pagetop

リポーターブログトップ > カテゴリー記事一覧

会員同士の助け合いで、暮らしの安心をはかります<特定非営利活動法人 あすかユーアイネット in 茨城県龍ヶ崎>2

2008-09-01 00:05:02

取材のためにこの会の事務所にいたのは、およそ2時間ぐらいでした。その間、私はずうっと、『なんて束縛感のない、大らかさ、自由さを感じる会だろう』と感じていました。
そして、スタッフの方々が、お互い同士で、信頼しあい、敬意を持ちあっていらっしゃる感じを受け、そのことが大変心地いいのでした。

リポーターごときがこんな言い方をしては僭越ですが、会の土台、柱たる代表ご夫妻の、人間や社会や出来事に対しての公正な視線と洞察性は、活動される人々を自由にしている、という感じを受けました。
人というのは、必要以上の裁定を受けず、心を自由に自分らしくいられれば、持っているものを最大限に発揮できますからね。この会の皆さんから、そうした伸びやかさ、温かさが伝わってくるのでした。

代表の宇井さんの夫人、宇井照子さんのお話しに感涙
このディホーム、会の事務所は、宇井さんのご自宅です。何かのために自宅を開放してしまうというのは大変なことです。
宇井さんご自身は、やりたいのですからいいですが、照子さんはそれでいいのだろうか、と気になってなりませんでした。

nonbl_aska_uihuzin.jpg

それで単刀直入にそのことを問うたのです。
「現役時代の夫は仕事中心で、家庭にゆっくりいることはあまりなかったんですよ。定年退職しました時、これから二人で旅行など楽しめるかな、と思いました。ところが、こういう活動をするから、家を使いたい、と言うじゃないですか・・・」と照子さん。
「それに私は、あまり身体が丈夫ではないんです」と、照子さんは続けます。

私はここまで伺って、『そうでしょう、そうでしょう、奥様は、どんなにか迷惑に思われ、無理をされてこられたんだろうなぁ・・・』と緊張してきました。
ところが、照子さんは、実に清清しい優しい笑顔で、最後にこう言われたのです。
「これをやりたい、と強く念願する者がいたら、それをさせてあげるしかないでしょう」と。
そして、現在は、ディホームの調理に関わっていらっしゃるそうです。
私は、この言葉を聞いた瞬間、心中『ウーム、只者ではない!』と唸り、なぜか涙が出そうになりました。

夏目理一さんも、宇井さんの身近にいる只者ではないお一人
夏目さんは、あすかを立ち上げる前に参加していたボランティア団体で知り合って以後、宇井さんのよき理解者であり、活動の実際的な協力者のお一人です。

nonbl_aska_natume.jpg

「このあすかは、素晴らしいんだけど、特にすごいのが、会員のみんながグチや悪口におちず、互いを認め合い、敬意をもちあって活動しているところだね。ここに来るだけで癒される」
「また、宇井さんは私財を投げ打ってやってるのに、そのことを誇示せず、とにかくみんなの才能や実力が自然に輝くようにやっていく、素晴らしいですよ」
こうした視点で、会や会員の皆さんを支えていらっしゃるんですね。
ほんとに感動をたくさんいただいた2時間でした。
皆様、本当にありがとうございました。会の発展を心から祈っています。

リポーターの独言
「特定非営利活動法人 あすかユーアイネット」は「あすか」というディホームの運営もされています。「あすか」というのは、「明日花」と書きます。

nonbl_aska_kanban.jpg

明日の花・・・会員同士で助け合えば、なんでも解決できる。明日のことを思い惑うことはない、今日も明日もその次の日も、花と咲いて生きよう、という会の想いを感じます。

(佐々木和恵)

この記事のURLコメント(0) │「のんびる」取材から

会員同士の助け合いで、暮らしの安心をはかります<特定非営利活動法人 あすかユーアイネット in 茨城県龍ヶ崎>1

2008-08-31 23:49:09

高齢になったり、一人暮らしになった時、暮らしの中で、自分の手にあまることや、専門知識の必要なことが起こったらどうしますか? 
そのつど、近所の親しい人に、知恵や力を借りて解決することができればいいですが、そうもいかないこともあるでしょう。そんな時、この「特定非営利活動法人 あすかユーアイネット」方式は頼りになります。

しくみ
「特定非営利活動法人 あすかユーアイネット」方式というのは、誰かの手助けが必要な人、誰かの役に立つ仕事がしたい人、双方が登録して互いに助け合うのです。
例えば、手を怪我して調理ができなくなった会員が、会の事務局にその旨要望します。事務局は、会員の中から料理の得意な人に協力を依頼し行ってもらうのです。
誰かの手助けが必要な人を「利用者」といい、、誰かの役に立つ仕事がしたい人を「協力者」といい、この利用者と協力者のことを「一般会員」といいます。

一般会員は、「入会金なしで年間1000円」を納めます。(一人でも家族全員でも1000円)
そして、仕事を依頼する(利用者)場合の謝礼金は、「1時間1000円+交通費」です。
依頼された協力者が仕事をする場合は、「1時間700円+交通費(電車やバス等:全額  車の場合:20円×km)」の報酬を得ます。つまり、有償ボランティアです。
※利用者の謝礼金と、協力者の報酬金の差額は、事務所運営費となります。

一般会員の他に、賛助会員(入会金なしの年間3000円)と運営会員もあります。(詳細は、事務局に電話でお問い合わせ下さい)

この記事のURLコメント(0) │「のんびる」取材から

人形劇グループ「おはなしゆびさん」は、まちのこどもやお年寄りのアイドル   in 福島県いわき市

2008-07-30 08:12:12

保育園や児童館や老人ホームで、人形劇を上演している「おはなしゆびさん」を訪ねました。場所は、海と山に恵まれたまち、福島県いわき市にある「児童ふれあいセンター」です。

「児童ふれあいセンター」は、使わなくなった保育園です。コの字型のピンク色の建物のガラス窓には陽ざしが反射して、その明るい光の向こうから、「ガオ〜、食べちゃうゾ〜!」という声が聞こえてきました。

「あ、人形劇の練習やってる!」
ドキドキしながら引き戸を開けて中に入りました。
「うわ〜、すごい、すごい!」
人形劇の舞台が作られていて、黄色いトラが、可愛い男の子にとびかかろうとしています。「ちびくろサンボ」の稽古中でした。

ohanasi2_seisoroi2.jpg

「おはなしゆびさん」という名前の団体ですから、小さな指人形を使っていらっしゃるのかと思っていたのですが、トラは大人の顔ぐらいもあります。
そして、サンボもトラも人形たちはみんな、表情が生き生きとして、わくわくするような迫力がオーラになって部屋いっぱいに立ち込めています。

この記事のURLコメント(2) │「のんびる」取材から

障がいのある人も高齢者もみんな大らかに共に生きたい「NPO法人 チェリー館」

2008-07-14 08:42:22

代表の今野さんは、かって喫茶店を経営していました。その時、いろいろな人と出会い、親しく話すようになっていましたが、一人暮らしの高齢者の方や障がい者の方の姿を見かけなくなると気になって仕方がなかったそうです。『よく見かけていたおばあさんの姿を最近見ないけれどどうしたんだろう?』『コーヒーを飲みに来てくれていた身体の不自由なAさん、具合がわるいのではないかしら、食事などは大丈夫だろうか』と。

NPO法人 チェリー館の誕生
そして次第に、高齢者や障がいを持ってる人に、自分のできることをして役立ちたいと思う気持ちが強くなっていきました。すると今度は、「自分にできることって何だろう?」と考えるようになりました。行き着いたのが、『自分にできることは、食事作りだ!』でした。

「お料理が得意なんですね」
「ううん、得意というんじゃないの。食べることが好きなのよ。ハハハ」

思いつくとすぐに行動に移すのが今野さん。2002年から高齢者の人、心身に障害を持つ人への配食サービスを開始しました。
「その時お仲間は何人ぐらいいらしたんですか?」
「私ひとりだけ。最初は誰もいなかったの。一人で注文をきき、お弁当を作り、配達していった。そうやっていたら、知人が、“そういう活動ならNPO法人にしてやるといい”と教えてくれて、そこから、『高齢者、障害者の方に安く美味しいお弁当を届けたいので、一緒にやる人いませんか?』と仲間を募ったんです。通常なら、最初に仲間がいて、何かやっていて、それをNPOにしていくんでしょ。私の場合、逆だったの。ハハハ」

こうして2003年10月に、「NPO法人 チェリー館」が生まれました。

活動
現在、20名のスタッフで、ひたちなか市からの委託を受け、一日にだいたい180人分のお弁当を作り配達しています。アレルギーや腎臓に問題があるなどの申し出があると、勉強をして特別食を用意しているそうです。

cherry_bentou.jpg

お弁当を配送した時、『待ってくれている高齢者、障がいのある方と必ず3分間は会話を交わす』ことを決めているそうです。“3分なんてちょっとじゃない“と思う方がいるかも知れませんが、この3分は、20人のお宅に配送すると、1時間余分に時間がかかるということになるのです。なかなか貴重な3分です。でも今野さんたちは、待ってくれている人のために、この3分を惜しみません。必ず笑顔で会話をします。
「身体の調子はいかがですか」「元気ですか」と訊ねるだけで明るさが漂うといいます。

スタッフ紹介
そうした心遣いをもって調理や配送の仕事を担当しているスタッフの方々の声をご紹介しましょう。

cherry_yonin.jpg
後列向かって右が代表の今野さん。左は大塚さん。前列右、佐藤さん。左は山口さん。(写真をクリックして下さい)

調理を担当している佐藤良子さんは、「近所なので参加しました。食事は、お年寄りなので、細かくする、柔らかくするなど工夫をしています。卵はだめなどのアレルギーの人もいて、とても神経を使いますが、“美味しかった”と喜ばれると、苦労も吹き飛びます」。

山口千恵子さんは、「週二回、来ています。これまで社会に出て働いたことがないので、全てが勉強になります。自己流だったお料理の仕方を、先輩が、“こうやるといいよ”と教えてくれるなど、とても自分にとってもいいです。親ほど年齢の方もいて、いろいろ教えられます」。

大塚道子さんは、71歳だそうですが、とてもそうは見えません。「私はこの有償ボランティアで生活をしているので、大変なんですけど、でも、お年寄りの方の家にお弁当を配達し、少し話していくんですが、その時の一人暮らしのお年寄りの方の、私を待っていてくれた、という感じを受けると、自分の苦境は忘れられる。人の役に立てる、ということは本当に生きがいになる」。

この記事のURLコメント(0) │「のんびる」取材から

雄大な構想と哲学と実践力をもって活動をする「NPO法人 やみぞの森」(3)・・・「夏休み木とのふれあい親子教室」開催 & 塾生の声

2008-06-30 13:51:34

いよいよ7月。本格的な夏の到来。子供さんにとっては勿論、お勤めのお父さんやお母さんにとっても、長い休みがとれる「夏休み」を待ちかねていらっしゃるところではないでしょうか。そして、あれこれ夏休み中の予定を考えていませんか? そんな楽しい予定の中に、「日本の木」で何かを作ることを入れてはいかがでしょう。

「NPO法人 やみぞの森」が「夏休み木とのふれあい親子教室」を開催します。きっと、「びっくりするような素晴らしいもの」が作れて、新しい発見がありますよ。

「夏休み木とのふれあい親子教室」
2008年7月27日(日) 茨城県開発公社ビル大会議室
・10:00 〜11:30「夏休み木とのふれあい親子教室」50組(予約制)500円
・13:30 〜15:30 啓発セミナー 「暮らしと木の文化について」
 基調講演 講師 茨城県森林ボランティア団体連絡協議会会長 田村輝穂氏
 パネルディスカッション パネラー6人
(TEL:029-252-8124 http://www7.ocn.ne.jp/~yamizo/

この記事のURLコメント(0) │「のんびる」取材から

雄大な構想と哲学と実践力をもって活動をする「NPO法人 やみぞの森」(2)・・・日本の木に魅せられた人々の挑戦

2008-06-29 02:34:05

茨城県は、前回6月15日のエントリーでも登場してもらいましたかの名君として誉れ高い水戸の斉昭公が、安易に樹木を伐採することを禁じ、ここぞという時に必要な使い方をする歴史の土台があるそうです。だから、人間と樹木の関係は密接で、「NPO法人 やみぞの森」も、地域森林資源を循環させながら生育した樹木を利用し、代々までの世に、樹木の恩恵を受ける、いわば樹木と共生することを伝える目的をもちつつ、広く地域環境・社会に貢献、寄与できる実践活動を行いたいということです。

その実践活動は、一般市民と森林所有者・製材者・大工技術者・設計技術者を結ぶためのセミナー、やみぞ山系の杉の普及拡大のための啓発セミナー、地元大工による地産知消(「地元で生産されたものを地元で消費する」「消費者と生産者を結び付ける」ということ)の家づくり普及セミナーなどの開催、そして森林資源の杉をはじめとする木材を正しく用いることができる伝統大工技術を継続させていく、具体的に言えば、プロの大工さんの育成、神社仏閣の、釘を使わないで建築する“つなぎ“の伝授です。

大工塾、DIY塾は年間を通して行いますが、その他のセミナー等は、6月、7月、8月に次のように開催されます。ぜひご参加下さい。

平成20年6月29日(日)
「家づくり普及セミナー」茨城町「桜の郷みなみ台」14時〜16時
平成20年7月13日(日)
大工塾・DIY塾:笠間市 9時〜15時
平成20年7月27日(日)
「木材活用啓発セミナー」及び「夏休み木とのふれあい親子教室」 水戸市茨城県開発公社ビル会議室 10時〜15時30分
平成20年8月3日(日)
「家づくり普及セミナー」 土浦市乙戸南 午後
平成20年8月10日(日)
「家づくり普及セミナー」 神栖市 鹿島セントラルホテル 午後
(詳細はTEL:029-252-8124 http://www7.ocn.ne.jp/~yamizo/

yamizo_bl1_daikusyugou.jpg  yamizo_bl1_diysyugou.jpg
向かって左が大工塾の皆さん 右がDIY塾の皆さん(写真をクリック)  

では、その日本の木に魅せられ、雄大な構想を実際に形に顕していく人たちの言葉をご紹介しましょう。

この記事のURLコメント(0) │「のんびる」取材から

雄大な構想と哲学と実践力をもって活動をする「NPO法人 やみぞの森」(1)・・・願いは日本の木、和の伝統工法を後世につなげたい

2008-06-15 17:34:59

福島、栃木、茨城の三県の交点にやみぞ(八溝)という山があります。
名君として誉れ高い水戸斉昭公は、やみぞから連なる山の樹木を大切にし、後世に豊かな森林資源を遺し伝えたのだといいます。

ですが、時代はプレカット全盛を迎え、やみぞの木も在来工法も置き去られていきます。
製材業を営む佐川正中さん、大工の福田定利さんは、「このままではいけない、木の家と伝統技術を次の世代につなげていかなくては」と、思いを共にする仲間とともに、2000年9月、八溝山系の木材を利用し、地元の森林資源の循環活用を進めることを前提にした、「NPO法人 やみぞの森」を立ち上げました。
一級建築士の中村昌平さんも、プレカットの波が押し押せる時流に抵抗して、「地元の木、伝統技術を持つ大工、木の家の設計士を育て、代々つなげていなかくては」という精神のもと参加しました。

こうしたそうそうたる指導者と確かな布陣のもと、「NPO法人 やみぞの森」は、2004年から大工塾、2007年からDIY塾を開き、広く実践的な活動を精力的にすすめています。

この記事のURLコメント(0) │「のんびる」取材から

聴覚障がい者のための筆記通訳、要約筆記者をご存知ですか?

2008-05-10 19:04:23

要約筆記者は、話し言葉をその場で素早く書いて、聴覚障がい者に伝える通訳です。今、「プロの要約筆記者」が求められています。

「特定非営利活動法人 茨城県中途失聴・難聴者協会」が、要約筆記の勉強会と、後日開催予定の、要約筆記者養成講座説明会を開きます。この勉強会と説明会に参加して、要約筆記がどういうものかという理解とやりがいを知ってみませんか。

この記事のURLコメント(0) │「のんびる」取材から

<高齢者、身体が不自由な方も、温泉や旅行に行きましょう>NPO法人 あっとホームサービス in 福島県郡山市

2008-04-07 08:58:16

高齢者の方や障害を持ってる方は、普段、家に閉じこもりがちになっていませんか。温泉や旅行に行くのは億劫、と思っていませんか。
ゴールディンウイークは目の前です。思い切って出かけましょう!

そこで、新しいカタチの介護を目指して、介護保険適用の訪問介護サービスの他に、介護保険内ではできない買い物、お墓参り、観劇等の外出援助、清掃、洗濯、調理、草むしり、雪かき、犬の散歩等の生活援助もされ、特に、高齢者や身体に障害をもっている方が、温泉や旅行に行けるサービスに力を入れていらっしゃる、「NPO法人 あっとホームサービス」をご紹介しましょう。(のんびる3月号掲載)

こちらにご相談されれば、海外にだって行けちゃいますよ。

nonbl_at_hutaripota.jpg
代表の森野さとみさん(向かって右)、経理、事務担当の小沼万里子さん、介護犬として活躍する森野さんの愛犬ポタちゃん。(写真をクリックすると大きく見えます)

この記事のURLコメント(0) │「のんびる」取材から

<自然薯の人工栽培の方法を学ぶ>人工栽培勉強会の参加者募集:特定非営利活動法人 地域資源を活かす リ・フレッシュ

2008-03-07 00:45:12

北茨城市は、過疎化が進み、若者の就業の場がなくなり、活気も魅力も失われていく中山間地域の農山村です。そこで地域の活性のために、花、山野草などの資源を活かし、農業体験を通じて、農家と市民の交流、グリーン・ツーリズムを推進しようと、特定非営利活動法人 地域資源を活かす リ・フレッシュは誕生しました。

【理事長】鈴木金一郎
【TEL】0293-46-6743
【所在地】〒319-1725 北茨城市関本町富士ヶ丘1361
【E-mail】sekiguti@ice.hidecnet.ne.jp
【HP】http://www.geocities.jp/mawatariufkaya/
【設立】2003年10月
【会員数】70人

この記事のURLコメント(0) │「のんびる」取材から

<ボランティアの人々>捨てられた犬たち猫たちの月光仮面:NPO法人 ポチたま会

2008-01-14 02:18:20

仕事はもちろん、趣味でも、何かに取り組むというのはエネルギーがいるものですが、ボランティア活動は、自費でやるという経済の問題も付加されますから、かなり覚悟のいることですね。
まして、動物たちを救うボランティアは、命のあるものだけに、その大変さは生半可なものではないでしょう。その大変なボランティア活動を、信念のあるポリシーと深い愛情をもって颯爽とやり通している愛護団体があります。その名は、『NPO法人 ポチたま会』です。

『NPO法人 ポチたま会』は、人間と犬猫のよりよい関係を願って、2001年2月に設立されました。NPO法人を取得されたのは2007年1月です。
代表の川上郁子さんは、「人間と動物との温かい関係は、子供の成長にいい影響を与えると思うんです。また地域環境の福祉の増進にも繋がるでしょう」と話して下さいました。
実際の活動も、その視野の広さのもとで、遺棄された犬猫の里親探しや、幼児から大人に正しい犬猫の育て方を伝えています。

そして、「ペットを飼いたいけど、年をとると世話が難しくなるから飼えない」という高齢者の声を聞き、「60歳以上の方に、元気な間だけ、あるいは本当の飼い主が見つかるまで預かってもらう『一時預かりボランティア』をやってもらう」活動を始めました。

これはあくまで「預かり」で、その人が世話ができなくなったら、またポチたま会が責任を持って引き取るのです。ペットを飼いたいけど年だから飼えない、と思っていた人は、安心して元気な間だけペットと暮らせます。
「ペットの方も、一時的でも世話をしてくれる人と一緒に暮らせます。この間に、私たちは本当の飼い主を探せます」と川上さんは真剣な中にも優しさのにじむ眼差しで語りました。本当に、動物たちの味方なのです。

nonbl_potitama_14daihyou.jpg
優しさのにじむ笑顔が印象的な、代表の川上郁子さん

この記事のURLコメント(0) │「のんびる」取材から

山からの贈り物 自然薯<人工栽培にかける「特定非営利活動法人 地域資源を活かす リ・フレッシュ」の「北茨城自然薯研究会」の活動>

2007-12-09 00:36:51

先日、自然薯の人工栽培を開発し、勉強会を開いて参加者にその方法を伝授されている「特定非営利活動法人 地域資源を活かす リ・フレッシュ」の「北茨城自然薯研究会」を取材でお訪ねして来ました。

自然薯は山でしか採れない野生の食品と思っていましたから、人工栽培ができ、しかも猫の額ほどの狭い庭でも栽培可能と聞いてびっくりしました。もっとびっくりしたのは、野生の自然薯は地中に深く縦に育ち、掘るのが大変だ、という認識でしたが、人工栽培は、畑に浅く溝を掘り、そこに塩化ビニールのパイプシートを斜めにおき、中にウイルスのいない種芋を植えて山土を被せれば育ち、収穫は、鍬で土をはらいパイプが見えてきたらそれを片手でひっぱるだけでいいということです。
味も滋養も野生のものに負けないといいますから、これも驚きです。

その人工栽培の自然薯、今が旬です。販売されています。珍しいものなので、お好きな方のためにチラシを紹介しておきましょう。電話での申し込みも出来ます。

この記事のURLコメント(0) │「のんびる」取材から

遊覧船上でおもちゃの交換会「ぼくとわたしの 海からのクリスマス!!」=NPO法人 ザ・ピープル in 福島県いわき市

2007-12-06 01:51:30

12月23日、福島県の小名浜港を巡る遊覧船上で開かれる、素敵なクリスマス会をご紹介しましょう。
tenkokur8.gif
『ぼくとわたしの海からのクリスマス!!』は、こどもたちが、もう使わなくなった玩具を持って、小名浜港を巡る遊覧船に乗り、船が一巡している間に、絵本の読み聞かせや歌やゲームなどを楽しみ、最後に玩具の交換をするというイベントです。
なんと、「楽しいでっかいクリスマス会」でしょう!

この記事のURLコメント(2) │「のんびる」取材から

朗読に魅せられ 魅せます 2

2007-05-19 15:06:38

前回に引き続き、6月16日に朗読発表会を控えた「与野朗読の会」会員の方々に、朗読にかける思いを、アンケートに記入という形で表わしていただきました。(写真は許可して下さった方のみの掲載です。似顔絵は会員のY・T人さんが描いて下さいました。表情が豊かで素敵です!写真をクリックすると大きくなります。)

bo1-g.gif田島まき子さん 50歳代
yono_tm_tazimanigaoe1.jpg
朗読歴
会の発足以来ずっと

朗読をはじめられた理由
子どもの頃からの読書好き、朗読好き

朗読をはじめてよかった、と思われること
読書の幅が広がり、読みが深まった。(古典から現代まで実に様々な作品を取り上げている。)

朗読をはじめて、自分に変化がありますか
発言が明瞭になった。
アナウンサー始め、他の人の言葉の使い方に敏感になった。
読み聞かせが得意(?)になった。


bo1-g.gif根本由美子さん 50歳代
yono_nemo.jpg
仲間の稽古に真剣な眼差しを注ぐ根本さん
朗読歴
発足から24年目。

朗読をはじめられた理由
小学校教員で演劇クラブが担当になり、日本演劇教育連盟、夏の全国大会「朗読講座」に参加したことをきっかけに発足させた。

朗読をはじめてよかった、と思われること
読書の幅が広がった。
演劇、ミュージカル、映画、ドラマ、音楽等へと興味が広がった。

朗読をはじめて、自分に変化がありますか
子どもたちへの指導の幅が広がり、内容的にも深まった。
友人の輪が広がった。
夫婦でやっているので、話し合う機会が増え、お互いの理解が深まってきた。


bo1-g.gifE・Bさん
yono_bm_tazimanigaoe1.jpg
朗読歴
21年

朗読をはじめられた理由
友人にさそわれて

朗読をはじめてよかった、と思われること
すばらしい先生(巌金四郎先生)に出逢えたこと

朗読をはじめて、自分に変化がありますか
言葉の意味を深く考えるようになった。
作品を通して、自分とは違った考え方に触れられたこと。
一つの作品を何度も読むことにより、作品の良さが増していくこと。


bo1-g.gif藤島徳江さん 50歳代
yono_ft_tazimanigaoe2.jpg
朗読歴
朗読の会の開設時より(24年)

朗読をはじめられた理由
全劇研の講座(朗読入門)に参加して自分もやりたいと思った。
子ども(我が子、受け持ちの学級の子ども)に絵本の楽しさを味あわせたかったので。

朗読をはじめてよかった、と思われること
授業中に子どもの理解に役立った。(子どもの良さを伸ばすことができる)
朗読の良さ、楽しさ(巌先生から学んだこと)を後輩にも伝えられる。

朗読をはじめて、自分に変化がありますか
更に声を出すことの楽しさが感じられるようになっている。


bo1-g.gifF・Mさん
yono_mf_tazimanigaoe2.jpg
朗読歴

朗読をはじめられた理由

朗読をはじめてよかった、と思われること

朗読をはじめて、自分に変化がありますか


bo1-g.gifM・Mさん
yono_mm_tazimanigaoe1.jpg
朗読歴
17年

朗読をはじめられた理由
「朗読の会」が近くにあったから

朗読をはじめてよかった、と思われること
大きな声を自然におなかから出す快さを感じられるようになった。「ここちよさ」
仲間との交流

朗読をはじめて、自分に変化がありますか
声に出すことでお話が「生きて歩き出す」というのを感じることができ、自分の考え方や感じ方に少し幅がでた?!


bo1-g.gif本居麗子さん 60歳代
yono_mr_tazimanigaoe2.jpg
朗読歴
20年

朗読をはじめられた理由
小学生の頃、夕方ラジオの放送劇を聞くのが楽しみだった。その放送後に出演者が読み上げられ、巌 金四郎という名前がずーと心に残っていた。「演劇と教育」という冊子に「与野朗読の会」の案内が出ていて、講師に先生の名前がありすぐに電話をして入会する。長男が言葉の発達が遅かったことで、言葉への思いがあったことも確かです。

朗読をはじめてよかった、と思われること
一つの作品に向き合う時間を持つことで、難しさと面白さがわかりかけてきた。他の人の作品を聞くことの楽しさと、自分では出会えない作品が聞けることのうれしさ。

朗読をはじめて、自分に変化がありますか
人に伝わるような表現をしているかなと反省したり、日々人の話をしっかり聞こうと思っている。
絵本の読み語りや紙芝居をする機会も増え、自分の活動が広がってきた。
生の舞台、ラジオ、テレビなど、観たり聞いたりする楽しみが増した。


bo1-g.gifM・Yさん
yono_yosi.jpg
立ち姿も美しく、稽古中のM・Yさん
朗読歴
入会して17年くらい。

朗読をはじめられた理由
子どもに読み聞かせをしていたので、朗読に関心があり、会に誘ってくれた友人があったので。

朗読をはじめてよかった、と思われること
会の皆さんとの交流ができて仲間に入れていただいたこと。
巌先生に教えていただけたこと。
先輩の仲間から教えていただけたこと。
朗読の難しさ、奥深さを知ったこと。

朗読をはじめて、自分に変化がありますか
テレビやラジオ出演者の言葉や、アクセントが気になる。


bo1-g.gif渡辺和子さん 60歳代
yono_wk_tazimanigaoe2.jpg
朗読歴
23年

朗読をはじめられた理由
特にこれといった趣味もなかったので。

朗読をはじめてよかった、と思われること
仲間と共に、朗読の楽しさを味わうことができること。

朗読をはじめて、自分に変化がありますか
自分が表現することに対して、会のメンバーに批評されることにより、様々な意見を深く考え、自分の表現を工夫、模索できるように徐々になっているきていることかも知れません。
自分のために楽しい時間を使え、心が豊になってきていると思います。心の若さも感じたいです。

この記事のURLコメント(0) │「のんびる」取材から

朗読に魅せられ 魅せます 1

2007-05-15 03:00:39

「のんびる 5月号」でご紹介しました「与野朗読の会」の第22回、”朗読発表会ー夏の会ー”が6月16日に開かれます。
本番を一ヵ月後に控え、張り詰めた空気が漂う稽古場をお訪ねし、アンケート形式ですがお一人お一人から朗読にかける熱意を伺ってきました。(写真は許可して下さった方のみの掲載です。他の方は会員のY・T人さん画の似顔絵で登場していただきました!写真をクリックすると大きくなります。)


bo1-r.gifS・Aさん 60歳代
yono_azs_tazimanigaoe2.jpg
朗読歴は?
「与野朗読の会」発足より。

朗読をはじめられた理由
「子どもたちに上手に読んであげられたら・・・」と演教連の夏の「朗読講座」で巌先生の指導を受け、さらにその気持を強くしたことから。

朗読をはじめてよかった、と思われること
読書の範囲が広がったこと。
音声表現の楽しさを子どもと共有できること。
解放感と充実感がわいてくること。

朗読をはじめて、自分に変化がありますか
日常の会話でも発声や明瞭さをより意識するようになった。
観劇の機会が増えた。
言語・方言への関心が深くなった。


bo1-r.gifS・Aさん 60歳代
yono_as_tazimanigaoe2.jpg
朗読歴は?
21年。

朗読をはじめられた理由
我が子にお話の世界を声で生き生きと伝えたいと思ったのがきっかけかしら? はじめた理由はなどと改めて思うこともなくなる程、朗読は身近になっています。

朗読をはじめてよかった、と思われること
会の皆さんと朗読について学び合ったり、他のグループの発表会を聞きに行くのも楽しく、自分では読まないような作品にふれたり、黙読した時とはまた違った感動を味合うことができます。

朗読をはじめて、自分に変化がありますか
出不精の私が朗読と聞くと、どこへでも飛んでいくようになりました。


bo1-r.gif板垣正義さん 50歳代
yono_ita.jpg
厳しい表情で演出をする板垣さん
朗読歴は?
21年。

朗読をはじめられた理由
会のスタート当初は、裏方としてプログラム作りなどに参加。その後、指導者だった巌金四郎先生にすすめられて入会。

朗読をはじめてよかった、と思われること
朗読を入り口にして、演劇全般に興味を持てた。(鑑賞する事、演じる事、両方共に)。

朗読をはじめて、自分に変化がありますか
自己表現の巾が広がった。
心と体の開放感を得た。
ことばに対する興味がより一層深くなった。(朗読をはじめる以前から、国語学的な事に興味あり)。
夫婦で朗読をやっているので、お互いのダメ出しなどを含めて、会話がぐんと多くなった。


bo1-r.gifF・Oさん 50歳代
yono_of_tazimanigaoe1.jpg
朗読歴は?
23年。与野朗読の会が発足して1年ほどたってから入会しました。朗読との初めての出会いです。

朗読をはじめられた理由
まだ小学生だった我が子や職場の子どもたちに、もっと上手に本を読んであげられたらと思ったことがきっかけです。

朗読をはじめてよかった、と思われること
日々、何気なく使っていた日本語を大切に思えるようになったこと。「美しい日本語を伝え広めたい」と言われていた巌金四郎先生に指導していただいたことが何よりよかったです。
作品を通して(作家の方の言葉や文章をお借りして)自分の思いを伝えられること。
聞いて下さる方の反応が感じられること。至福の喜びが味わえます。
何歳になっても学ぶことができることなど数えきれません。

朗読をはじめて、自分に変化がありますか
言葉のアクセントに注意を払ったり、日本語一つ一つの意味や由来を考えるようになりました。
表現することの喜びを実感できるようになりました。


bo1-r.gifA・Oさん
yono_oa_tazimanigaoe.jpg
朗読歴は?
たぶん9回目の発表会から参加。10年以上。

朗読をはじめられた理由
ラジオやテレビで朗読を聞いて楽しそうだったこと。
自分の子どもが教室で読むのに、わかりやすく、作品の世界にひきこめるような読み方ができるようになりたいから。

朗読をはじめてよかった、と思われること
いつでもどの作品でもないが、その作品の世界にひたっていたいと思えるものに出会えたこと。登場人物の人がら、心情、相手との関係や情景などを声を出して表現することで、多様な人物になれたし、生き生きとしている自分に気づいたりしたこと。

朗読をはじめて、自分に変化がありますか
小説やエッセイなどが身近になった。
言葉のアクセントや言いまわしを意識するようになった。


bo1-r.gif嶌田純子さん 60歳代
yono_sima.jpg
仲間の稽古に静かに聴き入る嶌田さん
朗読歴は?
24年。

朗読をはじめられた理由
子どもに本を読んであげるのに、少しでもイメージゆたかに読みたいと思った。

朗読をはじめてよかった、と思われること
作品の登場人物になる楽しさ。こどもにもなれば王子さまにもなれる。

朗読をはじめて、自分に変化がありますか
生涯やるものとして大切に取り組んだ。


bo1-r.gifY・Tさん 50歳代
yono_ty_tazimanigaoe2.jpg
朗読歴は?
9年。

朗読をはじめられた理由
男性が足りないので狩りだされた。

朗読をはじめてよかった、と思われること
本をジックリ読むようになった。
作者の思いを深く読み感じるようになった。

朗読をはじめて、自分に変化がありますか
人の輪が広がった。



                      

この記事のURLコメント(0) │「のんびる」取材から

NPO法人 阿見アスリートクラブのドリム

2007-05-12 00:01:40

三月のある日、茨城県稲敷郡阿見町の陸上競技場に、「のんびる」の取材のため、阿見町で活動する「NPO法人 阿見アスリートクラブ」をお訪ねしました。

この日は朝からかなりの雨だったこともあり、参加者は普段より大分少ないとのことでしたが、大人、こども合わせて50人ぐらいの会員が、雨のグランドでそれぞれの練習に打ち込んでいました。会員の活動の記事は「のんびる 6月号」で書いていますので、このブログでは理事長の楠康夫さんと、副理事長の楠朱実さんのお話をまとめてみました。

理事長 楠康夫さんのお話し
身近にスポーツができる環境を

ami_kusu2.jpg

「目指しているのは、『すべての人に対して、陸上競技をはじめとしたスポーツ全般の普及・発展を図り、スポーツ間の交流を行い、豊かなスポーツ文化の醸成に寄与するとともに、生涯にわたってスポーツを楽しめる環境を整え、活気ある町づくりを目指し、子どもの健全な育成を図る』ということですね。やさしい言葉にかえて言えば、『その人、その人がやりたいスポーツをやりたい時に出来るスポーツ環境を作りたい』です。
小さなこどもからおとなまでが、一堂に会して同じ場所でトレーニングできる環境。365日いつ来ても、コーチ・指導者がいて、健康のためにスポーツを楽しむ人も、トップアスリート目指して練習する人も、気軽に、でも本気でからだを動かすことができる、教えてもらえる。・・・そんなクラブを地域に根ざしたいのですよ。
ぼくは、駒大の陸上部、ヤクルトの事業団のランナーとして、箱根駅伝大会に四回出場、東京国際マラソン、防府マラソンなどに出場、入賞してきた、いわばランナー一筋の道をきたので、周りから世界一の選手を作ることだけを目標に組織を作っているのではないかと思われているところがあるし、実際夢はオリンピックランナーを出したい、であるのですが、でもそれだけではないんです。クラブの存在自体が地域に根付き、人々に愛され、地域の子ども達の居場所となり、高齢者・大人の健康なスポーツライフの拠点となる、そんなクラブ、ヨーロッパ的なクラブを作りたいんです。自分のスポーツ人生を、社会や地域に役立てたいのです。」

上の言葉から、楠理事長はいかにも厳しい表情をした堅いお人柄で、またエリートにありがちな完全主義の気難しい方かと思いますが、実際にお会いすると、真っ直ぐで筋の通った方で、才能ある人特有の完全さを持たれた方であることは間違いないのですが、それらで人を圧したり押し付けたりしない、心の柔らかな人間の幅の広い実に笑顔の素敵な方です。
そして、何より大事にされているモットーは、『楽しくなくては意味がない!』なのです。
そう、普段は勿論、練習中においても楽しい方なのです。そして永遠の青年、と称したい爽やかさを感じる方です。
「実際の練習の中で、楽しくしよう!を心がけてやっていると、小学生、中学生、高校生の生徒たちはダラダラしてしまうことがあるんですよ。甘く見る、というやつですね。だから、たまに、実力のあるスゴイところも見せるんですよ。すると、彼ら、『お、すげぇー!』としゃんとしてくれます」といたっずらっこのような表情をされました。
楠理事長の合言葉は、『楽しく! ぴりっと辛く!』なんですね。


副理事長 楠朱実さんのお話
夢は実現させてこそ、夢

ami_kusuake1.jpg

「今、『阿見アスリートクラブ〜ドリム』の『ランニング&ウォーキング』『市民ランナー教室』『バウンドテニス』各会員を募集しています。市民ランナー教室は五月から月に一度やっていきたいと考えています。本格的にマラソンを走り抜けられるようにサポートしたいんです。実際、現在の『ラン&ウォーク』の会員は、メジャーなマラソン大会に出場している人や、霞ヶ浦マラソンやつくばマラソンを完走した人もいるんですよ。頼もしいです。これからもみんなで頑張りますよ。

ami_syugou.jpg
(ドリム会員の皆さん。まだはじめて一ヶ月の方も、何十年も本格的にマラソンや陸上競技をやってきた人もいます。それぞれの経験や体力に合った指導がされますので、皆さん伸び伸びとされています)

ドリムは、ドリームをもとにした私の造語で“夢”ですが、この夢は実現させる夢。私とっては、夢は実現させてこそ、夢なんです。
クラブの中から、みんなに愛されるおらが町のチャンピオンが出れば、という夫とともに私もそう願って、その指導に全力をかけています。
私たちの生涯をかけ、現在は、このような組織を作り、行い、そして、次の世代へ引き継ぐこと、これがが私たちの理想です」

楠朱美さんは、東京女子体育大学を卒業後、公立の小・中学校の教師をされてきた、やはり陸上選手として輝かしい経歴を持つ方です。夫の夢をともに叶えようと、三年前に教師を退職、現在は、このクラブに心血を注いでいらっしゃいます。
インタビューの間も、常に練習をしているこどもたちに視線が注がれていて、時々、そちらに向かって声をかけられます。
「どうしたの?」「大丈夫か?」「そんなことしてちゃだめだよ」
いかにもスポーツ人らしいキビキビと張りのある口調です。でもこどもたちへの愛情を感じる温かい眼差し、声です。
そして楠朱実さんの顔は終始生き生きとしてチャーミング。叶える夢を持って、それに全力をかける、というのは幸せなことなのだと、楠朱実さんが証明しているという気がしました。

この記事のURLコメント(0) │「のんびる」取材から

回想法を知っていますか?

2007-02-01 20:03:23

「NPO法人龍ケ崎市回想法センター」を主宰されている心療回想士の赤嶺愛子さんを、回想法の一端である伝承遊びの講座と、産業能率大学講師で行動科学博士の小林幹児さんの回想法講演を開催された日にお訪ねしました。

kaisou_b_take.jpg
<参加者の方が、竹で昔ながらの方法で、花活けを作っていらっしゃるところ>

kaisou_b_taketenzi.jpg
<手作りの竹製作品 懐かしい匂いがします>

kaisou_b_syugou.jpg
中央の女性が赤嶺さん 向かって左隣りの方がお母様のふくさん 右が小林幹児さん 他の方は参加された皆様>

kaisou_b_hataori.jpg
<機織機の前で、係りの方から説明を聴く>

kaisou_b_huku3.jpg
<お母様のふくさんと参加者の方と話をする赤嶺さん ふくさんは、認知症要介護4から1に回復された>

私は、この時まで、「回想法」ということを全く知りませんでした。取材をするために資料を読みましたが、「お年寄りや認知症の人から昔話を聞いたり、お話ししあったりすることだろうか」という漠然とした理解でした。
そうした頼りない意識で、赤嶺さんと小林さんのお話を伺ったのですが、昔話を聞いたり、話し合うというところに生じる情緒で終わるものではない、例えば、病気などで通常でなくなった人間の脳を、記憶や感情がもつれた糸玉のようになっているとすると、それをするするとほどいていく手助けをするといえるような、高度で奥の深い学問であることを感じました。
また、脳血管性の障害とそうでないものの症状は別のもので、効果も違うなど、学術的な細分化の上の実績も積まれているようです。
それで、浅学な自分がこの説明をどのように書けばいいかと思案していましたところ、赤嶺さんが、ホームページに掲載されている、ご自分の体験を交えた回想法の説明文を寄せて下さいました。その玉稿を原文のまま公開させていただきます。

この記事のURLコメント(4) │「のんびる」取材から

社会福祉法人ぱる「いきいきタウンとだ」

2007-01-30 22:45:04

『「年をとっても普段通りに、安心してその町に住み続けたい」という、高齢者の願いに応えよう』を理念として、入居者一人ひとりの人権を尊重する、全室個室・ユニットケアの住まいを用意した特養、ケアをめざす施設が、2005年4月1日にオープンしました。
JR埼京線戸田公園駅から徒歩で18分の、商店や住宅の立ち並ぶ街中にある、社会福祉法人ぱるが運営する『いきいきタウンとだ』です。


建物は、落ち着いた生活感溢れるマンションのような造りです。
この中で、『ショートスティ』『デイサービス(一般型&認知症対応型)』『ヘルパーステーション』『居宅介護支援事業所』『在宅介護支援センター』『地域交流スペース』の介護サービスが行われています。
老人ホームや介護施設というと、街中から離れて、見るからに、”収容施設”というイメージで建てられていることがありますが、ここは、建物を出るとすぐに町の人々の生活があり、普段のままの風景を目にすることが出来ます。近くに小学校、中学校もあり、子供たちの話し声、笑い声が聞こえてきます。
まさに、自宅と同じように生活ができる環境、を作り出していると言っていいでしょう。
ケアも、スタッフの「してあげるケア」ではなく、入居者、通所者一人一人に対する「暮らし支援ケア」を心がけています。

nonbirblog_toda.jpg

この記事のURLコメント(0) │「のんびる」取材から

介護者をサポートする<介護者サポート・ネットワークセンター・アラジン>

2007-01-07 14:14:39

東京メトロ『六本木』6番出口に出ると、劇団『俳優座』があり、裏手に回ると、桜の木々をいただいた古びた校舎があります。港区が、休校になった中学校をNPOに開放した施設、『みなとNPOハウス』です。
この施設の二階の一室に、今回ご紹介したい『介護者サポート・ネットワークセンター・アラジン』の事務所があります。

arajin_tatemono.jpg

2000年に介護保険がスタートし、『介護』というものの現実や実態が社会に知られたわけですが、多くの人の意識や視線は、介護される高齢者や認知症の人、介護の方法などに向けられ、介護をする側の人『介護者』については無関心でした。
アラジンの理事長牧野史子さんは、このスタート時点で既に、「このままではいけない。介護者の心身のケアを考えなくては、介護者はたちまち疲労のあげく行き詰る。そうならないように介護者を支えることが大事だ。」と感じていました。

牧野さんは、1995年に阪神・淡路を襲った地震に自ら遭遇されながら、被災者の救助活動のボランティアに参加されたのです。その時、仮設住宅で、被災した家族を自分の力で介護する人たちの、孤立し、疲弊しきった痛ましい姿に接し、胸をつかれたのです。
「高齢者や認知症の家族を介護する人も同じなんですね。介護者は誰にも頼ることができず、ひたすら疲労に耐え、どんどん孤立感を深めていく。この人たちをまず支えなければ! と私は思ったのです。」

この牧野さんの熱い想いのもと、アラジンは立ち上がったのです。そして、さまざまな取り組みをしています。

介護者が集まるたまり場作り
ここでは、介護経験者や福祉やカウセリングの専門家のような人をおき、介護者に情報を提供します。介護の方法、知識、ディサービスやショートスティの利用の仕方などから、励まし、傾聴など。中には、ショートスティなどに罪悪感を持つ人などがいますから、それは当然の権利であること、大いにショートスティを利用していいのだ、ということなどを話しています。

ケアフレンド
外に出られない介護者のために、家に行って、傾聴などのケアをする訪問ケア。希望者にはアロマセラピーもやります。

電話相談
毎週木曜日にアラジンの事務所で電話を受けます。介護者のグチや悩みを聞いたり、情報の提供です。(オアシス電話)

ネットワーク作り
地域包括支援センター。今の段階は、これまで各地で保健婦さんたちが独自にやっていた活動を掘り起こして、ネットワークを作る、ということをやっています。お互いのリーダーが、三ヶ月に一回集まり、お互いに情報や知識を交換し、お互いの会がよりアップしていっている。杉並介護の会は充実していっています。

上の四つの取り組みとともに、アラジンが活動の中心として、定期的に開催しているのが、サポーターの養成講座です。
受講後、アラジンの活動に参加する人を求めるとともに、人材の育成をはかっています。現在決定している講座は下の通りです。

シニアのための傾聴基礎講座 〜高齢者に寄り添うボランティア活動入門講座〜
日時
・1回目 2007年2月3日(土) 13:30〜16:30 
    オリエンテーション 傾聴の姿勢(傾聴とは何か)
・2回目 2007年2月10日(土) 13:30〜16:30 
    傾聴の基礎(自己理解と自己開示)
・3回目 2007年2月17日(土) 13:30〜16:30 
    ロールプレイによる傾聴の体験学習
・4回目 2007年2月24日(土) 13:30〜17:00 
    高齢者の心理 認知症の理解と対応 他

会場 
ゆうゆう馬橋館 杉並区高円寺南3−16−14

アクセス 
丸の内線 新高円寺駅より徒歩5分 馬橋保育園の2F

講師
大井裕子(めぐろチャイルドライン研修スタッフ)他

対象
傾聴ボランティアに興味があり、修了後地域活動の意思がある方

定員
30名

参加費
4回 5000円

募集締め切り
定員になり次第 

申し込み方法
電話:03−3408−0468  
FAX:03−5775−0152  
Email:arajin2001@minos.ocn.ne.jp

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜介護者のケアを学ぶ〜「介護者サポーター」養成講座〜 「介護者ケアの基礎を学ぶ」
日時 
2007年3月17日(土)

会場 
みなとNPOハウス4F大会議室 東京都港区六本木4−7−14(予定)

アクセス 
地下鉄大江戸線・日比谷線「六本木」6番出口より2分俳優座裏

募集人員 
30名

参加資格 
どなたでも参加できます

参加費 
未定

申し込み方法 
上と同じ  

締め切り 
定員になり次第

事務局長の中島由利子さんは、「これまでやってきて、必ずしもいい結果ばかりとは言えなかったです。傾聴のための訪問ケアは、希望者が少なかったりしました。また、集まる場にも、なかなか出てこれない、と言う介護者もいる。出て集まれば、必ず力づけられ、意識の変革もでき、突破口になると思うのですが、集まる、ことが出来ないのです。
でも、傾聴の講座をの受講者が活動して、それによって救われたという介護者の声もあり、私たちは、サポートする人間の養成講座と、ネットワーク作りを続けます。行政と協力し合うなど、さまざまな試みもします。介護者が救われる場は絶対に必要ですからね。」と中島さんの表情は温かいながら、言葉は説得力のある力強いものでした。

この記事のURLコメント(2) │「のんびる」取材から

▲このページの上へ戻る