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端午の節句・菖蒲のはなし

2008-05-02 16:42:47

東京都足立区にあるNPO法人「足立花と緑の会」に取材に行き、花しょうぶについて いろいろ教えていただきました。今回は端午の節句にちなみ「菖蒲」についての薀蓄を少々・・・。

中国を起源とし、旧暦の5月は厄払いが盛んに行われていた中で、端午の節句は、「端=初め」「午=馬」→初めの馬の日に行われていました。
この日は邪気を払い、健康を祈願する日とされ、野に出て薬草を摘んだり、よもぎで作った人形を飾ったり、菖蒲酒を飲んだりする風習がありました。このよもぎや菖蒲は邪気を払う作用があると考えられているからです。
日本では奈良、平安時代より、五節句の一つとして、穢れを払う厄除けとして蓬や菖蒲が使われてきました。鎌倉時代になると宮中より武家社会へ節句が伝わり、『武を尊ぶ』とかけて菖蒲を使用したそうです。
また菖蒲が「尚武」と同じ読みであること、菖蒲の葉が剣を形を連想させることなどから、端午は男の子の節句とされ、男の子の成長を祝い健康を祈るようになりました。
現代の日本においても菖蒲やよもぎを軒に吊るしたり、菖蒲の束を浮かべた風呂(菖蒲湯)に入ったりといくつかの風習が残っています。菖蒲の薬効と香りによって邪気を払うと言われています。


■菖蒲と花菖蒲、どこがどう違う?

しょうぶ  菖蒲

池、川などに生える単子葉植物の一種。クロンキスト体系ではショウブ科、新エングラー体系などではサトイモ科の、ショウブ属に属する。
「菖蒲」と書いて「あやめ」と 読ませることもあるが 本来は「菖蒲」はこちらの植物を指す。・沼、川などの水辺に群生する。初夏にうす茶色の花を咲かせる。花が咲く場所は変わっていて 葉っぱの途中に花穂をつける。 葉は剣状で、かすかに芳香がある。


花しょうぶ  花菖蒲

花菖蒲は梅雨の頃の代表的な花の一つ。葉が菖蒲に似ており、菖蒲の花は目立たない物であったため、美しい花の咲く菖蒲を花菖蒲と呼ぶようになりました。 野生の「野花菖蒲(のはなしょうぶ)」を原種として改良された国産の園芸植物で500年くらいの歴史があります。花の系統は江戸系、肥後系、伊勢系の3つに大きくわかれる、ということです。
(「季節の花 300」 http://www.hana300.comより)


鯉のぼり  mark_01〜甍の波と雲の波〜

■鯉のぼり
昔々中国の霊山に「竜門」という滝があり、その急流の滝を登り切った鯉には霊力が宿り、龍になると言われていました。ある時一匹の鯉が激しく落ちる滝水に逆らいながらも、懸命に滝を登り切ったまさにその時!鯉の体はまぶしい光を放ち輝きながら龍へと変身し、悠々と天に昇っていったというお話です。中国では、龍(ドラゴン)は皇帝の象徴ですから、とっても縁起の良いものだったのでしょう。ここから、人生の中で困難に遭遇しても、この鯉のようにたくましく立ち向かい、やがて成功することを願って鯉のぼりが生まれたと言われます。
(雛祭りーこどもの日.comより)


子どもを思う親心は時代を超え、国を超え、全ての人々に相通じる思いではないでしょうか。
 みんなげんきでおおきくな〜れ!!
(山崎礼子)

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