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時間が欲しい・・・

2007-06-12 22:15:00

■育児分担
4月7日の朝日新聞の生活欄「出産立ち会った夫 その後は」という記事がありました。理由としては「父親の実感が深まる」「妻が安心できる」が挙げられています。しかし、その後の対応に不満を持つ妻が少なくない、とのこと。
東京・渋谷で夫が出産に立ち会ったという妻たちに「その後」を聞いてみる。
・「感動した」と喜んでいた夫だったが期待はずれ、子どもの世話を頼んでも泣かれるとすぐに妻へと戻ってくる。<疲れが倍増する・・・>
・喧嘩した時「子ども面倒見てやってるだろ」と逆ギレ。<週末にそれくらい当たり前。私は毎日一人で家事もしている>
・おむつ交換もしたことがない夫。お風呂に入る時、自分のシャツやパンツ、靴下を散らかす。<もう期待しない>

妻たちの望むことの最多は自分の時間が欲しい、でした。アンケートをとったうちの4割の人が、大人同士の会話をせず子どもだけと過し一日が終わるときがある、ということです。

最近はこんな父親向けの冊子もあるのですね。
■父親ハンドブック(とうきょう子育て応援ナビより)
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/syoushi/navi/f_handbook2006.pdf

■「私の時間はトイレの中だけ」
ある婦人向けの新聞記事です。「子どもが2歳半のころ、すぐ泣いて"だっこ、だっこ"ってすがってくるのが負担だった。とにかく一人になりたくてトイレにとじこもったりした。」「私も時たまトイレに閉じこもって自分の時間をつくっていた。」「子どもの顔を見るのもいやな時がある。」

そんな若いお母さんたちの頼りになるのは・・・。
一番助けられているのは近所の人。お互いさまだから、下の子が熱を出した時は近所の人が上の子を幼稚園へ送ってくれたり、上の子に手がかかっている時ほかのお母さんが下の子を抱いていてくれたり・・・。

■つながりあう力
(武蔵大学人文学部教授・臨床心理士 武田信子さんの談話より )
子育てをしていて一番助けになるのは、お惣菜をおすそ分けしあえるような近隣との関係です。
子育てに必要な情報や知識はあった方がいいですが、なくても困った時に聞ける人が近くにいればいいのです。まず身近な人たちとの関係がありそこから情報を得る。(中略)
今の日本は子育て支援に予算がつくようになり施設も整えられてきていろいろな人がかかわりやすくなってきました。それはいいのですが、以前の?困り切ってのたすけあい?ではなく支援する側が「したい支援」をするようになってきています。そのためにお母さんたちは「今週の遊びはおもしろかった。来週は何を教えてもらえるの?」と受身になってきているように思います。本当の支援は何か、もう一度考え直してみる必要があると思います。(中略)
子育てに忙しくて時間が欲しいとしたら、どのくらい時間が欲しいのか、何にどう使いたいのか、そのために何を取捨選択するのか。子どもに負担を与えないで何ができるのか、具体的に考えてみる。近所で預けあえる家を開拓する、ファミリーサポートを利用する、など選択肢はいろいろあります。自分の人生は自分でコーディネートする、それを忘れずに。子どもたちと一緒に穏やかに生きられる社会を実感をこめて求めることができるのも女性たちです。もっと学んで、知って、女性たちが力をつけていきましょう。
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「自分の人生を自分でコーディネイト」まずそこからです。そして困った時は力を借りて・・・。
                            (山崎礼子)

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