原油高はガソリンの大幅値上げなどの形で私たちの生活を直撃しています。食糧の生産現場でも原油の値上がりは深刻な事態です。
今月15日に全国20万隻が一斉に休漁という窮余のストライキをします。
今まで声を上げてこなかった漁師さんたちの一斉休漁です。
勿論漁業ばかりではなく流通やその他の産業全体でも大きな問題となってはいますが、この動きに呼応するようなことは出てきていません。
新聞には消費者への影響として「鮮魚は店頭から消えることは無いだろう」「回転寿司も商社から大量調達で冷凍しているから困らない」というふうに報じられていました。(朝日新聞7/13付け)
ちょっと違和感を覚えませんか?
消費者とはそれを生産する人たちのことはミジンも考えず、安定してかつ安く購買できれば良いと思っているだけの存在なのでしょうか?
日本の食糧自給率がジリ貧となっている今日、食糧生産を担う人々の声に耳を傾けることは無駄でしょうか?
政府の無為無策を感じてしまうのは私だけ?
補助金云々よりも政府がどうこの問題に真剣に向き合っていくのかを是非知りたいものである、と私は思わざるを得ません。
ある(伝説の)フレンチのシェフがそのブログで今回のストライキを支持すると共に、「沿岸漁業の水上げの割合は一割以下ですが、鮮魚と云われる魚は、沿岸で取れたもの。16,17日と何も無いでしょう」と書いています(
ラ・カルト セジュールの
若山誠喜氏)
勿論、単純な問題ではなく、簡単によしあしを決めることはできません。
でも沿岸漁業が無くなったら困るぞ!と思い、次回はメバルの美味しいアクアパッツァ風を作ります。
(浅越 美枝)