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茅葺き屋根

2006-11-14 11:54:48

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最近、あるブログで「長野県信濃町で茅葺屋根の萱(かや)を生れて初めて見た」人のリポートを読み、私もつられ書き。写真は8月に山梨県「西湖いやしの里根場」を訪れた時のショットです。
朝日新聞山梨版に「ただ今修業中」というコーナーがあり、そこに9月3日、茅葺き職人見習い、杉嵜靖司(スギサキ ヤスシ)さん44歳が登場していました。西湖いやしの里で茅葺屋根つくりに従事している人だ。記事によりますと
ーーー6年前、勤めていた会社をやめ、西湖近くに移住してきた。樹海などのガイドを経て地元の大工さんと知り合い、大工の道へ。そんな頃突然、茅葺の話が舞い込んだ。「いやしの里」に永続的にかかわる職人育成を目指す町が目をつけたのだ。
「半年も口説かれた」末に昨年12月に現場に。茅で手は切れ、冬なのに汗だくで1ヶ月弱で体重は3キロも減った。「こんな仕事は冗談じゃない」。当初は仕事に全く魅力を感じなかった。だが、きれいに完成した時の何とも言えない達成感。
・・中略・・一人前になるまでには10年はかかるとも言われる。だが、作業が急ピッチな「いやしの里」の好条件のもと、「3年で自分の力で1棟をつくれるようになりたい」と前向きだ。ーーー
という記事。全国から集まった茅葺き職人のもとで日々修行を積んでいるという。
そこで、「現在、茅葺き職人て全国に何人ぐらいいるのだろう?」という疑問が湧きました。だいぶ昔に「茅葺きで身を立てている職人は無くなった。第一、もう茅自体、日本で生えている処なんてないくらいだし・・・」との「茅葺き屋根絶滅予測」を誰かに聞いたことがあるからです。いやしの里で杉嵜さんに茅葺き技術を教えている人ってどういう人たちなのかしら・・・。
冒頭のブログのリポートでは、信濃町で見つけた茅葺屋根の農家は、そこの主が自分で少しずつ茅の葺き替えを行っているようす。茅も自分の地所で栽培しているような感じです。でも、そこの主が高齢になって体が動かなくなったらどうするのかしら・・・なんて心配してしまいました。「西湖いやしの里根場」で、若手に茅葺の技術が伝承されていくのはすばらしいことです。応援したい。また、山梨県では八ヶ岳の南麓の長坂町にも「茅葺き屋根を保存する会」みたいな会が出来ていて、自分たちの手に茅葺きの技術を覚えさせようと講習会を開いたりしているような新聞記事もたまに目にします。心強いですね。(山本豊美)

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