
晩秋の鎌倉を散歩しました。
鶴ヶ岡八幡宮から荏柄天神社に向かう途中で滑川のほうに細道を下り、錦鯉が泳ぐ川沿いを報国寺に向かいました。紅葉も終わりかけの山々を見ながら歩いていると、突然目の前を大きな鷲?が翼を広げて飛び立ち、悠然と民家のほうに飛んでいきました。
観光シーズンが終わったこともあり、報国寺(竹の寺)も釈迦堂切り通しも訪れる人はまばら。切り通しまでの短い山道では台湾リスの大きな鳴き声がこだましていました。釈迦堂の切通しはトンネル状で、鎌倉市内の生活路として作られたとのこと、防御の観点から重要とされる七つの切り通しには数えられていませんが、他の切り通しにはない当時の雰囲気が残っているように思われ、若い時に「チゴイネルワイゼン」(映画)を見て、以来ずっと「切り通し」に憧れを抱いていた私は満足でした。(「通り抜けできない」という立て札が雰囲気をぶち壊しているのが残念でしたが・・・)

切り通しからの帰り道で、お店の入り口に並んでいる野趣のある陶器に惹かれ、和食器のお店「楽」に立ち寄りました。中に入ると、気の利いた塗り物や陶器、布ものがカラフルに並べられていてどれもお手頃な値段。親しみやすいお店でした。一角に山岳民族の織りもののバックがあったので、お尋ねすると、モン族(タイとミャンマーの国境辺に暮らす山岳民族)の製品とのこと。明治学院大学内 NPO団体
ジュンコ・アソシエーションの協力で置いているとのことでした。他には、インドの職人さんによる手作りのビーズを日本の障がい者の地域作業所の方々が仕上げたネックレス、ベトナムからは貝の箸置き、水牛の角で出来た箸置きなどがありました。

JUNKO Associationを調べますと、このグループは、「世界の恵まれない子どもたちのために…」という、ある一人の女性の想いから成立したとのことです。
以下JUNKO AssociationのHPからの抜粋です。
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明治学院大学国際学部3年生だった高橋淳子さんはゼミで東南アジアの経済発展について研究中でした。夏に旅行でベトナムを訪れた彼女は現地の人々の優しさを感じるとともに、途上国の貧しさに直面し、「ベトナムの貧しい子どもたちのために何か役に立ちたい」という強い想いを胸に帰国します。
その想いをレポートにまとめ再びベトナムへ赴こうと思っていた矢先の12月、交通事故に遭いこの世を去りました。彼女の遺志を生かそうとご両親は淳子さんの積み立て貯金や集まった香典を提供します。
彼女の遺志が末永くベトナムの地に残るように、ベトナムの子どもたちの笑顔のために、この基金と江橋ゼミの仲間達がはじめた「JUNKO Association」が集めた大学内の募金により、1995年9月ベトナム中部の都市ダナンに近いクァンナム省ディエンフォック村の小学校が立派に改築され、村人は感謝を込めてこの学校を「JUNKO SCHOOL」と名づけました。
そして2005年に10周年を迎え、JUNKO Associationはベトナム・ミャンマーとの相互交流を行うNGO(国際的な活動を行う非政府組織)として成長し、さらに大きく羽ばたこうとしています。
JUNKO Associationの活動は、ベトナム・ミャンマー・ビジネスという3つのプロジェクトから成り立ち、ベトナム・ミャンマーの子どもたちの教育環境の改善と向上を目指し、経済的・物資的な援助を行っています。また、学生だからこそできる、現地の人と対等な関係を大切にするために交流活動も行っています。
ベトナム・ミャンマープロジェクトは、年に二度現地を訪問し、交流活動・教育支援を行っています。また、現地での活動を日本で還元するために話し合いや活動紹介を行います。
ビジネスプロジェクトは、ベトナム・ミャンマーで買い付けた雑貨を日本に持ち帰り、学園祭・フリーマーケットなどで販売し、日本にある4ヶ所のお店に卸しています。フェアトレードではありませんが、雑貨から得た収益金はすべてベトナム・ミャンマーの子どもたちの助成金や、教育支援企画などに当てさせていただいております。
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写真:トップ 報国寺 (竹の寺) 釣り鐘
2つめ 釈迦堂切り通し
3つめ 「楽」モン族のバック
最後 「楽」店内のようす
「楽」へのアクセス 神奈川県鎌倉市大町1−8−24 鎌倉駅東口から5番乗り場より金沢八景、逗子ハイランド、太刀洗行きのバスで約10分、杉本観音下車徒歩3分。「楽」「RAKU」の看板があります
営業時間:11時〜17時 定休日:日、月
(鈴木由利子)