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人<八ヶ岳の麓で命を慈しみ清貧に生きる画家 かじゅこ松島さん>

2007-11-18 01:53:17

世は物質主義がはびこり、老いも若きもお金の方向を向いて生きる人々ばかりと申しますが、なんのそんなものには執着も頓着もなく、猫ときのこの絵を描き、それでわずかに得るお金で、捨てられた猫たちを救いともに暮らし、日々を豪快に笑っておくる絵描きさんがいらっしゃいます。八ヶ岳の麓で一人で生きる「かじゅこ松島」さんです。
どんなに暮らしに押し迫られようと福祉に頼ることはなく、その生き様は仙人かはたまたもののけか、と思わせるものがあります。
今日は、そのかじゅこ松島さんをご紹介します。

まず、かじゅこさんの描いた猫を一匹お見せしましょう。

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どうです!? 威風堂々見事な風格ではありませんか。
では、11月のある日の八ヶ岳に向かうところから順を追ってご覧下さい。写真をクリックすると大きく見えます。

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JR中央線に乗って走っていると、三鷹の手前で富士山がくっきりと見えました。「おお〜、生富士山!」と感激しました。

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久しぶりにお会いしたかじゅこさん。髪を剃ってまるで聖僧のよう。

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膝に乗ってきた猫ちゃんと人間と話すように会話をされます。

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高齢で目がちょっとショボショボしている猫ちゃん。
かじゅこさんのお宅には、このような猫ちゃんが全部で三十匹もいます。一匹一匹との出会いを聴いていると、いかに身勝手な人間が多いかと思い知らされ、その猫ちゃんの受難の様に胸がしめつけられました。
でもかじゅこさんは、笑ってこう言います。
「ね、こうして生きている猫たち、美しいでしょう。命って、美しいってことなのよ、ね」

リポーターの独言
新聞に、「捨てられる猫があまりに哀れで、近所の捨て猫を拾ったら、後、アパートの前に置いていく人があとを絶たず、とうとうアパートを追い出され、たくさんの猫たちと八ヶ岳の麓に引越しをした画家の個展」という記事が載りました。
私はその会場に駆けつけました。

あれからもう二十年以上が経ちました。ひたすら貧しく猫たちを救いつづけるかじゅこさん。誰にも行政にも何も求めず、命の美しさを謳歌して絵を描いて生きる。人間の中では不公平そのものと見えますが、天のもとでは公正に豊なものを与えられていらっしゃるのでしょう。

私はかじゅこさんは福祉も行政も頼らず、と書きましたが、何年か前、かじゅこさんに電話をしても通じず、当時体調が悪いときいていましたので心配のあまり、町の福祉課に電話をして様子を見てほしい、とお願いしました。
その時、福祉課の女性の方が、「お一人暮らしですので、私たちの方でも何かと気配りをしていますのでご安心下さい」と言われました。
また今回、私ははじめてかじゅこさんの庵のようなお宅に伺ったのですが、その折乗ったタクシーの運転手さんが、「身体が不自由なので、病院へ行かれる時などタクシーを呼んでもらっているので、困った時には声をかけてくださいね、と気をつけているんですよ」と言われました。
福祉の原点ってこういうことかな・・・』とほっとするものがありました。

(佐々木和恵)

この記事のURLコメント(6)

Posted by 佐々木和恵 at 2007-12-01 00:06:06

ideさん、コメントありがとうございます。ご無沙汰してます。
ねこんさーとといえば、ideさんとはじめてお会いしたのはここでしたね〜♪ 懐かしいなぁ。
今年もねこんさーとでお会いしたいですね。行きませんか。 

Posted by ide at 2007-11-27 09:14:27

佐々木さん、ご無沙汰しています。先日、こちらの市でK子さんの個展かありました。その時、真春さんと3人で会えました。
かじゅこさんのネコンサートから何年になるのでしょう。今でも、廊下の壁に掛けた猫の絵を楽しんでいます。
富士山は市内至る所から見えますよ。育った東京の家からも見えましたが、こちらの方が近くて、空気も澄んでいますので。

Posted by SASAKI at 2007-11-25 23:55:49

シマシマさん、こんばんは。コメントありがとうございます。かじゅこ松島さんの絵葉書を購入していただけるとのこと嬉しい限りです。
明日かじゅこさんの個展を受け持っていらっしゃる画廊の方に連絡をしてみますね。わかり次第更新します。ほんとに嬉しいコメントをありがとうございます。感謝でいっぱいです。
お母様や叔母様に見ていただけましたら一層感激です。

Posted by シマシマ at 2007-11-25 19:18:14

かじゅこ松島さんの「猫の絵葉書」を注文のお願いが出来るものならば申し込みたい!!と強く思います。私は認知症の母・叔母に月に数通、絵はがきを書きます。文面は到って電報文のような数行の短さで絵に助けてもらっています。
母や叔母も認知症になっても猫や犬への慈しみは変わっておらず、かじゅ子松島さんのすばらしい絵はがきを届けたい!!と想いが募りました。
きっと私と同じ想いの方がいる・・・。
購入できるのであれば購入先情報をお願いをいたします。ご多用の中申し訳ありません。

Posted by SASAKI at 2007-11-19 09:35:57

カラスの女房さん、おはようございます。朝早くのコメントありがとうございます。清清しい空気が流れてきた気持がしました。
普段、仕事で出かける時は車を利用することが多いのですが、今回は自信がなかったので行きは電車、帰りは高速バスに乗ったのですが(行きはバスに乗り遅れたのでした。トホ)、そのおかげで美しい秋の風景を楽しみました。富士山には感動しました。カラスの女房さんはいつでも富士山が見られるのですか。素敵ですね〜!
かじゅこさんはほんとに自然体で心を束縛されていず、いい生き方をされているんだなぁと思いました。ご本人はこの貧しさは大変だ、と苦笑されていましたが。

Posted by カラスの女房 at 2007-11-19 05:45:16

今日18日日曜日、諏訪へ行く途中高速道路から八ヶ岳の紅葉を楽しみました。帰りは、富士見から韮崎、そして甲府に至るまでの国道20号線から夕暮れの富士山を眺めながらのドライブ。佐々木さんの撮影した富士山の写真眺めつつ思い出しています。富士山はほんとにいいですねえ。何度も車のフロントガラス越しに写真を撮ろうと思いましたが、やはり運転していたからね。それに車を停めて写真撮影するほどのこともないかなあ、と思いまして。山梨県に住んでるもので富士山の姿は見ようとすれば容易に見にいけますし。ところで、「かじゅこ松島」さんて素晴らしい人ですね。ほんとに聖人というか仙人みたいな人。心が洗われるような記事でした。

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