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介護☆同行二人<アエイウエオアオ>

2008-07-23 03:07:39

ここのところ、夕方になると、車椅子に乗った夫と散歩にでます。
車椅子を使い始めるとたちまち歩けなくなる、と何かで聞き、安易に車椅子は使わないゾ、と決心していたのですが、今年のはじめに、夫にある事態が起こり十日間の入院をし、以後歩行が一気におぼつかなくなってしまったのです。そしてこの最近の肺炎での入院で、車椅子はなくてはならぬものとなりました。

dougyouninin_kurumaisu1.jpg何とも不機嫌そうな顔に見えますが、「ハイ、笑ってぇ〜」と言ったらこの表情になりましたから、本人はニッコリのつもりです♪ 「なんだか、ゴルゴダの丘にひかれていくイエスのような顔だねぇ」と言ったら、その時はほんとに可笑しそうに表情をほころばせてくれましたヨ。

余談ですが、今年のはじめに入院するほどになった事態というのを暴露しちゃいましょう。
実は、私がうっかり自分のおやつの甘栗を食卓に置きっぱなしにして、それを見つけた夫が食べてしまった、らしい、のです。らしい、というのは、夜、どうも様子がおかしいと気づき、口を強引に開かせ、喉に指をつっこんで吐かせたら、甘栗がポコンと出て、はじめてこととしだいがわかったのです。その後、栗で気道が傷つき、高熱が出て病院に駆け込む仕儀となりましたから、まったく、恥ずべき至らぬ介護人です。


散歩の続きに戻りましょう。
夫は最近熱が続いていますから毎日は行けないのですが、体調のいい日は必ず田園の道を夕刻の涼風を受けながらゆっくり歩きます。
そして、表題の、<アエイウエオアオ>と一語一語はっきりと、声を出して言わせるのです。これが散歩の狙いです。

<アエイウエオアオ>というのは、皆さんお気づきでしょう。演劇など声を出す人が、カツゼツをよくする訓練のためのものです。それを夫にさせるのです。夫の場合は、カツゼツをよくする、なんて贅沢なことは露も考えておりませぬ。ひたすら喉の筋力をつけるためです。喉の筋力が強くなると、嚥下がしやすくなります。

しばらく前から、夫は食べ物を飲み込めずぷわっと噴き出したり、いつまでも口中に含んでいたりするのです。医師は胃ろうをすすめるようになり、<アエイウエオアオ>は、何としても自力で食事・栄養が摂れるようにしておきたい、至らぬ介護人が考えたささやかな抵抗のようなことと言えます。

本当は、大声で歌など唄えばいいのですが、もともとそういう趣味のない夫はどんなに説得しても、歌となると声を出しません。そこで思いついたのが<アエイウエオアオ>で・・・歌はだめで、これなら声を出して言う、というのもよくわかりませんが、とにかくこれはやるのです。そして、数日たった今、『そういえばここのところ、食べ物をすんなりと飲み込んでいるではないか!』と思えるようになりました。

dougyouninin_kurumaisu2.jpgたまに一休みして、こうしてトラクターの作業を眺めたりします。

というわけで、<アエイウエオアオ><カケキクケコカコ><サセシスセソサソ>と、われらどうぎょうににん、せいいっぱい声を張り上げて歩いております。たまに猫がついてきたりして・・・。

(佐々木和恵)

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介護☆同行二人<ダイジョウブか、介護人の頭>

2008-07-21 01:50:16

夫の微熱が三日ほど続いた後の夜高熱になり、翌朝、あたふたとかかりつけの病院に駆けつけました。認知症の夫は、週に一度しか診察がない神経内科で受診すると決まっているのですが、この日は、その神経内科の先生がいらっしゃらない日なので、カルテを内科に回していただきました。

結果、夫は肺炎に罹っていて入院したのですが、このエントリーで書こうとしていることはそのことではありません。介護人たる私のことです。

さて、この日、廊下のベンチに腰掛けて順番を待っておりますと、ほどなく、「ささきさーん」と名前を呼ばれました。「はーい!」と夫の車椅子(普段は車椅子は使わないのですが、熱のために歩行がおぼつかなくなり)を押して、内科の診察室に入りました。
こちらに顔を向けて待っておられた先生の顔を見て、『やや、Wさん、医師もされていたんですか』と言いそうになりました。Wさんにそっくりの先生だったのです。Wさんというのは、当セカンドリーグのんびるの編集をされている、私たちリポーターの上司にあたる方です。

この時の、『やや、Wさん』と思ったことが私の頭にこびりついてしまい、以後、八日間の入院の間中、その先生はFさんと言われるのに関わらず私は一度もF先生とお呼びすることなく、『W先生』と言いつづけたのです。

一度ならず何回か、ナースステーションの窓口で、「あのう、W先生こっちにいらっしゃいます?」「だからぁ、F先生だって言ったでしょ」と看護師さんに呆れられました。
当のご本人から、「ぼく、Wじゃないよ、Fだよ」とも何度も言われました。そのつど、「は・ははぁ、失礼しました!」と平身低頭謝るのですが、次に会うと、また、「W先生」と言ってしまうのです。

しまいには、「W先生」と呼ぶと、「はい」と答えて下さるようになりました。
これ、恥ずかしながら本当の話です。
私の頭はこんな始末になってしまっているのです。いやはや、どうしよう・・・と、マジで心配です。

何ヶ月か前にも自分の頭が心配になることがあり、大きな病院に行って脳のあらゆる検査をしたのですが、特に異常はなく、「介護による疲労とストレスが原因でしょう。ま、気をつけて下さい」とあっさりしたものでした。

ご家族の介護をされている皆様、お互いのんびりやっていけるように致しましょう。(ナンテ、簡単に言われる正論ほど介護人を追い詰めるものはありませぬが、ノンビリヤロウ、ノンビリヤロウと自分にジュモンをかけてみようかな、と)sinkaoi_fc_ninmari.gif

(佐々木和恵)

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障がいのある人も高齢者もみんな大らかに共に生きたい「NPO法人 チェリー館」

2008-07-14 08:42:22

代表の今野さんは、かって喫茶店を経営していました。その時、いろいろな人と出会い、親しく話すようになっていましたが、一人暮らしの高齢者の方や障がい者の方の姿を見かけなくなると気になって仕方がなかったそうです。『よく見かけていたおばあさんの姿を最近見ないけれどどうしたんだろう?』『コーヒーを飲みに来てくれていた身体の不自由なAさん、具合がわるいのではないかしら、食事などは大丈夫だろうか』と。

NPO法人 チェリー館の誕生
そして次第に、高齢者や障がいを持ってる人に、自分のできることをして役立ちたいと思う気持ちが強くなっていきました。すると今度は、「自分にできることって何だろう?」と考えるようになりました。行き着いたのが、『自分にできることは、食事作りだ!』でした。

「お料理が得意なんですね」
「ううん、得意というんじゃないの。食べることが好きなのよ。ハハハ」

思いつくとすぐに行動に移すのが今野さん。2002年から高齢者の人、心身に障害を持つ人への配食サービスを開始しました。
「その時お仲間は何人ぐらいいらしたんですか?」
「私ひとりだけ。最初は誰もいなかったの。一人で注文をきき、お弁当を作り、配達していった。そうやっていたら、知人が、“そういう活動ならNPO法人にしてやるといい”と教えてくれて、そこから、『高齢者、障害者の方に安く美味しいお弁当を届けたいので、一緒にやる人いませんか?』と仲間を募ったんです。通常なら、最初に仲間がいて、何かやっていて、それをNPOにしていくんでしょ。私の場合、逆だったの。ハハハ」

こうして2003年10月に、「NPO法人 チェリー館」が生まれました。

活動
現在、20名のスタッフで、ひたちなか市からの委託を受け、一日にだいたい180人分のお弁当を作り配達しています。アレルギーや腎臓に問題があるなどの申し出があると、勉強をして特別食を用意しているそうです。

cherry_bentou.jpg

お弁当を配送した時、『待ってくれている高齢者、障がいのある方と必ず3分間は会話を交わす』ことを決めているそうです。“3分なんてちょっとじゃない“と思う方がいるかも知れませんが、この3分は、20人のお宅に配送すると、1時間余分に時間がかかるということになるのです。なかなか貴重な3分です。でも今野さんたちは、待ってくれている人のために、この3分を惜しみません。必ず笑顔で会話をします。
「身体の調子はいかがですか」「元気ですか」と訊ねるだけで明るさが漂うといいます。

スタッフ紹介
そうした心遣いをもって調理や配送の仕事を担当しているスタッフの方々の声をご紹介しましょう。

cherry_yonin.jpg
後列向かって右が代表の今野さん。左は大塚さん。前列右、佐藤さん。左は山口さん。(写真をクリックして下さい)

調理を担当している佐藤良子さんは、「近所なので参加しました。食事は、お年寄りなので、細かくする、柔らかくするなど工夫をしています。卵はだめなどのアレルギーの人もいて、とても神経を使いますが、“美味しかった”と喜ばれると、苦労も吹き飛びます」。

山口千恵子さんは、「週二回、来ています。これまで社会に出て働いたことがないので、全てが勉強になります。自己流だったお料理の仕方を、先輩が、“こうやるといいよ”と教えてくれるなど、とても自分にとってもいいです。親ほど年齢の方もいて、いろいろ教えられます」。

大塚道子さんは、71歳だそうですが、とてもそうは見えません。「私はこの有償ボランティアで生活をしているので、大変なんですけど、でも、お年寄りの方の家にお弁当を配達し、少し話していくんですが、その時の一人暮らしのお年寄りの方の、私を待っていてくれた、という感じを受けると、自分の苦境は忘れられる。人の役に立てる、ということは本当に生きがいになる」。

この記事のURLコメント(0)「のんびる」取材から

雄大な構想と哲学と実践力をもって活動をする「NPO法人 やみぞの森」(3)・・・「夏休み木とのふれあい親子教室」開催 & 塾生の声

2008-06-30 13:51:34

いよいよ7月。本格的な夏の到来。子供さんにとっては勿論、お勤めのお父さんやお母さんにとっても、長い休みがとれる「夏休み」を待ちかねていらっしゃるところではないでしょうか。そして、あれこれ夏休み中の予定を考えていませんか? そんな楽しい予定の中に、「日本の木」で何かを作ることを入れてはいかがでしょう。

「NPO法人 やみぞの森」が「夏休み木とのふれあい親子教室」を開催します。きっと、「びっくりするような素晴らしいもの」が作れて、新しい発見がありますよ。

「夏休み木とのふれあい親子教室」
2008年7月27日(日) 茨城県開発公社ビル大会議室
・10:00 〜11:30「夏休み木とのふれあい親子教室」50組(予約制)500円
・13:30 〜15:30 啓発セミナー 「暮らしと木の文化について」
 基調講演 講師 茨城県森林ボランティア団体連絡協議会会長 田村輝穂氏
 パネルディスカッション パネラー6人
(TEL:029-252-8124 http://www7.ocn.ne.jp/~yamizo/

この記事のURLコメント(0)「のんびる」取材から

雄大な構想と哲学と実践力をもって活動をする「NPO法人 やみぞの森」(2)・・・日本の木に魅せられた人々の挑戦

2008-06-29 02:34:05

茨城県は、前回6月15日のエントリーでも登場してもらいましたかの名君として誉れ高い水戸の斉昭公が、安易に樹木を伐採することを禁じ、ここぞという時に必要な使い方をする歴史の土台があるそうです。だから、人間と樹木の関係は密接で、「NPO法人 やみぞの森」も、地域森林資源を循環させながら生育した樹木を利用し、代々までの世に、樹木の恩恵を受ける、いわば樹木と共生することを伝える目的をもちつつ、広く地域環境・社会に貢献、寄与できる実践活動を行いたいということです。

その実践活動は、一般市民と森林所有者・製材者・大工技術者・設計技術者を結ぶためのセミナー、やみぞ山系の杉の普及拡大のための啓発セミナー、地元大工による地産知消(「地元で生産されたものを地元で消費する」「消費者と生産者を結び付ける」ということ)の家づくり普及セミナーなどの開催、そして森林資源の杉をはじめとする木材を正しく用いることができる伝統大工技術を継続させていく、具体的に言えば、プロの大工さんの育成、神社仏閣の、釘を使わないで建築する“つなぎ“の伝授です。

大工塾、DIY塾は年間を通して行いますが、その他のセミナー等は、6月、7月、8月に次のように開催されます。ぜひご参加下さい。

平成20年6月29日(日)
「家づくり普及セミナー」茨城町「桜の郷みなみ台」14時〜16時
平成20年7月13日(日)
大工塾・DIY塾:笠間市 9時〜15時
平成20年7月27日(日)
「木材活用啓発セミナー」及び「夏休み木とのふれあい親子教室」 水戸市茨城県開発公社ビル会議室 10時〜15時30分
平成20年8月3日(日)
「家づくり普及セミナー」 土浦市乙戸南 午後
平成20年8月10日(日)
「家づくり普及セミナー」 神栖市 鹿島セントラルホテル 午後
(詳細はTEL:029-252-8124 http://www7.ocn.ne.jp/~yamizo/

yamizo_bl1_daikusyugou.jpg  yamizo_bl1_diysyugou.jpg
向かって左が大工塾の皆さん 右がDIY塾の皆さん(写真をクリック)  

では、その日本の木に魅せられ、雄大な構想を実際に形に顕していく人たちの言葉をご紹介しましょう。

この記事のURLコメント(0)「のんびる」取材から

雄大な構想と哲学と実践力をもって活動をする「NPO法人 やみぞの森」(1)・・・願いは日本の木、和の伝統工法を後世につなげたい

2008-06-15 17:34:59

福島、栃木、茨城の三県の交点にやみぞ(八溝)という山があります。
名君として誉れ高い水戸斉昭公は、やみぞから連なる山の樹木を大切にし、後世に豊かな森林資源を遺し伝えたのだといいます。

ですが、時代はプレカット全盛を迎え、やみぞの木も在来工法も置き去られていきます。
製材業を営む佐川正中さん、大工の福田定利さんは、「このままではいけない、木の家と伝統技術を次の世代につなげていかなくては」と、思いを共にする仲間とともに、2000年9月、八溝山系の木材を利用し、地元の森林資源の循環活用を進めることを前提にした、「NPO法人 やみぞの森」を立ち上げました。
一級建築士の中村昌平さんも、プレカットの波が押し押せる時流に抵抗して、「地元の木、伝統技術を持つ大工、木の家の設計士を育て、代々つなげていなかくては」という精神のもと参加しました。

こうしたそうそうたる指導者と確かな布陣のもと、「NPO法人 やみぞの森」は、2004年から大工塾、2007年からDIY塾を開き、広く実践的な活動を精力的にすすめています。

この記事のURLコメント(0)「のんびる」取材から

認知症予防の「回想法」の活動をされている赤嶺愛子さんの旅行記<何でも見てやろう!93歳ミャンマーを行く>

2008-06-10 01:32:28

「のんびる」2007年4月号と、当ブログ2007年2月1日の記事、「回想法を知っていますか?」でご紹介しています、心療回想士で「NPO法人 龍ヶ崎回想法センター」の主宰者、赤嶺愛子さんから、表題の旅行記が届きました。

ここにあります、“93歳“は赤嶺さんのお母様のふくさんのことです。ふくさんは、骨折で入院して以降、要介護4の認知症と診断された方です。
赤嶺さんは、もとのように矍鑠としたお母様に戻ってほしいと、日夜回想法を心がけ、そしてついに、要介護1まで回復されたということです。

なんとそのお母様、93歳で海外まで行ってこられたのですね。素晴らしい。
認知症のご家族を介護されている人に、何らかの参考や勇気付けになればと思い、旅行記を転載させていただきました。ぜひご覧下さい。

この記事のURLコメント(0)活動紹介

後期高齢者医療制度って?<識者の意見に注目>

2008-05-24 02:02:00

5月23日、民主、共産、社民、国民新の野党4党が、後期高齢者医療制度廃止法案を参院に提出したそうです。

後期高齢者医療:野党4党、廃止法案を参院に提出
http://mainichi.jp:80/select/seiji/news/20080524k0000m010048000c.html
この記事によりますと、政府与党は、保険料減免など制度の運用見直しで対応する方針、ということだそうです。はたして今後どうなりますか。

どのようになるにしろ、この制度が、国民にとって、現在的にも未来的にもいい制度であるよう望むのみですが、そのあたりについて識者のご意見に注目してみました。

この記事のURLコメント(0)後期高齢者医療制度

後期高齢者医療制度って?<この制度、どんどん問題が生じていますね>

2008-05-18 04:33:31

後期高齢者医療制度が導入されて一ヵ月半が過ぎ、この制度に対し、新たな疑問の声が出ているようです。

まず、重度障害者の8万人がこの制度に加入しないという、5月15日毎日新聞東京朝刊の記事を見て下さい。

後期高齢者医療制度:重度障害者8万人が加入せず 新たな負担を敬遠http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080515ddm041010069000c.html 

重度障害者(65〜74歳)の未加入者の全国内訳は
※北海道:666 /  ※青森:280 / 岩手:873 / 宮城:2048 / 秋田:1728 /  ※山形:63 / 福島:675 / ※茨城:275 / ※栃木:180 / 群馬:2374 / 埼玉:7527 / 千葉:2313 / 東京:6290 / 神奈川   3961 / 新潟:3370 / ※富山:27 / 石川:1561 / 福井:1622 / 山梨:1034 / 長野:1245 / 岐阜:187 / 静岡:1099 / ※愛知:288 / 三重:2120 / 滋賀:1271 / 京都:2881 / 大阪:16063 / 兵庫:4940 / 奈良:1025 / 和歌山:1983 / 鳥取:499 / 島根:912 / 岡山:1076 / 広島:3034 / ※山口:86 / ※徳島:60/ 香川:1245 / 愛媛:2053 / 高知:1187 / ※福岡:1423 / 佐賀:767 / 長崎:905 / 熊本:356 / 大分:1029 / 宮崎:756 / 鹿児島:559 / 沖縄:1301  計=87217

※は制度加入を医療費助成継続の条件にする自治体

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この記事を書かれた野倉恵記者によりますと『大阪府などの自治体側によると、加入しない理由は、▼本人の加入で、国民健康保険や健康保険の被扶養者の家族それぞれの保険料が新たに生じる ▼子供や配偶者の被扶養者で、保険料負担のなかった人が、加入で負担が生じる、などのケースが多いとみられる。
旧老人保健制度に加入していた同世代の重度障害者は、手続きをしなければ自動的に後期高齢者医療制度に加入する。
このため、制度による変化を熟知した場合、なお加入が減る可能性がある。』となっています。

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次に、各地方で、「後期高齢者診療料」の診療を担う「高齢者担当医」の届出が少ないという現象が起こっているようです。単純に考えても、医療費の負担額が増える上に、診察してくれる医師がいないとなると、高齢者、障害者はいったいどうなるか、と深刻です。

後期高齢者医療制度:診療料、担当医届け出わずか10% 機能不全の危険性も /鳥取-毎日新聞 - 2008年5月15日
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20080516ddlk31010356000c.html
後期高齢者医療制度に伴って創設された定額制の「後期高齢者診療料」で、診療を担う「高齢者担当医」の県内の届け出が4月14日現在42件にとどまっていることが15日、分かった。県内に420ある開業医のわずか10%。厚労省は、全国約3万7400の開業医ほぼ ...


後期高齢者医療制度:担当医届け出数、内科開業医の23% 「患者を争奪」と反発-毎日新聞 - 2008年5月14日
http://mainichi.jp/select/science/news/20080515ddm002010058000c.html
厚生労働省は14日、後期高齢者医療制度で導入した「高齢者担当医」の届け出数が、4月14日現在8876件で、同省が届け出を当て込む内科開業医(3万7356カ所)の23・7%にとどまっていると発表した。地域別では青森県は届け出が1件もなく、医師会が担当医 ...


「高齢者主治医」 県内ゼロ-読売新聞 - 2008年5月14日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20080515-OYT8T00161.htm
後期高齢者医療制度(長寿医療制度)で、75歳以上の高齢者がかかりつけの「担当医」を決める「外来主治医制度」の届け出数(4月14日現在)を厚生労働省と総務省がまとめたところ、県内はゼロだったことがわかった。青森社会保険事務局によると、5月1日現在では1 ...


かかりつけ主治医届け出は23・7%-MSN産経ニュース - 2008年5月14日
http://sankei.jp.msn.com/life/welfare/080514/wlf0805141959001-n1.htm
厚生労働省は14日、75歳以上が対象の後期高齢者医療制度(長寿医療制度)で導入された「かかりつけ主治医制度」について、4月14日の期限までに届け出た医療機関は、内科を主とする全国の開業医の23・7%にあたる8876施設にとどまったと発表した。 ...


『高齢者担当医』届け出24% 長寿医療制度で新設-東京新聞 - 2008年5月13日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008051402011241.html
後期高齢者(長寿)医療制度で、かかりつけの主治医としてお年寄りの日常的な診療を幅広く担うよう新設された「高齢者担当医」の届け出数が、四月中旬までに全国で八千八百七十六件で、担当医として想定される内科開業医約三万七千人の四分の一、24%だったことが十四 ...

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のんびる公式ブログ「誰でも通る、延命治療、終末期医療」を担当する松尾陽子リポーターも、「後期高齢者医療制度にみる終末期医療」という題目で、この制度の問題点に触れています。
http://secondleague.net/user/012/012/1372.html

同じく中澤まゆみリポーターも、「最新!高齢者福祉と医療&美容」の中で、幅広い視点でこの制度を取り上げています。
http://secondleague.net/user/014/014/1380.html

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第二次大戦中、ユダヤ人の子供2500人を救ったポーランド人女性、イレーナ・センドラーさん死去

2008-05-14 21:31:36

イレーナ・センドラーさんというポーランドの女性をご存知ですか。
私は、第二次世界大戦中、ナチスに抵抗して多くの子供を救った人、ということをうろ覚えに知っているだけでした。日本人の外交官で、第二次世界大戦中、ユダヤ人にビザを発行した杉原 千畝(すぎはら ちうね)さんのことをネットで調べた時、このイレーナさんのことを知ったのです。
【Wikipedia=イレーナ・センドラー 杉原 千畝(写真入で紹介されています)】

そのイレーナさんが亡くなられたそうです。5月13日14時50分に配信された産経新聞の記事でわかりました。

記事によりますと、センドラーさんは、社会奉仕家の立場を利用してゲットー内に入り、幼児たちをスーツケースに入れたり、スカートの中に隠すなどして逃すことに成功したそうです。ナチスに見つかれば、銃殺などの重罪に処せられる危険がある中、2年以上も命がけの活動を続け、子供たちを孤児院や病院、教会などに匿ったということです。

やがてゲシュタボに逮捕され、強制収容所で拷問を受けますが、「活動内容を明かすぐらいなら迷わず死を選ぶ」(生前の伝記)と、沈黙を守り通されたそうです。その後、仲間の行動で、死を免れましたが、拷問のため足や腕を骨折し、無意識状態のまま近くの森の中に捨てられました。

イレーナさんは、子供たちを救っただけではなく、戦後、親と子供が再会できるように、子供1人1人の名前などを紙に書き、リンゴの木の下に埋めておかれたと言いますから、この凄さには言い表す言葉が出てきません。

戦後は社会奉仕家として活動を再開され、イスラエルから表彰を受けたり、ノーベル平和賞候補にも挙がるなど、勇気ある行動は世界で称賛されたそうですが、死の間際のインタビューで、「私が『英雄』と呼ばれることには抵抗がある。実はその逆だ。私はほんの一握りの子供しか救えなかったことに、今も良心の呵責を感じ続けているのです」と語っておられたそうです。

ご冥福を心から祈ります。


リポーターの独言
この記事には、「他者のため、弱者のために立ち上がった人は当時、まれだった。」とありますが、私は、規模は小さくとも、誰にも知られずこのように生きた人はたくさんおられたのではないか、と思えてなりません。そう思った時、言葉にならない想いがこみあげてきました。
世界は絶望に覆われてるかのような様相を呈しているといわれていますが、そんなことはない、希望は、全ての私たちの手に在る、とそんな勇気がわいてくるのです。

(佐々木和恵)

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プロフィール

プロフィール
名前 リポーター: 佐々木 和恵
自己紹介 様々な福祉活動がありますが、福祉活動に参加することによって、活動者自身が生きがいを感じているような事例を中心に紹介し、セカンドリーグ会員が自ら参加、協力、あるいは利用することを促していきます。

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