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農作業は心の栄養〜なないろばたけ農場   

2007-04-05 14:15:53

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農業は犯罪を減らす?−農業の精神的効果
アメリカでは刑務所に入っている人のためにコミュニティ・ガーデンを作り、囚人に農作業に参加してもらうという取り組みがなされているようです。植物を育てるというプロセスを体験して、生命について学び、自然から心の栄養ももらうという、農業を収入の手段としてだけではなく、農業によって与えられる精神的豊かさ−他の人と一緒に働く中で、自分の居場所が与えられている。心に安らぎを得られるという点が注目されているとのこと。この取り組みを始めてから、それまで、刑務所のリピーターだった人の約半数が刑務所の戻らなくなったとのこと。刑務所を出てから、このガーデンに戻る人も出てきたとのこと。ホームレスのためのガーデンの取り組みもはじまっているそうです。(カリフォルニア州で農業政策を学んでおられた方のお話しから)

このように、じかに土に触れ、植物の生命に触れることが人間に与えてくれる影響はとても大きなものがあるのですね。

「のんびる」の取材で訪れた、会員制農場「なないろばたけ農場」でも、ボランティアをされている方々が口々に農業が与えてくれる精神的な恩恵について同じことをおっしゃいました。
「なないろばたけ農場」http://members2.jcom.home.ne.jp/nanairobatake/は、前回のブログで取り上げましたCSA農業を実践している、会員制の農場で、神奈川県大和市つきみ野にある農場を活動の拠点として、地域のエコロジー化を目指した画期的な農場です。

この日の取材では、農場で発行される地域通貨http://www.watsystems.net/watken/insatsuken.html#sontokuwatについての取材に来られた、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構主任研究員の唐崎氏、東京農工大学農業市場学研究室助教授 野見山氏、http://www.tuat.ac.jp/~amtuat/nomiyama.htm
三重大学生物資源学部助教授 波多野氏 
http://www.bio.mie-u.ac.jp/junkan/shakai/lab2/hatano2005a.pdf
等三名の方々との共同取材になりました。この農場には行政からの訪問も多く、新しい取り組みをしている農場として注目が集まっています。

「自分で確かめることのできる、信頼できる野菜が欲しい」という、少数の熱心な消費者の願いと結びついて始まった小さな「なないろばたけ農場」は、現在約80世帯の会員を擁し、農場も県下に6カ所と規模が飛躍的に拡大しました。農場に出入りするボランティアの人の数も増え、年々活気を増しています。

自然農法による会員制の農場では、「会員になると、農作業の支援と、財政面での支援をする」という、やや義務的な感覚と、「会員になったら農作業に参加できる!」という期待の膨らむ見方がありますが、ここ「なないろばたけ農場」には、安全な野菜の他に、「心のやすらぎと、貴重な居場所を与えてもらっている」という収穫を得ているボランティアの方々が多く参加しています。様々な特技や経歴を生かしての活気のある、独創的なアイデアが飛び交い、ダイナミックに変化し続けています。今年から多種類の果実を育てる果樹園の運営も始まるそうです。     
「なないろばたけ農場」は次回に続きます。         鈴木由利子  

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