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<ボランティアの人々>12月15日に、手人形でミュージカル「木につながれた犬の話」を上演します:三鷹「またたびアンサンブル」

2007-12-03 00:19:14

前の記事でご紹介しました「またたびアンサンブル」と「木につながれた犬の話」の詳細です。
12月15日の上演には、三鷹近辺の方、ぜひお出かけ下さい。素敵なクリスマスになると思います。

■代表の「山崎かおるさん」と「またたびアンサンブル」の誕生
山崎かおるさんは、東京都内の小学校の音楽の先生です。
何年か前、八ヶ岳の麓で猫と鶏と犬と暮らす画家、かじゅこ松島さんと出会います。そこでかじゅこさんの生き様に大変な衝撃を受けたそうです。
ひとつ果物があれば、鳥のために庭の木々にさし、その残りを自分が食べる。厳寒の冬にストーブで焚く薪がなくなり、外の木材を切って使おうとするが、そこに虫が巣を作っていればそれには触れず、代わりに家具を燃やしてしまう・・・そんなかじゅこさんの生き様。
「自分にはできない生き方に、ショックを受けると共に憧れちゃったのね♪」
かおるさんは、宮崎アニメに出てくる少女のようないたずらっぽい眼差しで笑いました。

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稽古に打ち込むかおるさん(クリックをすると大きく見えます)
この出会いの年から、かおるさんは、自分に出来ることをして、かじゅこ松島さんと捨てられる猫や犬への支援をしたい、と思うようになりました。
そして、友人たちに自分の思いを語ったのです。たちまち賛同者が現れました。音楽の大好きな友人や教え子たちです。
・・・こうして、「またたびアンサンブル」というグループが誕生したのです。2000年のことでした。

■草も木も へびも小鳥も そして犬も猫も みんな おんなじ いきもの みんな おんなじ 命のおもさ
「またたびアンサンブル」の一回目の公演は、朗読と音楽によるものでした。会場は三鷹駅近くの喫茶店です。会場の壁にはかじゅこさんの猫の絵がたくさん飾られました。

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眠る猫 かじゅこ松島 絵

この日参加した人の言葉によれば、朗読と音楽と絵から溢れるオーラのような感動の波が、会場はおろかまち全体を満たしていった、ということです。
かおるさんとグループの皆さんは、それらの収益を、かじゅこさんの猫たちや犬たちに全部贈りました。

2003年から手人形のミュージカルをはじめました。
真実味のこもった物語の魅力、音楽や歌の素晴らしさに加えて、手作りの表情豊な人形の愛らしさやユニークさは、観衆の心を新たにとらえ、人気はどんどん広がっています。

さていよいよ、2007年の公演の日が目の前に迫ってきました。
12月15日(土) PM2:00/PM6:00 の二回公演。場所は三鷹市公会堂別館 3F 7号会議室。入場料は大人1000円、小学生300円、未就学児無料。
演目は、「木につながれた犬の話」。

「毎年、かじゅこさんの実際の暮らしを題材にしているんだけど、『木につながれた犬の話』も実話なの。原作は私が書いています。私はいつも、『草も木も へびも小鳥も そして犬も猫も みんな おんなじ いきもの みんな おんなじ 命のおもさ』という思いを心に抱いて物語を考える。かじゅこさんの暮らし、生き方そのものがこうなのだから・・・」と、かおるさんはまた宮崎アニメの少女のような目をして微笑みました。

■稽古場にて
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稽古場になっているかおるさんのお宅に着くと、かおるさんが保護されている猫ちゃんがお出迎え。

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脚色と演出とキャストの大谷さん。指示やだめだしの声はてきぱきとしていますが、役になるとひときわ美しい歌声に。

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普段はユーモアたっぷりの言葉と笑い声が印象的な平野さんですが、役に入ると深い声がろうろうと響きます。

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第一回目のねこんさーとで、劇団四季のキャットの主題歌を空に届けとばかりに歌い上げ、会場に感動の渦をおこした神谷さん。

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キャストとしてはもちろん、スタッフとしての仕事もいくつもこなし、会を支える岡田さん(向かって左)と金巻さん。

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バイオリンは坂部さん。フルートは高橋さんです。

■スタッフ・キャスト(「またたびアンサンブル」のホームページより)

主宰:山崎かおる
ピアノ担当。小学校教員。
またたびアンサンブルの大ボス。
公演演目の原作・作曲、ピアノからメンバーの食事作り(ビール付き)と、またたびの子猫老猫の世話に走り回っている。

朗読担当:新関和子
会社員。
深い思いやりを持って、朗読とともに温かい空気を届ける。
またたびアンサンブルの明るさの元!

歌担当:岡田あつ子
またたびアンサンブルの調理人の一人。
はちゃめちゃなまたたびあんさんぶるを影で冷静に支えてくれる、裏ボスでもある。

歌担当:平野治
公務員。
またたびあんさんぶるの司令塔。
冷静沈着にメンバーをまとめつつ、時に談笑の中には駄洒落で冷却効果も?
またたび一頼りになる人です!

歌担当:神谷恵美
都立府中西高校合唱部出身。
またたびの歌唱力を一手に引き受けひっぱっていく実力派。
その音楽や芝居の感性にはだれもが舌をまきます。

歌担当:大谷美有希
大妻中野女子高校合唱部出身。
歌担当ながら、影では公演演出・構成担当、Web管理及び宣伝美術、広告担当。何足ものわらじがはききれません。
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ご予約とお問い合わせは
またたびホームページ http://matatabi.hphappy.com/
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リポーターの独言
「またたびアンサンブル」の活動は、とても濃密ですが、メンバーの皆さん一人一人から発せられるものは実に軽やかで爽やかです。それは、ボランティアというひとつの枠の中でみんなの考え方を統一しようという流れや雰囲気がなく、それぞれの才能を生かしたこの活動がしたい、という自由さのゆえでしょう。
実際捨てられる猫や犬の問題を深くとらえていらっしゃるのは、代表の山崎かおるさんだけで、他の方は、そうしたかおるさんの意識や思考を尊重し、一緒に音楽活動に楽しく関わっている、という感じを受けます。それがこのボランティア活動を魅惑的にしているんですね。
何にしても、「またたびアンサンブル」の音楽は、本当に観ごたえ、聴きごたえのある素晴らしいものですよ。三鷹に近い方、12月15日にはぜひどうぞ!

(佐々木和恵)

この記事のURLコメント(4)

Posted by 佐々木和恵 at 2008-01-08 15:06:38

わー、猫又日記の著者、平野佳美さんではありあmせんか!!!すごい感激です!!!
今年は春からこうやって猫又さんたちに救われました。

Posted by 平野佳美 at 2008-01-08 08:50:05

コンサートは、体調が悪く途中で失礼してしまいました。
でも、猫又日記を持っていってよかった。佐々木和恵さんが読んでくださったのです。うちの猫又たちが設定しのだと思います。

Posted by 佐々木和恵 at 2007-12-16 01:17:30

かずこさん、こんばんは。コメント嬉しく嬉しく拝見しました! 昼の部に行かれたのですね〜。私は夕方の部に行って、11時過ぎに帰り今パソコンを開いたところでした。
ほんとに、演奏、歌声、物語、感動しましたね〜。言葉のひとつひとつが生きていて、歌を歌う方がそれを大事に噛み締めていらっしゃって素敵でした。
手人形の可愛らしさとリアルさもよかったです。
今度いつかお会いしたいですね。

Posted by かずこ at 2007-12-15 23:05:35

今日は、昼の部のねこんさーとを見に行きました。みなさん、一人一人の歌声の美しいこと、ピアノ、フルート、バイオリン、オーボエ等のすばらしい音色なこと。
「木につながれた犬の話」では、迎えにきてくれることを信じて疑わない犬、けっして迎えがくることは無い。切なさに涙が流れました。このまま犬が息絶えたら切なすぎましたが、あたたかい人の手にすくわれて、一息つけました。
最後のアンコールは、「またたびアンサンブル」のテーマソング、<僕達、私達が持ってるものは、この体とこの命だけ♪持ってるものはそれだけなのに、それまで奪わないで、>というような内容だったかな? これにもまぶたがうるうると、思わず泣き出しそうに・・・そうだわ、たしかにそうだ。自分の体と命だけ、、、それを奪う権利が何処にあるって言うの?
とにかく、美しい歌声に、魅了されました。

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