■NHKTV放送より「身体が動かない」 〜子どもの運動能力に異変〜
昨年12月17日、NHKクローズアップ現代での放送です。
【内容】
ボールを前に投げられない」「転んでも手をつけず、顔面を打撲」。今「走る、跳ぶ、投げる」などの基本的な身体能力が備わっていない子供が急増している。文科省の最新の調査でも、体力格差が広がり、低いレベルの子供の体力は、際限なく下がり続けているという危機的な状況が浮かび上がった。背景には、野外で体を動かして遊ぶ機会が激減していることが指摘されている。親たちも、子どもの外遊びには消極的な現実もある。「屋外遊び」をしない子供は、大きなケガや病気をし易く、子供同士の遊びの中で培われる社会性、協調性の欠如など、心の発達にも影響があることがわかってきた。今、子供たちを取り巻く環境と心身に何が起きているのか、その実態を取材。(NHKホームページより)

■運動能力の低下
番組ではある小学校を取材していましたが、先生たちが口々に子どもたちの運動能力の低下を話していました。ボール投げができない、ということでは授業でソフトボールが成立しないところまでいっているとのこと。小学校4年生の子の運動能力は20年前の幼稚園児と同じという調査結果です。
■野外で体を動かして遊ぶ
私の子ども時代(昭和30年代)、団塊の世代を頭にうじゃうじゃといた子どもたちは、とにかくよく群れて遊んでいました。私はその中では小さい方だったので、遅れをとらぬように大きな子に必死でついていっていました。そして、危ないから遊ばないようにといわれた場所で何度遊んだことか・・・。

さてこの写真、土砂崩れを防ぐためにコンクリートで塗り固められていますが、実はこの場所、私が子どもだった頃の遊び場のひとつだった場所です。
私の生まれ育った場所は工業地帯のど真ん中で、自然環境としては恵まれていませんでした。しかしそこは子ども、どんな環境であれ遊ぶことには労をおしみません(?)。
中央の木は当時小さな木でしたが結構育っていました。今から40年以上前のことです。3年前帰省した折、周囲はすっかり様変わりしているにもかかわらず、ここだけはそのまま残っていたので、あまりの懐かしさについ撮影したものです。
どうやって遊んでいたかというと、ひたすら駆け上り、滑り降りる・・・のです。子どもの感覚では“超でっかいコンクリートの滑り台”といったところでしょう。コンクリートですから、当然靴は破れズボンは擦り切れ母を嘆かせていました。擦り傷、捻挫は日常茶飯事、親としては当然「あそこは危ないから遊んじゃ駄目!」でしたが、聞く耳持たずで遊びました。崖の傾斜や長さは手前から微妙に違い、成長するごとに次第に大きな子についていってきつい傾斜を克服していったのを覚えています。
子どもの遊びに「危険」は付き物。当ブログに「
子どもの遊びとリスク1・
2」
についての記事があるのでどうぞお読みください。
続きは次回に・・・
(山崎礼子)