今朝の朝日新聞の記事。
‘中高生が子育て体験’
政府が6月にまとめた「新しい少子化対策」では、保育体験など子育てを理解する教育を小中高校で推進する事や、学生の家庭支援ボランティアやベビーシッター育成を進める事を掲げた。04年策定の「子ども・子育て応援プラン」では、09年度までにすべての保育所、児童館、保健センターで中高生に乳幼児と触れ合う機会を提供できるようにするとしている。厚生労働省と文部科学省は05年度、乳幼児と小中高生の交流事業を調査、保健所では72%、児童館29%、保健センターの18%が実施していた。
神戸流通科学大の加藤曜子教授(児童家庭福祉)が00年に大阪府内の3市で1才半健診時に母親約1200人に聞いた調査では、わが子を持つまでに乳幼児の世話をしたことがない母親は64.4%に上った。1981年の政府調査の39.3%に比べ、大幅に多い。「育児でイライラすることが多い」との答えも81年の10.8%に対し、00年は30.1%だった。
加藤教授は「赤ちゃんとの遊び方やないている時にどう対応したらいいかわからない親が増え、児童虐待、特にネグレクト(育児放棄)が増えている。早くからふれあい体験をつむことは、育児不安や児童虐待のよぼうにもつながるのではないか」と話す。
厚生労働省が03年に中高生1200人を対象に行った調査では、小さな子どもとふれあう機会のない生徒は66.1%に上った。授業の一環として育児体験をする学校は増えたが、千葉大教育学部の伊藤葉子助教授(保育教育)は「一過性のイベントに終わらせず、事前に乳幼児の発達を学ぶなど体系的に続けていく事が大切」と指摘する、と言う記事が目に留まった。
この記事では、沼津市片浜地区社会福祉協議会の呼びかけで、中学生が夕方の時間帯でベビーシッターのボランティア、千葉県立佐倉東高校の<子育て理解講座>、東京台東区の池之端児童館での中学生と乳幼児とのふれあい体験などが披露されている。
折も折、先日「種まく人」の川上さんから中学生の人集めを依頼された。都立大体験学習研究会との共催で<乳幼児ふれあい体験ワークショップ>をこの夏休み開くとの事。
夏休みの自由研究にはもってこいの体験だが、まあ今時の中学生はほんとに忙しい。心あたりに全て当たって3人確保がやっとだった。
(山崎礼子)