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第40回全国保育団体合同研究集会

2008-09-02 22:27:36

毎年8月に実施される全国規模の保育関係者の研究集会です。今年は8月2日〜4日「輝け!子どものいのちと笑顔、ひろげよう へいわへのねがい」をスローガンに、有明コロシアム、明治大学(駿河台、和泉)などで開催されました。


2IMGP3042.jpg 2IMGP3043.jpg 明大和泉キャンパス

 全国保育団体合同研究集会は、1969年、全国の保育者、父母、研究者、栄養士、看護師、医者、行政機関など、保育や子育てにかかわる人たちが集まって、長野県で開催したのが始まりです。 子育てや保育のことなどを、テーマごとに話し合う分科会のほか、保育・子育て・社会問題に関する講座・シンポジウムなど、もりだくさんの企画があります。(全保連HPより)

井の頭線明大前は普段は学生でそこそこに賑わう町並みといったところですが、当日は全国から一万人がドッと小さな駅に集まったものでたいへんな賑わいでした。

2IMGP3054.jpg 帰路

■保育現場からの報告

保育園の送迎でお目にかかる保育士さんたちとは日常ゆっくりと話す機会はなかなかとれませんね。保育という仕事の中で何を感じているのか、学んでいるのか、具体例の報告のまとめを紹介します。
※上記研究集会要網より二例を抜粋
 
「子どもの生活と発達をふまえた保育を創造するために」
 baby2 ゼロ歳児の保育 
本当の子どもの気持に気付いて(愛知・のぎく保育園)

子どもの願いをわかるためには“その子のことをわかりたい”と保育士が思わない限り、子どもの本当の姿が見えてこない。“あなたのことがわかっているよ”というメッセージがその子に伝わることで「自分で大丈夫」という安心感が生まれ保育士との信頼関係ができ、友達との関わりへの関心も広がるのではないか。
baby 1歳児の保育
好きな遊びから広がりつながる子どもたち(愛知・第二めいほく保育園)
 
1歳児は自我がめばえ、自分のものという気持が大きくなり友だちの存在も気になりだすものの、まだまだ言葉での意思伝達がうまくいかず、おもちゃの取り合いやけんかになりやすい時期でもある。特に自分の世界をしっかり持っている子どもは遊びを壊されたくない気持が強い。しかしそのような子どもでも自分の「〜のつもり」という思いを受け取ってもらえことの喜びを味わうことで変わってきた。(ともだちといっしょに楽しさを共有できる土台には、保育者との安心した関係がある)

ここに挙げたのはほんの二例ですが、日々の保育のなかでさまざまな学びの報告があります。印象に残ったのは「保育者との信頼関係」という言葉です。安心して自分の思いを受け止めてくれる保育者と関われる環境があってこそ、子どもは周囲を受け入れる余裕ができ、その子なりに社会との距離感を身につけていけるのではないかと思います。

「保育所保育指針」に子どもは豊かに伸びていく可能性をそのうちに秘めている。その子どもが、現在を最もよく生き、望ましい未来をつくり出す力の基礎を培うことが保育の目標である、とあります。


(山崎礼子)

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