【陶芸作家 中村 勇の世界<我が誇り 息子よ>】で登場していただきました勇さんの母、真春さんと、父、中村氏の、勇さんの作品をより生かすための創意工夫をご紹介します。
それから、只今、中村勇さんが入選された展覧会が、埼玉県立近代美術館で開催されています! 展覧会のホームページはこちらです。
真春さんは、勇さんの陶芸作品が多くなるに従い、「この作品たちをどのようにしていったらいいだろう・・・」と思案するようになります。
勇さんは、年に何回か開催する個展や展覧会のために作品を作られ、その時は多くの人の前に公開されますが、普段は家に陳列しておくことになります。
「それではもったいない。観たい人がいつでも観れるようにして。」という声も友人や知人の間でおこります。
そこで真春さんが考えたのが、自宅ギャラリーです。
(【
陶芸作家 中村 勇の世界<我が誇り 息子よ>】参照)
玄関を入ったすぐの部屋に、勇さんの動物陶芸を並べ、観たい人にいつでも観てもらえるようにしました。
勇さんの生き物たちへの愛情と、作品を創ることへの情熱のこもった作品は、瑞々しい生命力が迸って、そこに在るだけで不思議な力を湛えていますが、ここのギャラリーは、それだけでないファンタジック雰囲気を醸しているのです。
生き物たちの陶芸ですから、それだけでファンタジックでもありますが、他に理由があるのです。
それは、大きな丸太を半分に切ったものを陳列の台に据えるなど、真春さんの創意工夫と、中村氏の木工作品と、妹さんが創る人形が同居して、ギャラリーは、温かな『家族の世界』になっていることです。
真春さんの創意工夫は、ギャラリー創りに留まりません。
パソコンを使って、勇さんの作品と、自分で撮影した風景写真を合成して、ネット絵本を作っていらっしゃるのです。
発想のもとは、「少しでも勇のためになるように、勇の作品を観てもらう機会を作る」であったということです。
でも次第に、『創る喜び!』になったと言います。
今では、「創意工夫をして何かを作る。表現することが楽しい。」と真春さんは表情を輝かせました。
真春さんのホームページには、優しい物語もついています。
どうぞ、そちらをご覧になって楽しんで下さい。
こちらです。
(佐々木 和恵)