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飲み水の選択

2008-07-31 05:33:59

コープやまなしが中心になって進めている「リユースペットボトルで天然水を供給する事業」の話をこのブログで取り上げて3回目。今回は「みんな飲み水はどうしている?」について考察してみました。
2007年に行った「リユースペットボトル実証実験」でアンケート調査をしました。その設問の中で、「飲料水の調達について」の項があります。設問は「今年1年間を通して、あなたのご家庭では飲料水を主にどうしていましたか?あてはまる番号1つに○をつけて下さい」というもの。
1〜7までの番号それぞれは、
1、水道水をそのまま
2、水道水を沸かして
3、浄水器を利用
4、パルシステムで水を購入
5、パルシステム以外でペットボトルの水を購入
6、パルシステム以外でペットボトル以外の水を購入
7、その他
という設問です。また、生協組合員さん以外の一般消費者には1〜3の設問はそのままに4からはこんな設問が向けられました。
4、生協やスーパーで水を購入
5、スーパー以外でペットボトルの水を購入
6、スーパーなどで「サービスの水」を利用
7、その他
アンケート調査は「コープやまなし」だけでなく神奈川県に在る「ゆめコープ」も協力し、2県で結果を比較することが出来ました。その結果、山梨県に住んでいる人は水が美味しいと感じられるのか、「水道水をそのまま」と答えた人が34%で神奈川県の9%と比べて4倍近くいることがわかりました。「水道水を沸かして」と答えた人は山梨13%・神奈川11%で、同じくらい。「浄水器利用」と答えた人は、山梨32%、神奈川53%。「パルシステムで水を購入」と答えた人は山梨1%神奈川3%と両県とも少ないです。「パルシステム以外でペットボトルの水を購入」と答えた人、山梨6%神奈川12%となると、「どこで水をかっているのかな?」と興味がわきます。そして、神奈川県の人は山梨の2倍いるのですね、買っている人。

一般消費者対象(山梨・神奈川の区別なく)のアンケート結果では、「水道水をそのまま」という人は51%でした。「水道水を沸かして」が11%、「浄水器を利用」が15%。
一般では半数以上が水道水をそのまま飲んでいるのですね。対して生協組合員は水の質にこだわりを持っているといえるでしょう。

こうしたアンケート結果とは別に、「日本人はミネラルウォーターでも、炭酸ガス入りのは好まない」という常識が在るそうな。欧米人はミネラルウォーターを求めるときは圧倒的に炭酸ガスいりのものを求めますが。

水をめぐる問題は今、世界のあちこちで深刻だといわれています。インドでは地下水が枯渇してきている場所があり、自殺者も出たり・・・。

今の日本はそうした世界の趨勢と違って、水は潤沢です。水を購入している人たちが都市部に行くほど高い率で存在しているのはわかりますが、彼らが購入している水は日本の天然水・地下水がほとんどだと思います。

東京・神奈川といった大都市の人たちが、購入して飲む水を考えたとき、隣県の山梨に湧く水に目を向けるのは自然なこと。「フードマイレージ」からいっても、山梨は距離的に近いですから。
そうした山梨県産の天然水を購入して、なおかつ、リユースペットボトルで循環型消費をしてくれると素晴らしいですね。
山梨で生産して、空きボトルが山梨に還って、そこで洗浄されて、新たに天然水が充填され供給へというルートが頭に浮かびます。その循環型ルートを、ペットボトルがお腹に水をいっぱい入れて通い、すっかりお腹を空にして戻る、くるくると行きつ戻りつする姿が思い浮かびます。
生協で、市場で、着々と準備の進むこの「リユースペットボトルで天然水を飲もう!」の計画に、新たな「エコライフ、一歩前進」を見ます。
(山本豊美)

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ペットボトルの再使用を考える

2008-07-20 10:46:16

前回の続きでペットボトル再使用のお話。
忍野村の天然水を再使用ペットボトルで供給しようと考えている山梨県の生協「パルシステム コープやまなし」の高橋専務にお話を伺い、また資料をいただいて目を通す中で見えてきたペットボトルの「第二の人生ならぬビン生」いえ、「第三、第四と続くビン生」。そんなお話。

一回使用しただけでリサイクルに回されるペットボトル。現状、ペットボトルのリサイクルというのは、資源ゴミとして回収されたらその先は、粉砕されて溶かされ、衣料品とか洗剤のボトルなどに生まれ変わるということ。「大事に使えば何度でもボトルとして利用できるのにもったいないな・・・」と思う人はたくさんいると思いますがどうなのでしょう。

「地球温暖化防止の側面から『ペットボトルの再使用が良い』と思っている人は53%〜55%であり、約半数。」とのことでした。これはコープやまなしが2007年に行ったペットボトル再使用実験の時の、消費者対象のアンケート結果です。
「リユースもリサイクルもどちらも良い」という答えや、「リサイクルが良い」「わからない」とした回答が合計30%以上を占めていたことから、リユースの環境性能(温暖化側面)に関する情報が十分に行き渡っていないことが示唆されているようです。
生協の組合員さん対象のアンケート結果であり、同時に行った一般市場でのアンケート調査ですと「リユースとリサイクルは同じくらい良い」と回答した消費者が66%でした。
生協の組合員さんは環境に関する適切な情報を一般の消費者より持ち合わせていることがわかります。

私(山本)が一般消費者の側に立って見ると、「ペットボトルの再使用のシステムの具体的イメージがわかない」ということもあると思うのです。
「清潔好き」で世界的に有名な日本人の感性からすると「プラスチックが再び出回るのというのは衛生面でどうかな・・・」という不安があるとも思うのです。

コープやまなしが2007年に行ったペットボトルの洗浄実験の様子を紹介します。
「洗浄液は、2006年岡山県工業技術センターとパルシステム連合会で協同開発した洗浄液を使用した。PETボトルの洗浄工場は日本に存在しないので、壜洗浄技術を持つ(株)トベ商事に洗浄をお願いした。・・・(中略)・・・洗浄機内で通常の洗浄水圧でもボトルが跳ばないようにフォルダーを少し小さめに作って“自動洗浄”が出来るようにした。そのため普通の壜と同じように自動ラインでの投入と自動排出が可能になった」
ああ、ペットボトルの洗浄工場は日本でも可能なのですね。
ちなみにこの時の洗浄時間は22.36分で水温は平均60℃だったそうです。
洗い終えたペットボトルの、ニオイなどの「官能試験」を行った結果、特段問題は認められなかったということです。

市場にペットボトル再使用のシステムを構築するのに向けて、洗浄工場などハード面ではOKなのです。あとはソフト面。消費者がペットボトル再使用を受け入れてくれるかどうかしら・・・ということ。生協コープやまなしが今回「忍野村の天然水」を供給する試みで、いろいろと調査した中に、「あなたはどんな水を飲んでいますか?」という設問がありました。今、飲み水の消費傾向ってどんな風なのでしょう・・・。これについては次回に書きます。(山本豊美)

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リユースペットボトルで美味しい水をin山梨

2008-07-11 13:36:30

いよいよ真夏到来。水が恋しい季節です。今回日本の美味しい水(ミネラルウォーター)とその容器のお話です。
まずお水。富士山麓の忍野村の天然水を紹介します。富士山の雪解け水が長い年月をかけて玄武岩層を通り、地中深くしみ込むことにより、バナジウムが豊富に含まれ磨かれたアルカリ天然水になります。

富士山麓の地下水に含まれる「バナジウム」については、私が聞いた話では「糖尿病の人に利く」という話です。富士山麓の鳴沢村で地下水を汲み、売り出している某ミネラルウォーター会社の経営者に聞いたのです。3年前。私は糖尿病ではないし、聞いた時点ではミネラルウォーターに関心が薄かったので「ほ〜お、そうなんですか・・・。」の反応にとどまりました。
その会社では4ℓ入りを1本1000円で売り出していたのですが、その社長さんは「全国に固定客がいるんです」といってお水の発送の仕事に勤しんでおられました。付加価値の高いバナジウム。

さて鳴沢村と同じ富士山麓の雪解け水の伏流水である、忍野村の天然水。ここで紹介する水は、某会社のに比べ価格も1.5ℓ入り150円と安いのですが、これから紹介するのは容器のことです。

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ゆったりしたリサイクルショップ

2008-07-03 07:21:37

のんびる7月号に載っているリサイクルショップ「おへそ」はゆったりした時空間を提供しているお店です。

運営しているのは「NPOワーカーズおへそ」。
代表の五十嵐有子さんの「リサイクルって身の回りのものを大切にして暮らすこと。それにはある程度自分の時間や気持ちにゆとりがないと出来ませんよね。このお店はそんな『ゆったりした時間』が共有出来るんです」という言葉を聞きながら店内を見て回りました。

この日3人ほどのお客さんが、来店中。会話を交わしながら確かにゆとりの表情。

日頃からこのお店を愛用しているというお客さんに理由を伺いました。

「デパートなどの洋服売り場で試着していると、店員さんが声をかけてきたりして、自由に幾つも試着できないし、何か急がされる感じがありますねえ。それがこのお店ではこうしてのんびり試着していても、買わなくても、何もいわれないから気が楽なんですよ」とおっしゃっていました。
それと、「店のお客さん同士で、『あっ、それあなたによくお似合いよ!』などと自然に会話が発生するんです。知らない者同士が交流出来るのが楽しいのですよ」とのこと。

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五十嵐代表によると、「以前、『東京にもこんなお店があればいいのにねえ』と言って帰られたお客さんがいました」とのこと。

ほう・・・何だろう。「東京にあればいいのに」というお店の条件とは・・・。

まずは周囲の田園環境の中にあるお店という、外観からしての、のんびり感かな・・・。

それにアクセス:駐車場にたどり着き車を停めるまでのあれこれ気を使うことがなくていいのです。何しろわかりやすい場所だから。

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「リサイクルショップおへそ」はこういう地域のメイン道路の先にあります。辺りはサクランボなどの畑が続きます。高い建物がないせいでスカーンと広がった空。気持ちが広々してきます。

駐車スペースも広いですよ。

そして雰囲気のよさ:有志でつくったお店だと、本人達にそのつもりはなくとも、よそ者から見れば、仲間うちの空気が店内に濃密に漂っている感じで、気軽に入りにくい店があるものですが、ここはスタッフ達のオープンなキャラが反映されてか、そんな気配は感じませんでした。

店内の広さ清潔さ:2階の展示スペースの広さはやはり都会では確保が難しいだろうなあ、と思わせます。
それと、私は一時代前のリサイクルショップしか知らないのかも知れませんが、リサイクルショップの中って、古い衣料品が持つ独特のニオイがあるなあ、と思いこんでいました。またあまり清潔なイメージを持っていませんでした。ところが、このお店にはそんな「古いもののニオイ」はみじんもありませんでした。ピカピカ清潔です。

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そして商品管理などもきちんとしています。常に商品に新鮮な空気を送ってあげているという感じ。
お客さんは2ヶ月ごとに入れ替えの品物を見に来るリピーターが多いということです。

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2階でじっくり好きなモノを選んで、疲れたら階下の軽食喫茶スペースに座って、ひとやすみ。種類もいくつかある手作りケーキとお茶を楽しむことが出来ます。おなかの空いた向きには、食事メニューも数種類あります。

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メニュー表も丁寧でセンスの良さが感じられます。店内どこを見ても、「ゆったりと暮らしを丁寧に生きる」というお店のポリシーがいきわたっています。

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手作りケーキもお得な値段。そして地場の新鮮な野菜など土産にいかが?

ゆったりと時を過ごし、暮らしを見つめ直す時空間として、必要な道具立てすべてそろっている場所が「リサイクルショップおへそ」です。

営業日:土日を除く平日10:00〜17:00
場所:山梨県南アルプス市。車で白根IC出口を降り、アルプス通りに入り、右折。1キロほど走ると左にあります。駐車スペース4台可。
問い合わせ電話:055−283−0688
(山本豊美)

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