食糧の危機が叫ばれている。
日本の商社は海外で食料の確保に奔走しているとか・・・
特に小麦、とうもろこし・米の高騰という風に主食が危ない。
たとえばフィリピンではベトナムからの米の輸入を規制されたことで米の価格が高騰し、生活を圧迫しているという。生産国が輸出に回すのは国内で余った時のみなのだという事を再認識しておかねばならない。他国に自国の国民の生命を預けているという現実に今更ながら慄然としてしまう。オーストラリアの旱魃、投機筋・・そう30%も上がった輸入小麦に右往左往してしまうのが現状である。
飼料用のとうもろこしや大豆の品不足、バイオエタノールへの転化・・・・・
日本の畜産・酪農・養鶏はどれも飼料の高騰に苦しんでいる。
そんな状況を打開しようと飼料の自給を目指している人たちもいる。
耕作放棄地や他の野菜類の隙間を縫って栽培することで飼料用とうもろこしを自給しようという試みも(鹿児島)。
以前、千葉で酪農家が飼料用のとうもろこしなどを栽培し、自家製の飼料で賄っている酪農家に出会ったことがあったのを思い出した。なんとも心強いなどとノー天気になったが、そんな簡単なことではないという。
眼いっぱいの耕作努力をしても自給率は50%だというのだ。
(NHK・4月17日・クローズアップ現代より)
この食糧の不足と値上がりの傾向は一時的なものだろうか?
日本ではバブル崩壊後のデフレで安い価格に慣れきっていたが、中国やインド、ブラジルなど途上国での経済成長が進むにつれての食生活の変化で量も質も大きく変わってきているそうだ。
既に安い食料を外国で調達することが出来る時代ではない。