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発達障がいNO.2

2008-03-16 12:00:00

発達障がいNO.1では注意欠陥多動性障害(ADHD)についての情報でしたが、今回は学習障がいについて取り上げます。

男子

◆学習障害(Learning Disabilities)とは

学習障害とは,基本的には全般的な知的発達に遅れはないが,聞く,話す,読む,書く,計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すものである.学習障害は,その原因として,中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されるが,視覚障害,聴覚障害,知的障害,情緒障害などの障害や,環境的な要因が直接の原因となるものではない」
【文科省,平成11年学習障害児に対する指導について(報告)より】


※LDは,主に学習面で様々なつまずきを示す。漢字を読むことは学年相当以上にできても書くとなると難しく、平仮名ばかりの作文になってしまったり、計算問題は得意でも図形問題になると手が出なくなってしまう。これらは全般的な知的発達の問題でも環境が直接の原因でもない。その背景には、認知(情報処理)の過程、つまり情報を「受けとめ,整理し,関係づけ,表出する過程」のどこかに十分機能しないところがあることが推定されている。このような認知過程の部分的な障害であるため、学習面での得手・不得手の差が大きく、また各々現れる状態像が一様でないゆえ気づかれにくい。
【独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所HPより】


LDの子どもの中には見て理解すること(視覚的に情報を処理すること)は得意でも、聞いて理解すること(聴覚的に情報を処理すること)が苦手な子もいれば、その逆の傾向を示す子もいるということです。それではどのような配慮での導きが必要なのでしょうか。

クレヨンピンクLDへの支援 <特別な指導配慮>

“聴覚的に情報を処理することが得意な子ども”には、見ただけではどう手をつけたらよいかわからない場合でも、ことばによって一つ一つ説明してもらうと理解できたりする。「絵よりもことばでの説明」「言語的・逐次的な説明」が有効である。例えば「一つめには○○をします.二つめには△△をします」というような継次的な説明が入りやすかったりする。このような子どもの場合,視覚的な情報を自分で的確に分析することが難しいので、情報を言語化する(ことばにし直す)のもよい。
“視覚的に情報を処理することが得意な子ども”には「ことばより絵による説明」が有効である。ことばで詳しく説明するよりも、その内容を絵や実物で示してもらったり、実演してもらうと理解できることもある。完成したものを見せて「今日はこういうことをします」と伝えた方が、子ども自身も全体的な把握が促され、何をすべきか把握しやすくなるであろう。
【独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所HPより】


LDの子どもたちには、彼(彼女)らの得意なタイプに合わせて指導方法のアプローチを変えることはもちろん大切ですが、一般的にわかりやすい教え、子どもが取り組みやすいやり方で効果は十分期待できる、ということです。

クレヨン青LDへの支援 <一般的な指導配慮>

・「子どもが能動的に取り組めるような学習」を設定することが挙げられる。自分から進んで取り組んでいるという気持ちになるような学習の設定。

・クリアーしてほしい課題を,その子に応じた適切なステップに細分化し(スモールステップ),着実にクリアーできるように、少し頑張ればクリアできそうな目標を設定。

・即時にフィードバック。すぐに子どもが行ったことに対して、何かしらの評価を返すこと。正解しているか,していないかということだけでなく「今の発言のこういうところがよかったね」など、具体的にどういうところがよかったのかを即座に返してあげることで、自分の中に良いモデルを積み上げていく。

・「繰り返し」行う。子どもが知識や技術を獲得し,その知識が安定するまで,繰り返し,繰り返し行う。
【独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所HPより】

学習障害についての一般的な情報をご紹介しましたが、下記サイトはある学習塾の教師をされている方のブログです。日々の思いや子どもたちの学習の様子などを知ることができるので、どうぞご覧ください。

“ADD?先生の発達障害児 教育応援サイト”
ADD?傾向のある塾教師がADHDやアスペルガー症候群の子にどう  かかわり教えたらいいのか模索していくブログです。
(リンクをしていないので、タイトルを入力して検索してください)

(山崎礼子)

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