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会員同士の助け合いで、暮らしの安心をはかります<特定非営利活動法人 あすかユーアイネット in 茨城県龍ヶ崎>1

2008-08-31 23:49:09

高齢になったり、一人暮らしになった時、暮らしの中で、自分の手にあまることや、専門知識の必要なことが起こったらどうしますか? 
そのつど、近所の親しい人に、知恵や力を借りて解決することができればいいですが、そうもいかないこともあるでしょう。そんな時、この「特定非営利活動法人 あすかユーアイネット」方式は頼りになります。

しくみ
「特定非営利活動法人 あすかユーアイネット」方式というのは、誰かの手助けが必要な人、誰かの役に立つ仕事がしたい人、双方が登録して互いに助け合うのです。
例えば、手を怪我して調理ができなくなった会員が、会の事務局にその旨要望します。事務局は、会員の中から料理の得意な人に協力を依頼し行ってもらうのです。
誰かの手助けが必要な人を「利用者」といい、、誰かの役に立つ仕事がしたい人を「協力者」といい、この利用者と協力者のことを「一般会員」といいます。

一般会員は、「入会金なしで年間1000円」を納めます。(一人でも家族全員でも1000円)
そして、仕事を依頼する(利用者)場合の謝礼金は、「1時間1000円+交通費」です。
依頼された協力者が仕事をする場合は、「1時間700円+交通費(電車やバス等:全額  車の場合:20円×km)」の報酬を得ます。つまり、有償ボランティアです。
※利用者の謝礼金と、協力者の報酬金の差額は、事務所運営費となります。

一般会員の他に、賛助会員(入会金なしの年間3000円)と運営会員もあります。(詳細は、事務局に電話でお問い合わせ下さい)
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「高齢者福祉、住環境整備などの地域問題は、国や自治体の制度に頼るだけでなく、住民が解決していくことも必要」と説く代表の宇井良夫さんの情熱

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「あすかユーアイネットは、どんな要望にも応えたい、家を建ててほしいと言われたら、それもかなえてあげたい、という気持ちで取り組んでいるんですよ」と代表の宇井良夫さん。
宇井さんの、困った人、弱い立場にいる人へのいたわりの気持ちと、なんとか助けてあげたい、という情熱は尋常ではありません。

でも、宇井さんのこうした熱意は、もともとあったものではありませんでした。
一級建築士の宇井さんは、現役時代、ずうっと仕事中心の生活でした。仕事の面でも人間性の上でも、有能で素晴らしいリーダーシップをもってばりばり働いてこられたことであることを、短い取材の中でもうかがい知ることができます。

その宇井さん、定年退職を迎えた時、「さぁ、これから思う存分遊んで悠々自適の人生を送るゾ」と思っていたそうです。

「ところが、ゴルフに行こうとしても、友達はまだ現役で、なかなかつきあってくれない。現役だったからこそ、人間の付き合いが広かったのだ。退職してみると、その付き合いが狭くなる、とわかった。

・・・とそんなある日、知人から、障がいのある子供たちのリハビリを手伝うボランティアをする人が必要だから一緒に行こう、と誘われた。
ぼくはその時、そんなこと関心もなく、暇だから行くか、という軽い気持ちで出かけた。そこで、あっと思ったね。障がい児の成長を見守り、懸命に手助けをしている人たちと、その人たちを信頼している子供たちの笑顔、一生懸命頑張っている姿に。
こういう生き方があったのか・・・と胸にずし〜んときた。福祉というものは、こういうものであったのか、と思った、感銘を受けた」

この後、宇井さんは、あるボランティアの会に入り、障がい者、高齢者、一人暮らしの方々をサポートする活動を始めました。

そして5年ほど活動し、自分で自分のやっていきたいという方向での現在の会を設立しました。これが2004年のことです。

なぜ自分でやろうと思ったかというと、支援の活動には制限がある。掃除でもその高齢者が使ってる部屋だけとか。
「でも高齢者も障害者も一人暮らしの人も、制限外のことをやってもらいたいんだね。例えば、水道の水漏れがして困った時、プロに頼むと、思わぬ額をとられたり、もっと別のところも修理しなくてはいけない、と言われて不安になる。そこで支援してくれる団体に相談するが、活動外になるからと断られる。・・・でも本当に助けてあげなくてはいけないのは、不安になっている状況を解決してあげることでしょ? ぼくは、そうしたかった。だから自分でこの会を立ち上げてはじめたんだ」

層の厚さ
会員は2008年夏の現在300人を超え、家事・介護・看護・教育・法律・建築など多彩なスキルを擁しています。
「自分は主婦で、他の仕事をしたことがないから無理、と思ってる人がいますが、とんでもない、家事をする力は必要とされている。清掃、調理、犬の散歩、子守、庭の草取りなどなど、役に立つことはたくさんある」

nonbl_aska_syugou.jpg会議に集まった会員の皆さん。前列中央が代表の宇井さん。向かって右側はディホームで調理に関わっている夫人の照子さん。その右が経理の夏目さん。後列右端がお話しを伺った草野さん。左から二人目が同じく関口さん。(写真をクリックすると画像が大きくなります)

関口恵子さんは、「最初は自分は主婦しかやったことがなく、人の役に立つと思っていなかった。ところがはじめてみると、繕い物など家事全般が、困っている人を助ける立派な仕事になっているのだとわかって感動したし、主婦の仕事の価値がよくわかった。家事は素晴らしいです」ときっぱり話されました。

草野朋子さんは、「障がい児が学校にいる間、介助をしています。教師の経験はいらないんです。教える姿勢ではなく、見守る、それもゆっくりと愛情をもって見守ることを大切にしています。この活動をはじめて、子供の成長を見守る楽しみがあり、そして、素晴らしい知識、実力をもたれた代表や会員の皆さんと接することで、これまでなかったたくさんのことを学び、自分自身が成長できる。その喜びが大きいですね」と言われました。

DATA
【代表】
宇井良夫
【住所】 
〒301-0043 茨城県龍ヶ崎市松葉3−12−2(竜ケ崎事務所)
【TEL/FAX】
TEL 0297-60-8281 FAX 0297-60-8288(竜ケ崎事務所)
TEL 029-830-8307 FAX 029-830-8308(牛久事務所)
【Eメール】
aska@asuka-npo.or.jp
【HPアドレス】
http://www.asuka-npo.or.jp/
【設立】
2004年2月
【会員数】
300名

【活動場所
龍ヶ崎市、牛久市、他近隣市町村(依頼に応じて各地域に赴く)。
【活動内容】
家事全般・介護・子守・庭の草取り・ペットの世話・繕い物・障がい児の学校介助など。
【募集期間】
随時
【資格・条件】
やる気のある方。但し、毎月決まった収入が必要な方は、依頼がない場合は活動日数が少なくなるので適さないかも知れません。
【応募方法】
TEL 0297-60-8281
【事務所へのアクセス】
JR常磐線 佐貫駅下車 
徒歩:25分
バス:東口から長山行き乗車→松葉小学校下車
タクシー:5分

※のんびる9月号に、「特定非営利活動法人 あすかユーアイネット」の記事を掲載しています。ぜひご覧下さい。のんびるは、当ブログトップから購入できます。

(佐々木和恵)

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