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就農の誘い

2006-11-12 05:35:05

だいぶ古い新聞記事ですが8月28日の朝日新聞山梨版に「団塊世代に就農の誘い」という見出しの記事が載っていました。副題が「放棄地増加に頭を痛め県公社企画」とあります。8月26日に山梨県北杜市で開催された農業体験研修をリポートしたものです。(財)山梨県農業振興公社が主催したものです。 21人の参加者があった、とあります。埼玉県蕨市や東京都中野区から参加した人のコメントも載せられていました。「やっぱり厳しいね」「あこがれだけでは難しいとわかった」との2つのコメント。読んで気になるのは参加者のその後。21人全員が「厳しい」と思い、あきらめたのでしょうか・・・。この記事の終わりの方で、05年に神奈川県海老名市から北杜市高根町に移住して農業に挑戦している人のコメントが紹介されていて希望が湧きます。ーーー「公社は農業の厳しさだけでなく、土地の魅力や社会保障を含めたサポート態勢をPRすべきでは」と指摘するーーーと記事文。これは大切と感じます。良いリポートだと。
私の身近で最近、林業に携わる人が、チェーンソーの事故で足に怪我をしてしまいました。幸い15針縫っただけで入院もしなかったようですが、聞いて胸が痛みました。林業に携わる人は報酬が少ない上に、危険が伴う仕事だと、改めて思いました。彼は27歳と若い青年なので周囲からの期待も大です。怪我にめげず頑張って林業を続けて欲しいです。
誰でも仕事で怪我をしたり病気になったりした場合、仕事できなくなる、お金入らない、治療費かかる、の3点セットが襲いかかってくるわけですが、それを一人乗り切るのは厳しい。やはり何かしらのセイフティーネットが周囲にあるに越したことはありませんね。
「明日の農業・林業に担い手の確保が急務。職業人として移住して!」と全国の自治体が声を大にして呼びかけているけれど、実際に移住した人は、元気でバリバリやれている時期ばかりじゃない人生を生きているわけですから・・・。移住者の実体験からでる言葉「社会保障を含めたサポート態勢を・・・」を載せたのは良いなと感じたのです。
そして「土地の魅力をPRするべき」との言葉が鍵ですね。新規農業者は、収穫したものがお金に換算すると大変少ないことは覚悟で移住してくると思うの。だけど、その土や空気や水とのふれあいで、お金でないものが手に入るから農業をやめられないのではないかと思うのです。辛さを上回る魅力!これがその土地のどういうところにあるのかを良く知ってPRすることが大切ですよね!(財)山梨県農業振興公社のホームページ覗いていたら、今度11月25日に「新・農業人フェア」が北海道で行われることを知りました。このフェアの盛況を祈りましょう。(山本豊美)

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