岩波ホールで6月1日まで上映されている「約束の旅路」を見てきました。
http://yakusoku.cinemacafe.net/
難民の問題は、日本では「分からない、知らない」と、ほとんど理解されていないのが現状です。その難しい難民問題、特に、知る機会もほとんどないのが難民の精神面での苦悩ですが、主人公の少年から青年に成長する過程でその苦しみがリアルに描かれています。
物語の舞台は、エチオピアとイスラエル。84年エチオピアは干魃に襲われ、多くが苦難の末、スーダンの難民キャンプに逃れます。エチオピアには「ファラシャ」と呼ばれる、エチオピア系ユダヤ達が北部の山地で暮らしていましたが、そのエチオピア難民達の中から「ファラシャ」だけをイスラエルに帰還させようという作戦が始まります。主人公の少年と母親はキリスト教者でした。ユダヤ人であると偽らないとキャンプから脱出できないと知った母親は、幼い主人公の少年を「行きなさい。生きて、何かになるまでは帰ってくるな」と命じて少年を突き放します。少年は「ファラシャ」の女性に助けられ、彼女の偽りの息子としてイスラエルに入ることに成功しますが、その母になってくれた女性もまもなく病気で死んでしまいます。ここから少年の苦悩が始まります。イスラエルの中では、「真のユダヤ人は白人で、黒人は真のユダヤ人ではない」と見なされ、数々の差別を受けますが、「ユダヤ人ではない」とも告白できない、偽り続けねばならない苦しみ。やり場のない怒りと失望、本当の母親に会えない悲しみ、・・・・
「アフリカの難民問題をひとりでも多くの人に知ってもらいたい」と、この映画と国連難民高等弁務官(UNHCR)が協力して行っている募金キャンペーンは、劇場における募金とともに、日本初の試みとなる
ブログ募金を実施しています。わたしもこのブログを書いて募金します。現在1718ブログとのこと。先週の金曜日岩波ホールで、井戸1本の掘削にあたる1,600ブログを達成を記念して募金贈呈式が行われたそうです。
これをバックアップしているのが、シネマカフェ運営会社「株式会社カフェグルーヴ」。『約束の旅路』をブログに書き込むとエントリ1つに対して、UNHCR(国連難民高等弁務官)駐日事務所アフリカキャンペーンに50円の寄付が行われます。
「自分の力で世界をポジティブに変えられたら」「自分のブログへの書き込みが、何かの手助けになったら」という1人1人の気持ちが、映画を見る人を増やし、その感動が世界を少しでも平和に近付ける一歩につながっていくことを願っています。「約束の旅路」を通じて、あなたも難民問題について考えてみませんか?そして、行動してみませんか?
(HPから転載)
■ 60人のブログで、毛布10枚
■ 100人のブログで、調理器具セット2家族分
■ 200人のブログで、健康診断25人分
■ 300人のブログで、テント1張
■ 600人のブログで、教科書100人分
■ 1,600人のブログで、井戸の掘削
予想以上のキャンペーンの成果だそうです。映画を見て難民問題を考えませんか? まだ間に合います! 岩波ホールは
http://www.iwanami-hall.com/
You Tubeでも予告編がみられます。