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カウンセラー 永原伸彦さんのまなざし<修正しようとするのではなく、その人の“今”を認める>

2008-09-30 02:23:18

十数年前、私はあるボランティア活動に参加するために、研修を受けていました。研修は、一般教養、心理学などのカリキュラムが組まれており、中でも重きをおかれていたのがカウンセリングの講座で、何人もの講師の先生がいらっしゃいました。そのお一人が、永原伸彦先生でした。

どの先生の講座もそれぞれの理念のもと、私たち受講生の体験をも引き出しながら進められ、緊張感と刺激のともなう興味深い勉強でした。
特に永原先生の講座は印象的でした。ご自分の理念を教え与えることに重きをおくのではなく、受講生一人ひとりが話すことを篤実に受け止められ、受講生は、自分が理解されているという安心感、充足感を覚えたのでした。言葉を変えれば、それは、「癒された」というものであったのだろうと思います。

私は、父親の介護の手伝いをしなくてはならなくなり、まもなくそのボランティアをやめ、永原先生の教えを受けることはなくなりましたが、自分が何らかの苦悩を抱えたり、社会に理由なき無差別殺人と言われる出来事が起きた時など、『永原先生だったらどのようにとらえられるだろう・・・』とよく思いました。

今年に入ってから、数人の同世代の友人と集まる機会があり、期せずして一人の人から、普段は真面目にサラリーマン生活を送っていた息子が、突然会社をやめ、引きこもり状態になった、自殺や事件が心配だ、という話が出ました。それを機に、他の人たちからも、そのようなことが身近にあるという話が次々に明かされました。

私は、この日を機に、『身近な人間が、社会に順応できなくて苦しんでいる時、どのように対したらいいか』を永原伸彦先生に伺ってみたいという思いを強くするようになり、このたびその機会を得ました。

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認知症予防の「回想法」の活動をされている赤嶺愛子さんの旅行記<何でも見てやろう!93歳ミャンマーを行く>

2008-06-10 01:32:28

「のんびる」2007年4月号と、当ブログ2007年2月1日の記事、「回想法を知っていますか?」でご紹介しています、心療回想士で「NPO法人 龍ヶ崎回想法センター」の主宰者、赤嶺愛子さんから、表題の旅行記が届きました。

ここにあります、“93歳“は赤嶺さんのお母様のふくさんのことです。ふくさんは、骨折で入院して以降、要介護4の認知症と診断された方です。
赤嶺さんは、もとのように矍鑠としたお母様に戻ってほしいと、日夜回想法を心がけ、そしてついに、要介護1まで回復されたということです。

なんとそのお母様、93歳で海外まで行ってこられたのですね。素晴らしい。
認知症のご家族を介護されている人に、何らかの参考や勇気付けになればと思い、旅行記を転載させていただきました。ぜひご覧下さい。

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≪特定非営利活動法人・こえとことばとこころの部屋≫この春のイベント

2008-03-23 14:03:29

ブログ探訪をしていると、「ん♪」と何かが心に響いてきて、中をしげしげと覗き見てしまうことがあります。これを私は、“net e-出会い”と称しています。
要介護4の夫を自宅で介護している私は、外に出かけて行って、誰かと出会う機会が少なくなっていますから、このe-出会いはとても大切です。

「特定非営利活動法人・こえとことばとこころの部屋」もそうした出会いのブログです。
名称に“こえとことばとこころ”とついていることから、私は、この団体は、表現の力と、表現する根底に在るパッションを信じて活動されているのかな、と思いました。

その後、ホームページやメルマガなどで実際の活動を知ってきたのですが、思った通り、「表現」を通して、さまざまな支援活動をされているのですね。その支援は、支援の必要な人たちの、自立・自律を育む事業を行ない、社会や地域の問題解決の力となるように取り組む、というもので、市民交流窓口となるココルームを運営しながら、ニート、ホームレス、障害者の人たちが抱える社会的な問題にコミットをはかっていらっしゃるようです。

それでは、「特定非営利活動法人・こえとことばとこころの部屋」の今年の春のイペントを、ココルーム発行の「ぼえ犬通信」からご紹介しましょう。

すでに期日が過ぎたものもあり、また場所が大阪ですので、遠路の方は無理かもしれませんが、お近くの方、間に合うものの中から、関心のあるイベントがありましたら、ぜひ出かけてみてください。

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さいたま演劇集団「YOU」の公演、「煙が目にしみる」にみる、“人生の完結”

2008-03-17 09:03:59

作家、演出家、監督など何かを表現する人が、よく「誰かが見てくれて完結する」と言われるのを聞いたことはありませんか。

私は、この「煙が目にしみる」を観たあと、「人は死んで、生命の終わりという上で完結を迎えるが、人生の完結は、死だけではないのだ」という感慨にふけりました。

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<身近な動物との「共生」について、小学校の飼育係の生徒たちと話し合う> 茨城県結城市

2008-02-29 01:08:40

春のようにあたたかな二月のある日、茨城県結城市の結城小学校に行きました。
結城市は、茨城県の西の方にある鎌倉時代からの城下町で、その面影を残しながら、新しい家並みも広がる、新旧が調和した落ち着いた清潔な印象のまちです。
特産品の結城紬(常陸紬)は、国の重要無形文化財にもなっています。

結城小学校は、そうした格調あるまちのなかほどに、桜の木に囲まれるようにしてありました。
お訪ねたした目的は、当ブログにも登場していただいています、ゆうき動物病院の院長先生で、大学の先生もされています安藤先生のご紹介で、五年生、六年生の動物飼育係の生徒たちと動物について話し合うためでした。
私は、紙芝居を抱えて、「身近な動物(ペット)との共生について話し合いができたらいいな」と、ドキドキしながら訪ねたのでした。

では、その様子を写真を交えながらご紹介しましょう。

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人生のセカンドリーグを迎えて何かしたいと思っている方、『朗読』はいかがですか?

2007-12-21 00:05:53

当ブログの2007-05-15に、『朗読に魅せられ 魅せます』というタイトルで、「与野朗読の会」の方々をご紹介しています。

あの中で演出を担当されていた板垣正義さんが、「小法師プロ」を立ち上げ、12月22日、夕方6時半から、さいたま芸術劇場映像ホールで、朗読をされます。入場料は1900円です。

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<ボランティアの人々>12月15日に、手人形でミュージカル「木につながれた犬の話」を上演します:三鷹「またたびアンサンブル」

2007-12-03 00:19:14

前の記事でご紹介しました「またたびアンサンブル」と「木につながれた犬の話」の詳細です。
12月15日の上演には、三鷹近辺の方、ぜひお出かけ下さい。素敵なクリスマスになると思います。

■代表の「山崎かおるさん」と「またたびアンサンブル」の誕生
山崎かおるさんは、東京都内の小学校の音楽の先生です。
何年か前、八ヶ岳の麓で猫と鶏と犬と暮らす画家、かじゅこ松島さんと出会います。そこでかじゅこさんの生き様に大変な衝撃を受けたそうです。
ひとつ果物があれば、鳥のために庭の木々にさし、その残りを自分が食べる。厳寒の冬にストーブで焚く薪がなくなり、外の木材を切って使おうとするが、そこに虫が巣を作っていればそれには触れず、代わりに家具を燃やしてしまう・・・そんなかじゅこさんの生き様。
「自分にはできない生き方に、ショックを受けると共に憧れちゃったのね♪」
かおるさんは、宮崎アニメに出てくる少女のようないたずらっぽい眼差しで笑いました。

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稽古に打ち込むかおるさん(クリックをすると大きく見えます)

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「またたびアンサンブル」による「ねこんさーと♪」上演のお知らせ

2007-11-22 12:31:00

またたびアンサンブル? ねこんさーと?・・・猫に関係のあるコンサート?
そうなんです! 「またたびアンサンブル」は、前の記事でご紹介した、八ヶ岳の麓で、たくさんの捨てられた猫たちと暮らす猫の絵の画家、かじゅこ松島さんを応援するために結成された音楽グループです。

そして、年に一回、音楽会と手人形を使ったミュージカル「ねこんさーと♪」を開催されているのです。

今年2007年は、「7たび またたび ねこんさーと♪」と題して、12月15日(土)の上演です。

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人<八ヶ岳の麓で命を慈しみ清貧に生きる画家 かじゅこ松島さん>

2007-11-18 01:53:17

世は物質主義がはびこり、老いも若きもお金の方向を向いて生きる人々ばかりと申しますが、なんのそんなものには執着も頓着もなく、猫ときのこの絵を描き、それでわずかに得るお金で、捨てられた猫たちを救いともに暮らし、日々を豪快に笑っておくる絵描きさんがいらっしゃいます。八ヶ岳の麓で一人で生きる「かじゅこ松島」さんです。
どんなに暮らしに押し迫られようと福祉に頼ることはなく、その生き様は仙人かはたまたもののけか、と思わせるものがあります。
今日は、そのかじゅこ松島さんをご紹介します。

まず、かじゅこさんの描いた猫を一匹お見せしましょう。

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どうです!? 威風堂々見事な風格ではありませんか。

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<シルバーリハビリ体操ですよ♪>地域包括指導センター in 茨城県八千代町

2007-10-08 00:18:40

当ブログの8月30日の記事『攻めるも守るもこの一線:シルバーリハビリ体操指導士の相馬順子さん<地域包括指導センター in 八千代町>』で、指導士の相馬順子さんをご紹介しましたが、今回は相馬さんが指導される体操の様子を、現場生中継風にリポートします。

まず、体操の説明からです。(写真をクリックすると大きくなります)

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「今日は、『つまづかない・転ばない!』ための体操です。無理なく楽しくやりましょう」

「みなさん、うちの嫁さんは私のことをちっともかまってくれない・・・などグチっていませんか。そんなグチは、人を頼る心が言わせているんですよ。自分のことは自分で守る、という心構えをしっかり持って生きましょうね。合言葉は、『いぶし銀のシルバーを目指して!』ですよ」

シルバーリハビリ体操指導士の相馬順子さんのこのように力強い言葉から、シルバーリハビリ体操教室が始まりました。今回の参加者は役場の担当者の中山里絵さん、ボランティアでサポーターをつとめる大里君子さんを含めて24名です。

体操が始まりました。みんなで椅子を動かして輪になりました。

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まず相馬さんが自らお手本を見せます。

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「1は、一歩踏み出し、筋肉を伸ばす・・・これは腰を持ち上げる大切な筋肉のための体操です」

みなさんは相馬さんの動きを真剣に見ながら続けます。
「体操は、身体の動きだけではなく、呼吸も大事なんですよ。軽く息をはき、大きく吸う。ハイ、軽く息をはいて〜、そう、大きく吸います〜、ふぅ〜、はぁ~、ふぅ~、はぁ~・・・」

「2は、片膝押さえてかかとをアップ・・・膝に両手をのせ、かかとをあげて、膝にのせた両手で押す・・・これをやっておくと、歩くのが楽になりますよ」

「3は、片膝押さえて足底アップ・・・つま先を引っ掛けて転倒しないための運動です」

手助けをするサポーターの大里さん。

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「4は、肘と膝を空中でタッチ・・・脚をあげる筋肉を強くし、歩く能力を高めます」

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「5は、上体ひねって、肘・膝空中タッチ・・・身体のバランス感覚を養いますよ。タッチする時、息を吐くのが大事。リズミカルにね」

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「6は、肩の水平保って足底アップ・・・足底を上げる時、膝は曲げないで」

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「7は、脚の前後運動を徐々にスピードアップ・・・目線を下に向けずに、前方を見て背筋を伸ばしましょう」
この写真では緑色のビニールテープが床にはってありますが、このように印をつけ、前後にしっかりまたぐのが大事です。

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ここでは歌に合わせて動きました。でんでん虫の替え歌です。『いつでも どこでも ひとりでも〜
一にち 一ミリ 一グラム
にこにこ いきいき つづけましょう』

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歌を歌いながら体操をすると、自然に動きが元気になり、表情が楽しそうになりますね。会場に笑い声もあがりました。

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不登校<我が息子の場合=谷川晴美さんに聴く>

2007-09-29 09:59:02

不登校とは? ウィキペディア(Wikipedia)に寄ると(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E7%99%BB%E6%A0%A1)、下のようになります。
不登校(ふとうこう)とは、広義には在籍の有無にかかわらず学校に登校しない状態のこと。日本の一般的な用法では、経済的理由や、病期による長期入院等を除いて、在籍していながら学校にある程度の期間登校していない状態のこと。別称で「登校拒否(とうこうきょひ)」とも言う。
(管理人の註:最近では「不通校」と言われてきているようですね)

ある一定の年齢まで学校へ行くのは当たり前、となっている社会の中で、子供が学校に行かなくなるというのは、親にとって何らかの苦しみや不安や迷いをもたらせるものでしょう。しかも世はごくわずかの人を除いて、学歴崇拝の人々によってつくられている、と言っても過言ではなく、そんな中子供が学校へ行かなくなったら、何らかの形で親の精神を圧迫するのは容易に想像できます。だからこその、「不登校」をめぐってのさまざまな論議も出ています。

そこで、「子供が不登校になった」谷川晴美さんに、その時の心境や、その後何を考えどのようにされ、そして現在はどうされているのかをお話していただきました。

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高齢者の交通安全

2007-09-11 01:26:13

交通事故による死者数は、ここ10年間では減少傾向が続き、年齢層別にみても、各年齢層とも減少しているそうです。ところが、65歳以上の高齢者については、死者数が年々増加しているということです。
そこで、高齢者が事故にあわないようにするにはどうしたらいいかを知るために、2007年9月5日に茨城県八千代町の公民館で開かれた、『いきいきシルバードライバーセミナー』を受講してきました。


この

「歩行者の皆さん、『車が止まってくれるだろう・・・』と思っていませんか?」
「シルバードライバーの皆さん、『つもり運転』していませんか・・・?」

会場に集まったシルバー世代の皆さんに、真剣に語りかけるのは、茨城県下妻警察署の交通課の課長さんです。2007年9月19日から道路交通法が改正になりますから、高齢者の皆さんによく理解もらって、違反や事故がないようにという願いがこもっているのがよく伝わってきました。(写真をクリックすると大きくなります)

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シルバードライバーの一人である私も、いただいたチラシを見ながら、運転者として、歩行者として、気をつけなくてはならないことを襟を正して聞きました。

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講義は、シルバー世代に注意を促すだけでなく、運転をする人、歩行者全般への注意にも及びました。特に飲酒運転をなくすためのお話は熱が入っていました。

「運転する前は、お酒を呑んではいけないのは皆さんわかっていると思いますが、運転する人にお酒を出してもいけないことはわかってましたか?」
「へ〜、そうなんかね〜」とちょっとびっくりした人、「そりゃ、当たり前だワ」とわかっている人、ちょうど半々のリアクションでした。

「お酒を呑んだ人の車に、『ちょっとそこまで乗せてくれや』と同乗してはいけません。呑んでいる運転者の車に、誰かを乗せさせてもいけません。今度の改正から罰金ですよ」
「ありゃ、知らなかった・・・」「気をつけねば・・・ね」とお隣の人と頷き合う声。

「お酒を呑んだ人から、『車を貸してくれ』と言われたらどうしますか?」
「そりゃ断るさぁ」「危ないから貸せんでしょ」という返事に、課長さんは、「そうです! どんな事情があっても、酒を呑んだ人に車を貸してはいけません」と笑顔できっぱり。

シートベルトをつけましょうというお話しもありました。
「皆さん、運転する時はもちろん、助手席に乗ってる時も、シートベルトをつけますね。法律が改定になって、後部座席の人も、シートベルトをつけなければならなくなります。
不幸にして事故にあった時、シートベルトをつけていた場合とつけていなかった場合の死亡率、怪我の重さは、大分違うんですよ。つけていれば助かった命が沢山あります。シートベルトをつけるのは面倒だとか、窮屈だと思わないで、車に乗ったらまずシートベルトを忘れない! ですよ」


次は、茨城県警察本部交通企画課巡視さんの、腹話術、絵、絵カードを使った楽しい指導です。

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介護の現場から<ケアマネージャー 川村百可さん>

2007-08-31 23:14:13

介護を受けようとする場合、最初にお会いし、お話しするのはケアマネージャー(正式には介護支援専門員という)さんです。ケアマネージャーさんは、介護を受ける人の話を聴き、身体や精神状態、家庭環境などを見て、この人はどのような介護、医療のサービスを受けるといいのか、受けられるのか、総合的な判断をし、その人にあったサービスのプランを立て調整をします。
そして要介護者が介護を受け始めてから、職員さんにはなかなかいいにくい、けど、改善してもらいたい、ということがあった時、ケアマネージャーさんに相談すれば、間に入っていい形になるようにしてもらえるのです。
そうなのです、ケアマネージャーさんは、言うなれば『介護の要』、要介護者にとって、とても頼れる人なのです。

でもこれって、ケアマネージャーさんの方からすると、気苦労の多い仕事ですね。要介護者や家族の中には、気難しいワガママな人もいるでしょうから。(例えば私のような・・・。笑)
そこで、茨城県八千代町の『たけの調剤薬局』に勤務して、多くの介護を受けている人や家族から信頼を受け、溌剌とこの仕事をされている、若きケアマネージャー川村百可さんに、ケアマネージャーの仕事について語っていただきました。

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図書館が”ぼっち”になればいい<茨城県・八千代町図書館司書、山中治雄さんの生涯>

2007-08-19 07:48:13

茨城県八千代町図書館司書、「山中治雄さん」をご紹介します。
無名の一司書に過ぎなかった山中さん。でも多くの人が、彼の人柄と志を決して忘れることはないでしょう。


町の「図書室」
私がはじめて山中さんに会ったのは、ここ八千代町に引っ越しをしてきた1991年の後のことです。児童文学に取り組んでいた私は、移転してきて真っ先に探したのは図書館でした。でも当時は八千代町には「図書館」はなく、公民館の中に、こじんまりとした「図書室」があるだけでした。

何度かその図書室に通ううちに、私は、若い二人の職員の方と、お話しするようになりました。お二人は、読書量が豊かで、どの分野にも詳しく、何よりひきつけられたのは、「本の持つ力」を信じ、「町の子供や大人に図書館を作りたい」という深い願いを抱いていらっしゃることでした。

実際にお二人は、それが実現する日のために、司書として必要なこと、全国の図書館の様子、本の出版の状況など、多岐にわたってそれはよく勉強されているのがちょっとした会話を通して伝わってきました。
この二人の方のうちの一人が、山中治雄さんでした。

ついに町の「図書館」に

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そして、1999年7月、ついに「八千代町図書館」がオープンしました。

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明るい広々とした館内には、いつ行っても、山中さんの穏やかな笑顔がありました。

ですが、2006年、7月14日、山中さんは亡くなりました。享年48歳。

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介護の現場から<遠山昭雄さんと紙芝居と歌>

2007-08-11 13:44:22

このブログの7月5日の記事『紙芝居の革命児、遠山昭雄さん監修の本<はじめよう老人ケアに紙芝居>』で、遠山昭雄さんをご紹介していますが、再び遠山昭雄さんに登場していただきました。
お話しいただいた内容を振り返って見ますと、介護制度そのものについて、こどもの発達と老いの持つ相違点、介護予防の陥りやすい問題点などなど、貴重なご意見がいっぱいありました。
でも、「遠山さんといえば表現を通して高齢者の方の心に並ぶ」という印象が強く、そちらに引張られるのです。

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私のボランティア<紙芝居ボランティア「あじさいの会」伊藤節子さん、木崎由美子さん、松本妙子さん>

2007-08-03 15:14:55

「ボランティア」に対して、このブログを読んで下さる皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?
「ボランティア、と聞いて真っ先に浮かぶ言葉は?」と、30代から50代の何人かの人に訊ねてみました。
すると、「う〜ん、そうねぇ・・・ヒマ・・・かな?」「ボランティアねぇ・・・昔は熱心にやったけど、今はやめたの。残ったのは疲れだけ」「立派だとおもうけど、私はやらない。イマイチ心が動かない」「生活を維持するのにいっぱいいっぱい、とても出来ない」などという言葉が返ってきました。中には、「善意の押し付け」「規約が堅苦しい」「偽善」など取り付く島もない言い方をする人もいました。
『へぇ、ずいぶんネガティブでイージーなイメージなんだなぁ・・・』と私は驚きとともにちょっとガッカリしました。
現代のボランティアは、「社会参加」「自立あっての活動」など、社会的にも明確な位置づけと評価があり、人々の意識は、ボランティアに重要性と充実感を寄せているものだと思っていたからです。

そこで、このブログで、ボランティア活動を実際にやっている人たちに時々登場していただき、その人その人のボランティア観を伺ってみようと思いました。
自由に語っていただく中から、「ボランティア」の意味が見えてきて、「自分もやってみよう」と誰かの意欲をほんの少しでもそそることができましたら、こんな嬉しいことはありません。

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祭りだ、祭りだ!

2007-07-22 23:33:26

7月と言ったら夏祭りのシーズン。21日、22日は茨城県八千代町の新地でも、天満宮のお祭りが執り行われ、御神輿の行列がありました。
そこで、ここらでちょっと、夏祭りを楽しみましょう!

お祭り? それって、福祉に関係あるの? 
ええ、ありますとも! お祭りは、古代から、疫病防止、五穀豊穣、家内安全、安産、それから国や地域の平和を祈る心が興してきたもののようではありませぬか、これぞ福祉の原点、ですね!♪ 
それに天満宮は、学問の神様、菅原道真公を祀った合格祈願の神社、と相場が決まっております。学問、合格祈願、すなわち教育。教育と言えばやっぱり福祉にもつながります♪

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祭りの翌日に撮影した「新地舘澤天満宮」。いかにも豊年満作、家内安全の祈りを終えて休んでいらっしゃる、という佇まいである。
八千代町は、夏にはメロン、冬には白菜が豊に収穫される町である。天満宮様は学問の神様ながら、メロンと白菜が美味しく育つのを、ここから見守っていらっしゃるのですね。

「東蕗田天満社」と兼務されている宮司の蕗田栄子さん、禰宜の蕗田真弓さんからいただいた資料によると、この神社は創立年代は不詳。沢の上に城廊を構えた処なので舘澤といい、そこに菅原公を祀ったので「舘澤天満宮」というのだそうです。11月25日の例祭には、皮膚病の神として山せうの樹を奉納する風習があるそうです。

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地区の各戸に配られた御札。

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紙芝居ボランティア<「あじさいの会」の伊藤節子さん、木崎由美子さん、松本妙子さんの楽しい紙芝居>

2007-07-21 08:20:30

「練馬ゆめの木」で行われた手品と紙芝居。今日は紙芝居のご紹介です。

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「いもころがし」のはじまりはじまり〜

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和尚さんと小僧さんたちのユーモラスなとんちのお話

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「いもころがし」が終わって、「今度は、皆さんがよくご存知の紙芝居を始めます」と挨拶する、向かって左から木崎さん、真ん中が松本さん、右側が伊藤さん・・・あれ? 伊藤さんのそばに、もう一人可愛い女の子がいますね。そうです、腹話術の人形ななちゃんです


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ななちゃんの「ももたろう」が始まりました。ななちゃんは、桃からももたろうが現れると、「あれ〜、この子、はだかんぼだよ〜」と言ったりします。その可愛らしさ、テンポのよさに、会場の皆さん、真剣に見入ります

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鬼がひっくりかえっています。ももたろうが悪い鬼を負かしたのです。「ももたろう、強いなぁ」とななちゃん。会場の皆さんは拍手喝采

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日高由布雄さんの手品ですよ<介護老人施設「練馬ゆめの木」>

2007-07-09 00:56:04

前回の記事でご紹介しました「はじめよう老人ケアに紙芝居」の著者・監修の遠山昭雄さんが勤務されている『介護老人施設「練馬ゆめの木」』では、月に一度、遠山さんの紙芝居の実演や、ボランティアの方に寄るイベントを開催して、施設の皆さんに楽しんでもらいます。
私がお訪ねしたこの日、日高由布雄さんによる手品と、「あじさいの会」の方による紙芝居が行われました。
まず、日高さんの手品をお見せしましょう。(写真撮影が不出来ですみません。写真をクリックすると、大きくなりますよ)

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右手の人差し指の白いキャップ。見えますか?

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これを手のひらの中に隠して〜

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パ! あ、キャップが消えた!

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あ〜、こんなところにあった〜(写真ではよくわかりませんが、前列の利用者の方の頭からキャップが出てきましたよ!?)

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さぁ、今後はカップラーメンのカップを使って・・・カップを伏せて、底の上に赤いものがあるのが見えますか? さぁ、種もしかけもないこのカップを重ねたら・・・ハイ、消えました。

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ロープの手品です。これを真ん中から切ってしまいます。・・・二人の方にひっぱってもらいます。

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するとあら不思議、ロープはピーンと一本に繋がりました。

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最後は一枚の白い紙が、たくさんのお札になる手品です。写真でも見えるでしょう? いっぱいになったお札を持って嬉しそうな日高さん。

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「駄菓子屋よいこ」に集まる人々<縁日復活ストーリー in 取手>

2007-06-19 03:06:21

「50年前の、私が10歳の頃、お大師様の縁日といったらそれは素晴らしい賑わいだったのよ。毎月21日に、取手駅の東口から長禅寺に続くお大師通りには出店が隙間がないくらいに並んで、近隣の農家のお嫁さんたちは、普段は土にまみれるようにして働きづめだったけど、この日は一張羅を着てお洒落をして出かけるの。買い物をし、そして友人との語らいを楽しむ。男の人たちは夜更けまでお酒を飲み交わす。子供たちもお小遣いをもらい、目を輝かせて出店を回る。・・・縁日は、娯楽がない時代の、みんなの気持ちを明るく楽しくさせて、明日の活力を養ってくれる灯火のようなものだった。それが、40年前ぐらいからだんだんさびれ、いつの間にか消えてしまった。その後、あんなに活気のあった取手のまちが寂しくなってしまったの。昔のように縁日が戻ったら、どんなにいいだろう」。・・・居酒屋を営む工藤悦子さんは、店に来た数人の若者に愚痴のようにこう話しました。この愚痴が、取手のお大師様の縁日を復活させる物語のはじまりとなったのです。<写真はクリックして見て下さい。大きくなります>

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『駄菓子屋よいこ』の店と工藤悦子さん

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こどもとペット

2007-04-29 00:36:55

前回の記事に、茨城県の結城小学校の獣医先生の活動や思いを紹介していますが、今回は、その安藤先生に生き物の飼育の方法や習性を習った結城小学校の飼育委員会の6年生、5年生が送った手紙をご紹介します。
この手紙を読みますと、こどもたちは動物のことについて、心のこもった指導を受けると、指導者の気持をも吸収し、一層動物への関心と愛情を深めるのだ、ということがわかります。手紙は、しっかりとした字と文章力で、生き物への愛情を表わしていて、結城小学校の飼育委員会の生徒たちの素晴らしさに感動しました。
大人の生き物への姿勢や心持ちが温かいものであるか非情なものであるかは、こどもの命に対する感じ方、考え方に大きく影響していく気がします。教育や福祉の観点からも、生き物、特に身近に飼っているペットを、家族や友達として大切にしていきたいものです。


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<安藤先生へ>
Uさんの手紙
先日はいそがしい中、私達のために来てくれてありがとうございました。
先生のおかげで、いままで知らなかったことも分りました。
私達はもう6年生なので、来年は飼育委員会にはなれませんが、この間教えてもらったことを生かして、これからも動物のことを色々知っていきたいです。
たまごの生みやすい環境や、うさぎのだき方など、赤い血を出したら病気だということなどを教えてくれてありがとうございました。

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Tさんより
先月は、インコやニワトリ、うさぎの事を教えてくれてありがとうございました。うさぎが赤い血をだしているのは病気だと言う事が分りました。

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Kさんより
先日は、いろいろな質問に答えて下さってありがとうございました。
うさぎの心ぞうは速いということを知り、すごくびっくりしました。ニワトリやインコがなかなか卵を生まないので心配しましたが、安藤先生が来て下さった次の週に、クジャクが卵を二つ生みました。クジャクはずっと卵を生んでいなかったので、私にとってはすごくうれしいでき事でした。インコの卵はあいかわらずかえりませんが、この一年間でいっこでもいいからかえらせたいです。

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Yさんより
安藤先生のおかげでみんな動物の接し方も変わったようで、みんな動物をかわいがってあげています。

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Oくんより
教えてもらったことをいかし、飼育委員としての自覚を持って、小鳥やにわとり、うさぎの世話をしていこうと思います。

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Eくんより
安藤先生のおかげでぼくたちには、動物のことが分ってとても勉強になりました。安藤先生もこれからもがんばってください。本当にありがとうございました。

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Eさんより
来てくれてありがとうございます。インコの♂と♀の見分け方とかわかりました。あとあのうさぎの心ぞうの音ですがとてもびっくりしました。あの速さまだおぼえています。その日は家族に教えたほどですから。

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Mくんより
兎の持ち方は首の後ろをつかんでかかえるように持つとは知らなかったけど、先生が教えてくれたのでしっかりとおぼえることができました。ほかにもニワトリのふしぎだったことも教えてくれたので、今飼育にとても役立っています。

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Sくんより
動物が病気になったらどうするかがよく分りました。

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Hくんより
これからもにわとりやうさぎのせわをがんばります。

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Uさんより
わたしが一番はっきり覚えている事は、うさぎのみゃくの早さです。
自分のみゃくの音はゆっくりなのにうさぎはとても早くておどろきました。小さければ小さいほど早いのならねずみや小鳥はもっと早いのかなぁ〜、と思いました。またぞうは大きいから、とってもおそいのかなぁとも思いました。
そのほかにもうさぎのだき方も印象に残っています。首の皮を持つやり方にはおどろきました。
とにかく、楽しくておどろきの時間をありがとうございました。これからも動物を大切にしていきます。

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Kさんより
自分の心臓の音はドクンドクンだったけど、うさぎの心臓の音はドクドクドクドクとはやかったですね!

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5年 Mくんより
ウサギの持ち方や、ウサギのオスかメスかみくらべるのをおしえてくれて、どうもありがとうございました。大人になってもおぼえていたいです。

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5年 Nくんより
ぼくは一番おとなしいモイスチャーをだきました。先生が言ったやり方でやったら、フツーにだっこができました。いつもらんぼうにだっこしているけどそのやり方でやったらちゃんとだっこができました。

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5年 Sさんより
今では、うさぎのめんどうを見るのがたいへん楽しいです。

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5年 Fくんより
いっしょうけんめい勉強してしょうらいは安藤先生のようなじゅう医になりたいです。

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5年 Nくんより
おかげでうさぎも暴れないで持てるようになりました。

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5年 Iさんより
私はハムスターをかっています。オスをかっていて名前はハムと言います。あつい夏をのりきるためにすずしいところにおき、水、えさは毎日とりかえています。

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獣医先生の願い<動物にも命があるんだよ。それを感じてもらいたい>

2007-04-23 04:12:40

茨城県結城市の『ゆうき動物病院』の安藤先生は、小学校のうさぎやモルモットたち、動物の病気を治す先生です。「うさぎが元気がないんです。」「モルモットが何も食べない。」などの連絡があると、急いで学校に行って診察をし治療をします。
でも、安藤先生の仕事はそれだけではありません。「学校の生徒たちに、生き物の飼い方の指導をし、動物にも命があることを伝える。」という大事な仕事があるのです。


どう教えていくか難しい
茨城県では、学校の生き物の健康を管理する『学校獣医制度』があって、各小学校には、獣医師がついて、学校の生き物の健康を守ったり、生徒に飼い方の指導をしています。そうすることを通して、こどもの心に、優しさや親切心、自分より弱い立場のもの、力のないものをいたわる気持が、自然に育まれることを願うのです。
安藤先生はそうした獣医先生の一人なのです。
「私は、まず動物にも命があるんだよ、ということを、生徒にわかってほしい。それを感じることから、命そのものもみんなも大事にしていくことになっていくと思うんです。」と安藤先生はまず言われました。
「動物にも命がある、命は大切にしようということは、言葉で言うのは簡単に言えますが、実際にわかるように伝えるのは難しいのでは?」と訊きますと、「そうなんですよ。」と、安藤先生は大きく頷きました。
「でも、いい方法があるんですよ。」とにっこりと続けました。
「私が担当している小学校はうさぎやモルモットを飼っているのですが、その動物を、生徒たちに抱かせるのです。そうすると、うさぎもモルモットも体温があって温かい。心臓がとくとくとくとく動いているでしょ。・・・生徒は、それを感じると、『あ』としばらくそのまま黙っている。・・・もうこの瞬間、この温かさ、心臓の鼓動は、自分と同じ命なんだ、ということがわかったんですね。わかったら、その生き物を大事に思う。命を大事に思うんです。」
この時の安藤先生の顔は、本当に嬉しそうでした。

でも、問題もある
それは、鳥インフルエンザ等の病気のことです。動物から人に感染する病気のことが新聞やテレビで報道されると、保護者から、「こどもに生き物の世話はさせないでほしい。」という要望が出るのです。
「お父さんやお母さんの心配はもっともなのですが、実際は、本当に感染する病気はそんなにないのです。また、噛まれないようにする、排泄物を素手でさわらないなど、正しく世話をすればまず心配はない。かえって過度に警戒して、徹底的に生き物を嫌うことを植えつける方が、人格形成の上でよくない影響を与えると思うんですよ。生き物の習性を知り、この生き物にはどう接したらいいか、こういうことはしてはいけないなどを学んで、生き物とは親近感を持つ接し方をしていった方がいいと思います。アレルギーの生徒は動物にさわらせない、そばに寄らせないようにしますが、生き物が悪いと意味づけるようにはしませんね。命を大切にするということは、自分を大切にすることに繋がり、それはそのまま他者を大切にすることですからね。いつでも、自分より小さな、あるいは弱い生き物を守る気持を感じていたいですね。」

悩みもあります
安藤先生の悩みは、「学校の先生が、前述の考えを理解してくれなくて、動物の世話もいいかげんに済ましてそれでいいと思っている人がいる。かと思うと、先生がつきっきりで、生徒がさわろうとすると、汚いとか危ないとか言って物のように扱ってしまうこともある。」ことと、「文部省は、動物の命を大事にする、という通達をしてくるのに、治療費などの補助の予算をとってくれない。命のあるものは病気や怪我をすることもあるのですから、大事にする教育を考えているなら、治療費等を考えた予算をとるのは当然でしょう。」ということだそうです。
「こんな風に土台があやふやで、愛情持った正しい管理が行き渡らないから、うさぎは増え放題だったり、病気で次々死に、死んだうさぎがそのまま放置してある、ということもあるんですよ。生き物にも生徒にもこんな状態はいいわけないでしょう。」
穏やかな安藤先生がちょっと強い口調になりました。

ほのぼのと嬉しい
「動物とこどもとの関わりは、大人の考えや思惑などがありますから、動物にさわってみたくてもさわれなくて、結局、動物の体温や鼓動を体感できないまま過ぎてしまうこどももいるわけですが、病気が治ったうさぎがまた元気に小屋の中を歩いているのを見て、ぱあっと顔が輝きます。そういう様子を見ると、「こどもは本来は動物、生き物を受けいれるんだな、好きなんだな、と感じるんですね。この喜びは、ほのぼのといつまでも続くんですよ。」と安藤先生は幸せそうな顔になりました。

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介護の現場から<退職後、ヘルパーの道に>

2007-04-19 02:32:04

セカンドリーグをヘルパーとして生きる選択をした中村さんの本音は、率直で簡潔に語られ、その篤実で硬派なお人柄とともに魅力的でかつ楽しいものでした。

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いやぁ、えらい道に来てしまったな、と
中村さんは、ある会社の重要なポスト(ビルなどを造る技術者)でばりばり仕事に打ち込む、企業戦士と称される一人でした。
「仕事はがんがんやってましたが、決して順調ばかりではなく、ま、山もあれば谷もある、という中を生き抜いて定年が来たわけですが、その後、なんかやった方がいいな、と。それで福祉の専門学校に通って、一級の介護士の資格をとったんですが、深く考えずにそうしたんですよ。」と中村さんはおかしそうに言います。
「それである介護施設に最初は送迎車の運転手として入ったんですよ。そのうちヘルパーもやるようになり、一年半近く経ったところですかね。・・・いやぁ、えらい道に来てしまったな・・・と。」と続けました。

えらいことと言うのは・・・
「うーん、何といいますかね、施設には高齢者や認知症の人が来られるわけでしょ。その人たちに、敬意の気持や親身に思うものは当然あるのですが、人によったら、話しのやりとりもうまく合わなくなっていることもあるわけですから、結果的に、接し方が『接する』というより、『あしらう』という感じになってしまうことがあるんですよ。
例えば、施設に来ると同時に、『家に帰る』と言い出して、どんなに何時になったら帰りますからね、と言っても、十五分おきくらいに、『もう帰る』と繰り返す人がいるのですが、ぼくは、そのたびにまじめに、『何時になったら帰れますよ。』と対応しようとするんです。けど、その対応では、その人を落ち着かせるようにはならないことがある。かえって不安感を起こさせると感じることがあるんです。そんな時、言いくるめるようにしたり、ごまかしたりした方が、その人が落ち着くんですね。・・・落ち着いたからそれでいいかというと、自分の気持はそうではないんですね。人をあしらったやり方をしてしまったな、こうしていいのかな、と反省とも悩みともつかない思いがわく。・・・こういうことをひとつとっても、介護をするというのは難しいしわからない。えらいところに来てしまった、と思っちゃうわけですよ。」

つらいことは
「一生懸命、言葉にして話してもらったことが何言ってるかわからなくて、充分応えてあげられないことがあることですね。」と中村さんは表情を曇らせました。
高齢者の人も認知症の人も、うっかりすると怪我につながることがあるので目が放せず、抱きかかえるなどのこともあります。そうした気苦労や身体的な重労働はつらいとは感じない、といいます。その人の訴えたいことを、わからないからいい加減にしていると、見る間にその人は無表情に頑なな沈黙の人になってしまうのだそうです。
「そうさせてしまうのは我々ですからね。何度も繰り返すというのは不安感がそうさせるということもあるから、それをこっちがわからなかったり、察してあげられなかったというのは、本当につらいですね。」
中村さんはこうも言います。
「午前中は機嫌が悪くてすぐ怒ったり、暴力がでそうになる人がいる。午後は落ち着くんですが。・・・単純に眠いこともあるだろうが、そうではなく、何かを訴えていると感じるんですよ。」

嬉しく感じることは
「辛いの反対ですね。誰かの感情や言葉を受け止めようとして、それがぴったりあい、その人が嬉しそうな表情になっているのを見ると、本当に嬉しい。」

退職後のヘルパーの活動は
「50代、60代まで会社勤務をしてきた人は、それだけの経験を積んでいるから、高齢者や認知症の人をお世話するのはいいと思いますね。若い人には若い人のよさはあるけれど、セカンドリーグを迎えた人のキャリア、体験は、人を落ち着かせる強さ、優しさに通ずるものがあると思うんですよ。」と中村さんは明言しました。
知識の豊富さひとつとっても、高齢者、認知症の人の人生に響くものがあるはず。そういう有形無形のものを介護の道で役立てて欲しいというのです。
「心がけることは、これは自分に言い聞かせて、悩みながらも頑張っていることだけど、基本はやっぱり、いつも敬意をもって、真面目な態度で、高齢者、認知症の人に向き合う、ということですね。結果的に言いくるめたり、あしらったりする対応になったとしても、敬意と誠意を忘れなければ、単なるあしらいにはならないはず。」と中村さんは真剣な表情でこう締めました。

中村夫人は夫の転進をこう見る
私としましては、最初介護の仕事を夫がしている事に違和感がありました。
技術者としてビルなどを作る男に惚れていた部分があります。
個人としては自分の夫がする事に抵抗もありましたが、福祉の視点から社会を見る時、中村の様に長い事しっかり社会の先端で仕事をしてそれを全うして来た人間が、福祉の世界に入れば何か変える事が出来るのではないかと思いました。

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回想法は楽しい『学問』

2007-02-19 03:40:55

2月1日更新の、「回想法を知っていますか?」の記事中にご登場いただいている小林幹児先生の回想法の勉強会をお訪ねしてきました。

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欠席の方もあり、参加者は少なかったのですが、病院の精神科勤務の看護士さん、ベテラン介護士さんなど、回想法の必要性をよく認識され、既に心療回想士5級の資格を取得されている人もおられて、活発な意欲的な意見が交わされていました。ブルーのシャツ姿の方が小林先生です。

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病院に勤務の方がシナプスの働きと認知症の関連を質問され、シナプスは脳の中で情報の伝達をする。が、伝達する物質のグリタミンを、グリア細胞が食べてしまうと情報が伝わらなくなる。伝わらない=アルツハイマー型認知症。これは遺伝子が関係しているので、その遺伝子を見つけ、なくすればアルツハイマーにならない。・・・と言ってもまだまだ未来の話だが・・・と説明されている小林先生。こういう会話にもどこかユーモアを漂わせておられ、場は何か明るく、いい意味で軽い。

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熱心にメモをとるお二人。向かって左の方は大学院で勉強してきた方という。的をついた質問や意見が出る。

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輪になって、それぞれ回想ガイドとゲストに扮してのロールプレィ。この日の題材は『飲み物』。ペットボトルを持って、子供の頃の飲み物にまつわる話をしていく。というと、ただの思い出話をしあっているように思われるかもしれないが、回想士は、思い出話に見えるところから、発言者の深層心理や、気持の向かっていく先をとらえる。しかもさり気なく笑いがわくような引っ張り出しを心がける。実際この日のロールプレイも、晴れ晴れとした笑いが満ち、本当に楽しいものだった。例えば、普段は思い出さない、忘却の彼方にあった飲み物にまつわる出来事や、自分のしたことをはっと思い出し、その思い出したこと自体が、その人をその場で解放させる雰囲気ができてくるのだ。

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障がいのあるこどもの学校選択

2006-12-29 21:54:39

憲法第26条に、全ての国民は「教育を受ける権利」があること、「保護する子女に普通教育を受けさせる義務」を負うことが規定されています。
これは、こどもはみんな「普通教育を受けられる」ということなのです。でも、何らかの障がいがある場合、誰もが公平にもっているはずの「教育を受ける権利」に、大きな壁が立ちはだかることがあるのです。
2006年12月9日、水戸市福祉ボランティア会館に於いて開催された、「NPO法人 水戸共に育つ会」主催のフォーラム、「第1回みとともフォーラム 障がいのある子の学校選択」にお邪魔して、パネラーの方の報告を聞いてきました。


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人と違ってもいい。
みんなと同じでなくてもいい。
みんな認め合って
支え合って
助け合って
一緒に生きていける社会が
いちばんだと思うのです。

水戸共に育つ会は、障がいがあるなしでわけられることなく、
子ども達がみな同じ教室で学んだり、
一緒に活動するための支援事業をしています。
障がいがある子のみが支援をうけるというのではない。
その子から学んでいることが、
生涯を通じて、とても大切なことであると考えています。
そして、知らず知らずのうちに、私たちも育っていると感じているのです。
共に育ってみませんか? 
<「水戸共に育つ会」パンフレットより>


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写真中央は、「水戸共に育つ会」の現在の代表、大内千裕さん。
「水戸共に育つ会」は、2002年に、前代表である谷中愛子さんがボランティアサークルとして設立され、2004年にNPO法人化して後、大内さんが代表となられました。
この日の参加者は50人前後。皆さん、熱心に、代表の話やパネラーの報告に聴き入っていました。

パネラーの報告
Fさんの報告:長男(知的障害)の学習権を得るまで
<2004>
・9月
某小学校の校長から長男を「受け入れてもいい」ととれることを言われ、その学区への引越しを決める。同時期、総研で親の承諾なしに長男の知能テストをされ、養護適と判断される。

・12月
某小学校の校長と面談した際、「学校のレベルが下がる、○○養護があいてるよ」と言われる。人権を全く無視した校長の発言を、市会議員に訴え、議員が校長に確認すると「言ってない」を繰り返すばかり。こちらから、ボイスレコーダーを公表すると言うと一転認めるが、その後他の保護者数名に、「Fさんは議員を使って学校にはいろうとしている」と就学相談の内容を漏らす始末。

<2005>
・1月
長男の就学先をF小学校に変え引っ越しを決める。学校教育課にF小学校に入学希望と伝えると「引越しなんか認めない」「学校を決めるのは学校教育課だ」と怒鳴り付けられる。

・3月23日 
F小学校の校長が教育長に「M君を受け入れます」と言って下さったおかげで長男の入学が決まる。

・4月
母親とNPO法人「水戸共に育つ会」から派遣されたボランティア、学校側のスクールボランティアとでローテーションを組み、長男の学校生活をサポート。

<2006>
・4月
長男、2年生に進級。障害のある1年生が4人入学してきたためボランティアが大幅に足りなくなる。ボランティア募集のビラ5.000枚を地域に配り、30人のボランティアを確保したが、全員、1年生に付くことになる。

・9月
埼玉の「障害者の教育権を実現する会」に相談し、登校から下校まで補助員の配置を求めて要望書を教育長に提出。

・10月
行政交渉2回目で、この11月から長男に週29時間の補助員配置が決まる。

Sさんの報告:就学相談の状況
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<本人6歳の現在>
痰の吸引、栄養剤の注入など、医療行為が必要なため、現在母親が付き添って幼稚園へ通っている。

<経緯>
就学への行動は、2005年11月、養護学校の見学から始まる。
2006年5月、学区の小学校へ、入学を希望しているので、本人に会ってほしいと電話。本人の姉が在学中なので、フリー参観時に特別支援学級の様子を前から見学していた。

6月に、特別支援学級の担任と面接。
7月、学校教育課に電話、面接、教育委員会から子どもの様子を見に、幼稚園に来園と続く。
8月、就学相談。
9月、養護学校体験入学。
10月、学校教育課より電話があり、就学時の健康診断の前に、学区の小学校の先生との面会を提案される。
小学校を訪問し面会。教頭先生と面接。学校教育課係長も同席。
中旬には、養護学校授業見学。
同じ時期に就学時の検診。
10月末、現況確認のため学校教育課に電話。31日には2回目の養護学校体験入学。
11月になって、バリアフリーの学校開放見学。学校教育課より経過報告電話。
11月20日には、養護学校開放見学。自立訓練見学である。

幼稚園に通い始めた娘の様子を見ていると、それまで何でも恐がってやらなかった娘が、友達がやることを自分もやってみたり、気管切開をして声が出ないのに大きな口を開けてみんなと一緒に歌を歌うなど、「この子にこんな力があったんだ!」と知らされた。
適切な訓練も受けたいが、学校でも友達の刺激をいっぱい受けたいとの気持ちで来年4月の就学に向け活動中である。

<最後に>
沢山の人の理解、協力を得てここまで来た。誰からも強制されること無く、純粋に本人のためにどの選択が一番いいのかを考えて過ごしている。
             

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よりあい*ええげえし<おーい! 芸術祭>

2006-12-08 07:57:41

『のんびる』12月号(創刊2号)でご紹介しています、『紙芝居ボランティアぐるーぷ あじさいの会』が参加している『よりあい*ええげえし』主催の『おーい! 芸術祭』が、2月3日、坂戸文化施設オルモで開催されました。

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「自分の得意なこと、好きなことを表現して、交流し合うってこんなに活気が溢れるんだ!」と感激しました。演じる人も観る人も、ほんとに生き生きと輝いて、自分がその場にいることが嬉しくなるのです。
あじさいの会の井出さんから、写真とコメントを提供していただきましたので、この日の活気と楽しさをここに再現します。どうぞお楽しみ下さい♪

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まちの駅「たまり場」たろう<地域たすけあい研修会 in 筑西>

2006-12-04 12:26:52

誰もがココロの奥に持ち合わせる「思いやり」と「支えあい」 それをカタチにしたら・・・ぬくもりある人情横丁のできあがり! さぁ、学びましょう!県西地区初めての研修会です。(参考資料より抜粋)

高齢者もこどもも男も女も障がい者も、互いがそれぞれの個性や特徴や能力や嗜好や考え方などを理解し合い、認め合って生き、それがまた地域の活性化につながることを願って、筑西市の小松崎登美子さんは、夫の光正さんと、”まちの駅「たまり場」たろう”を主宰し、「下館地域在宅介護を支える会」「レディスピア・県西」「ほっとひと息ステーション」「たろう案山子の会」「もったいない倶楽部」の支え合い活動をしています。<参照:当ブログの”まちの駅「たまり場」たろう”過去記事>

登美子さんは、”「みんなが最後まで尊厳をもって生きられるように」という理念のもと、「それぞれの人が自分を大切にし、互いの個性やプライバシーを尊重しながら、困ったときはお互いさまと自然にふれあい助け合う、そんな生き生きとした温かい地域社会づくり、新しいふれあい社会づくり」を目標としてさまざまな試みや実際の活動を続けている「財団法人 さわやか福祉財団(理事長:堀田力氏)」”のインストラクターでもあります。
さわやか財団の理念、目標、実際の活動は、登美子さんの願い、想いと深く一致し、自らの学びも含めてインストラクター活動にも打ち込んでいるのです。

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そして、たまり場たろうに集まる人々と、さわやか財団のインストラクターの方々の連帯と助け合いのもと、2006年11月26日(日)、近隣の地域を越えて大勢の人の参加を得、研修会を開きました。
会は活気と希望に満ちたものとなりました。

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知的障がい者通所授産施設『はぐくみ園』<自然の中でフェスティバル>

2006-11-27 15:28:54

11月14日、『はぐくみ園』は、地域の商工会議所青年部が主催したフェスティバルに、町の幼稚園、婦人会などとともに参加。場所は長瀞の渓流を見下ろす風光明媚な公園。利用者も職員も家族もみんなでゆったりと楽しんだ一日でした。

山の上から、会場全体を観る
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はぐくみ園の出店 ケーキ、クッキー、野菜、炭加工製品の消臭グッズ、お茶などを出す。どれも好評でどんどん売れていました。
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利用者の人たちと出会ってパチり。主宰者から振舞われたうどんを食べているところ。私もいただきました。おいしかったです。ごちそうさま!
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埼玉県のイメージキャラクター、鳥のコバトンくんと、もう一羽の着ぐるみ鳥さんも参加!(名前を訊くのを忘れました。ザンネン!) 大人気でした。
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舞台で催し物がはじまるので、舞台そでをのぞいたら、地域の婦人会の人たちがオカリナの稽古をしていました。
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日本舞踊の会の人の舞い。美しくてうっとり。
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いよいよ登場、本日のメインイベント、はぐくみ園の『ロックソーラン節』です。きりりときれのいいリズムで見事に踊りきりました。拍手拍手拍手が周りの山々にも響き渡りました。観ていても楽しく、一緒に踊りたくなる素晴らしさでした。
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利用者のみんなの、見事な踊りを、嬉しそうに見守っていらっしゃる施設長の森正子先生
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知的障がい者通所授産施設『はぐくみ園』<炭焼き>

2006-11-20 14:20:30

「はぐくみ園」は、1978年に発足した社会福祉法人「はぐくむ会」が、知的障がい者の社会的活動を支援するため、1990年に開所した「知的障がい者通所施設」です。2001年に開所した「第二はぐくみ園」とともに、「炭焼き」「農耕」「製菓」「園芸」「手工芸(炭加工・木工・織物)」「製茶」「室内作業(主に箱折)」「洗濯」の班を設け、利用者に技術を指導しつつ、経済、社会性の自立を助けています。

特に、園が力を入れているのは「炭焼き」です。園と利用者の財政を担う重要な作業のひとつであるということと、炭焼きの工法を伝えていきたいという理念があるからです。
また炭のひとつの長所として、環境にやさしいというところがあります。
炭焼きの工程から森林浴と同じ効果を得ますし、間伐材や、整備のため切られて産廃となるものを、燃料やその他のものに再生します。

そこで、写真を中心に、「炭焼き」の工程をご紹介します。


<炭を作る!>
「うちの園の場合は、くぬぎやにれを使います。」と炭焼き担当の支援員の半田さん。
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竹炭にする孟宗竹。これを切りそろえて使います。
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園で一番使うのはこの真竹。既に切りそろえられています。
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利用者の方が、切った真竹を揃えているところ。こうやって7枚づつ重ねてきちんと揃えます。間に隙間があると、窯の中で燃え過ぎてしまい灰になるのだそうです。
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「これで完璧です!」
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炭焼き窯は二つ並んであります。それぞれ竹、木が火ととともに入って堅く閉じられた扉の中で、炭となって外に出る日を待っているのです。
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窯の扉は鉄の上に粘土で塗り固められます。その時使った水です。
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こうやって一ヶ月間、竹と木は、窯の中で炭への熟成の時を経て再び陽光溢れる外の世界に出てきます。
11月7日、その日を迎えました。ここからの写真は、はぐくみ園の支援員の方が撮影されたものです。

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歩行訓練士<清水美知子さんの視座>

2006-11-13 12:40:25

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清水美知子。歩行訓練士である。弱視や視覚障がい者の生活の場で、実際の手助けをしたり、講演活動を各地でしている。
「社会に出ようという時、いろいろな職種を想定に入れて取捨選択していったら、この仕事が残った。」


エンパワーメントの功罪
「障がい者は、長年、行政側から一方的にお仕着せを与えられていた。国が面倒見るから、言われた通りにしていればいい、と。
ところが10年前頃から急にかわった。これからは何事も自分でやりなさい。補助の一割は自分で出しなさい。・・・これまでやるな、生活は面倒見る、と言われて何も教えられず出来なかった人が、突然、何もかも、やりたければ自分でやれ、と言われて出来ますか? みんな戸惑い迷います。
・・・ここで生じる摩擦や不備を、行政側が、『こちらのやり方が至らなかった。』と自らの不備を認めてくれればいい。そうすれば、当事者は心が楽になリ、ストレスも深刻にはならない。なのに、行政は、認めないんですよね。だから、障がい者は、いきなり、歩くために必要な杖をとられて放り出されたような追い詰められた切羽詰った感じにいる。こんな土台に、自分で立つ、なんて出来るはずないですよ・・・。」

清水美知子さんは、よけいなことは言いません。いきなり、このエンパワーメントの核心に迫ってきました。でも、とても静かな穏やかな口調です。風で称すると、”そよ風”がそよぐような優しさが漂っています。
だから尚のこと、聴く方の私は、居住まいを正すものがありました。

エンパワーメント・・・自分で能力をつけ、その能力で生きる。・・・この論理を知ると、思わず、「そうよね!」と頷きたくなります。
論理を知りたい方は、『エンパワーメント』でネット検索にかけてみて下さい。さまざまな活動に用いられています。
根本から、一段一段階段をあがるようにして活用していけば、いい結果が得られる、これからの自立の時代に必要な方法論をもったものだと私は思いました。
ですが、正論こそ、根本の実践をないがしろにしていけば、かえって、苦しむ当事者を追い詰める、ことになるものです。
清水美知子さんの視座には、こうしたことへのアンチテーゼが確としてあるのだと、そのことに居住まいを正されたのです。

それでは、もう少し、清水さんのお話を聴いていきましょう。

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くらし協同館なかよし<干し芋作りの元祖、ビバ! 石田さんご一家>

2006-11-06 00:16:17

このブログと、『のんびる』の10月準備号、11月創刊号に登場していただいている、ひたちなか市にある「くらし協同館なかよし」が篤い信頼を寄せておられる、地元農家、石田さんご一家をご紹介します。
石田さんは、「くらし協同館なかよし」に新鮮な野菜を提供するという形で、地域のまちおこし、福祉にも貢献されています。


生産者としての石田さんは、どの野菜も丁寧に手をかけて作っていますが、とりわけさつま芋作りには並々ならぬ愛情がこもっています。
それにはふかーいわけがあるのです。
石田さんは、干し芋作りの達人なのです。石田さんの作った干し芋は、他の誰も真似の出来ない甘さと柔らかさがあると誉れ高いのです。
それもそのはず。石田さんの曽祖父の石田由松さんは、90年前、はるばる静岡まで研修に行き、干し芋の作り方を習得して来ると、まちに伝えた人なのです。そう! 石田さんは、茨城県の干し芋りの本家本元、元祖なのです。

では、今年の冬に、甘くて柔らかな干し芋になる玉豊という芋の収穫の様子をご紹介しましょう。

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くらし協同館なかよし<惣菜チームの活躍>

2006-10-30 00:12:15

7月12日の記事に登場していただきました、地域の暮らしに根付き、住民の人たちにとって、なくてはならぬ存在になっている『くらし協同館なかよし』。今回、『惣菜チーム』の活躍をご紹介します。

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茨城県ひかちなか市東中根本郷台団地にある『くらし協同館なかよし』の前身は、生協の店舗。当時、買い物客で賑わい、顔見知り同士がおしゃべりを楽しむ憩いの場の役割を果たしていたそうです。
ところが、2004年に閉鎖となってしまいました。住民、特に高齢者の方々は、買い物に行くのに坂の多い道を歩いて遠くの店まで行かなければならなくなりました。またおしゃべり仲間と会うこともなくなり、なんだか団地全体が火が消えたように寂しくなったといいます。

「このままではいけない! 団地に活気を取り戻そう! お年寄りの人たちが、自分で買い物に出られるようにしよう!」と立ち上がったのが、塚越教子さんと生協時代の仲間たち。そして、空き家になっていた生協の店舗を借りて作ったのが、『くらし協同館なかよし』というわけです。<詳細は、『のんびる』10月準備号と、11月創刊号をご覧下さい>

さて、今回の主役惣菜チームは、生協店舗があった頃に誕生しました。
店で売られる野菜や魚の一部は、不要な部分やその日に売れなかった物は捨てられます。それを、「まだ新鮮なのに捨てるなんてもったいないなぁ、何か活用できないかなぁ・・・。」と何人もの人が思っていたそうです。
それで、「惣菜にしたらどうだろう。家庭料理なら主婦をやってる私たちにも作れる。それを販売してみよう!」と何人かで話し合って決めたのです。
生協に申し出て許可が出ると、保健所に通って、食品販売の許可をとるための勉強をし資格をとる。そうしてついに、惣菜チームが誕生したのです。

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「今は、協同館で働く人はみんな同じ時間給だけど、惣菜チームは最初は出来高制だったの。それで時間給にすると100円ぐらいにしかならなかった。」
「採算をとるために、いろいろ工夫をしたわね。自分の家の庭で野菜を作って、それを使ったり・・・。」
「そういう苦労がまた楽しかった。やりがいがあった。」
この日の調理が終わって、このように話をして下さった皆さん。

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そこに、チーフの中村さんが、見事な舞茸を見せて下さいました。
「うちの庭に植菌をして出来た舞茸よ! 今日はこれで舞茸ご飯を作り、喫茶のメニューにしたの。」

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紙芝居ボランティア あじさいの会<溌剌 中学生に指導>

2006-10-23 00:52:42

埼玉県坂戸市を中心に活動している、『紙芝居ボランティア あじさいの会』。今年で結成20年目になります。紙芝居が大好きで、最初は、『紙芝居でボランティアができる』ことからのスタートだったそうです。
それが今では、音楽やゲームも取り入れ幅広い内容の活動になってきました。ここで、ご紹介するのは、10月13日、坂戸中学校が中学三年生を対象に開いた、『福祉・ボランティア体験学習会』に参加された時の様子です。


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まず挨拶から
この日、あじさいの会から参加した実演者はこの7人。
溌剌とした実演者の皆さんの挨拶も堂に入って、生徒たちは熱心に話を聴いていました。

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観せる
まずは模範実演。実演者は井出裕子さん。
生徒たちはみんな、紙芝居を食い入るように見つめています。

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メイン指導
一番の目的が、生徒みずからに実演をしてもらうこと。
最初は恥ずかしそうにおずおずとしていた生徒も、次第に感情がこもってきて、声にも力が入ってきました。指導する実演者も思わず拍手、拍手です。

生徒の感想
「観てる時は面白くて一生懸命観ていたけど、自分がやるときは、観ている人に伝わっているかな? と心配になった。」
「はじめは恥ずかしかったけど、やってたらだんだん集中した。面白かった。」
「戦争のドラマとかは、怪我や死ぬ場面が出て夢中で観るけど、紙芝居は、読んでいて、この人の気持ちを考えたりするので深く感じる気がする。」
「紙芝居をするボランティアがあったら、自分も参加してみたい。」

***************
特別報告
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あじさいの会の二十年来のメンバー、井出裕子さんの自作の紙芝居『私のお兄さん』が、紙芝居文化推進協議会の手作りコンクールで、教育画劇賞を受賞! 井出さん、おめでとうございます!
(註:この写真の紙芝居は、『私のお兄さん』ではありません。)

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まちの駅「たまり場」たろう<06'_11_26イベントチラシ>

2006-10-22 23:36:26

当ブログの7月13日、8月12日に登場していただいています『まちの駅「たまり場」たろう』に集まる皆さんが実行委員になり、来る11月26日に、『財団法人 さわやか福祉財団』主催のイベント、『地域たすけあい研修会in筑西(ちくせい)』を開きます。

そのチラシが出来ました。
『地域たすけあい研修会in筑西(ちくせい)』開催の日が近づいて来たということですね。
分科会はとてもユニークな内容で、また講演会もまちづくりの方法など具体的なお話が聞けそうです。
前向きに人生を生き抜きたいと思う高齢者の方は勿論、まだまだ自分は若いと思っている方も、何も考えずその日その日が来ればいい、と思ってる方もぜひ参加してみましょう。
ピリリ!と頭とハートに何かがささってくるかも知れませんよ。

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実行委員の皆さま
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DATA
責任主体      財団法人さわやか福祉財団
理事長       堀田力
所在地       〒105-0011 東京都港区芝公園2−6−8 日本女子会館7階
財団法人さわやか福祉財団
TEL 03(5470)7751 FAX 03(5470)7755
創設      1995年 さわやか福祉財団設立
研修会担当   地域たすけあい研修会 in 筑西(ちくせい)実行委員会
実行委員長   小松崎登美子(たまり場たろう主宰)
所在地     たまり場たろう 〒308-0021 茨城県筑西市甲67
        自宅 〒308-0857 茨城県筑西市小川1444−28
        TEL/FAX 0296-28-0136
        携帯 090-1797-3045
        E-mail s.sasaerukai@dream.com
研修会会場   筑西市立しもだて地域交流センター(しもだて美術館・アルテリオ)
所在地     308-0081 茨城県筑西市丙372
        TEL 0296-23-1616 FAX 0296-23-1603


リポーターの独言
現代は、テレビ、ラジオ、ネットなど、家にいても外の世界のことを知る手段はいくらでもあります。
でも、ただぼんやりとそれらを観て、聞いているだけでは、自分の、『明日という未知の日』の道しるべを知ることにはならないかも知れません。
そういう意味で、『地域たすけあい研修会in筑西(ちくせい)』は、「そうか、こういう生き方があったか!」と前が開けるかも、と思うリポーターです。

詳細は雑誌、『のんびる』の創刊号をご覧下さい。

(佐々木和恵)

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陶芸作家 中村 勇の世界<自宅ギャラリーとパソコンで合成絵本を>

2006-10-14 12:15:34

【陶芸作家 中村 勇の世界<我が誇り 息子よ>】で登場していただきました勇さんの母、真春さんと、父、中村氏の、勇さんの作品をより生かすための創意工夫をご紹介します。
それから、只今、中村勇さんが入選された展覧会が、埼玉県立近代美術館で開催されています! 展覧会のホームページはこちらです


真春さんは、勇さんの陶芸作品が多くなるに従い、「この作品たちをどのようにしていったらいいだろう・・・」と思案するようになります。

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勇さんは、年に何回か開催する個展や展覧会のために作品を作られ、その時は多くの人の前に公開されますが、普段は家に陳列しておくことになります。
「それではもったいない。観たい人がいつでも観れるようにして。」という声も友人や知人の間でおこります。
そこで真春さんが考えたのが、自宅ギャラリーです。
(【陶芸作家 中村 勇の世界<我が誇り 息子よ>】参照)

玄関を入ったすぐの部屋に、勇さんの動物陶芸を並べ、観たい人にいつでも観てもらえるようにしました。
勇さんの生き物たちへの愛情と、作品を創ることへの情熱のこもった作品は、瑞々しい生命力が迸って、そこに在るだけで不思議な力を湛えていますが、ここのギャラリーは、それだけでないファンタジック雰囲気を醸しているのです。
生き物たちの陶芸ですから、それだけでファンタジックでもありますが、他に理由があるのです。
それは、大きな丸太を半分に切ったものを陳列の台に据えるなど、真春さんの創意工夫と、中村氏の木工作品と、妹さんが創る人形が同居して、ギャラリーは、温かな『家族の世界』になっていることです。

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NPO法人 ファミリーサポートしあわせ<四年かかりました>

2006-10-09 02:26:11

9月のある日、『地域たすけあい研修会in 筑西』というイベントを開くための実行委員会を取材で訪ねました。地域の中で、介護や福祉の活動に携わる活動をされている方々が、活発に会の準備のための話し合いをされていました。そこで出会ったのが、今回ご紹介します堀江友子さんと杉山房子さん。

堀江さんは、皆さんの言葉に終始優しい微笑を浮かべて頷かれ、杉山さんは、闊達に前向きの意見を述べておられました。
『どのような活動をされている方だろう?』
名刺をいただくと、『NPO法人ファミリーサポートしあわせ』とありました。
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陶芸作家 中村 勇の世界<我が誇り 息子よ>

2006-10-01 16:54:46

真春さんは、動物陶芸作家の中村勇の作品を何よりも愛していらっしゃいます。それは、作品そものが、息子、中村勇の命だと思うからです。

いらっしゃい!
ギャラリーの玄関に訪れる人を出迎えるために並んでいる動物たちと水槽の生き物たち。(写真をクリックすると大きく見れます)
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ようこそ!
玄関を入ると、真春さんと猫ちゃんがお出迎え
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NGO未来の子どもネットワーク<こどもはみんな、ひとりひとりちがう>

2006-08-31 08:52:48

”特定非営利活動法人 NGO未来の子どもネットワーク”、『思春期子育て講座』を開催。<代表 笠井広子さん>

”NGO未来の子どもネットワーク”は、2000年に多発した「17才」の連続少年事件をきっかけに、「社会の中の子どもたち」におとなは何ができるか、社会の中で子どもたちの権利はなぜ守られないのか、という思いのもとに発足され、2004年に設立認証を得ました。
定款に記載された目的によると、『この法人は,全てのこどもたちに対して,未来に平和を願うため,こどもが安心して暮らせるように,社会の基盤となる子どもの権利条約を守るための啓蒙,啓発に努め,こどもの権利保障の拡大と福祉の増進,子どもの社会参画の推進に寄与することを目的とする。』となっています。

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まちの駅「たまり場」たろう<昭和ノスタルジー>

2006-08-12 23:49:55

グループ『たまり場たろう』の主宰者、小松崎光正さん・登美子さんが、”昭和ノスタルジー”という展示会を開催されている。8月12日にお訪ねしてみた。

地域に暮らす普通の市民が昭和の思い出あふれる何気ない品々を持ち寄り、世代を超えて「生きる」充実感を再認識! 顔の見える手作り企画展です。<昭和ノスタルジー ポスターより>

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まちの駅「たまり場」たろう<癌とともに>

2006-07-13 03:03:03

まちの駅「たまり場・たろう」に集まる人々≪レディスピア・県西≫

『レディスピア・県西』は、癌を体験した人たちのグループである。癌は現在では、早期発見をすれば直ると言われているが、まだまだ怖い病気のひとつである。その癌にかかってなおボランティア活動をされている三人の方々にお話を伺った。

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まちの駅「たまり場」たろう<小松崎光正さんと登美子さん>

2006-07-13 02:25:49

まちの駅「たまり場」たろうは、茨城県筑西市(旧下館市)にある、二階建て民家の小さな駅である。
駅と言っても、電車やバスが発着するわけではない。
福祉や助け合いの活動をしている人たちが集まる駅である。言うなれば、『思いやり、助け合いの心が行き来する駅』なのだ。


■駅長は小松崎光正さん 助役は登美子さん

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駅長の光正さんは、15年前の1991年、44歳の時、食事中に急に身体の力が抜け、救急車で病院に運ばれた。脳出血だった。九割がた危ないと言われたほどの重症であったが、幸い命は取り留める。だが、仕事復帰には至らなかった。
助役、妻の登美子さんは、懸命に夫の介護に尽くすが、光正さんの脳出血から5年後の1996年に、自らも腎臓癌に倒れる。しかも、自分の手術が終わって退院すると、休んでいる間もなく光正さんを支える生活に戻ったのであるが、なんと、お母さんが骨折し自立ができない状態になってしまった。登美子さんは、抗がん剤を打ちながら、光正さんとお母さんの二人を介護するという、壮絶な生活を余儀なくされたのである。

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くらし協同館なかよし <塚越さんと協同館>

2006-07-12 00:31:33

暮らしの中心の場
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2006年7月12日、<くらし協同館なかよし>を訪ねた。
大型団地の中にある<くらし協同館なかよし>は、高齢者の方々も自分でお買い物に来られる、まさに<暮らしの中心の場>と呼ぶに相応しい細やかな配慮が行き届いた生活空間である。この協同館と、代表の塚越さんのことは、『のんびる創刊号』で詳細をお伝えするので、ここでは店内の様子を紹介するのみにとどめようと思う。

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知的障害者通所授産施設『はぐくみ園』 < 習字をみんなで楽しむ>

2006-07-11 16:48:20

書道家の恵美美江子さんは、数年前に人生を共に歩んでこられたパートナーを病気で亡くされ、以後、老人ホームや障害者施設で、習字を教えたり、歌をともに歌う活動をされています。
2006年7月11日、埼玉県寄居町にある知的障害者授産施設『はぐくみ園』に、習字の稽古に行かれる恵美さんに同行させていただきました。


テーマは”川”ですよ
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「今日は、”川”をテーマに、字を書きましょう。”川”って聞いて何を思い浮かべるかな? 自分が思い浮かべたことを、字にしてみましょう♪」
「えー、川?」「う〜ん。」「わかった!」などの声がとびかう。
「魚」、「水」、「釣り」と出てくる声に、「そうそう、じゃそれ書いてみようか。」「いいわね! それを頭に浮かべて書いてみて。そうすると、そういう字になるかも。」と頷いで、その人その人の筆先をのぞいていかれます。
考えあぐねている人には、隣りについて、二人だけの会話を交わします。その後、その人の筆が動いて、『海』という字が表われると、「海! いいわね〜、川と海はつながっているものね。」と恵美さんの明るい声に、その人は笑顔を見せます。

墨の色が違うでしょう?
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「いつもは濃いけど今日は淡いですね。硯から墨の匂いも香るでしょ。松炯墨という香る墨なのよ。」
この日の墨の色は、淡色でした。恵美さんの説明を待たずして、「あ、墨の色がいつもより薄い!」と言った人がいます。
その声を受け止めて、恵美さんは、「そうなのよ、いつもは墨汁だかたもっと濃い黒色でしたね。色って、同じ色でも、濃いものや薄いものがあるでしょ。習字を書く墨もそうなの。書く字によって、墨の色を変えると面白いと思うの。」と話していきます。
「川は透き通っているから、薄いのが合うのか。」
「そうなのよ! そう思って今日は薄い墨にしたの。」
と恵美さんは答えます。
墨からいい匂いがすることに気づいた利用者の人もいて、そうすると、恵美さんはとても喜び、そのことでわっと明るく盛り上がっていくのです。

作業の合間に習字を楽しむ
はぐくみ園は授産施設だから、利用者の方々は、それぞれの作業があります。だから、習字がはじまる時間に間に合わない人もいます。作業が一段落して、後から参加する人もいます。遅れてきた人は、急いで椅子につき、待ちかねていたように筆を手にする人もいますが、中には、入り口で、(どうしようかなぁ。)という風情で立っている人もいます。
恵美さんは、「さぁ、いらっしゃい。待ってたのよ。」とすぐに声をかけ腕を伸ばして招きます。その人が表情を和らげて席につき、やがてその人は、”大河”という大きな字を書きました。恵美さんが、「スゴイ!」と感歎の声をあげました。

いかにも伸びやかな心地のよい時間が流れていくのを感じました。

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与野朗読の会<本に魅せられ 人に魅せられ>

2006-06-18 15:30:35

朗読そのものは、福祉とはかけ離れたものだが、それでも私は、『与野朗読の会』と朗読を長く続けていらっしゃる根本由美子さん、板垣正義さんご夫妻に、福祉をテーマとしているここに一番目に登場していただきたいと思った。
それは表現全般にも言えることだが、”本を読む”ということは、さまざまなことを感じ、学び、遊び、体験することで、そこから深い想像力を培うからだ。
そう、本の好きな人はその培われた想像力の豊かさで、人の痛みを知り、他者を知る人が多いと私は感じているのだ。
『人の痛みを知り、他者を知る』・・・これこそ、福祉の原点ではないか。

というわけで、<与野朗読の会>と本に魅せられ、人に魅せられて、熱心に朗読活動をされる根本由美子さん板垣正義さんご夫妻をご紹介したい。

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与野朗読の会
1982年夏に、根本さん、板垣さんたち五人が日本演劇教育連盟の全国大会朗読講座に参加され、その後独自に練習を始められたのが原点という。
この一年後の1983年の9月に、どのように続けていったらいいのか、東京朗読実技研に指導を仰ぎに行き、ここで巌金四郎さんと運命の出会いをされ、後、師と仰ぎ、指導を受けてこられた。

巖金四郎さん
1911年(明治44年)9月に東京都で生まれ、声優・俳優として活躍し、多くの人に影響を与えた。
明治大学商学部中退。NHK東京放送劇団、Kプロダクション、番衆プロ、プロダクション・タンクなどで、意欲的に芸能活動をする。
1994年(平成6年)12月30日に永眠。享年88歳。


『与野朗読の会』は毎年、さいたま芸術劇場で発表会を開催されている。
2006年6月17日の昨日は21回目の発表会であった。

詩三編 茨木のり子・作
ありがとうともだち 内田麟太郎・作
平家物語より「祇王」
茶色の朝 フランク・パヴロフ・作  藤本一勇・訳
へんろう宿 井伏鱒二・作
夢十夜より「第二夜」 夏目漱石・作
踊る手 藤沢周平・作


練習に練習を重ね、本番のこの日、魂をこめて、それぞれの作品が読まれた。
映画・ドラマや舞台のような動きはない。ではラジオドラマを聴くようか、と言うとそうではない。電波を通して伝わる世界にはない”息づかい”が、客席の私たちに、ひそやかにあるいは烈しくしみわたってくる。
まるで作品中の人物が立ち現れて、自分の悲しみをもって観客にすがってくるような、怒りの時は迫ってくるような、そんな臨場感と共有感を感じ、気づいたら、一緒に涙を流していたり、クスクス笑っていたりしていた。

朗読会には、ある程度の年齢以上の方が参加されているとお見受けする。
そして朗読をお聴きしていると、朗読者の深くあるいは重い人生経験が、作品の人物に肉付けや陰影になっているのを感じる。
若い時代を過ぎた人が、自分の人生体験などを重ねながら、朗読という形で別の人物になり、代弁者の役割をする。そんな説得性をも感じた。
機会があったら、根本さん、板垣さんたち朗読者の方々の、朗読に対する思いと、人生の原点などをお聴きしたいと思った。

<根本さんと板垣さんのご紹介は”続きを読む”にあります。クリック♪>

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