日本全国 川めぐり
「
NOP法人 江東区の水辺に親しむ会」は、水彩都市江東区の豊かな環境づくりを考え活動している団体です。水辺のことを、もっと知って親しみましょうと、会の活動は多岐にわたっています。
「
宮村河川塾「」を受講、取材しました。
講師は宮村忠関東学院大学工学部土木工学科教授。
豊かな専門知識とフィールドワークに裏打ちされた視野の豊かさが魅力です。今回は「
京都府の川」についての講座です。
「京都の川」でイメージするのは、市内を流れる「鴨川」ではないでしょうか。でも宮村先生の講座は「伏見は京都の港だったんです」と話から始まりました。『えっ、伏見が港?』と意外な思いで話の続きに聞き入ります。伏見は京都盆地の中にありながら、淀川を通じて大阪湾につながり、その水利を活かして物流の拠点となり、現在も日本酒の産地として有名な土地です。豊臣秀吉が淀城を築く折に力を入れ整備されたのでした。
現代の私たちが目にしている鴨川の姿は、琵琶湖から蹴上に通した「琵琶湖疎水」ができてからのこと。京都市に琵琶湖の水が流れるようになって、京都の川の水量は豊かになったのです。次々と語られる興味深い話。
地形が形作る川の特徴、洪水と治水。自然と人間の営みの歴史がテンポよく語られ、18時から始まった1時間半の講座はあっという間に過ぎてしまいました。
代表の須永俶子さんの本業は、一級造園施工管理技士・インテリアコーディネーターです。会の事務局は昭和7年に建てられたビルにあります。戦火を免れたビルが、江東区清澄の個性豊かなオフィスとして大切に利用されています。須永さんは「水辺からみたまちの風景づくりをしていきたい」と、話され「水辺を学ぶと今まで全然知らなかった方向から物事を見られるようになります。」と続けられました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「宮村河川塾」は、毎月第4金曜日の夜18:30〜20:00開催されます。 会場は江東区森下文化センター(東京都江東区森下3-12-17)各回ごとに募集、会費は1,500円(資料代含む)申込・問い合わせは、03-5638-2818まで電話してください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・