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「ウガンダを食べよう」に参加して

2007-12-23 11:29:46

のんびる」の取材でハンガー・フリー・ワールド ウガンダチームによるイベント「ウガンダを食べよう」に参加しました。

まず「ウガンダ」という国名、名前は知っていても正確な位置となると、あやしい人がほとんどですよね。映画「ダーウィンの悪夢」の舞台となったビクトリア湖(ナイル川がここから始まっています)に接し、ケニア、スーダン、コンゴ民主共和国、ルワンダ、タンザニアに隣接する内陸の国です。

1971年クーデターにより政権を握ったアミン大統領は、1979年に失脚するまで恐怖政治を続け、その間30万人もの反体制派を虐殺しました。80年には新政権がスタートしましたが、その後も混乱が続き、現在でも反政府勢力が北部と西部の一部でゲリラ戦が繰り広げられています。

アミン政権が残した爪痕からの復興もようやく軌道に乗り始め、首都カンパラは携帯電話やインターネットカフェも普及する都会とのことです。しかしその近代化に伴い、新たなる貧困も生まれ、農村部においてもその貧しさは変わっていないようです。平均寿命が48歳。農村部の貧しい方の食事はほとんど芋ばかり、都市部の貧しい方の昼食はサモサ1個だけだそうです。これは春巻き1個と同じくらいです。

ハンガー・フリー・ワールド ウガンダチームによる「ウガンダを食べよう」は2〜3ヶ月に1回のイベントで、「在日ウガンダの方と一緒にウガンダ料理を作って食べ、ウガンダの貧困について知ろう」というイベントです。毎回17人前後の外部参加者があり、ウガンダの方と日本人スタッフがそれぞれ5人くらいずつ加わります。この日の参加者は、22人の外部参加者にスタッフ6人、ウガンダ人男性のみ5人、全部で33名と盛況でした。

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この日のメニューはサモサ2種。野菜サモサと肉サモサで、材料は手軽にスーパーで手に入るものばかりでしたが、時には山羊の肉や青バナナなど、イスラムの方達が調達するお店で求めたり、インターナショナルショップで求めなければならない食材も使った料理になることもあるとのことです。

サモサとは、三角形のカレー味の春巻きといった感じです。アフリカの料理と聞くと、勝手に濃い味だと思っていた私にはとても薄味なのには驚きでした。他の料理にも香辛料はほとんど使わないとのことでした。

ウガンダの方にいろいろお話しを窺いました。ウガンダの歴史に触れるととても嬉しそうに話してくださいました。「アミン大統領になる前までは貧困はなかった。彼が大統領になってから“ゴチャゴチャよ“」と、ここだけニカットと笑って日本語に。内容ではなく、この言葉がお好きなよう・・・
「ここにくるのは楽しいよ〜! ここに来る人はみんなウガンダの貧しい人達のことを思ってくれている人ばかりだから感謝している。自分もウガンダのために何かできることがうれしい」と、ちょっとしみじみ・・ともかく湯たんぽのようにじんわり温かく、穏やかな語り口調、きっとお人柄もそうなのでしょう。ウガンダ支部担当職員の吉田さんが、「ウガンダは気候もよく、人は観光ズレしていなくて素朴で優しい、そしてひょうきんなんですよ」とおっしゃっていたことが分かりました。

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日本人の参加者の方に窺いました。若い女性が多かったですが、男性もいました。今回は少なかったですが年配の方の参加もあり、日頃の包丁さばきがものをいうようです。「美味しい!」「うちのテーブルのが一番美味しいよ!」「ウガンダのコーヒーって濃いけど苦くない!飲みやすい!」テーブルを移動して他のグループのも食べてみたり、あちこちでバシャバシャ記念写真をとったり、みんなお酒も飲まないのにけっこうハイな気分。すっかりうち解けて、「最初緊張するかと思ったけど、楽しかった〜!」「ウガンダは、遠い遠いところ。知る機会もないし、黒人の方と接する機会もない。ましてやアフリカのお料理を一緒に体験することもない、普通のお料理教室とは違う、とっても有意義な時間でした」などなど。

2時間半のイベントでしたが、作って食べてウガンダの貧困について学ぶことができました。準備が行き届いていてとても充実したイベントでした。次回は2月。このイベントのボランティアをしてみたい方は、1月中に企画ミーティングがあるとのこと、事務局まで連絡してください。

「ウガンダを食べよう」次回の案内
日時:2月3日(日)13:30〜16:00
参加費:2000円 ※材料費代込み。
持ち物:エプロン
会場: 富士見区民館(JR飯田橋駅西口から徒歩3分、地図
定員:20名
お申込み/お問合せ:<事務局>hfwoffice@hungerfree.net
    (担当:吉田さん)
主催:ウガンダチーム

*このイベントの収益はウガンダの自立支援のために使われます。ウガンダでの活動はこちらのページから

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ウガンダの貧困についての数値:
ウガンダは日本の本州と同じくらいの広さに人口2640万人、半分以上が18歳以下。5歳以下の子どもの死亡率はウガンダでは、138人/1000人、日本では、5人/1000人
平均寿命 はウガンダでは48歳、日本は81歳
成人識字率がウガンダでは 69% (農村部の実態は異なる)
安全な水を利用する人の比率は(ウガンダにおいて) 都市:87% 農村:52% 全国:56%
衛生的なトイレを使っている人の比率は(ウガンダにおいて )
都市:53% 農村:39% 全国:41%

             (鈴木由利子)

この記事のURLコメント(1)

Posted by 玉田孝介 at 2008-11-04 00:44:21

2006年〜2007年まで私もウガンダ共和国へボランティアで行っていたため、非常に親近感を持って読ませて頂きました。

私は神戸に住んでいるため、なかなかそちらに行くことは難しいですが、また機会があればお訪ねしたいと思います。

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