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写真展 「はたらく子どもの映した世界〜児童労働ってなんだろう?」を見て

2007-06-20 14:21:48

新霞ヶ関ビル内、市民国際プラザで展示されていた児童労働に関する写真展を見てきました。

シャプラニールhttp://www.shaplaneer.org/index.htm提供の写真コーナーには、バングラディッシュとネパールで路上生活をしている子ども達が、他のストレートチルドレンを追った写真が展示されていました。撮影した子ども達は、NGOが運営する、ストリートチルドレンが自由に出入りできるドロップインセンターに来た子ども達です。それぞれの子どもにインスタントカメラが渡され、自由に撮ってもらったとのことです。それぞれの写真の下には、カメラを持って写っている撮影者の子どもの写真と、撮影時の感想が記され、職業カメラマンが撮った子ども達の写真とは異なるリアリティがありました。展示されているのは一人の撮影者につき、写真は一点、好きなように撮ってもらった写真の中からそれぞれが一番良いと思って選んだ写真だそうです。

真ちゅうで水道の蛇口を作っている子ども達の写真には、「子ども達は遊ぶ時間がないので、これが遊びの時間。危険で大変な仕事です。この写真を撮った時、とても悲しかった」という撮影した子の感想
籠に牛糞を入れる子ども達の写真、2〜4歳くらいのでしょうか、「おもしろがって入れている。楽しそうにしているのでこの写真が好き」と撮影者。この写真と撮影者のコメントを読み、ちょっと大きくなった撮影者は、この写真のように無邪気に遊んでいた幼い時のことを懐かしがっているのかな・・と感じました。
乾ききった畑の隅で祈りを捧げている少女の写真「畑で神様に祈りを捧げると豊作になるので僕は神を信じている」という撮影者の男の子。
ゴミの山から食べ物を拾って生きている人を撮った写真
車輪を転がして遊んでいる子ども達。
他にも「これを見たら僕たちがどれだけの重労働をしているかわかるでしょ?」と言う写真も何枚かありました。
自分ももっと小さい時同じ事をしていたという、少し大きくなった子ども達が撮った写真には、辛い思いを呼び覚ますものもあれば、そんな中にも楽しみを見つけているほほえましい写真もありました。

ACEhttp://acejapan.org/が提供している写真のコーナーには、親戚や他人の家の家事労働に従事している子ども達のことが展示されていました。工場労働などのようには実態が把握しにくいのですが、家から遠く離れた川や井戸にバケツいっぱいの水をくんで運ぶ様子が展示されていました。そういったお手伝いとして働く子どもが描いた絵も一緒に展示されており、その絵には、水をこぼして主人に棒で叩かれたり、耳をつねられたり、足で踏みつけられたりなどしている様子が語られていました。訴えることも知らない子ども達が胸にしまい込んでいる痛みが絵のなかにシンプルに表現されていました。

ほか児童労働に関し、シャプラニールではhttp://www.shaplaneer.org/donation/summer07.htmで、バングラディッシュのスラムに住む11歳の少女が日常の家事労働について語っています。
(鈴木由利子)

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