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「思い」 と 「実践」 が地域を変えた

2007-02-04 17:10:01

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平成19年2月2日、さいたま新都心で行われたシンポジウムの参加報告です。主催は経済産業省関東経済局と広域関東圏コミュニティビジネス推進協議会です。

『コミュニティビジネスによる地域経営の新たな展開』
 〜”思い”と”実践”が地域を変えた〜


*事例発表のお二人のお話の一部を紹介します。
 1.NPO法人フローレンスの駒崎さん
  子育て、仕事、自己実現、どれもあきらめなくてもいい社会を目指して「病児保育事業」を起業。
 2.NPO法人市民シアター・エフの竹石さん。
  商店の空きスペースを市民映画館に改造、最初に上映された映画は「愛染かつら」でした。
「病児保育に革新を〜地域たすけあいビジネスモデルの構築」
 NPO法人フローレンス 代表理事 駒崎 弘樹さん
「社会問題を事業で解決する」という発想と行動力に驚きました。こどもが熱や軽い風邪などの時、預かってもらえる人が身近にいますか?親元の近くに暮らす人、隣人に頼める人は少数派でしょう。こどもを育てながら働く母親はいつもハラハラドキドキしながらの毎日でしょう。
駒崎さんのお母さんのお仕事はベビーシッターでした。預かっていたこどもの一人のお母さんが仕事を辞めざるを得なかった理由が、「こどもの病気で会社を休んだこと」。こどものせいで仕事を辞めざるを得ない親がいることを聞いた駒崎さんは「仕事と子育ての両立可能な日本」を目指して事業設立に立ち上がりました。困難を乗り越えて事業が設立し発展した最大の理由は人との出会い。地域のキーパーソン、行政職員、専門家。駒崎さんの周りには志を同じくする心強い仲間がいます。そんな駒崎さんからこれから起業しようとする人たちへのメッセージは「汗をかき恥をかくこと」でした。「いろんな人に会い、理念を語る。10人に一人はわかってくれる人がきっといます。」「直接相対する人は、お客様ではなく、”お互いに支えあう関係です。」

「市民が集まる映画館『深谷シネマ』チネ・フェリーテェの挑戦」  
 NPO法人市民シアター・エフ 代表理事 竹石研二さん
団塊の世代である竹石さんは、長年の夢を実現するために50歳を機に退職。有志15人でNPO法人を設立。老舗洋品店の空きスペースを利用した映画館を開設、その後の閉鎖を乗り越え、現在は商店街の元銀行を改装した市民映画館(コミュニティシネマ)で多くの市民に支えられて活動の輪を拡げています。上映作品は196、観客は延べ10万人を超えました。区画整理事業が進む深谷をレトロとモダンが融合するまちにし、映画館が心地よい居場所となればとのお話しに、一度訪れてみたいまち、映画館だと思いました。
(田中幸枝)

この記事のURLコメント(2)

Posted by 田中幸枝 at 2007-02-05 18:14:48

すこやさん、コメント有難うございます。「本質的に成功を確信する」というところが駒崎さんと竹石さんに共通するものなのですね。

Posted by すこや at 2007-02-05 01:31:39

駒崎さんの話を私が新鮮に、興味深かったのは「志を立てた」ではなく、ニーズがあるのだから、ビジネスになる。それが成り立たないと誰もが言うなら、なおさら当たるビジネスになる。と考えたところ。このニーズの捉え方が、おばあさんに面倒見られた昔の商店街で育った「地域が育てる」と言うノウハウを本質的に感じ取る資質が彼にあった。そして
品川区の商店回副会長に、恥をかきながら会いに行くことからビジネスが始まる・・・・
この「本質的に成功を確信する」と言うところが深谷の竹石さんにも通じる感じがした。

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