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山梨の森作り

2006-12-24 23:51:00

12251.jpg 「大月森つくり会」は大月市笹子町にフィールドを持っています。大月短期大学の学生さんや、上野原市にある帝京科学大学の学生さんらが、森つくりに加わっています。あと、「桂川・相模川流域協議会」に加わっているので、その会員らが参加しています。

12月24日に樹の伐採を行いました。
森つくりのイベントに取材して感じたことは、まず、

油断は禁物その一:私は今回取材なのでヘルメットを被りませんでした。実際樹を切る作業に加わるのではないので。でも、見ていて思いました。伐採の周りにいるだけにしてもヘルメットは必要です。というのは、チェーンソーで木を切っていると、たくさんの木の粉が飛ぶからです。かなり低い位置で伐っていても、足元ばかりか、頭上まで木屑は飛んできます。半日うろうろしていれば髪の毛は木の粉まみれ。それに、木の上の方から、蓑虫とか、万が一には、蛇とかが落ちてくるのに備えて。

油断は禁物その二:チェーンソーで切ると早いけど、切れた枝が思いがけない方向に跳ねます、。私の知った人で、父上が、伐った木の枝が跳ねて目に突き刺さり、それが元で死んでしまった、という人がいます。そこまで行かなくても、枝が跳ねて思いがけぬ怪我をした人は少なくないと思います。今回、チェーンソーを写真に撮ろうと近づいたら、木っ端が顔に飛んできて、ぞっとしました。アレが目に飛び込む危険性多いにあったのですもの。
里に近くて、平坦な場所での作業だから、とつい見くびってしまうのですが、山の奥深い急傾斜地であろうと、平坦な里地であろうと、木を切る作業に危険は同じ。

油断は禁物その三:チェーンソーを使っている人は、その音と振動に神経が集中しているため、背後に人が回ったことに気づかないことが多い。木を切り終えると、チェーンソーの歯が稼動したまま、木から引き抜いて自分の体の後方へ振り回したりする。決してチェーンソーを持った人の背後に回ってはいけない。

一〜三まで油断は禁物の事項でした。
取材者という立場で一歩離れた自分も含めて、たった8人で森にいたのですが、それでも、木を切っていない人は、ついチェーンソーの伐採作業の周りに近寄っていくので、自身危ないと思う場面に何度か出会いました。これ以上の人数だと、危険性がさらに増すように思います。

森では、自分の周りの他の人が、今何をしているのかを把握していないといけません。木の枝を運んで行こうと持ち上げた木の枝が、案外大きくて、隠れたところに小枝をつけていて、その枝が近くに立っている人の頭を直撃したなんてこともあるのです。
「周りに関心が無く、自分勝手な人には、山の作業は出来ない!」と感じました。

山の作業は相手(木)をよく観察し、相手(木)の出方に思いがけない出方もあると油断無く身構える、ことが肝要です。そして仕事するチームの一人一人の動きを常に把握していること。
すなわち、人に気を配る、こと。それが自分を守る。また、仲間を守るのです。人間教育に最適だと思いました。

昔、引きこもりの子供を治すために親が自分の子を「戸塚ヨットスクール」に預け、結果殺してしまった事件があったな・・・と思い出しました。海に一人投げ出されれば、生きようという本能が目覚めて、一生懸命になる、とか、ヨットの操縦は一人では出来ないから、集団の中での協調精神も出来るとか言われましたね。でも海は底なしですよね。うまく行けば究極の刺激になるけど、失敗すれば溺れ死ぬ。

その点、山は地面の上です。泳げなくても溺れ死ぬ心配はありません。逃げて帰れます。何を言いたいかというと、自分を鍛えなおしたかったら、山の方がいいのではないの?という話。(山本豊美)

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