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元気なばあさまの野草料理教室

2008-03-27 18:38:22

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先週、友人に誘われて、若杉友子さんの本「若杉友子の野草料理教室」の出版記念の会に出席しました。時間をまちがえてしまい、残念ながら講演は聴けませんでしたが、パーティでは若杉さんの自然食をいただくことができました。翌日は自分の体はこんなに単純だったの?と思うほど、普段は冷たい足が一日中ぽかぽか温かかったです。会には様々な方面からの方が出版のお祝いにかけつけておられ、皆様のお話を窺うだけでも部外者の私には新鮮でした。

若杉友子さんは、現代ではほとんど忘れられた、昔の人々の膨大な知恵を軽々と実践しておられる、とってもオープンな方。
以下、若杉さんと協働している、「NPO法人メダカのがっこう」HPから若杉さんのプロフィールを転載します。

「1960年頃から大豆、トウモロコシ、小麦に始まり、現在ほとんどの栽培野菜が一代限りの命をつながない種(F1種という)に変わってしまっているのをご存知ですか?
若杉さんは、この種の存在に命の危機を感じ、自分の力で種を落とし命をつなぐ力を持っている野草に注目、体を壊さない正しくておいしい食べ方を研究してきました。
 現在は、京都の綾部で山を掃除し薪と炭で煮炊きし、田んぼと畑を持ち、野草を採って、ものすごくパワフルは自給自足生活をしておられます。
70歳になっても、山に入ると誰も追いつけず、スクワットを100回もできる体力の持ち主です。
 米、塩、命ある草を、醤油やみそ、本物の調味料で料理して食べることや、医者がない時代から受け継いでいるおばあちゃんの知恵を教えながら、日本人の食の建て直しを始めておられます」

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私も会場でこの本を手に入れ、早速読んでみました。背筋が伸びてくるような本で、参加者のどなたかが、「知識が、バイブレーションとともに細胞に入って行く感じ」とおっしゃっていましたが、単純な私は、読むだけで体が反応しているようでした。

この本は単なるお料理の本ではなく、辞書のように使いたい本で、種の話、エネルギーの話、陰陽の話、環境の話などなど多義にわたって、他では例のない貴重な情報がお料理と結びついて語られています。

例えば、「・・・・今の米はコンバインで刈られているでしょ。これはね。摂氏80度あるの。これで収穫するだけでもう、種にならないっていうことよ。さらに乾燥機に2日間かけるんだよ。これで灯油・重油をどれだけ使うとおもうの??それで又精米機にかけて、ここでまた火の先礼よ。だからね、いくら無農薬だなんだって言っても、ご飯にする前にすでに全身やけど状態の物を食べてるわけよ。それをまた圧力鍋でたくでしょ。だから私は土鍋を使いなさいって言うの・・・」(「若杉友子の野草料理教室」より抜粋転載)

こんな調子でお料理教室で教えながら語っておられるように書かれています。我が身の食生活を振り返ると冷や汗です。実際に20年間ひどいアトピーに苦しんだ方が、若杉さんの食事に関する注意を忠実に守ったところ半年でキレイに治ったとのこと、スピーチで実際に聞くと、このような食事をすれば私も元気な「ばあさん」になれそう!と思いました。

アマゾンでも購入できるそうです。値段は1500円です。また、発行元の「ふーよよ企画」FAX 0797−88−8629又は、「メダカのがっこう」事務局に名前、住所、電話番号、ファックス番号を書いてファックスすると代引きで送られるそうです。代引き手数料と送料がかかります。
「メダカのがっこう」の電話:0422−70−6647  ファックスは 0422−70−6648

さてそのパーティ上でスピーチなさった方の中に、途上国の農業開発、環境保全、人材育成などを行っているNGO法人 OISCA の岡本さんがおられ、途上国の人からの「教育以前に食べさせてくれ」という願いを受けて、現地に行き、農業を指導することになった話を短い時間の中で話してくださいました。

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「280億円はたったの4日分にすぎない」

2008-03-24 12:34:20

「280億円はたったの4日分にすぎない」

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この冊子がアジア太平洋資料センター(PARC)から送られてきました。これは1985年アフリカ難民の救済の目的で行われたチャリティ・コンサート(ライブ・エイド)でおよそ280億円ものお金が集まり、アフリカに贈られたのですが、それがたった1週間で債務返済に消えた。つまり、コンサートで集まったお金がアフリカの人々に使われることなく、先進国に戻っただけ。これを現在の債務返済額に換算すると、たったの4日分−これが、この冊子のタイトルです。

どうしてこんなことになったのだろう?このままの仕組みでは、いくら援助してもどうしようもないのではないか?「この仕組みを変えなくちゃダメじゃないか!」という問いかけから始まるこの冊子を読むと、最初「援助」として途上国(135ヶ国)に貸し付けられたお金は多くが借金であり、植民地からの独立後、それは高金利のせいで雪だるま式に膨んだとのことです。

巨額の債務を抱えた貧しい国々は、限られた予算から必死になって返済していますが、そのために毎年多額のお金が新たに貸し付けられ、毎年借りる額より返済額の方が多いとのこと。つまり、貧しい国から豊かな国に流れるお金のほうが大きいのです。

なぜ返済できないお金をそんなにたくさん借りたかについては、貸し手が無責任に貸したことが大きな原因のようです。真に途上国を援助するというより、先進国の都合で融資合戦が行われたとのこと。

完済が長引いているのは、借り手と貸し手双方の癒着や腐敗により、利益を生まないプロジェクトが多かったこと。東西冷戦下での米ソにおる途上国への援助合戦があり、その結果、途上国の軍事費や、独裁者の私財に入り、開発や援助の目的には使われなかったこと。唯一の輸出品の農産物などの一次産品の価格が暴落し、ドルを稼げなくなったこと。アメリカの金利の大幅引き上げに伴い、世界中が高金利になったこと。(実質金利20%)これらがあっという間に債務残高をとんでもない数字にしたとのことです。

「返せないんだったら、小学校を有料にして、経費のかかる病院は整理すればいい、補助金・関税を撤廃すればいい、熱帯雨林をじゃんじゃん切って輸出してお金を作りなさいよ」と、貸し手側が「解決策」を提案しているとのことですが、従うしかない借り手国では、学校に行けない子供や初歩的な医療も受けられない人がたくさん出てきた、また補助金のお陰で安くなっていた食料、生活必需品は高くて買えなくなったそうです。また熱帯雨林の伐採が続けばどうなるか・・・

返せなくなったときに借り手側のみが責任を負うという仕組みを変えなければ、貸して側が軽率な貸し付けを行ったリスクを将来にわたってずっと持ち続けることになります。

最も債務負担が大きいとされている国々40ヶ国にとって、最大の債権者は私たちの国、日本です。
私たちは借金のかたに途上国の子供達から教育を取り上げ、飢えさせてまで、自分たちが豊かであろうとしているのでしょうか?

この冊子を読んでいると、貧困の問題は実はそんなに複雑な話ではないと思えてきます。最近日本でも消費者金融の問題がようやく公の問題となり改善が見られました。発展途上の国々に高利でお金を借りさせ、債務をテコに、市場を海外に開放させ、その市場で儲けることを勘定に入れているのは「援助」でもなんでもありません。

「第三世界の人々は、そこから利益を得たこともなければ、その恩恵が彼らに届きもしなかった債務の支払いをしなければならない」1980年ノーベル平和賞受賞者のこの言葉にあるように、こういう形の「援助」が問題なのは明らかであり、「援助」については、少しづつ変化の兆しが出てきてようです。

「借りたら返す」というルールですが、お金を借りた方はそのお金を使って改善して、そこから上がった利益の中から返済して行くのが普通のルールであり、借りた方がその恩恵が得られるどころか、奪われることの方が多く、貸した側は更に豊かになる。これは「借りたものは返す」というルールが当てはまらないのでは?

2006年10月ノルウェー政府は、途上国5ヶ国に貸していた総額8000万ドルの債務を一方的かつ無条件で帳消しにすることを発表しました。ノルウェー政府は途上国の貧困削減や開発の為にこの貸し付けをおこなったのではなく、自国の利害から行われた無責任なものだったことを認め、「貸し手側の責任」をとったとのことです。

借金が帳消しになったら、飢餓に苦しむ8億人の1年分の食料が得られ、エイズ対策で50万人の命、幼い子供達の450万人の命が救えます。地雷撤去などなど、多くの問題が一挙に改善されます。そしてなにより、これらの国々の人々は自分達の未来を自分達で決められる自由が得られます。

私たちにできることは、まずこういったことを知ることから始まります。この冊子は、A5判の17ページでとても読みやすく、わかりやすく書かれています。以下の連絡先に冊子を申し込めば無料で送ってくださいます。
電話:03−5209−3455  
ファクス:03−5209−3453 
メール office@parc-jp.org

ノルウェー政府を動かしたのは粘り強い市民からの働きかけだったそうです

(文は冊子からの抜粋と要約が大部分です)   (鈴木由利子)

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「Table for Two」 企業の取り組みー2

2008-03-15 23:35:37

前回の「Table for Two」プロジェクトについての続きです。

今年に入ってからの「Table for Two」への参加状況はどんな様子かを事務局に尋ねてみました。

このプロジェクトが始まった当初は、伊藤忠商事、ファミリーマート、日本IBM、日本航空、横浜市・かをり商事、NECなどが先行的に参加したそうですが、今年に入り、そのその半分が現在も続行されているとのことです。

新しく参加する大妻女子大学の学食(学生の提案で始まったとのこと)、京都のいくつかの大学の学食を含め、今春の参加実施企業(団体)は30社になるとのことです。この先の展望としては、更に多くの企業、公官庁、大学等の展開を進め、更にはレストランにも参加を呼びかけることになるとのことでした。

ファミリーマートの担当の方にも窺いました。
ファミリーマートは、自社研修施設内の食堂で、通常よりも約200kcal低く抑えた栄養バランスを考えたメニューを提供し、1回目4ヶ月間、2回目5ヶ月間に引き続き、今春も4月から再開するとのことです。

1回目には1360食、27280円、2回目には1406食、28120円が食事を食べた人からの寄付となり、ファミリーマート側も1食につき20円の寄付がなされるとのことです。メタボリック症候群の予防策や健康的な食生活についての情報も同時に提供し、社員の皆さんにも「食事を見直すきっかけになった、カロリーに対する意識が出てきた」という感想が寄せられているとのことです。


横浜市国際協力平和担当の方に窺いました。
横浜市庁舎内にある第三食堂の業務を受託しているかをり商事では、このTable For Two プロジェクトのための健康食メニューを2種類用意し、(若鶏のクリーム煮(582kcal)、シーフードムニエル(561kcal)両方とも650円)売上げの一部(1食あたり20円)を寄付しています。昨年の6月28日から始まり、現在も続いており、一年間の継続の予定で、その先は未定だそうです。横浜市庁舎内にある第三食堂はだれでも利用できる食堂です。みなとみらいから散歩で歩ける距離。お値段も手頃なヘルシーメニューを試してみませんか?

富士通にも尋ねてみました。
2007年は10月1日〜10月12日までの期間行い、およそ9万円弱の寄付になったとのことです。大きな事業所での社員食堂の取り組みは短期間でも多くの金額になりますね。一年に一回この期間に実施されるそうです。

NECでは昨年7月と今年の1月の2度にわたって先行的に参加し、社内カフェテリアで普通ライスを小ライスにしてカロリーダウンすることで、その差額の26円を寄付するキャンペーンを実施したとのことです。NECの社会貢献室にメールで問い合わせましたところ、「来年度から関東近県にある4事業場(府中、我孫子、玉川、相模原)およびグループ会社にて実施できるよう計画を立てているところです」とお返事をいただきました。
大きな事業所4つとグループ会社で実施が始まると、大きな動きになりますね!

今のところ、このプログラムに参加するにはこういった企業に働いていないと出来ないようですが、本当は、自分たちでできることなのですよね。

ひとりひとりが自分の健康のために食事の質、量、取り方を考えると同時に、食べ物を選ぶことさえできない人々に思いを馳せてみる、そしてできることとして、一食たべられたことに感謝して、例えば30円50円をためて、まとまったら、ハンガーフリーワールドの「ひとつぶ募金」などに送る・・・そういったことが私たちの普段の生活の中に当たり前のこととして、普通にできると・・・出来ない話ではないですよね! それとは別に、「Table for Two」のプロジェクト、もっと多くのレストランで実施されればいいですね〜
                (鈴木 由利子)

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Table for Two 途上国の貧困解消への企業の取り組み

2008-03-10 11:22:54

私たちが現在暮らす地球人口はおよそ60億人。その内、10億人が飢餓に苦しみ、一方で10億人が肥満や生活習に関連した病気に苦しんでいます。この不均衡をなんとかしようということで、昨年から「テーブル・フォー・トウー」(TABLE FOR TWO)プロジェクト始まりました。

御存知の方も多いかと思いますが、このプロジェクトの趣旨は、「先進国の私たちが健康的な食事を取るとき、開発途上国の子供達に学校給食を送ることができる」。というものです。「TABLE FOR TWO」を実施している企業や公官庁の食堂で、健康的なメニューを購入すると、一食あたり約20円が、国連世界食糧計画(WFP)あるいは米国の非営利団体ミレニアム プロミスを通じて、開発途上国の学校給食に寄付する仕組みとなっています。20円という金額は、開発途上国の学校給食のほぼ1食分にほぼ相当するそうです。

このコンセプトは2006年夏、バンクーバーで行われた、ある会議の中で生まれたそうです。健康について、2つのグループが同じ部屋で、それぞれ、貧困と肥満に焦点を当てて討議する内に、避けては通れない、この二極化した不平等な皮肉が取り組むべき問題として参加者全員の意識の中にしっかり捉えられ、「TABLE FOR TWO」 を創ることに繋がったとのことです。

そこから、このプロジェクトは、毎年スイスで開催されているダボス会議(世界経済フォーラム)で選ばれた日本人のヤンググローバルリーダー(YGL)日本代表十数名によるヘルス関連の活動としてスタートし、日本の会社や公官庁の食堂で試験的に始まりました。試行錯誤を経て、改善され、2007年9月に中国・大連で開催された会合を機に、アメリカが今年春からスタートし、中国、ヨーロッパ、インドが準備に入っているとのことです。

「Table for Two」 というのは文字どおり、二人で囲む食卓ですよね。自分が健康食を食べることで、もう一人途上国で食べられる人がいる。「独りでたべているのではない」−このプロジェクトの名前はこういう意味あいで付けられたそうです。

この活動のメリットとして、“win-win”の解決策であること。つまり、途上国と先進国の両方の人々が同時に健康の問題を解決できるという、片方だけが「得る」のではなく、両者が「得られる」ということ、そして運動への参加しやすさーこの運動に参加するレストランが増えれば、私たちは気軽に参加しやすくなる。また、企業としては、社員の健康を改善することができるし、地球上の貧困について何か貢献できることにもなる、などが上げられています。

次回に続きます。  (鈴木由利子)

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「第16回 地球環境映画祭」のお知らせ

2008-02-29 19:11:08

映画祭のお知らせです。

3月7(金)、8(土)、9(日)は第16回地球環境映画祭に出かけませんか?

「EARTH VISION地球環境映像祭」とは、地球サミットがおこなわれた1992年に始まった、アジアで初めての国際環境映像祭です。映像を通して地球環境について考えるきっかけとなる場を作ることを目的としています。

今なおあまり紹介されることの少ない世界の環境映像と出会う場、様々な地域と文化の背景を持つ映像制作者と観客との対話、交流の場として、毎年東京で、世界の映像作品と、アジア・オセアニアの監督を招き、国際映像祭を開催しています。(以上、EARTH VISION地球環境映像祭 のHPより抜粋)

上映日時、時間
3月7日(金)14:00〜21:00
3月8日(土)10:00〜19:00
3月9日(日)10:00〜最長21:00(終了時刻は、アース・ビジョン大賞受賞作品により異なります)

上映場所:四谷区民ホール(東京都新宿区内藤町87番地 四谷区民センター9階)

参加費:協力費1日1,000円 
高校生以下無料・事前予約不要
3日間通し協力費(カタログ付き)一般2,000円 学生1,500円 

1日目は午後2時から4作品。「世界里山紀行 中国・雲南 竹とともに生きる」、「赤貧洗うがごとき −田中正造と野に叫ぶ人々」、「トラ −死の軌跡」、「水になった村」など気になっていたけど見られなかった作品や興味ある作品ばかりです。

2日目は「子供のための環境プログラム」となっています。2分〜11分のアニメなどの小作品が6本と、30分くらいの実写が5本、1時間くらいの実写が3本です。芸術性の高いアニメにも興味をそそられますが、シベリアの先住民族を扱った「タイガの子」、食肉の生産現場を扱った「動物工場」、表示だけではわからないエビの素性を映した「エビの履歴書」など、大人にも見応えある作品ばかりです。

3日目は3作品上映の後、特別プログラムとして「不都合な真実」の上映と、受賞作品の表彰式、表彰式のあとにはアース・ビジョン大賞作品が上映され、交流会もあるとのことです。プログラムを見ると、欲張って3日とも行きたい〜!と思ってしまいます!

詳細と上映場所の地図、プログラムはこちらから入り、今年度のEARTH VISIONをクリックしてください。               
                   (鈴木由利子)

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いにしえの国際交流の足跡を訪ねて〜羊太夫の伝説

2008-02-18 11:16:28

群馬県吉井町に「多胡碑」を訪ねました。

古代に半島から高い技術を持った人々がこの辺りに多く移り住んだということに興味があり、ちょっと調べるうちに「羊太夫」という伝説が出てきて、何なのだろう?と思ったことが訪ねたきっかけです。多胡碑は、宮城県の多賀城碑・栃木県の那須国造碑とならび、日本最古の三石碑の一つだそうです。

「多胡」という地名は、胡人がたくさんいる土地ということですが、胡とは、弦楽器の二胡(胡弓との混同は間違いとのこと)などで知られるように、中国からシルクロードの先、アジア西域をさしています。従って、この地域から中国を経て日本に渡ってきた人の多くいる地域ということになるようです。この地名は成田空港の近くにもあり(多古)、私の住む近くの神奈川県中央林間にも多胡記念公園があります。おそらく群馬県のこの地域から他方に移動して行ったと思われます。

まず、群馬県安中市、学習の森にある、「ふるさと学習館」を訪ねました。町の中心地からはずれ、のんびりした丘陵に建てられたこの施設は、これまでに何回か足を運んでいるのですが、清々した気持ちの安らぐ場所です。そこで渡来人についての資料などを尋ねましたら、学芸員の大工原氏方が、新参者にもならない私のような者に詳しく講義をしてくださいました。地元の方でもあり、次々に資料を出して説明して下さり恐縮至極でした。

また、お昼ご飯に勧めて下さった、この学習館のすぐ近くのレストラン「とねりこ」では、ちょうどオーナーの方がいらっしゃり、この学習の森で行われる多国籍の方々と一緒に楽しむ祭りのこと、ご自身も日中交流に力をいれておられることなど、いろいろお話ししてくださいました。このレストランはお座敷列車を改造したダチョウ料理がメインのレストランで、車窓から山々の景色を眺めながらの食事は、ちょっとした旅気分。エスニック風のダチョウのカレーを美味しくいただきました。

さて多胡碑ですが、711年に上野国の片岡郡、緑野郡、甘楽郡を分割して多胡郡が作られ、そのことを記念して作られた碑です。 分割の理由は、甘楽郡の勢力の大きさを懸念した中央がその力をそぐためだったとのこと。八高線はいわば渡来系の人材バンクであり、その中でも甘楽郡は織物、牧場がさかんで6世紀の榛名山の爆発でも傷つかず、力をつけてきたことが、大和朝廷に反乱の元になると怖れられたとのことです。

碑に彫られている2文字「給羊」の解釈については、羊とは方角、渡来人、中央から遣わされた郡司など、様々に論議されてきたようですが、「給羊」 を 「羊に給(きゅう) す」 と読み、羊という人物を郡司とし、新しくできた多胡郡に遣わせた、とするのが定説になりつつあるようです。

「羊太夫伝説」でも、この「給羊」を、郡司のこととして語られているようですが、碑の中の「給羊」とは切り離して、伝説の人「羊太夫」とは、誰なの?について大工原氏に伺いました。氏のお話しでは、羊太夫とは、運送業を生業としていた物部氏(中央とは直接関係のない)とも考えられるとのことです。

羊太夫伝説では、最後、羊太夫が謀反を企てているという嫌疑をかけられ、大和朝廷国府軍に追捕されることになっていますが、当時甘楽郡北部で広大な牧場を運営し、蝦夷征伐から戻ってきた集団を受け入れ、運送業を手広く行っていた物部氏も、その勢力の大きさを朝廷に怖れられ、国府の追捕を受けます。追われた物部氏は、甘楽郡から分かれた多胡郡の地に逃げて立て籠もったとのことです。

この地域から出された蝦夷征伐は出羽の国で、ここはすみやかに平定され、出て行った民は地元に戻ってくるのが早かったとのこと。行くときは農民だったのが、戦いの方法を学んで帰った彼らは、いわば戦士の集団、あるいはならず者の集団、農民には戻らず、牧場に集まったとのこと。また、当時の牧場には製鉄所(馬具の製造)や、釜業、皮なめしなどの工房もあり、技術集団を囲っている大きな複合施設でもありました。軍馬をたくさんもち、運送業を行い、広大な範囲に勢力を広げていたのが、中央政府に怖れられたのでしょう。

蝦夷のアテルイが地元で英雄であったように、この物部氏も地元では人気があっただろうと想像されます。元は大陸から渡ってきた技術集団と土着の荒くれ者たちをまとめて、抜群のカリスマ性のあった頭領。馬に乗って疾走する姿が目に浮かぶようです。地元では、この多胡碑は羊さまのお墓として親しまれているとのことです。    (鈴木由利子)

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ツバルの映画 へのお誘い

2008-02-12 01:17:31

ツバルという国を御存知ですか?
フィジーの少し北に位置し、品川区くらいの面積に人口は1万人ほど。バチカンを除くと、独立国の中で最も人口の少ない国だそうです。9つの珊瑚島からなる小さな島国は、環礁といわれ、幅の狭い土地が輪のような形で、美しい海面に浮かんでいます。1978年にイギリスの植民地から独立した時、8つの島にしか人が住んでいなかったので、国名は、ツ(TU)=立ち上がる、バル(VALU) =8 となったそうです。

ツバルは今温暖化の影響で海面下に沈みつつあり、住民に深刻な不安を引き起こしています。海抜が1メートルのこの国は、すでに満潮時で50センチの海面上昇があり、それに加えて温暖化の影響を受け、常時浸水する面積が広がっているとのことです。また砂浜も高くなった波にさらわれ、その面積は減少しています。砂浜にあった椰子の木は根元から倒れています。また、これも温暖化の影響で、飲み水として頼っていた雨が降らなくなり、それも深刻な死活問題となっています。かつて使われていた井戸は海面上昇により、井戸に海水が入り使えなくなったそうです。

このツバルの状況をNPO法人宇宙船地球号の事務局長山本敏晴氏が視察して映画になっています。この映画は、今週末にはJICA地球広場で上映会があります。ただし今回はほぼ予約で満席状態とのこと。ですが、これからいくつか上映会が予定されています。(一般公開は、5月4日はJICA横浜)、また自主上映主宰者も募集されています。興味のある方は、こちらで詳細をご覧下さい。

山本氏がこのツバルのこと、温暖化についてOur Planet-TV の番組”Contact”の中で語っておられます。この番組の中で、日本も他国事ではなく、このまま温暖化が進み最悪のケースを考えると、例えば東京では、東京湾沿いのかなりの多くの地域が沈没するといる怖い予想が立てられています。

二酸化炭素排出量を国別で見ると、一位はこれまで米国でしたが、2008年には中国になるとのこと。1人当たりの排出量一位はやはり米国、日本は8位で、中国の一人当たりの3倍出していることになるとのことです。

「私たちが個人レベルでできるエコライフは?」という質問に山本氏は「モノを買うとき、それが本当にどうしても必要なものかどうかを考えるということ。余計なものを買わなければ企業も作らなくなる。工場から排出される二酸化炭素が減るようになる・・・」と提案なさっています。衝動買いはどのみち良くないですね〜

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映画上映会へのお誘い 「それでも生きる子供たちへ」

2008-01-27 21:22:54

日にちが迫っていますが、映画上映と対談イベントのお知らせです。

ベトナム、ラオス、カンボジアなどの国々で厳しい状況下で生きる子どもたちの教育・文化支援を行っているエファジャパンは設立3周年を記念して映画「それでも生きる子供たちへ」の上映会と上映会後に対談(エファジャパン理事長のイーデス・ハンソンさんと、国際子ども権利センター代表理事の甲斐田万智子さん)を行います。

◆日時 2008年2月2日(土)13:30〜17:15
◆第一部◆上映会 映画「それでも生きる子供たちへ」
◆第二部◆対談 イーデス・ハンソン×甲斐田万智子
◆参加費◆一般:1,500円 エファジャパン会員:1,300円 学生:1,000円
※前売り:1,200円(学生:1,000円)チケットぴあにて12/10より発売(Pコード 553-382)
◆会場◆ シネマ・ジャック&ベティ(上映会・対談 共)
横浜市中区若葉台3−51
(京浜急行線 黄金町駅より徒歩3分)

上映する映画「それでも生きる子供たちへ」は、ジョン・ウーやスパイク・リーといった映画界の巨匠たちが、両親の別離、ストリートチルドレン、HIV胎内感染、少年兵士など、7つの国の子供たちの現実を、7つの国の監督たちがドラマチックに描いたオムニバスストーリーです。

この映画の発端は2002年、イタリアの有名な女優マリア・グラッツィア・クチノッタ、キアラ・ティレシとその友人で、イタリアパートを監督したステファノ・ヴィネルッソが、世界中の子供たちの窮状を救うための映画を作ろうと立ち上がったことが始まりで、イタリア外務省の協力、国連の二つの機関、ユニセフ、WFP 国際連合世界食糧計画の参加も、企画の実現に大きな役割を果たしたとのことです。(HPから抜粋)

7つの作品の内、作品に対する監督の思いをいくつかHPから抜粋転載します。

「アメリカのイエスの子ら」 監督は常にアフリカ系アメリカ人を取り巻く社会の現実を見せる作品を撮り続け、日本でも人気の高いスパイク・リー監督。
「HIVに感染している子供たちは、両親が事実を一切話してくれなかったらどうなるかを想像してみた。そして、彼らが自分の病気を知ったら、彼らの生活はどうなるのか・・・・。これは、地球規模の問題なんだ! 世界中の子供たちのことがとても心配だったが、何も具体的なことができなかった僕にとってこの企画を持ち掛けられた時はとても光栄に思い、嬉しかったよ」とコメントしています。

「タンザ」  アルジェリア生まれのメディ・カレフ監督は、この作品について「この映画のように、毎日戦いつづけている子供たちがいるということを、世界の人々に知ってもらいたい。彼らの多くが親を虐殺され、自分自身のアイデンティティを求めている。ヨーロッパの何不自由ない子供とは全く違うんだ。彼らは、戦争へ行くことが誇らしく、喜ばしく、手榴弾や銃をもらうことがプレゼントだと思っているんだ。そんな世界に心が痛むよ。だから僕はこの映画を通して、そこで生きる子供たちのことを語る機会を持ててとても嬉しかった」と語っています。

「ビルーとジョアン」
監督は、スラム社会の映像化への知識が深く、映画『シティ・オブ・ゴッド』の共同監督を務めたカティア・ルンド監督。「世間が意識しないか、あるいは普通は哀れむような生活を、新たな視点で見ることを、この映画で伝えたい」とコメントしています。

「ブルー・ジプシー」
サラエボ生まれのエミール・クストリッツァ監督は、この作品について次のようにコメントしています。「僕の祖国のように問題の多い国では世間から存在を忘れられた子供たちが多くいるが、そんな子供たちを浮き彫りにしたいと告げられたとき、この企画に参加できることを光栄に感じた。

子供たちのことを考えているうちに 彼らにとっての自由は、僕たちが考えている自由と反対の意味を持つということを知ったよ。彼らは金を使い果たしたときや冬の寒い季節には、軽犯罪を犯すことで刑務所に戻ろうとするからだ。僕は自由よりも刑務所を好む社会的レベルの人があまりに多いことに驚き、これがきっかけで、『ブルー・ジプシー』という映画を、自分なりのやり方で作るべきだと思うようになったんだ」

他の作品の詳しい紹介は映画の公式ページをご覧下さい。

                       (鈴木由利子)

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ダグラス・スミスさんのお話しから−2

2008-01-18 16:05:52

前回の「100人の村の未来を語ろう」〜ダグラス・スミスさんのお話しから〜のつづきです。

ダグラスさんは、「100人村」の読んだ方の反応は3つあるとおっしゃいます。
1.「ひどいところに生まれなくてよかったね〜!」という自己満足で終わる。
2.「ショックを受ける」そこから「何かしなくては、生き方を変えなくては」と、考える過程が始まる。
3.「自分たちの貧しさが豊かな国の中でたくさん読まれてベストセラーになっていることを、貧しい国の貧しい人たちが知ったらどう思うだろう?」といった疑問をもつ。

この文は、どうして世界がこういう状況になったか、どうしてこの状況が維持されているのか、どうすれば解決につながるかには一切ふれず、その部分は読者に任されています。

どうして世界がこういう状況になったかを考える時、「貧しいのは、経済発展が遅れているからよ」「豊かなのは産業革命が早く始まったからだ」と考えてしまうおそれがありますが、そもそもこの考え方がいつ始まったかというと、画期的なシナリオがあったのです。

1949年1月21日、アメリカ大統領トルーマン氏が演説の中で、初めて「underdeveloped countries」という言葉を使い、「未開発国家」という新しい定義が付けられたことから始まりました。これを境に、学問的に「発展経済学」が爆発的に力を持っていくことになったそうです。それまでは”underdeveloped”と言えば、カメラのフィルムについてしか使用されなかったそうです。(現像されていないという意味)。

近年「発展途上国」「後進国」という言葉を使うと、「開発されていないから遅れている」ということになり、それがそのまま、その国の定義に使われてしまっていますが、もとを辿るとこの演説で起きたパラダイムの転換にあったわけです。

世界を把握する言葉として、第二次世界大戦前までは、「植民者」と「植民地」が使われていました。その解決策は植民者からの独立でした。大戦後、世界の分け方が前述の演説を境に経済中心の言葉になり、「先進国」と「後進国」に代わり、「貧しいのは、植民地で搾取されているから」ではなく、「開発が遅れているから」となってきましたが、言葉を換えても、行われていることは同じです。搾取の状況は変わっていません。

植民地主義からグローバリゼーションに代わりました。結果として貧富の差は縮まっていません。グローバリゼーションで新たな貧困が生まれ、「貧困の近代化」という矛盾が起きています。例えば経済発展によって作られた町の構造は高層ビルの近くにはスラムがあり、そこにはビルの掃除などで働く人々が暮らしています。

5000語くらいの言語が存在する多様な社会が「発展」「開発」という言葉を使うことによって、「ヨーロッパのもつ経済制度を持っているか」、「ヨーロッパのもつ経済制度を持っていないか」と単純に2つに分けられているのが現状です。しかも「持っている」ほうが少数派なのです。「開発」という言葉は思考を停止させるとダグラスさんはおっしゃいます。

「経済発展に頼らない豊かさとは何だろう?」すでに多くの方が頭を悩ませている難問ですが、ダグラスさんは、少なくとも、このようなことを悩む人を増やす教育がなされ、こういうことを公に議論する人が増え、たくさんの人が議論するようにならないと、答えは見えてこない、とおっしゃいます。

これを考える時、自分と結びつけて身近にあることから考えていくことができます。例えば100ショップでは時計が100円で売られています。作った人にはおそらく5〜7円、なぜ?と考えるのです。

またフェアトレード運動は、まだ小さな小さな種ではあるけれど、消費者が「できるだけ安いモノを買う」という、経済構造を破り、労働に見合う、正当な値段を第3者が決めるという、資本主義以前のヨーロッパ中世の考えかたを取り入れています。この運動に参加することは、経済だけではなく、プラス「倫理」を基本にすえる動きに参加することになります。

以上 ダグラス・スミスさんのお話しからでした。
ダグラスさんのお話しの後、席の近い人同士がグループになり、「自分達に出来ることは何か?」といったことを話し合う短い時間がもたれました。「とりあえず、夜更かしをやめて、電気の消費を控えることにします!」とおっしゃった方がいました。「そうだな・・ウチも全員宵っ張りだし・・・」大きなことでなくても、身近なことから何かを始める感性と考える力を養いたい感じました。     (鈴木由利子)

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「100人の村の未来を語ろう」〜ダグラス・スミスさんのお話しから〜

2008-01-16 13:13:56

開発教育協会/DEAR 25周年記念フォーラム「100人の村の未来を語ろう」〜ダグラス・スミスさんを迎えて〜に参加して伺ったお話を報告します。ダグラスさんの軽妙な日本で語られるちょっとラジカルなお話しを、「地球ひろば」に集まった多くの若者が熱心に聞いていました。

すでに多くの方が御存知の「世界がもし100人の村だったら・・・・」で始まる文は、もとはアメリカの環境学の教授が1990年、「村の現状報告」と題した小文の中で、世界をひとつの村にたとえ、人種、経済、政治体制、宗教などの差異に関する比率はそのままに、人口だけを1000人に縮小して説明したものだそうです。それがネットを介して伝えられる内に、100人に人数が減り、また部分的に削除されたり、逆に加筆されたりして伝えられ、2001年ころには世界中にひろまったとのことです。日本では最初に中野裕弓さんが日本語にし、その後池田香代子さんとダグラス・スミスさんが共同で翻訳し、本として出版されました。出版社によるオフィシャルサイトはこちらから見られます。
また、動画(NPO法人オアシスは中野さんの翻訳版)もこちらから見られます。

ダグラスさんのお話しは、日本語に翻訳するにあたって、「だから日本に生まれて良かったね!」という自己満足にならないような本にするための池田さんとのやりとりの裏話から始まり、徐々に「開発」に関するお話しに入り、最後は、この文には語られていない、「では私たちに出来ることは何か?」というところで締めくくられました。

まずこの文がネットを介してチェーンメールのように世界中に広まった理由は、私たちが一般的に100万以上の数字は把握できないので、世界を説明するとき「〜億」として説明するのではなく、100人にすると理解しやすい数字だったことがあげられます。しかし世界の言語は5000以上あると言われていますし、世界をたった100人にして把握するということは、所詮大雑把なメッセージでしかありません。しかしそれでも、マスコミの伝える世界観がいかに現実とは異なるかということは伝わります。

世界をコントロールしているのが誰かと見てみると、白人は30人、キリスト教徒も30人、アジア・アフリカ人は70人、全世界の富の59%を自分のものにしているのが全てアメリカ人で6人。つまり世界を支配している白人が、実際は少数派なのであり、マスコミの伝える世界感とは異なることが分かります。

ダグラスさんは、「この100人村の文を読んでショックを受けること自体が本当はショックなのであり、私たちの受けている教育がいかに幻想を教えているかということです」とおしゃいます。私も初めて読んだ時はショックでしたし、仕事でこの「100人村のコピー」を教材に使いましたら、「ええ!?」それから、しんみり・・・というのが読んだ方のおおかたの反応でした。そしてダグラスさんは、「『だから日本に生まれてきてよかった〜!!』では何もならない」とおっしゃいます。

ダグラスさんのお話し、次回に続きます。     (鈴木由利子)

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名前 リポーター: 鈴木 由利子
自己紹介 南北の格差から生じる、人権、貧しさなど今なお残る深刻な問題・・・、難しい話ではなく、フェアトレードの輸入品を買うなどセカンドリーグ会員が簡単に学び、参加できる国際協力の方法を伝えます。

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