地域社会は団塊世代を待っている?
団塊の世代に向けての「地域デビュー講座」が多く開かれています。退職後の人生をどう生きるか、社会貢献をするにはどうしたらいいのか、悩める?団塊世代が悩み続けて濡れ落ち葉にならないように、「生涯学習」や「市民活動」へのお誘いの講座も多くみられます。
市民活動?NPO?わかっているようで、詳しく知っているわけではないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方にお薦めの本があります。コミュニティビジネスの事業形態で最も多いのがNPOです。
「退職後NPO キャリアが活きる仕事づくり・組織づくり」
米田雅子 著 東洋経済新報社
NPO?
まずNPOについて、こう書かれています。
〜NPOというと、自分がこれまでに築いてきたキャリアを捨てて、一人の市民として奉仕活動することだと考えている方も多くいらっしゃいます。誤解されているところです。NPOは「作業奉仕」を意味しているのではありません。NPOの活動は、本来、多岐にわたるものであり、さまざまなキャリアをもった人材が必要とされる世界です。〜
定年起業のすすめ
退職後にこそ、社会とのつながりをもつことが大切だと主張されています。
〜定年後の人生には、新しい事業を展開するための時間が充分あります。(中略)起業とは、新しい事業をたちあげることであり、企業にもNPOにも共通する行為です。それが営利を目的とする場合は企業となり、公益を目的とする場合はNPOとなると考えてみてください。やる気があれば、どちらを選ばれてもよいのです。一般的にNPOの方が、報酬が低いかわりに簡単に始められ、起業リスクが少なく、社会的な満足度が高いようです。
高齢化が進み、閉塞感がただよう日本が活力を取り戻すためにも、退職後も社会を支える積極的な役割を担っていく方が、NPOを通じて一人でも多くでてきてほしいと思います。〜
NPOを設立するための情報や退職者を活かしたNPOモデル、具体的な運営方法まで詳細に書かれた本です。