
我が家の地域にある幼稚園の夏祭り。夕方から開かれるこのお祭りには大勢の若いお父さんも見受けられました。
のんびる8月号24頁お役立ち情報で「幼児教室」の紹介記事があります。その運営団体NPO法人さくらんぼでは親育ち支援として「お〜い父ちゃん大集合」を展開したとあります。
最近の父親の子育て参加について、いろいろな情報から拾ってみました。
◆NPO法人新座子育てネットワーク(お父さん応援プロジェクト)
父親プロジェクト 調査研究レポート
カナダ連邦政府プロジェクトMy Daddy Matters Because...に学ぶ父親支援シンポジウム (H.17年11月 於十文字学園)より
当ブログ
6月5日付記事で「nobody's perfectプログラム」(1980年代にカナダ東海岸4州の保健機関が共同開発し、0歳から5歳までの乳幼児をもつ、ことばや文化、社会的に、経済的に、ハンディがある親など色々困難を持つ親に対してグループで学びあえる参加型プログラム)を紹介しました。下記リポーターの新澤拓治さんもそれに触れています。
○カナダの子育て支援との出会い
(前略)ノーバディズ・パーフェクトの根本にあるのは温かい人間へのまなざしである。人権の国といわれるカナダは、多くの移民を受け入れその多様性、多文化の共生を国の方針としている。人は様々であり、一人ひとりを認めよう、みなそれぞれに良いところがあり、力もある。ノーバディズ・パーフェクトという表題に表れているように、「完璧な人、完璧な親はいないのですよ、みんな学びながら親となるのです」といったメッセージにあふれている。日本でもこうしたカナダの子育て支援の姿勢は浸透を見せ、子育て支援の活動の広がりや、当事者である親たちの声も広まり、「今の母親はダメだ」といった評価から、母親たちには共感的な姿勢で話を聴き、受け止めていきましょうという態度がスタンダードとなりつつある。しかし一方で父親への評価はどうであろうか、「今の父親はダメだ」「もっと育児参加しなくてはダメだ」というメッセージが基盤に流れているような気がしてならない。(中略)母親バッシングといわれるものが少し緩和したところで、現在は父親バッシングとまではいかないが、かなり低い評価であることは確かである。ここで考えてみたいことはそうしたとらえで、父親の育児への参加は高まるのであろうかということである。前出のノーバディズパーフェクトプログラムでは、「あなたには力がありますよ、その力をぜひ発揮してください」というメッセージがあるのだが、それは父親にとっても同じことが言えるのではないだろうか。カナダでは父親たちを責めるという手法はとらない、それが効果的でないことがわかっているからである。
【新澤 拓治(江東区子ども家庭支援センター職員)】
○カナダから来日したTim Paquette氏(カナダ連邦政府父親支援プロジェクト責任者)Mike Hicks氏(ソーシャルマーケッター)に対する質疑応答から
父親に対する不適切な固定観念が社会的に変化し、父親もまた、子育てに関して有能で信頼できるという認識が広まりました。それは、父親というは、母親とは必ずしも同じものではないということ、また、それでいいんだということも指摘しています。大切なことは子どもにとって心身ともに健康であることなのです。
現在、より多くの男性が、「父であること」が重要で面白いということに気づいています。
○7月6日・7日 父親支援ネットワーク FII−ONチェアマン ティム・パケットさんの講演記録「カナダのお父さん事情」より
女性は小さいときから母親になる訓練を何らかの形で受けていますが、男性はそうではありません。また、男性は一般的に競争に勝つように攻撃的に戦う訓練を受けていて、どういう役割が父親としてあるのかと言う概念がありません。
まず男性の側からも女っぽいと考えられていた育児は恥ずかしいことではないという考えを持たなければなりません。そしてまた、新しい父親像と言うものを自分で作り出して自分の中で考え方、気持ちを変えていかなければならなりません。
また母親は、時には父親に自分のやり方を試す余地を与えなければならないということです。母親の子育てと父親の子育ては違って当然。また、子どもにとっては2人が違うことがむしろありがたいことなのです。
母親は時には父親に自分のやり方を試す余地を与えなければならない・・・この言葉には納得します。
最後に子育て世代のお父さん向けのサイトをご紹介します。
お父さんたちもどうぞ子育てを楽しんでくださいね。
◆
Fathering Japan(ファザーリング・ジャパン)
(山崎礼子)