッフの豊田さんです。豊田さんは、「私は去年、紙芝居や読み聞かせや歌をやったのですが、身をのりだして聴いてくれたこどもたちの目の輝きが忘れられない」と言われ、今年も頑張りたいとにっこり。

ザ・ピープルの人たちは発想と行動が一致して、出来上がったものはみんな素晴らしい!

こどもたちから寄せられたデザイン。見つめるメンバーの皆さんの真剣な眼差し。
詳細は、のんびる12月号に出ていますのでぜひご覧下さい。のんびるの申し込みはこのブログのトップから出来ます。315円です。(送料は別途かかります)
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[代表者]吉田恵美子
[所在地] 〒971-8101 福島県いわき市小名浜本町11−1 まちづくりステーション小名浜
[連絡先]TEL/FAX 0246-52-2511
[E-mail] vyw00626@ybb.ne.jp
[HP]
http://www.iwaki-j.com/people/
[設立]1990年12月 8年前から現体制の活動
[会員]登録者 80人
リポーターの独言
こんな素敵なクリスマス会に、遠くからでも駆け付けて参加したい、と思われる方はたくさんいらっしゃるかも知れませんね。
でも残念ながら、申し込みは、11月末で締め切られています。
問い合わせだけでもしたい、来年こそ参加したい、と思われる方は、上記の連絡先にFAXをされて下さい。
最後に代表の吉田さんの意味深いひとこと。
「私たちの活動を知った人が、各地から古着を送ってくださり、それは有難くて感謝するのですが、でも、本当は、それをその人のまちで活かしてほしい」
(佐々木和恵)