1月14日(日)快晴の中、山梨県西桂町に行ってきました。富士山からの湧き水で有名な町。西桂町役場のホームページによると、西桂町の特産品は、「バナジウムを含んだミネラルウォーターです。」それしか紹介されていません。
しかし、西桂町はかつて、甲斐絹の織物の生産地として有名でした。今でも、絹は使われていないとはいえ、織物業は続けられています。
私は今日、そこを取材するつもりで西桂町を訪れたのでした。めざすは三ツ峠グリーンセンター。
そこで西桂町の特産品が売られているとの記事を読んだから(去年の12月23日の山梨日日新聞)です。
去年11月にオープンした、西桂町小沼の交流拠点「茶論(サロン)いろは」は高齢者による手作り品などの活動がが本格化している、と新聞にありました。また、「町特産の織物を使った手工芸品の制作に取り組んでいる」とも。
(えっ!あの甲斐絹の伝統が今も息づいているの?)と鼻息荒くした私。「団塊世代の生きがい作りの場としてPRし、参加を呼びかけたい」との、石田敏江代表の言葉も紹介されていて・・・。「団塊世代に呼びかけたい」と聞いてはなおさら見過ごせない私であります。早速石田代表に突撃インタビューをッ!と意気込んで出かけたのでした。
新聞に載っていた写真は三つ峠グリーンセンターで茶論(サロン)の会員が、会で作った手作りの特産品を売っている場面。写真下の解説には「サロンで作った製品は町のイベントでも販売される」と書かれていました。
「今日は日曜だし、きっと会員が売っていて、会って話が聞けるぞ!」「それに特産品の実物も手にとって感触がわかるし・・・」とルンルン気分で三つ峠に向いました。
しかし結論から言うと、石田代表にも会えなかったし、会員が販売している現場にも出会えなかった。
三つ峠グリーンセンターの係の人に聞くと、「イベントのある時に、来て販売するのです」とのこと。なあんだ、そうだったのかあ・・・残念!
出かける前に、新聞に載っていた「茶論(サロン)いろは」のお問い合わせ先という西桂町商工会に電話したのでしたが、留守でした・・・。そこで自重すればよかった。
「商工会、やっていないんだ・・・ということは、茶論も活動していないんだ」と理解すればよかったのです。
モノを売る団体でも、日曜日は活動しないところがあるんだってことに想像を広げるべきでした・・・。
「茶論(サロン)いろは」にはまた平日にアタックすることにして、ここで、三つ峠グリーンセンターに行く途中であったきれいなものを紹介します。
三つ峠グリーンセンターに行く道の途中で出会いました。国道139号線を「西桂町役場前」信号で右折し三つ峠グリーンセンターに通じる村道を車で走っていたとき、左手に見えたので、通り過ぎて車を引き返し、カメラを向けました。近所の人に聞くと「道祖神」とのこと。西桂町は織物が盛んだったので、この道祖神にも「ヒイチ」ト呼ばれる三角の布袋を吊るす習慣になったのだそうな。
「どんと焼きと同じ風習ですか?」と聞くと「そ
うだね」との答え。では15日の小正月には燃やしてしまうのだろう。なんだかもったいないような気がしました。近くに燃やすときに使うだろう薪が積まれていました。
三つ峠グリーンセンターにあるショップに売られているのは「西桂町織物」のネクタイや座布団カバーなど。私は座布団カバーを買いました。一枚472円と安いです。いろんな柄がありましたが、私の選んだのはこの柄。
家に帰って早速座布団を入れて見ました。
布は丈夫そうだし、柄は華やかだし、で我が家に明るい光をもたらしました。三つ峠グリーンセンターにあったこの同一柄の色は青色と緑色の二色でしたが、他にもいろんな柄や色があり、迷いました。大きめだから、座布団カバーとしてもクッションカバーとしてもグー。どうですか?あなたの家のインテリアにも。(山本豊美)
追伸
1月16日に山梨日日新聞に載っている記事を読みました。西桂と同じ形の道祖神を立てている様子の写真とともに。「都留市十日市場自治会は13日、『ヒイチ』と呼ばれる三角形の布やバケツ、ロープなどで飾った杉の木を立て、厄除けなどを願った。ヒイチや飾りつけは17日以降に各家庭に配られる」という文が添えられていました。
私は14日に見たとき、「どんど焼きと同じようなもの」という近所の女性の説明で、あの道祖神の飾りつけは小正月が過ぎたらすべて焼いてしまうのだろうと早飲み込みしていました。が、そうではなさそうです。
(山本豊美)